「クロヴィス・ラ・ブリタニア」の版間の差分

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:配下ではあるが[[一般兵]]の上、ナンバーズである彼との直接的な関わりは無い。
 
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:しかし、自身が下した命令に逆らって親衛隊に撃たれた時点でスザクが死んだと思い込んだルルーシュにとっては、それもクロヴィス殺害の要素になったことは間違いない。
 
:しかし、自身が下した命令に逆らって親衛隊に撃たれた時点でスザクが死んだと思い込んだルルーシュにとっては、それもクロヴィス殺害の要素になったことは間違いない。
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:部下。彼の率いる純血派の将兵を直属部隊として従えていた。皇族への忠誠心に人一倍溢れ、更に勢力拡大のために精力的に任務をこなすため、荒事を苦手とするクロヴィスにはとても使いやすい手駒であった模様。ただし、イレヴンへの融和政策については不満を持たれていた。
  
 
== 他作品との人間関係 ==
 
== 他作品との人間関係 ==

2015年9月10日 (木) 16:44時点における版

クロヴィス・ラ・ブリタニア(Clovis La Britannia)

ブリタニア皇族の一人で、第3皇子。エリア11の総督を務める。軍事方面の才能は無く、パフォーマンスや芸術を愛した。特に、科学面や古代史などに詳しく、C.C.の研究や、神根島の遺跡などを発掘していた。

シンジュクゲットーでのC.C.絡みの出来事では自ら軍を動かすが、レジスタンスを動かしたルルーシュ・ランペルージの戦略に載せられ、ルルーシュ個人と遭遇してギアスをかけられて彼の母マリアンヌ暗殺事件の情報を口にした挙句、最期はブリタニアへの復讐のため、口封じのために殺される。

前述の通り軍事に対する才能は乏しく、一方でエリア11は他のエリアに比べてレジスタンス活動が活発なこともあって、総督としての評判は低め(実際、軍の上層部に兵器を横流ししている者やキョウトと裏で繋がっている者もいた)。反面、芸術や科学、考古学などに豊かな才能を発揮しており、また禁止薬物であるリフレインなどの犯罪統制に関しては良好な結果を挙げているなど、けっして全般的に無能な人物ではない。就いた仕事が向いていなかっただけとも考えられる。

余談だが、小説版に登場するクロヴィスの母親ガブリエッラ・ラ・ブリタニアは彼を溺愛しており、何かと勝負事で優れたマリアンヌ親子を妬み、アキレス腱だったナナリーを苛めていた。それ故に、クロヴィスの死による悲しみと絶望で精神が崩壊し、ぬいぐるみのような人形を彼だと思い込むようになってしまったことが描かれている。ナナリーを苛めていた彼女を憎んでいたルルーシュとしては最大の復讐を遂げたことになる。

しかし、クロヴィス個人としては国の政略に巻き込まれ命を落とした(と思っていた)ルルーシュ、ナナリーらのことを気の毒に思っており、「彼らの骨だけでも拾えないか」という姿勢でエリア11の総督に赴任したともされている。だが、そのルルーシュによって命を奪われたのは、ブリタニア皇族全般に見られる皮肉な結末の一つと言える(ルルーシュは皇子であった頃とはすっかり考え方が変わり、彼に殺意を抱かれるほどの行為を自らが無自覚に行なっていた)。

登場作品と役柄

Zシリーズ

第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
初登場作品。NPCとして登場。概ね原作同様の末路を迎える。他作品の人物からの評価も低い。

人間関係

シャルル・ジ・ブリタニア
父、皇帝。クロヴィスの葬儀にて、演説を行った。
シュナイゼル・エル・ブリタニア
第2皇子。異母兄。神根島での調査の際、考古学の才能を評価していた。
コーネリア・リ・ブリタニア
第2皇女。異母姉。自身の死後、コーネリアがエリア11の総督になるが、彼女にはクロヴィスの統治方法は「手ぬるく、隙だらけ」と評価された。しかしながら、家族として彼の死は悲しんだようである。
ユーフェミア・リ・ブリタニア
第3皇女。異母妹。姉と違って、彼女とは芸術面の趣向で割りと意気投合していたらしい。最終的に、彼女もルルーシュに殺害されてしまった。
ルルーシュ・ランペルージ
腹違いの弟。チェスのライバル。彼にマリアンヌ暗殺事件の情報を聞きだされた後、口封じとスザクの復讐のために殺害される。
実の所、クロヴィスは生前マリアンヌ母子とは仲が良く、自作の絵に描くなど思い入れがあったのだが、そのルルーシュに殺されたのは皮肉である。
ゼロ
ルルーシュがクロヴィスの死後、変装して表舞台に出てきた姿。この衣装はクロヴィス暗殺後に用意されたものであるため、当然クロヴィス本人はゼロのことを知る由もない。
しかし、R2の時期になると、一部では「ゼロの正体はクロヴィスではないか」と噂に上るようになっていることがミレイによって語られている。
C.C.
研究対象。結果的に彼女に関わったために自身の死を招いた。
バトレー・アスプリウス
腹心。神根島の調査の際、「神聖ブリタニア帝国の侵略先が全て神根島と同様の遺跡がある国々なのでは」と突き止める。
なお、クロヴィスの死後も忠誠心を持ち続け、彼の最期の言葉ではクロヴィスに向けた謝罪の言葉もあった。
枢木スザク
配下ではあるが一般兵の上、ナンバーズである彼との直接的な関わりは無い。
しかし、自身が下した命令に逆らって親衛隊に撃たれた時点でスザクが死んだと思い込んだルルーシュにとっては、それもクロヴィス殺害の要素になったことは間違いない。
ジェレミア・ゴットバルト
部下。彼の率いる純血派の将兵を直属部隊として従えていた。皇族への忠誠心に人一倍溢れ、更に勢力拡大のために精力的に任務をこなすため、荒事を苦手とするクロヴィスにはとても使いやすい手駒であった模様。ただし、イレヴンへの融和政策については不満を持たれていた。

他作品との人間関係

デュオ・マックスウェル
第2次Z破界篇で、彼から世間では「クロヴィスの軍事的才能はイマイチだ」という評価がされていることが語られた。

名台詞

「私じゃないっ!! 私じゃないぞ!!!」
第3話より。ルルーシュに追い詰められ、「マリアンヌを殺害したのは自分ではない」と必死に訴えかけるが…。
「第2皇子シュナイゼルと第2皇女コーネリア、彼らが知っている」
ルルーシュにギアスを掛けられ、マリアンヌ殺害の真相を尋ねられた際の返答。
この後、ルルーシュは「あいつらが首謀者か?」と問うが、そこまでは知らなかったため、これが唯一聞き出せた情報であり、直後に殺害される。
「やめろ、腹違いとはいえ、実の兄だぞ!」
これがクロヴィスの最期の台詞となった。
親族の情に訴えて助命を乞うが、ルルーシュの復讐はむしろその先にあるため何の効果も無かった(ただし、それでも初めての殺人には、流石のルルーシュも後に一度嘔吐している)。