「リュウ・ドルク」を編集中

{{登場人物概要
| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|獣神ライガー (TV)|獣神ライガー}}
| 声優 = {{声優|梁田清之|SRW=Y}}
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|内田順久}}
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦NEO}}
| SRWでの分類 = [[パイロット]]
}}

{{登場人物概要
| タイトル = プロフィール
| 種族 = 地球人
| 性別 = 男
| 生年月日 = 1974年5月27日
| 年齢 = 25歳
| 身長 = 185.0m 
| 体重 = 72.0kg 
| 所属 = [[ドラゴ帝国]] ⇒ 離脱
| 趣味 = 戦闘
}}
'''リュウ・ドルク'''は『[[獣神ライガー (TV)|獣神ライガー]]』の登場人物。

== 概要 ==
[[ドラゴ帝国]]の幹部で、[[大牙剣]]の[[ライバル]]。専用[[バイオアーマー]]・[[魔竜王ドルガ|ドルガ]]を駆り、[[獣神ライガー]]と幾度と無く剣を交える。

[[邪神ドラゴ]]の末裔、即ち「[[女帝ザーラ]]の縁戚」とされており、親衛隊とも別個の、女帝直属の将校として四天王の管轄外にいる。頭部のヘッドギアは防具であり、成人した時に授かったもの。自分の存在を示すものでもある。

他の[[ドラゴナイト]]は巨大化して戦うのだが、ドルクだけ等身大のままバイオアーマーを操縦して戦う。言うなれば、[[伏線|獣神ライガーと同じバトルスタイルを用いる]]異質なドラゴ帝国人だったが、その正体は物語の終盤で明らかとなる。

実はドルクは剣や神代[[神代まい|姉]][[神代ゆい|妹]]と同じ[[善神アーガマ]]の末裔で、'''幼い頃に女帝ザーラに攫われた神代姉妹の兄（本名は不明）'''である。真実を知った後はドラゴ帝国を[[裏切りイベント|離反]]し、剣と共に戦う事となる。邪神ドラゴとの決戦後は、邪神に囚われたゆいを助け出すため単身邪神の封印に飛び込んでゆいを助けるも、ドルク自身は姿を消し生死不明となる。

== 登場作品と役柄 ==
=== 単独作品 ===
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦NEO}}
:初登場作品。序盤から敵として登場し、中盤まで[[イオニア]]一行の前に強敵として幾度と無く立ち塞がる。中盤に仲間に加わり、仲間になった後も[[ダ・サイダー]]と共に「かつて強敵だった頼もしい仲間」として強い存在感を放っており、[[IM]]でも戦闘でも大いに出番がある。
:以降もかつて敵だったキャラが仲間に加わる度に喜びの声を漏らす場面も多い。邪神ドラゴとの決戦後は原作どおり単身で封印に飛び込むのだが、無事生還する。しかし、エンディングでは結局行方をくらませてしまう。
:余談だが、本作では彼が敵として登場する場面、あるいは味方として活躍する場面の度に「宿命のライバル」という'''オリジナル[[BGM]]'''が流れるのだが、この曲を『獣神ライガー』の曲と勘違いするユーザーが続出した。
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Operation Extend}}
:原作終了後設定のため行方不明となっていたが、第6章メイン第25話-3「邪神ドラゴ」にて[[邪神ドラゴ]]との戦いの最中に帰還。[[大牙剣|剣]]や[[コネクト・フォース]]と共に再び邪神ドラゴと対峙する。EDでは再び行方をくらませた。
:『NEO』で好評だった'''「宿命のライバル」が[[魔竜王ドルガ]]（ドルガドラゴン）のデフォルトBGMに採用'''されている。
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]
:2020年1月のイベント「獣神ライガー 闘気邂逅篇」期間限定参戦。
:原作終了後のため行方不明となっており、イベントには直接は登場しない。だが、イベントの最後にて思念体の[[Dr.ヘル]]を撃退した攻撃が、ドルクのものではないかと剣が感じ取っている。
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}
:序章ワールド6より登場するエネミーユニット。

== パイロットステータス ==
<!-- === [[能力|能力値]] === -->
=== [[精神コマンド]] ===
;[[スーパーロボット大戦NEO|NEO]]
:'''[[熱血]]、[[必中]]、[[不屈]]、[[加速]]'''
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]
:'''[[熱血]]、[[集中]]、[[不屈]]、[[追風]]'''

=== [[特殊スキル]] ===
;[[スーパーロボット大戦NEO|NEO]]
:'''[[底力]]、[[アーガマの血]]'''
:「アーガマの血」はスキルLvに応じ、気力上限アップ及び敵撃墜時の気力上昇にプラス補正。最大で気力上限+30、敵撃墜時の気力+5。
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]
:'''[[アーガマの血]]、[[底力]]：CT率、[[闘争心]]、[[無頼 (特殊技能)|無頼]]'''

=== [[エースボーナス]] ===
;CT
:『[[NEO]]』、『[[OE]]』で採用。攻撃時の[[クリティカル]]発生率+20%。

== パイロットBGM ==
;「宿命のライバル」
:『[[スーパーロボット大戦NEO|NEO]]』での敵対時の戦闘[[BGM]]（前述の通り、味方になった後もドルクの活躍場面で流れる）。同作のオリジナルBGM。
:他のキャラクターでも一応流れる事はあるが、「ドルクのテーマ」の印象が強すぎるため違和感しかなく、'''実質ドルク専用のBGMとして鮮烈な印象を残す'''。
:'''『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』ではデフォルトのBGM'''。
;「怒りの獣神」
:原作の前期OP曲。味方加入後の基本戦闘BGMなのだが、「宿命のライバル」の印象が強すぎるために、BGM変更で「宿命のライバル」を戦闘BGMにするプレイヤーが多いとか。

== 人間関係 ==
;[[大牙剣]]
:[[ライバル]]。[[漫画|漫画版]]では[[獣神ライガー]]と同じバトルスタイルから、生粋のドラゴ帝国人ではない事を見抜かれる。
;[[神代ゆい]]
:妹の一人。まいに比べて会話するシーンが多い。
:漫画版では上述の理由に加え、'''「玩具展開」'''というメタな論拠で、生粋のドラゴ帝国人ではない事を指摘される。
;[[神代まい]]
:妹の一人だが、ゆいに比べて交流はあまり無い。
;[[女帝ザーラ]]
:主君。彼女からの寵愛を受けていたが、真実を知った後は離反する。
:…とはいえ、「唯一の肉親」と慕っていた事もあり、彼女が[[邪神ドラゴ]]に捕まった時は、殺し合った後にも関わらず、その身を案じていた。
;[[ドル・サタン]]
:ドルクに敵愾心を持っていたが、同時に愛してもいた。単身ザーラを討ち取ろうとしたドルクの窮地を身を挺して救い、ドルガの腕の中で息絶える。
;[[ドル・アーミー]]
:ライガーとの一騎打ちの為、彼の腕を切り落とした。
;[[ドル・ファントム]]
:元々相性は良くなったが、彼の[[メタルナイト]]化を嘲笑した為に命を狙われる。
;[[ドル・ネイビー]]
:[[ドラゴ帝国]]本拠地にて彼と一騎打ちを行う事になり、一瞬の隙を突いて彼を撃退する。
;ドル・コマンド(SRW未登場)
:彼の着任時の一悶着も祟ったのか、ドルクの手にした破壊の牙を奪おうとするなど関係は最悪。最後はサンダーライガーと共闘し、彼を瀕死の状態に追い込んだ。
;[[ドル・ガイスト]]
:お互い相容れない存在。

== 他作品との人間関係 ==
;[[ダ・サイダー]]
:性格こそ全く違えど、ドルクと多くの共通点を持つ人物。
:『[[スーパーロボット大戦NEO|NEO]]』の中盤にはドルクが自身の出生の秘密を完全に知り、[[ドラゴ帝国]]への叛意を露にした際、ザーラに「ドルクには人間界に居場所が無い」と言われてしまった際、彼はかつて自分も同じ境遇だった事もあり[[レスカ]]と共にドルクを庇っており、彼から一喝されて共に戦う仲間になる事を促される。
:その後も何度か絡みがあり、[[邪神ドラゴ]]との決戦の後にドルクが無事生還した際には、『ライガー』の登場人物以外のキャラでは真っ先にドルクの生還を喜んでいる。
:『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』でも共演してはいるが、そのあんまりな言動にあきれ返る事も。
;[[レスカ]]
:『NEO』では前述のとおり、ダ・サイダーと共にザーラの言葉からドルクを庇っている。担当声優が[[神代ゆい|ゆい]]と同じであるという事も関係しているのかもしれない。
;[[ガルデン]]
:彼もまたドルクと多くの共通点を持つ人物。『NEO』では直接絡む場面はそこまで多くないが、彼の出生の秘密を知った際には、自身の境遇を省みて彼の心情に理解を示しており、彼が仲間に加わってくれる事を願っていた。
:それだけに、彼が[[アドリア]]に洗脳されて敵として登場した際は、彼が洗脳されている事に気付く前に[[流竜馬 (OVA)|竜馬]]と共に怒ってしまう場面も。
;[[ベルゼブ]]
:担当声優が同じ。『NEO』では彼が仲間に加わった際、自分もそうだった事もあり、かつての敵同士が手を取り合う姿を非常に嬉しく思っていた。
;[[マグナムエース]]
:『NEO』では彼の誇り高く誠実な人柄を認めており、それだけに同じ「機械」でありながら性根の腐りきった[[ドル・ガイスト]]に怒りを露にする場面もあった。
;[[安倍晴明]]
:『NEO』では[[ドラゴ帝国]]時代の同僚。直接絡む場面はあまり無いが、敵対した後には彼に対する特殊戦闘台詞が存在。

== 名台詞 ==
=== 共通 ===
;「ふふふふふふふ…。戦士とは、美しき野獣であるべき。…が、今のお前はガラクタの寄せ集めに過ぎぬ」
:[[メタルナイト]]を開発、自身も[[改造]]している[[ドル・ガイスト]]に対して。ドルクの戦士としての価値観は、この一言に集約されるといっても過言ではない。
;「来たれ…ドルガよ！」
:[[魔竜王ドルガ|ドルガ]]を召喚する際の台詞。
;「ドルガ！ チャージドラゴン！！」
:[[ドルガドラゴン]]に変身する際の掛け声。『[[スーパーロボット大戦NEO|NEO]]』では、序盤のこのイベントに悩まされたプレイヤーも少なくないはず。
:[[漫画|漫画版]]では'''「魔竜変身！」'''というオリジナルの掛け声がある。

=== 漫画版 ===
;「やるな！ これほどの好敵手と会うのは初めてだ！ 嬉しいぞ、ライガー!」
:封印の岩を巡ってライガーと一騎討ちをした際の称賛。
:これまで絶対な強者であったドルクにとって、ライガーはやっと出会えた「[[ライバル|互角に戦える強敵]]」。心が躍らずにはいられなかった。
;「馬鹿者！ そのような汚い勝利を私が喜ぶと思うのか！？」
:ドル・アーミーが剣の祖父・[[大牙龍造]]を人質に取った際に激情し、彼を処刑した際の台詞。
:美しき野獣であるドルクにとっては、姑息で卑怯な手段など自分に対する最大の侮辱であった。
;「馬鹿め！ 真の武道を知らぬ奴め！」<br>「普通に考えると拳骨で殴ると痛いと感じるがそれは表面的な痛さだ!」<br>「掌で強く突いた場合表面が痛くは無いが内部に大きなダメージを与える！ 所詮貴様は二流の戦士だ！」
:掌での打撃でライガーにダメージを与えた際の説明。彼が剣術だけではなく[[武術・格闘技|武道]]にも大きく秀でている事がよくわかる。
;「たとえそれが本当でも私が戦いたいのはライガー！ お前だぁぁああっ！」
:「ドルク自身がアーガマの血を引く者である」という事実がわかった際の言葉。
:普通に戦士としての誇りを優先させた言葉のはず…なのだが、'''この前のシーンにおいて[[神代まい|まい]]と[[神代ゆい|ゆい]]がメタ発言で証言していた為キレたようにも取れる'''。
;「私はドラゴ帝国の一員として人間を殺してきた！ 償いをさせてくれ！」
:最終決戦時、ライガー達を道連れに[[自爆]]しようとする[[女帝ザーラ]]に[[特攻]]する際の台詞。こうして誇り高き野獣は自らの命を犠牲にして世界の平和を守ったのだった。

== スパロボシリーズの名台詞 ==
;「意味ならある」<br />「奴が誇りをかけた時点でそこに戦う意味が発生したのだ」<br />「戦士として生きてきた私にはわかる。奴が今、どれだけの覚悟を決めているのかがな」
:『[[スーパーロボット大戦NEO|NEO]]』第33話「僕らの夢は絶対無敵！」より。[[皇帝ワルーサ|ワルーサ]]の死後自分達に戦いを挑んできた[[ベルゼブ]]に戸惑う[[日向仁|仁]]達に対して。
:ドルクの声がベルゼブと同じ[[声優:梁田清之|梁田清之]]氏である事を考えると中々意味深である。

== 搭乗機体 ==
;[[魔竜王ドルガ]]
:ドルクが操縦する専用の[[バイオアーマー]]。実は、[[獣神ライガー]]の兄弟機である。

== 余談 ==
*[[声優]]の梁田清之氏は『NEO』にも登場する[[武蔵坊弁慶]]等、低音を生かしたがっしりとしたキャラクターを演じる事が多いが、デビュー初期はもう少し高い声域で、[[ザビーネ・シャル]]等、二枚目役を演じる事が多かった。
**[[コンピュータゲーム|ゲーム]]作品でのザビーネ・シャル役では映画公開時と与える印象がやや異なる演技を披露しているが、『[[スーパーロボット大戦NEO]]』の為に新収録したリュウ・ドルク役は、放映当時に近い声質で演じている。
*『[[マジンカイザーSKL (OVA)|マジンカイザーSKL]]』の[[外伝|前日談]]を描いた[[小説]]『PROJECT KAISER 誕生編』（書籍『魔神大戦21』収録）では、スターシステムによりリュウ・ドルクと同名の人物が[[WSO]]と関連を持つ[[企業]]の代表として登場している。
{{DEFAULTSORT:りゆう とるく}}
[[Category:登場人物ら行]]
[[Category:獣神ライガー]]