「ミレッタ・ルルージュ」の版間の差分

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(相違点なし)

2012年9月12日 (水) 19:55時点における版

ミレッタ・ルルージュ(Miletta Le Rouge)

宇宙の騎士テッカマンブレード

通称ミリー。スペースナイツのオペレーター。普段はフリーマンに付き添っているが、アキのかわりにブルーアース号に乗り込むこともある。Dボゥイからミユキの面影を重ねられていた…が特に似ているわけではない。この事はドラマCDでネタにされてしまうほど。コミックコンプ版ではこの設定を上手くアレンジしている。

アキと同じく、フルネームは本作の時点では判明しておらず、後々の媒体で明らかにされている。

宇宙の騎士テッカマンブレードII

回想シーンのみの登場。スペースナイツ解散後もオペレーターとして活躍していたが、プラハの黒い九月の事件の際にノアルより軍が反応弾を撃ち込む強行をとろうとする事を知らされる。なお、この事件の際に友人がプラハの首謀者、テッカマンミハエルと化していた。

登場作品と役柄

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦J
中盤でブルーアース号にサブパイロットとして乗り込む。
スーパーロボット大戦W
前作と同じくブルーアース号にサブパイロットとして乗り込む。本作ではレアな再動を覚えるので、サポートとして役立つ。

人間関係

Dボゥイ
ミユキの面影を重ねられている。
如月アキ
同僚。
ノアル・ベルース
同僚。
本田
同僚。ミリィと同じ非戦闘員であり、ミリィにとっては父親のような存在。
レビン
同僚。年こそ離れてはいるものの、ミリィとは気の合う友人同士。時々彼(?)に冗談を言ってからかうこともある。
ハインリッヒ・フォン・フリーマン
上官。
グロリア
第32話「待ちわびた少女」ゲスト。ラダムの侵攻が行われた半年前、城を下りた祖父の言いつけを守りひとり古城に住む少女。初めての同い年なのか、ミリィと友人に等しい存在になる彼女の出生には、秘密が隠されていた…。
ロビー
第32話「待ちわびた少女」ゲスト。ラダム樹に侵食されかかった古城に住む護衛ロボット。半世紀も前のモデルであり、グロリアと共に城に住み執事として仕えていた。ペガスと電子音で会話したり、紅茶を淹れることも可能。ラダムの襲撃に崩れ落ちる城からミリィを守り、自身はグロリアを抱えてシェルターへと潜るが…。なお、グロリアとロビーの名前はSF小説の巨匠・アイザック・アシモフによる初のロボットSF『ロビイ』の登場人物から。

他作品との人間関係

紫雲統夜カルヴィナ・クーランジュ
Dボゥイが暴走した際、説得に向かうミリーを機体に乗せてポイントまで送り届けた。
ミヒロ・アーディガン
同じくミユキの面影を重ねられており、Dボゥイが暴走したときには二人で止めにはいった。
ミリアリア・ハウ
愛称が被るため、彼女からは本名で呼ばれていた。原作では「ミレッタ・ルルージュ」という本名すら明かされていないので、何気にミリアリアはミリィを本名で呼ぶ珍しい人物となった。

名台詞

「頑張ってね、ノアル!ブイブイっ♪」
第1話、探査車のモニター越しから両手でVサインを作りながら。
「そっちで捉えた映像は、全部地上でもモニターされてるわ。もう最高っ!あたし、あの宇宙生命体がやられる所、初めて見ちゃったっ!」
第2話、通信回線を通じてアキとノアルにテッカマンブレードの活躍に感嘆した事を伝える際に。
「ほーんと、一週間ぶりのおつうじが来たみたい!」
第3話、ブルーアース号の帰還とテッカマンブレードの活躍に喜びながら。この後、レビンに「ちょっとミリィ、他に言い方はないのぉ?」とツッコまれるが、「うふっ、だってだって、あいつらにはやられっぱなしだったんだもん!レビンだって、トイレに行くでしょ?」とご機嫌に言い返すのだった。
「ああ、神様…どうかテッカマンに力を与え下さい…」
第4話、『成層圏の悪魔』こと飛行ラダム獣の迎撃に向かうブルーアース号 、そしてDボゥイの生還を願う際に。彼女のこの台詞と裏腹に、Dボゥイは幾度も過酷な試練を課せられることになる。
(神様、お願い…時間を止めて…Dボゥイを守って…!)
第5話、フリーマンの命令により、意識不明のアキに代わってミリィがブルーアース号のコンピューターオペレーションを担当する事になった。テッカマンブレードがラダムバルーン内に潜むラダム獣を蹴散らす中、彼女はただDボゥイが地球に破壊をもたらす悪魔へと変貌せずに帰還する事を願うのだった。
「ノアルさん!早くDボゥイを助けて!」
「ディ…Dボゥイ…『ラダムの手先になるくらいなら、仲間に殺してもらう方が幸せだ』って…!」
「このままじゃ、Dボゥイが悪いテッカマンになっちゃう…!」
飛行ラダム獣の攻撃でブルーアース号の舳先が食いつかれ、その影響でブルーアース号内の時計は機能停止してしまう。テックシステムの活動制限時間である30分が迫る中、ミリィは作戦前夜にDボゥイが託した望みをノアルに伝える。演じる横山智佐女史の演技もあって、聞いてるこちらも彼女の悲痛さが伝わってくる。
「いや~ん、レビンさんってラダムバルーンより気色悪ぅいっ!」
第5話ラストより、集中治療室にて。アキの容態は元に戻り、Dボゥイとノアルを除いてスペースナイツのメンバーは彼女を見舞いに来る。彼女がメカニックに人気がある、とレビンが言った後、ミリィは「レビンさぁ~ん、ちょっと妬いてんじゃないの?」とからかうが、彼は「そんなことないわよぉ!だってアタシには、Dボゥイがいるもんっ♪ルンルン♪」と言い返す。それに負けじとミリィはこの台詞でからかい、傍からこの様を見ていた本田も思わず大笑いするのだった。スペースナイツはこれだけきつい冗談でも言い合える仲だ、というシーン。
「あら…可愛いだなんて…」
第8話、従軍カメラマンとしてスペースナイツ本部に潜入したバルザックに警戒するもミリィだが、彼に「興奮しない興奮しない。折角の可愛い顔が台無しだよ?」とお世辞を言われて顔がほころんでしまう。この時、レビンも隣にいたのか、彼もミリィと同じ台詞を言ってしまいバルザックは呆気に取られてしまうのだった。
「もうやめて、Dボゥイ!これ以上…これ以上誰も傷つけないで!」
「お願い…戻ってきて!あたし達の所に!Dボゥイ!!」
「お願い、Dボゥイ!!」
第15話より。テッカマンエビルの策略によりブレードは制限時間の30分を超えて暴走、防衛軍を無慈悲に攻撃し続ける。以前、Dボゥイがミリィに妹の面影を重ねていた事もあってか、フリーマンのはからいにより、彼女はブレードに決死の説得を試みる。
「ひどい…」
「軍ってそんなに偉いんですか?人の命を天秤に掛けるほど偉いんですか!?命に大きさなんてありません!代わりなんてありません!」
「たった一人の命だって、その人の家族とか友達とか、周りの皆からすれば大きいはずです!人が…人が命をなくすってそういうことじゃないんですか!?」
第25話より、コルベット准将の非道な作戦の内容に対する、眼に涙をたたえての反論。この時、ミユキがテックシステムの不適合の影響で余命幾許もない状態だったこともあったのか、コルベットの強行手段に納得できなかったようだ。
「さん付けはよして。ミリィでいいわ」
第32話より。通りかかった古城で一夜をすごすことになったスペースナイツ。ドレスを選ぶ途中にグロリアから「ミリィさんはどれにします?」と問われた際、ミリィは彼女にこの台詞で返答する。ミリィもまた、同い年の友達ができたと思ったのか、心がうれしく感じるのだった。
「明日になれば、あたし達出発するわ。そしたら、またあなた一人になるのよ。一人ぼっちで、いつ戻るかわからないお爺様を待ち続けるの?」
同じく第32話より。ラダム樹の侵食が迫る中、古城でグロリアの個室で彼女のピアノ演奏を聞きながらミリィは城を出るように説得する。しかし、祖父の言いつけを頑なに守るグロリアはミリィの頼みを聞き入れない。むしろミリィにこの城に残って欲しいと懇願するのだった…。
「ふ~んだ!いいですよ~!あたし、食べ盛りなんですも~んだ!それに、レビンみたいに食べた分だけ太る体質じゃないのっ!」
第33話、バルザックが住むリルルの農場の食卓にて、素早くレビンのステーキにがぶりつく際に。