「ウルトラザウルス」の版間の差分
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2016年1月4日 (月) 10:22時点における版
RZ-037 ウルトラザウルス(ULTRA SAURUS)
『ゾイド -ZOIDS-』では、ヘリック共和国が発掘したゾイドとして登場。「ウンディーヌレイク」という人工湖の底に沈めて保有している。全長500メートルを超える超大型ゾイドとなっており、内部に多数のゾイドを格納できる母艦としての運用が可能。
ヒルツのデススティンガーによって主要施設をことごとく失った共和国軍が、臨時の司令部として使用するために稼働させた。その後ドクター・ディの開発したグラビティカノンを搭載し、対デススティンガーの切り札としても運用された。完全復活したデスザウラーとの戦いではグラビティカノンを利用してブレードライガーを射出している。
登場作品と操縦者
単独作品
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- 初登場作品。初登場ステージでは原作通り起動に時間がかかっており、動くことができない。さらにこのときは無改造となっているため、全方向から押し寄せてくる敵を相手に守らなければならない。
- 原作同様に母艦として運用されるが、陸上生物のゾイドであるため、基本的には惑星Zi(『ゾイド -ZOIDS-』原作再現ミッション)用の母艦ユニット。加入が遅く使用できるミッション数も7つしかない(シミュレーター除く)が、戦闘力は比較的高く、改造段階も正式加入時は6段階と高い。ゾイドであっても母艦であるためか、他の母艦と同様移動時に向きが固定されたまま動く。
- メインパイロットはロブ・ハーマンで、ムンベイとシュバルツ大佐がサブパイロットとなる。出撃ユニットにグスタフMS又はアイアンコングMk-IIを編成している場合、各ユニットを出撃させている間は当然ながらそれぞれの精神コマンドは使用できない。また、他のサブパイロットと違い、メインパイロットとレベルも同期されない。
- 第8章で『ゾイド -ZOIDS-』原作再現が終了した後は宇宙へと打ち上げられ、対ミューカス最終作戦「Operation Extend」に用いられる。アークシップ上からミューカス・ジェネシス外殻の比較的薄い部分にグラビティカノンを撃ち、内部への突入口を作る役割となる。
- ちなみに、原作同様グラビティカノンを利用してブレードライガーを射出する、戦闘アニメが存在するが、イベント専用で通常使用できない特殊技である。
装備・機能
武装・必殺武器
- 8連装ミサイルランチャー
- 「対艦」特性付き。
- パルスレーザーガン
- 自機中心型のマップ兵器で「ビーム兵器」特性付き。
- ハイパーキラーバイトファング
- 「押投」特性付き。
- マニューバーミサイル
- 「対地」「曲射」特性付き。
- グラビティカノン
- ドクター・ディが開発した、超重力を発生させる砲弾を打ち出す兵器。
- 着弾点指定型のマップ兵器で「対地」特性付き。
特殊能力
移動タイプ
サイズ
- 5Lまたは8
機体BGM
- 「Wild Flowers」
- OP曲。基本の戦闘BGM。
- 「挑発」
- 原作BGM。グラビティカノンのBGMに採用。
関連機体
- アルティメットファランクス
- ゲーム「ゾイドサーガシリーズ」に登場する改造機。リニアカノンが6門になり胸部のミサイルが3連装迫撃砲となっており火力が向上している。さらに頭部には装甲が追加され人間の顔を思わせる風貌になっている。
- ウルトラザウルス・ザ・デストロイヤー
- バトルストーリーに登場するウルトラザウルスの改造機。両舷のロングレンジキャノンに加え1200mウルトラキャノンを装備している。ちなみにこの1200mウルトラキャノンはドクター・ディによって開発されたという噂がある。
余談
- 後番組であり直接の続編でもある『ZOIDS新世紀/ZERO』の最終回では、グラビティカノンらしき装備を持つ朽ち果てたウルトラザウルスが登場した。
- この機体のモデルは史上最大の恐竜とされていた竜脚類・ウルトラサウロスから。ただ、現在ではこの恐竜は実在していないという説が有力(復元骨格が別種のキメラ状態であったため)。
脚注
- ↑ バトルストーリーでは全長50.0m、全高27.5m、重量507.0tと設定されている