「不屈」の版間の差分
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2012年9月5日 (水) 11:58時点における版
一度だけ、自分が受けるダメージを10にする精神コマンド。略字は「不」。熱血や魂の効果よりも優先される。バリアがある場合ダメージ0にするか、効かずに10ダメージ受けるかは作品ごとに異なる。発動時は攻撃を受けているので気力も上昇するが、被弾に伴うバリアのEN消費や、武器の特殊効果は防げないので注意が必要。
ひらめきと違い回避時は消費されない為、スーパー系よりもリアル系、特に回避率の高いパイロットが覚える方が、保険としての効果が長続するので、その場合だとひらめき以上に効率の良い精神コマンドといえる。
不屈とひらめきを併用すれば、実質2回分攻撃への保険をかけられる。ただ一人で両方持つケースは殆ど無く、可能なのは多人数乗りユニットが多い。
登場作品
- スーパーロボット大戦R以降
- 効果は上記の通り。SP消費は10~20前後。GBA版OGシリーズには登場しない。
- 無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ
- 一度だけ自分のGRD(自動防御発生率)+50%、被ダメージを30%にする。消費SPは錫華姫、有栖零児共に15。敵に強制回避を発動され、反撃攻撃を食らうと効果が消滅してしまうので、特にボス戦ではコンボを途中で外さないように。
- 無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ
- 一度だけ、自分が次に受ける攻撃を強制的にGUARD判定にする。MISS判定時はそちらが優先される。前作より信頼できる防御手段となった。新しくアクセル・アルマー(アインスト・アルフィミィ)も使用できる。消費SPは全員40。
- スーパーロボット大戦NEO
- 本作では鉄壁の上位版という位置付けになっている。Lv1~3のレベル制で、レベルが上がれば被ダメージ低減量が大きくなるが、消費SPは増える(Lv1で消費SP30、被ダメージ-75%)。
主な使用者
スーパー系や熱血型のリアル系パイロットに多い。
- 剣鉄也
- α外伝などではひらめきを覚えず、終盤の対ボス戦に不安があったが、第2次α以降、不屈が追加されてボス戦でも安心できるようになった。『A PORTABLE』ではエースボーナスで気力130以上で毎ターンかかる。
- 兜甲児 / デューク・フリード
- 『A PORTABLE』では鉄也と同じエースボーナスを持つ。
- 流竜馬
- 一文字號
- 神勝平
- 『A PORTABLE』では「幸運を使うと不屈がかかる」というエースボーナスを持つ。しかし、これには秘密が…(後述)
- カイ・シデン
- 「臆病なくらいがちょうどいい」という身上ゆえか、GCでは集中・ひらめきとこれを同時に持つ。
- ジュドー・アーシタ
- 直感が存在する作品の場合、ひらめきと不屈の両立が可能。
- ヒイロ・ユイ
- 熱血型ではないが、そのタフさから覚えるようになったと思われる。ひらめきとの両立はほぼ無理であるが、元からの回避率が高い為、比較的効果を長続きさせられる利点がある。
- ケーン・ワカバ
- ダイゴウジ・ガイ
- カズマ・アーディガン
同じ効果を含む要素
精神コマンド
特殊技能
- 禁の型
- 無限のフロンティアではCOM10%以下で、確率50%で発生。小牟が習得。無限のフロンティアでは物理ダメージを軽減する精神コマンドを持たず、気合で容易にCOMを回復できるので重要性が高いが、確実に発動するわけではないので当てにし過ぎないように。EXCEEDではHPが30%以下で発生確率100%になるが、他の技能が発動した場合は発生しない。
- プラチナシンガー
- HP10%以下(EXCEEDでは30%以下)で、確率50%で発生。KOS-MOSが習得。
- 物忌の型
- EXCEEDではHP50%以下で発生。有栖零児が習得。
余談
幸運と同時にかけると、略字の表記が「不幸」になるのは有名。前述の神勝平のエースボーナスはこの事を意識したネタであるというのが一般的(彼は、原作ではとてつもなく不幸な目に遭う)。もちろん別にパイロットへ悪影響があるわけではなく、プレイヤーの気分の問題。努力か必中などもかけると間に「努」「必」が入って解消される。また、同様に覚醒と同時にかけると「不覚」になる。
なおZやKなど最近の作品では精神略字の表記方法が変更されており、『不幸』と言う並びにはならないことがある。無限のフロンティアシリーズに至っては、そもそも略字表記になっていない。