「早乙女アルト」を編集中
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− | + | == 早乙女アルト(早乙女 有人 / Alto Saotome) == | |
− | + | *[[登場作品]]:[[マクロスF]] | |
− | + | **[[劇場版 マクロスF 虚空歌姫〜イツワリノウタヒメ〜]] | |
− | * | + | **[[劇場版 マクロスF 恋離飛翼〜サヨナラノツバサ〜]] |
− | * | + | *[[声優]]:中村悠一 |
− | * | + | *種族:地球人 |
− | * | + | *性別:男 |
− | + | *生年月日:2042年7月27日 | |
− | + | *年齢:16⇒17歳(TV版) | |
− | + | *髪色:水色 | |
− | + | *髪型:ポニーテール | |
− | + | *所属:民間人⇒[[S.M.S]][[スカル小隊]]⇒新統合軍(TV版) | |
+ | *[[軍階級|階級]]:准尉⇒少尉⇒中尉(TV版) | ||
+ | *キャラクターデザイン:江端里沙 | ||
− | + | 『[[マクロスF]]』の[[主人公]]。漢字表記は'''早乙女有人'''。美星学園高等部航宙科2年、成績は次席。中等部時代は演劇科であったが、高等部へ進学する際に航宙科へ転科した。しかし、[[バジュラ]]の襲撃によりパイロットを失った[[VF-25 メサイア]]に搭乗。その腕前が認められて[[S.M.S]]の一員となった。 | |
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元々は歌舞伎の名家、早乙女一門の跡取りとして生まれ、父により厳しい修行を受け、天才[[女装|女形]]として知られていたが、幼少の頃より憧れを抱いていた大空を自由に飛ぶという思いを捨てられず、父より勘当された過去を持つ。 | 元々は歌舞伎の名家、早乙女一門の跡取りとして生まれ、父により厳しい修行を受け、天才[[女装|女形]]として知られていたが、幼少の頃より憧れを抱いていた大空を自由に飛ぶという思いを捨てられず、父より勘当された過去を持つ。 | ||
− | + | 容姿は女性と間違われる程に美人(設定ではマクロスF作中で女性キャラ含めても一番美形)で、同級生などからよく'''「(アルト)姫」'''と羨望と揶揄の混じった[[異名|あだ名]]で呼ばれるが、本人はこのあだ名を嫌っている。 | |
− | + | [[性格]]はやや捻くれ者という印象が強いが、「典型的な日本男児」であろうとしているため正義感が強く義理堅い。しかし、それ故に無茶をしやすく、周りを気にせず突っ込んでしまうことも多い。会話の合間などの手慰みに紙飛行機を作り飛ばす癖をもっている。女形の修行で身についたらしく料理が得意で、原作第23話では男の料理とは思えない凝った懐石料理を作っていた。ただし、長年の役者生活の中で低カロリー高タンパクのものを好むような食生活となっており、劇中では鳥のささみや春雨を良く食べている。 | |
− | [[性格]] | ||
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また、普段は男らしくあろうとしているが、長年の女形の修行で女の仕草が身についてしまっているため、浮かれたり気を抜いてしまうとそれが表に出てくる。小説版では修学旅行で入浴中にその状態になったため、ミシェルやルカをはじめとする周囲を慄かせた(ミシェルに至っては無意識に腰に手を回そうとしてしまうなど完全に翻弄されていた)。さらに浮かれると、ミシェルの浴衣の着付けに文句を言い始め、'''夕食中に自分で着付けをするためにミシェルを脱がせようとした'''(身の危険を感じたミシェルがアルトを失神させたので未遂)。 | また、普段は男らしくあろうとしているが、長年の女形の修行で女の仕草が身についてしまっているため、浮かれたり気を抜いてしまうとそれが表に出てくる。小説版では修学旅行で入浴中にその状態になったため、ミシェルやルカをはじめとする周囲を慄かせた(ミシェルに至っては無意識に腰に手を回そうとしてしまうなど完全に翻弄されていた)。さらに浮かれると、ミシェルの浴衣の着付けに文句を言い始め、'''夕食中に自分で着付けをするためにミシェルを脱がせようとした'''(身の危険を感じたミシェルがアルトを失神させたので未遂)。 | ||
− | [[シェリル・ノーム]] | + | シェリルがライブを開く際のオープニングで飛ぶのをきっかけに[[シェリル・ノーム]]、[[ランカ・リー]]と知り合い『[[マクロスF]]』の[[三角関係]]が始まっていく。コールサインはスカル4(S.M.S スカル小隊)→サジタリウス1(新統合軍)(TV版のみ)。 |
− | 劇場版では最終的に[[YF-29 デュランダル]] | + | 劇場版では最終的に[[YF-29 デュランダル]]に搭乗し、フォールドウェーブシステムによってクィーンへ自分達の想いを届けた。歌姫達の歌による人間の理解と合わせ、バジュラ達は攻撃を停止したが、事態を理解していなかった(ノベライズ版では[[ジェフリー・ワイルダー|ジェフリー]]から説明を受けた上で、統合軍内部でも反対の意見が出ていたが、人命を最優先するために[[キム・キャビロフ|キム]]が反対を押し切って決断した)統合軍が攻撃を行ったため、クィーンはバジュラの群れと至近を飛行していたアルトを連れ、銀河の果てへフォールド。終戦一ケ月後も帰還は確認されず、行方不明となった。 |
− | + | 三角関係についてはTV版では未決着のまま終了し物議を醸したが、劇場版ではシェリルに「愛している」と告げる。ただし、前述のとおり直後に行方不明になったため、結果的にみると悲恋になってしまった。こちらのアルトは何気に[[マクロスゼロ]]の[[工藤シン|シン]]と最終的な境遇が似ている(物語の決着の場面において、[[鳥の人|強大な]][[バジュラクイーン|存在]]を止めるために[[VF-0 フェニックス|最新]][[YF-29 デュランダル|鋭機]]で突撃し、止めることは出来たが統合軍の攻撃をきっかけに、その存在ごと行方不明に。最終的に心を通わせた相手が両方とも「ノーム」という共通点もあり)。また、「三角関係に決着を付けたが、その後行方不明になってしまう」という点においてはシリーズ初代主人公である[[一条輝]]とも共通している。 | |
+ | しかし輝やシンとは違い、その後のアルトの帰還(最終的なハッピーエンド)は様々な媒体で示唆されている。 | ||
== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
− | + | === Zシリーズ === | |
− | + | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]] | |
− | === | + | :初の声付きで登場。Lと違い、最初から[[S.M.S]]に所属しているが、新米という事を反映してか、他のS.M.Sメンバーよりレベルがかなり低め。だが終盤で条件を満たせばトルネードパックが手に入り、育てていけば最終的には一軍で十分戦えるほどに成長する。初期技能の[[ダッシュ]]とSP30で使える[[幸運]]を活かして高額の敵を落として回ろう。今回では捻くれ者としての印象が強い。 |
− | ; | + | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]] |
− | : | + | :ほぼ前作と変わりはないが、序盤から参戦する上に今回は最初からトルネードパックが乗機に付いておりエースボーナスも新たなものが追加された。今回はオズマが長期間不在なので活躍の場が増え使い勝手が良くなった。最終局面では条件次第で[[YF-29 デュランダル|デュランダル]]に乗り換えるが、ストーリーはTV版準拠なので行方不明にはならない。一方、シナリオ面では[[いるだけ参戦]]にも関わらず[[熱気バサラ|バサラ]]が異様に目立つため少し影が薄いという声もある。<br/>なお、[[ランカ・リー|ランカ]]と[[シェリル・ノーム|シェリル]]との[[三角関係]]がクローズアップされたのか、持ち前の容姿でグラついた[[エスター・エルハス|エスター]]にその事を知られて評価が下がったり、[[紅エイジ|エイジ]]や[[兜甲児 (真マジンガー)|甲児]]にその事をいじられたりと散々(?)な目にあっている。 |
− | ; | + | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]] |
− | :ほぼ前作と変わりはないが、序盤から参戦する上に今回は最初からトルネードパックが乗機に付いておりエースボーナスも新たなものが追加された。今回はオズマが長期間不在なので活躍の場が増え使い勝手が良くなった。最終局面では条件次第で[[YF-29 デュランダル|デュランダル]]に乗り換えるが、ストーリーはTV版準拠なので行方不明にはならない。一方、シナリオ面では[[いるだけ参戦]]にも関わらず[[熱気バサラ|バサラ]]が異様に目立つため少し影が薄いという声もある。 | + | :PV1で確認。 |
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=== 携帯機シリーズ === | === 携帯機シリーズ === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦L]] |
:初登場作品。プロローグ第1話から登場するあたりはさすが人気タイトルの主人公といったところ。序盤~中盤に差し掛かる辺りから本格参戦し、最後まで使用可能。中盤~終盤にて搭乗機に「[[サイズ差補正無視]]」で高威力な武器が追加されるが、それまではサイズSも響いて、やや攻撃力不足感が否めない。その場合は[[サイズ差補正無視]]を習得してもいい。終盤強制出撃が多いので育成しておいた方が良い。 | :初登場作品。プロローグ第1話から登場するあたりはさすが人気タイトルの主人公といったところ。序盤~中盤に差し掛かる辺りから本格参戦し、最後まで使用可能。中盤~終盤にて搭乗機に「[[サイズ差補正無視]]」で高威力な武器が追加されるが、それまではサイズSも響いて、やや攻撃力不足感が否めない。その場合は[[サイズ差補正無視]]を習得してもいい。終盤強制出撃が多いので育成しておいた方が良い。 | ||
:イベント面では、元女形の花形役者らしさが強調され芸にはうるさい一面がクローズアップされ、敵に対しても芸や歌舞伎になぞらえた発言が多いなど、小説版の雰囲気もところどころ見られる。なお、本作ではS.M.Sの船団離脱時に同行するので、コールサインはスカル4のままである。 | :イベント面では、元女形の花形役者らしさが強調され芸にはうるさい一面がクローズアップされ、敵に対しても芸や歌舞伎になぞらえた発言が多いなど、小説版の雰囲気もところどころ見られる。なお、本作ではS.M.Sの船団離脱時に同行するので、コールサインはスカル4のままである。 | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦UX]] |
− | :劇場版設定で参戦。対話への道筋を模索する[[刹那・F・セイエイ]]に感化され、気にかけるシーンが多い。原作シナリオの最終決戦では[[ショット・ウェポン]]に[[特攻]]されるものの、[[バジュラクイーン]] | + | :劇場版設定で参戦。対話への道筋を模索する[[刹那・F・セイエイ]]に感化され、気にかけるシーンが多い。原作シナリオの最終決戦では[[ショット・ウェポン]]に[[特攻]]されるものの、[[バジュラクイーン]]に原作とは違う形で守られるため離脱しない。ただ告白もうやむやになってしまったのか、エンディングで女性関係について釘を差される羽目に。<br/>中盤で[[YF-29 デュランダル]]に乗り換えるが、他のバルキリーが遠距離攻撃を主軸とするのに対しデュランダルはP属性の近距離武器が主軸のため射程が噛み合わなくなる。00のガンダムや[[ブレイヴ]]と組ませると良いだろう。特にブレイヴはパイロットである[[グラハム・エーカー|グラハム]]と中の人が同じであるため'''「中村スペシャル」'''とネタにされている。 |
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=== 単独作品 === | === 単独作品 === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦OperationExtend]] |
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:TV版原作終了後の設定で登場する。なお、[[スカル小隊]]隊長の[[オズマ・リー|オズマ]]が入植後の[[バジュラ本星]]防衛のために隊を離脱しているので、アルトがスカル小隊の隊長になっている。 | :TV版原作終了後の設定で登場する。なお、[[スカル小隊]]隊長の[[オズマ・リー|オズマ]]が入植後の[[バジュラ本星]]防衛のために隊を離脱しているので、アルトがスカル小隊の隊長になっている。 | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]] |
− | : | + | :[[一条輝|輝]]と共演したほか、バレンタインデーのイベントではやはりシェリルとランカに迫られてしまう…(ちなみに同じような災難が[[早瀬浩一|彼]]にも降りかかってしまう)。 |
− | + | == パイロットステータス設定の傾向 == | |
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=== [[能力|能力値]] === | === [[能力|能力値]] === | ||
− | + | 一線で戦えるだけの能力を持つ。リアル系主人公らしく[[命中]]、[[回避]]、[[射撃]]に秀でる反面、[[防御]]が低い。 | |
=== [[精神コマンド]] === | === [[精神コマンド]] === | ||
+ | リアル系主人公なので、最後に[[魂]]を習得する。 | ||
+ | ;[[スーパーロボット大戦L|L]] | ||
+ | :[[集中]]、[[ひらめき]]、[[必中]]、[[気迫]]、[[魂]] | ||
;[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]] | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]] | ||
− | : | + | :[[集中]]、[[根性]]、[[幸運]]、[[直感]]、[[突撃]]、[[魂]] |
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;[[スーパーロボット大戦UX|UX]] | ;[[スーパーロボット大戦UX|UX]] | ||
− | : | + | :[[集中]]、[[直感]]、[[闘志]]、[[突撃]]、[[魂]] |
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]] | ;[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]] | ||
− | : | + | :[[加速]]、[[集中]]、[[幸運]] |
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− | === [[ | + | === [[特殊技能]](特殊スキル) === |
− | ;[[ | + | ;[[切り払い|切り払い / 斬り払い]]、[[撃ち落とし]]、[[シールド防御]]、[[見切り]]、[[底力]]、[[援護攻撃]]、[[コンボ|アタックコンボ]]、[[指揮]]、[[ダッシュ]]、[[戦意高揚]]、[[強運]]、[[全体攻撃]] |
− | + | :Lでは、[[見切り]]を初期から習得している。第2次Zではダッシュ、強運と有用なスキルを習得済み。原作での小隊長経験からか「指揮」をレベルが上がると習得できる。 | |
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;[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]] | ;[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]] | ||
− | :'''[[ | + | :[[底力]]:回避、[[強運]] |
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+ | === [[エースボーナス|固有エースボーナス]] === | ||
+ | ;移動後に変形可能 | ||
+ | :[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]でのエースボーナス。人呼んで、'''『[[グラハム・エーカー|早乙女スペシャル]]』'''。一見何の役に立つのか分からない技能だが、ファイター形態では地上に対する武器適応が悪いため地上戦では意外と使える。しかし、地形適応をフォローしてしまうと途端に無用の長物に…。(燃費の良い「ビーム機銃」が使えるため無双プレイではお世話になる)なお、このボーナスは'''ゲッターロボのカスタムボーナスと同じである'''。[[早乙女博士 (OVA)|早乙女]]繋がりか… | ||
+ | :なお、アルト役の中村悠一氏は杉田智和氏に'''「エースボーナスの中で最も使えないゴミみたいな性能」'''と言われて機嫌が悪くなったらしい。 | ||
+ | ;移動後に変形可能、特殊能力『分身』を得る | ||
+ | :[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]ではこちらとなった。人呼んで、'''『[[ゲッターライガー|早乙女マッハスペシャル]]』'''或いは'''『[[真・ゲッター2|真・早乙女スペシャル]]』'''。ランドモジュールを愛用しているユーザーでもその効果を活かせるようになった。バトロイド形態にはピンポイントバリアがあるため、変形の有用性も上がっている。 | ||
+ | ;回避(回避+20%) | ||
+ | :[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]のもの。 | ||
− | + | == [[BGM|パイロットBGM]] == | |
− | + | ;「トライアングラー」 | |
− | + | :TVシリーズ通してのOPテーマ。 | |
− | + | ;「ライオン」 | |
− | + | :アーマードパック装備(再世篇のみ)、デュランダル搭乗時はこちら。 | |
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== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
;[[シェリル・ノーム]] | ;[[シェリル・ノーム]] | ||
− | :[[三角関係]]の一人。 | + | :「銀河の妖精」の異名を持つトップシンガー。『[[マクロスゼロ]]』のヒロインの一人、[[マオ・ノーム]]の孫。[[三角関係]]の一人。 |
:アルトのシェリルに対する態度は、かなりぶっきらぼうで遠慮がない。逆に、そこが彼女に気に入られてしまったようだが。 | :アルトのシェリルに対する態度は、かなりぶっきらぼうで遠慮がない。逆に、そこが彼女に気に入られてしまったようだが。 | ||
− | : | + | :劇場版では幼い頃に一度出会っており、アルトの芸がシェリルに強い影響を与え、アルトの方もシェリルという事は本人が言うまで気付いていなかったが、強い印象を残す出来事となった。 |
;[[ランカ・リー]] | ;[[ランカ・リー]] | ||
− | : | + | :シェリルに憧れる少女だったが、映画で[[マオ・ノーム]]を演じたのをキッカケにブレイクし「超時空シンデレラ」の異名を持つ。[[三角関係]]の一人。 |
:バジュラに襲われ危機一髪な状況を助けたことがきっかけで親密になり、更にシェリルとの出会いを経てアルトとランカはそれぞれの目標に向かって歩きはじめることになる。 | :バジュラに襲われ危機一髪な状況を助けたことがきっかけで親密になり、更にシェリルとの出会いを経てアルトとランカはそれぞれの目標に向かって歩きはじめることになる。 | ||
;[[ミハエル・ブラン]] | ;[[ミハエル・ブラン]] | ||
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:隊長。彼によく反発をするが、本心では尊敬している。 | :隊長。彼によく反発をするが、本心では尊敬している。 | ||
;[[ブレラ・スターン]] | ;[[ブレラ・スターン]] | ||
− | : | + | :バルキリーパイロット同士として彼と出会う。ブレラはランカを守れないと否定を口にするが…。その正体はランカの実兄。 |
;[[ヘンリー・ギリアム]] | ;[[ヘンリー・ギリアム]] | ||
:バジュラの初侵攻の際に彼に助けられるものの、直後に彼は戦死。機体は後にアルトが受け継ぐ事になった。 | :バジュラの初侵攻の際に彼に助けられるものの、直後に彼は戦死。機体は後にアルトが受け継ぐ事になった。 | ||
;[[早乙女矢三郎]] | ;[[早乙女矢三郎]] | ||
:実家である早乙女一門の兄弟子。歌舞伎修行時代からの家元での付き合いもあり、「矢三郎兄さん」「アルトさん」と呼び合う仲。 | :実家である早乙女一門の兄弟子。歌舞伎修行時代からの家元での付き合いもあり、「矢三郎兄さん」「アルトさん」と呼び合う仲。 | ||
− | : | + | :アルトがランカの銀幕デビュー映画「[[鳥の人]]」に(スタントとはいえ)出演したことを知り、早乙女の家を飛び出してパイロットになったアルトの中にもまだ「演じる者」としての心根が生きていることを看破し、実家に戻るよう説得する際にアルトにそれを突きつけている。 |
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+ | == 他作品との人間関係 == | ||
=== [[マクロスシリーズ]] === | === [[マクロスシリーズ]] === | ||
;[[柿崎速雄]] | ;[[柿崎速雄]] | ||
:面識はないが、彼の[[死亡フラグ]]をバルキリー乗りのジンクスだと部下に言う。 | :面識はないが、彼の[[死亡フラグ]]をバルキリー乗りのジンクスだと部下に言う。 | ||
;[[工藤シン]] | ;[[工藤シン]] | ||
− | : | + | :映画のワンシーンでシンを演じた。SRWではまだ共演していないが、『[[Another Century's Episode:R]]』では共演を果たしている。 |
− | + | :アルトがシンを演じていると知った時は「俺はこんなにひ弱じゃない」と否定しているが、同じマクロスシリーズの主人公同士の為かアルトと最も絡みが多いキャラとなっている。 | |
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;[[熱気バサラ]] | ;[[熱気バサラ]] | ||
− | : | + | :第2次Z再世篇にて共演。内心実力を認めつつも、アルトは役者としての自分を捨ててパイロットになっただけに、歌いながらバルキリーを巧みに操るバサラに対して嫉妬し、一方的につっかかっていた(バサラは相手にしていなかったが)。しかし、[[アイム・ライアード|アイム]]との戦いを機に「心のままに歌う」バサラをかつて芸に生きた人間として敬意を表し、自身の嫉妬を乗り越えた。 |
;[[ガムリン木崎]] | ;[[ガムリン木崎]] | ||
− | : | + | :第2次Z再世篇にて共演。彼の技量を高く評価しており敬語で接している。そのほか、彼からバサラに反発する姿を昔の自分と重ねあわされる一幕も。 |
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=== [[ガンダムシリーズ]] === | === [[ガンダムシリーズ]] === | ||
;[[シン・アスカ]]、[[レイ・ザ・バレル]]、[[ルナマリア・ホーク]]、[[メイリン・ホーク]] | ;[[シン・アスカ]]、[[レイ・ザ・バレル]]、[[ルナマリア・ホーク]]、[[メイリン・ホーク]] | ||
179行目: | 125行目: | ||
;[[刹那・F・セイエイ]] | ;[[刹那・F・セイエイ]] | ||
:『第2次Z』にて初対面時、彼の学生の演技にまんまと騙され、後で物凄く悔しがっていた。…アルトが元役者と言う事を考えると、アルトが迂闊だったというより、刹那の演技が凄かったと見るべきか。 | :『第2次Z』にて初対面時、彼の学生の演技にまんまと騙され、後で物凄く悔しがっていた。…アルトが元役者と言う事を考えると、アルトが迂闊だったというより、刹那の演技が凄かったと見るべきか。 | ||
− | : | + | : UXでは共に「異種との対話の可能性」を持つ機体を駆る者同士として第2次Z以上に密接に関わっていくことになる。 |
− | ;[[グラハム・エーカー]] | + | ;[[グラハム・エーカー]]([[ミスター・ブシドー]]) |
− | + | :破界篇でのシナリオ上は何の関係もないが、中村氏の演じるキャラつながりで、戦闘させると'''「空の飛び方を知っている」'''と警戒する。再世篇の宇宙ルート第24話ではブシドーとの[[戦闘前会話]]も用意されており、一応彼にほめられたが…。 | |
− | : | + | :UXでは[[Zシリーズ]]に先駆けて共闘。'''[[女装]]したアルトを見て異様に興奮していた'''。 |
:なお、グラハムはアルトと同じく「空を飛ぶことに対して憧れを抱いている」という共通点がある(ただし、彼の場合はアルトと違って女性関係を断ちきっているのだが)。 | :なお、グラハムはアルトと同じく「空を飛ぶことに対して憧れを抱いている」という共通点がある(ただし、彼の場合はアルトと違って女性関係を断ちきっているのだが)。 | ||
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;[[紅蓮装曹操ガンダム|曹操ガンダム]]、[[猛虎装孫権ガンダム|孫権ガンダム]] | ;[[紅蓮装曹操ガンダム|曹操ガンダム]]、[[猛虎装孫権ガンダム|孫権ガンダム]] | ||
− | : | + | :UXでは第2部終盤に捕らわれのシェリルを救うべく、共にアルカトラズに潜入する。直後に襲来した[[呂布トールギス|呂布]]との戦闘では、連携攻撃でこれを退ける。 |
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=== リアル系 === | === リアル系 === | ||
;[[ショット・ウェポン]] | ;[[ショット・ウェポン]] | ||
− | : | + | :UXではバジュラ本星での戦闘の最終局面にて、「真理」に到達せんとする彼に[[特攻]]をかけられ、窮地に陥る。 |
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=== スーパー系 === | === スーパー系 === | ||
;[[山下サトル]] | ;[[山下サトル]] | ||
− | : | + | :『L』で彼に声をかけた際に[[森次玲二|森次]]と間違えられた。『L』では珍しい[[声優ネタ|中の人ネタ]]。 |
;[[左近寺公三]] | ;[[左近寺公三]] | ||
:『L』では教官であり、彼のスパルタな訓練には堪えていた様子。左近寺博士としては、アルトの才能を見込んでスパルタにしていた面もある。 | :『L』では教官であり、彼のスパルタな訓練には堪えていた様子。左近寺博士としては、アルトの才能を見込んでスパルタにしていた面もある。 | ||
222行目: | 147行目: | ||
:『L』では[[碇ゲンドウ|父親]]を信じきれない彼に対して、自身の家庭環境を顧みて共感を覚えていた。 | :『L』では[[碇ゲンドウ|父親]]を信じきれない彼に対して、自身の家庭環境を顧みて共感を覚えていた。 | ||
;[[次大帝プロイスト]] | ;[[次大帝プロイスト]] | ||
− | : | + | :『L』にて彼(彼女)の心の醜さを痛烈に批難した。また、裏社会をそこそこ見てきた自分でも彼(彼女)程イカれた奴は見たことなかったとも発言している。 |
;[[霞渚]] | ;[[霞渚]] | ||
:『L』では娘々でバイトをしているため、顔なじみ。 | :『L』では娘々でバイトをしているため、顔なじみ。 | ||
228行目: | 153行目: | ||
:『L』で彼女を初めて見た際、霞渚に非常に良く似ていたため驚く(後述)。 | :『L』で彼女を初めて見た際、霞渚に非常に良く似ていたため驚く(後述)。 | ||
;[[流竜馬 (OVA)|流竜馬]] | ;[[流竜馬 (OVA)|流竜馬]] | ||
− | : | + | :『第2次Z』にて初対面時に『早乙女』という苗字から微妙な反応を示した。もちろん[[早乙女博士 (OVA)|早乙女博士]]の事であろう。 |
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;[[カミナ]] | ;[[カミナ]] | ||
− | : | + | :[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]では彼の戦死に衝撃を受け、イゴールコンツェルン主催のパーティーから早々に退散する。 |
;[[シモン]] | ;[[シモン]] | ||
:『第2次Z再世篇』ではランカ派筆頭として「もしアルトがランカを悲しませたら、'''考えがある'''」と言われる。その考えが何なのかは不明だが、[[アークグレンラガン]]でアルトのバルキリーを鉄拳制裁する図が思い浮かんだプレイヤーは多かったはず。 | :『第2次Z再世篇』ではランカ派筆頭として「もしアルトがランカを悲しませたら、'''考えがある'''」と言われる。その考えが何なのかは不明だが、[[アークグレンラガン]]でアルトのバルキリーを鉄拳制裁する図が思い浮かんだプレイヤーは多かったはず。 | ||
;[[ジョニー・バーネット]]、[[エイーダ・ロッサ]] | ;[[ジョニー・バーネット]]、[[エイーダ・ロッサ]] | ||
− | : | + | :[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]にて、彼らにランカとのデートをセッティングされる。 |
− | + | === バンプレストオリジナル === | |
− | + | ;[[クロウ・ブルースト]] | |
− | + | : | |
− | + | ;[[アニエス・ベルジュ]] | |
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== 名台詞 == | == 名台詞 == | ||
259行目: | 171行目: | ||
:第3話。ランカがバジュラとの戦闘でオズマの負傷を目撃し、常軌を逸したパニックに陥ったことで事情を聞いてオズマに思わず激昂。ランカのPTSDの話を聞いて。 | :第3話。ランカがバジュラとの戦闘でオズマの負傷を目撃し、常軌を逸したパニックに陥ったことで事情を聞いてオズマに思わず激昂。ランカのPTSDの話を聞いて。 | ||
:「事務の仕事をしている」と彼女にウソをついた挙句、負傷して(オズマがパイロットとしていかに有能であろうと最悪の可能性も十分ある)ランカをパニックにしてしまっていてはもっともである。ロボットアニメの特性上、アルトの指摘はかなり珍しい部類の発言だが、彼の繊細な一面が伺える。 | :「事務の仕事をしている」と彼女にウソをついた挙句、負傷して(オズマがパイロットとしていかに有能であろうと最悪の可能性も十分ある)ランカをパニックにしてしまっていてはもっともである。ロボットアニメの特性上、アルトの指摘はかなり珍しい部類の発言だが、彼の繊細な一面が伺える。 | ||
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;「諦めろ! 貴様の負けだ!!」 | ;「諦めろ! 貴様の負けだ!!」 | ||
:第12話にて、[[ゼントラーディ]]を歌で魅了した[[ランカ・リー|ランカ]]に発砲しようとした[[テムジン]]を阻止して。ネット上ではよく'''「アキラメロン」'''と表記される。 | :第12話にて、[[ゼントラーディ]]を歌で魅了した[[ランカ・リー|ランカ]]に発砲しようとした[[テムジン]]を阻止して。ネット上ではよく'''「アキラメロン」'''と表記される。 | ||
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:第17話にてミシェルの「ロックだねぇ」という台詞に対して。 | :第17話にてミシェルの「ロックだねぇ」という台詞に対して。 | ||
;「バルキリー乗りのジンクスを知らないのか? 作戦中に女のことで人をからかうと、いきなり撃墜されるという……」 | ;「バルキリー乗りのジンクスを知らないのか? 作戦中に女のことで人をからかうと、いきなり撃墜されるという……」 | ||
− | :第23話で部下となったマルヤマ、ジュンにシェリルと付き合ってるのかを尋ねられて。元ネタは初代の[[柿崎速雄|柿崎]]で、50年後のマクロスの世界でも有名な[[死亡フラグ]]のようだ。直後に部下から心臓に悪い叫び声が聞こえてくるが、幸いにも生の[[シェリル・ノーム|シェリル]]を見たことに驚愕したものであった。…が、マルヤマは後に[[バトル・ギャラクシー|ギャラクシー]]との戦いで'''ゴーストV9に撃墜され戦死した'''。 | + | :第23話で部下となったマルヤマ、ジュンにシェリルと付き合ってるのかを尋ねられて。元ネタは初代の[[柿崎速雄|柿崎]]で、50年後のマクロスの世界でも有名な[[死亡フラグ]]のようだ。直後に部下から心臓に悪い叫び声が聞こえてくるが、幸いにも生の[[シェリル・ノーム|シェリル]]を見たことに驚愕したものであった。…が、マルヤマは後に[[バトル・ギャラクシー|ギャラクシー]]との戦いで'''ゴーストV9に撃墜され戦死した'''。<br />小説版では、脱走した部下を連れ戻した際にこの会話があるのだが、直後に'''味方の誤射でその部下が死んだ'''。 |
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;「思わざれば花なり、思えば花ならざりき…」<br />「ただ感じるままに…俺は飛ぶ!」 | ;「思わざれば花なり、思えば花ならざりき…」<br />「ただ感じるままに…俺は飛ぶ!」 | ||
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;「いかさまなぁ、この銀河へ脛を踏ん込む野郎めら、おれが名を聞いておけ」<br />「相手が増えれば竜に水、金竜山の客殿から目黒不動の尊像まで御存じの、大江戸八百八町に隠れのねえ、杏葉牡丹の紋付も、桜に匂う仲ノ町、花川戸の助六とも、まった揚巻の助六ともいう若え者、間近く寄ってしゃっ面拝み奉れィ!」 | ;「いかさまなぁ、この銀河へ脛を踏ん込む野郎めら、おれが名を聞いておけ」<br />「相手が増えれば竜に水、金竜山の客殿から目黒不動の尊像まで御存じの、大江戸八百八町に隠れのねえ、杏葉牡丹の紋付も、桜に匂う仲ノ町、花川戸の助六とも、まった揚巻の助六ともいう若え者、間近く寄ってしゃっ面拝み奉れィ!」 | ||
:小説版における最終決戦時、あまりの敵の強大さに味方が怖気づいた時にこのセリフを発して見得を切る。役者の自分を受け入れたことで成長し、更に高みを目指す姿である。元は歌舞伎十八番の中でも特に有名で人気の高い「助六」の啖呵であるが、長い年月を経ている、あるいは宇宙に進出しているためか若干内容は違う(五丁町→銀河、面相→しゃっ面など)。尚、金竜山とは雷門で有名な浅草寺の山号であり、そこから目黒までという広い範囲に助六という人物は知られていることが覗える。 | :小説版における最終決戦時、あまりの敵の強大さに味方が怖気づいた時にこのセリフを発して見得を切る。役者の自分を受け入れたことで成長し、更に高みを目指す姿である。元は歌舞伎十八番の中でも特に有名で人気の高い「助六」の啖呵であるが、長い年月を経ている、あるいは宇宙に進出しているためか若干内容は違う(五丁町→銀河、面相→しゃっ面など)。尚、金竜山とは雷門で有名な浅草寺の山号であり、そこから目黒までという広い範囲に助六という人物は知られていることが覗える。 | ||
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;ブレラ「どこまで行っても、人は一人だ! だけど…!」<br />アルト「一人だからこそ、誰かを愛せるんだぁぁぁ!!」 | ;ブレラ「どこまで行っても、人は一人だ! だけど…!」<br />アルト「一人だからこそ、誰かを愛せるんだぁぁぁ!!」 | ||
:最終決戦時、バイザーが吹き飛ぶ程の強烈なGに耐えながらの突撃しながらブレラと共に叫ぶ。このときのバイザーが吹き飛ぶカットは後期OPでも「ライオン」でも使用されている。Lでも再世篇でもグレイス戦でこの台詞を叫ぶ。 | :最終決戦時、バイザーが吹き飛ぶ程の強烈なGに耐えながらの突撃しながらブレラと共に叫ぶ。このときのバイザーが吹き飛ぶカットは後期OPでも「ライオン」でも使用されている。Lでも再世篇でもグレイス戦でこの台詞を叫ぶ。 | ||
+ | ;「お前たちが俺の翼だ!」 | ||
+ | :最終話にて発した二股宣言。本人的にはシェリル・ランカの二人がいたからこそ今の自分がある、という感謝の意味を込めての台詞なのだろうが…<br />この台詞をネタに[[マクロスF]]の女性声優陣(シェリル役の遠藤綾氏を除く)からアルトに対するバッシングが発生した他、そのアルト役の中村悠一氏も[[マクロスF]]のラジオにてこの台詞をよくネタに使っており、遠藤綾氏・ランカ役の中島愛氏からアルトの二股話になった時「オマエラハオレノツバサダナ」と片言の台詞で煙に巻いていた。<br />当然視聴者からもネタにされており、例えば中村氏が[[ジョシュア・ラドクリフ|彼]]を演じる事が発表された際、彼の側に[[クリアーナ・リムスカヤ|2人の]][[グラキエース|ヒロイン]]がいる事から、ネット上ではこの台詞が飛び交っていた。<br />尤も、本来は別の台詞が入るはずだったらしいのだが、TV版完結前に劇場版の製作が決定したために急遽台詞が変更になってこの台詞になったらしい。<br />また、マクロス30内部の特典映像の中で「今まで女性のことに対して真剣に取り組んだことがなかったアルトが、女性のことを真剣に考えようというタイミングで『いきなりどっちか選べ』と言われても、アルトだって困る(だから、真剣に考える時間がほしい)」と中村悠一氏が発言していた。 | ||
+ | :また、劇場版のみの参戦となった[[UX]]においてもこの台詞はネタにされており、EDでオズマもしくはブレラから'''「二人が俺の翼だという戯言は許さんぞ」'''と釘を刺されていた(尤も、その直後に[[ジョウ・マヤ|別の人物]]が'''「二人が、俺の翼だ!」と発言し'''プレイヤーの笑いを誘ったが)。 | ||
=== 劇場版 === | === 劇場版 === | ||
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;「俺が行く!この、思いを伝える石とともに、二人の歌を運んで飛ぶ!それが俺の…翼の舞だ!」 | ;「俺が行く!この、思いを伝える石とともに、二人の歌を運んで飛ぶ!それが俺の…翼の舞だ!」 | ||
:サヨナラノツバサで[[クイーン・フロンティア]]が登場した際に。 | :サヨナラノツバサで[[クイーン・フロンティア]]が登場した際に。 | ||
− | ; | + | ;「ランカ…お前の気持ちに応えられなくて…ごめんな。だけど…ありがとう…シェリル…少し遅いかもしれないけど…俺はお前のこと…あい…」 |
− | :サヨナラノツバサ最終局面にて。この後、マクロスキャノンの砲撃に気付いた[[バジュラクイーン]] | + | :サヨナラノツバサ最終局面にて。この後、マクロスキャノンの砲撃に気付いた[[バジュラクイーン]]のフォールドに巻き込まれて行方不明になってしまう…。 |
− | : | + | :UXでは状況が少々異なるものの、[[DVE]]。だが、バジュラ達によってアルトは事なきを得た。余談だが、上手く会話を飛ばして行けば、直後の無音になったところで'''「あい…」の続きのボイスが入っている事が確認できる'''。 |
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== スパロボシリーズの名台詞 == | == スパロボシリーズの名台詞 == | ||
− | === | + | === 携帯機シリーズ === |
− | ;[[ | + | ==== L ==== |
− | + | ;「ミシェル、お前またそうやってナンパの口実を…。大体、娘々のバイトがこんな所に…」<br />「…いた」 | |
− | + | :[[L]]第11話シナリオデモにて[[加納渚]]の顔を見て。[[霞渚|娘々の渚]]にあまりにもそっくりな彼女にアルトはとても驚いていた。 | |
− | : | + | ;「ふざけるなっ! 誰がそんな格好するか!」 |
− | + | :『L』にて隠し芸大会の準備の際に[[ピュリア・リチャードソン|ピュリア]]にミニスカコップの衣装を着てみないかと言われた際の一言。要するに「[[女装]]してみろ」と言われたも同然なので怒って当然である。 | |
− | + | ;「怨霊が相手なら、こっちは荒事で押し戻すまでだ!」<br/>「花道の向こうに出でたる化け物め、落葉微塵とされぬうち、キリキリ消えてなくなれぇぇっ!」 | |
− | + | :『L』にて[[荒之皇]]との[[戦闘前会話]]で発言。ちなみに「荒事」とは歌舞伎において荒々しい演技・演出のことであり、「押戻」は、花道に現れた怨霊役を本舞台に押し戻す演出である。 | |
− | : | + | ;「そんなに美しい国が作りたきゃ自分自身を磨きなおすんだったな、プロイストさんよ!」<br />「醜いって言ってるんだよ、心が! そして心の醜さが現れてるんだ…一挙手一投足に!」 |
− | + | :Lでのダリウス軍との最終決戦時における[[次大帝プロイスト|プロイスト]]との戦闘前会話。プロイストの心の醜さをアルトは、歌舞伎役者らしい台詞で非難した。数ある他作品の主人公キャラ達からのプロイストへの非難の台詞の中でも、特に痛烈な台詞である。 | |
− | + | ;「レールの上に仕組まれた人生は辛いぜ。自分で選んだ道でつまづくより、ずっとな!」<br />「そいつはどうかな。人の心には自由に憧れる翼がある! それを縛る事なんて、できやしない!」 | |
− | : | + | :Lでのメサイア攻防戦における[[レイ・ザ・バレル|レイ]]との戦闘前会話。レイは「[[デスティニープラン]]が発動すれば誰にも道を迷わない」と問いかけるも、幼少時に縛れた人生を経験し何より自由に空を飛ぶことを望むアルトにそれを受け入れるはずがなかった。 |
− | + | ;「なんか、お前らに言われると重いな…。自分がとてつもない悪人に思えてきた…」 | |
− | + | :[[L]]のエンディングにて[[峰一平|一平]]、[[西川大作|大作]]、[[剛大次郎|大次郎]]から[[ランカ・リー|ランカ]]と[[シェリル・ノーム|シェリル]]のどっちと付き合うのか早く決めてやれと問われて。ある意味で[[αシリーズ]]における[[一条輝|彼]]と同じ道を辿ったと言える。劇場版では「[[シェリル・ノーム|どっちか]]に決めた」のだが……。 | |
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− | === | + | ==== UX ==== |
− | ; | + | ;「ちがっ…! って、お前、今、何を想像した!?」 |
− | + | :[[中断メッセージ/UX|中断メッセージ]]にてアルトに「あたしの命令には絶対服従」といったシェリルの台詞を変な方向に想像したランカに狼狽して。 | |
− | + | :今作では[[鉄のラインバレル|「想像」をテーマとするロボット漫画]]が参戦しているためか、ユーザーからは'''「想像しろ」'''とネタにされてしまう。 | |
− | : | + | :[[サザンカ・ビアンカ|ランカと同じ声をしたアレな想像ばかりする少女]]が[[第3次Z]]にて参戦する前フリかは不明。 |
− | : | + | ;(演出だと? あれじゃ、まるで…) |
− | + | :地上ルート第28話にて、美海の戦い方を「演出」と言った際に内心驚いた。 | |
− | : | + | ;「道化を演じようっていうのか、エンネア!」<br />「お前が本当に演じるべき役はそんなんじゃないはずだろ!」 |
− | + | :第43話での、[[ネロ (デモンベイン)|ネロ]]に対する戦闘前会話。自分たちを騙していたと嘯くネロに対し、アルトはそれが演技であることを看破。 | |
− | + | ;「痛みを知らない奴が行う支配なんて、弾圧と虐殺を生み出すだけだ!」<br />「俺はそんなものより、バジュラの痛みに寄り添った、あいつらの歌を信じる!」 | |
− | + | :第50話での[[クイーン・フロンティア]]に対する戦闘前会話。支配が完了すれば差別も戦争も無くなり高次の存在に進化できるという[[電脳貴族]]の言葉に対して。 | |
− | + | ;「簡単なことさ! お前の出し物が考えていた以上に、座を白けさせるものだったんだよ!」<br />「だから、喰われちまったのさ! 前座と罵ったアイツらの歌声にな!」 | |
− | : | + | :第51話の[[マスターテリオン]]との最終決戦にて、「所詮前座」と嘲笑っていたシェリルとランカの歌にも自身のシナリオを狂わされたことに狼狽する[[ナイア|ナイアルラトホテップ]]に対して切った啖呵。 |
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=== Zシリーズ === | === Zシリーズ === | ||
− | ; | + | ;「上出来だ。うじうじした女かと思ったけど、肝は据わってるようだな」 |
− | : | + | :[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z 破界篇]]序盤、「もうひとつの日本」組に対する劣等感を捨て、[[ZEXIS]]と共に戦う事を誓った[[紅月カレン|カレン]]へ、アルトなりの激励を送る。 |
− | + | ;「下らないぜ」<br />「人類全体の敵がいるってのに自分の国に不利益になる存在は理由をつけて叩こうって腹かよ」 | |
− | + | :平和維持理事会の一員である自分達が三大国家からテロリスト扱いされている有様に憤慨した場面。 | |
− | + | ;「何を言ってやがる! 周りをよくみてみろ!」<br />「一つの国が滅ぼされたのにその首謀者は逃げ出して、おまけに桁違いの化け物まで現れて…」<br />「こんなので勝ったと言えるのかよ!」 | |
− | + | :破界篇第23話にて。[[次元獣]]を辛くも撃退したZEXISだったが、リモネシアの消滅を防ぐことが出来ず、[[ガイオウ]](このときはまだ命名されていなかった)に敗北を喫してしまったときの台詞。オズマは「よせ」と宥めるが、この発言に、特に[[流竜馬 (OVA)|竜馬]]と[[カトル・ラバーバ・ウィナー|カトル]]は何も喋ることが出来なかった(ちなみに言われたのはミシェルだが、彼は「何とかなった」と言っただけで「勝った」とは言っていない)。 | |
− | + | ;「小学生[[社長]]の次は小学生[[ICPO|捜査官]]とはな…」 | |
− | + | :[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|再世篇]]第3話にて、[[金田正太郎|正太郎]]に対しての率直な感想。小学生社長とは言うまでもなく、[[竹尾ワッ太|ワッ太]]の事である。 | |
− | + | ;「あの会長のノリ…シェリルに近いな…」 | |
− | + | :アッシュフォード学園を訪れた際に強引に物事を進める[[ミレイ・アッシュフォード|ミレイ]]をこう評した。確かに似ている。 | |
− | + | ;「なあ、シェリル…」<br />「お前…昔どこかで俺と会ってないか?」 | |
− | + | :再世篇EDにて。TV版準拠だったはず(そもそも劇場版は機体のみ参戦とアナウンスされていたのに)なのに、最後の最後で劇場版展開に突入した。シェリルからははぐらかされたが、第3次ZからはTV版と入れ替わりで劇場版名義での参戦となるため、再現される可能性も否定できない。 | |
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=== 単独作品 === | === 単独作品 === | ||
;「クッ、なんだこの屈辱感は…。勝手に持ち上げといて勝手に踏み台にしやがって…!」 | ;「クッ、なんだこの屈辱感は…。勝手に持ち上げといて勝手に踏み台にしやがって…!」 | ||
− | : | + | :[[OE]]第二章での[[ダ・サイダー]]との戦闘前会話の一節。 |
== 搭乗機体 == | == 搭乗機体 == | ||
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;[[YF-29 デュランダル]] | ;[[YF-29 デュランダル]] | ||
:劇場版後編『恋離飛翼~サヨナラノツバサ~』で登場するアルトの専用機で、劇場版の後半機。 | :劇場版後編『恋離飛翼~サヨナラノツバサ~』で登場するアルトの専用機で、劇場版の後半機。 | ||
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