「ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス」を編集中
ナビゲーションに移動
検索に移動
この編集を取り消せます。 下記の差分を確認して、本当に取り消していいか検証してください。よろしければ変更を保存して取り消しを完了してください。
最新版 | 編集中の文章 | ||
42行目: | 42行目: | ||
前述した通り、形式はRPG。基本的にパーティーは4名で、エンカウントの戦闘をかいくぐりつつ、規定のボス敵を倒していくことでストーリーが進行していく。 | 前述した通り、形式はRPG。基本的にパーティーは4名で、エンカウントの戦闘をかいくぐりつつ、規定のボス敵を倒していくことでストーリーが進行していく。 | ||
− | 一般的なRPGにおける魔法力的な要素として'''TP(テクニカルポイント)'''が設定されており、テクニカルポイントを消費することで必殺技を繰り出すことが可能。このテクニカルポイントは'''敵への攻撃・敵の撃破により一定量が回復する''' | + | 一般的なRPGにおける魔法力的な要素として'''TP(テクニカルポイント)'''が設定されており、テクニカルポイントを消費することで必殺技を繰り出すことが可能。このテクニカルポイントは'''敵への攻撃・敵の撃破により一定量が回復する'''点が非常に特徴的で、収支をきちんと計算していればエンカウント戦を必殺武器連発で爽快に突き進むことも可能。反面、テクニカルポイントを回復するアイテムは最終局面直前まで非売品なので、戦いながら回復させることを前提とした戦略が必須となっている。特に回復技を持ち、通常攻撃の弱いダンは単独行動時に苦労することになる。 |
− | + | 難易度は概ね適度なバランスに調整されているが、2度ある単独行動箇所が難所(他にもパーティーを一時分割する場面も存在する)。特にHPに難があり回復技も持たない光太郎の単独行動はキツい。本作では確実に逃げが成功する(但し「[[根性|こんじょう]]」を消耗する)ので、時には敵に背を向けることも必要。 | |
− | + | 装備品はメインパーティーメンバーであるアムロ、ダン、光太郎以外は全員固定装備で参戦し(ギリアム等2度以上参戦する場合は更新される)、装備の交換もできない。 | |
− | |||
− | |||
== 参戦作品 == | == 参戦作品 == | ||
82行目: | 80行目: | ||
== 世界観 == | == 世界観 == | ||
− | + | 舞台は「惑星エルピス」。ガンダム大陸、ライダー大陸、ウルトラ大陸と俗称される3つの大陸からなる世界。 | |
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
== 登場人物 == | == 登場人物 == | ||
96行目: | 88行目: | ||
:今作のキーキャラクター。詳しくは[[ギリアム・イェーガー]]の項を参照の事。 | :今作のキーキャラクター。詳しくは[[ギリアム・イェーガー]]の項を参照の事。 | ||
;[[アムロ・レイ]] | ;[[アムロ・レイ]] | ||
− | :『[[機動戦士ガンダム]]』の[[主人公]] | + | :『[[機動戦士ガンダム]]』の[[主人公]]。ゼウスのメンバーの一人。物語は彼の視点からスタートする。外見などはファーストガンダムの物だが、しっかりした性格。たまにやや斜に構えた一面も覗かせる。戦闘においては、[[ガンダム]]に搭乗し、後半では[[νガンダム]]に乗り換える。低燃費なものから強力なものまで豊富な全体攻撃を持つが、一発の威力が低いためにボス戦には不向き。従って、後半ではアイテム使用係になりがち。 |
;南光太郎/仮面ライダーBLACK ⇒ 仮面ライダーBLACK RX | ;南光太郎/仮面ライダーBLACK ⇒ 仮面ライダーBLACK RX | ||
− | :『仮面ライダーBLACK』と、その続編である『仮面ライダーBLACK RX』の主人公。ゼウスのメンバーの一人。原作と最もキャラクターがかけ離れており、陽気で女好きの熱血漢として描かれている(SRWでの[[兜甲児]]の立ち位置に近い)。他のメンバーとギャグのようなやり取りをする事が多く、最終決戦前の選択肢の反応は必見。最後に彼がギリアムに言った「生きて償うのがお前のやるべき事だろ!!」という台詞は、[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2|その後]] | + | :『仮面ライダーBLACK』と、その続編である『仮面ライダーBLACK RX』の主人公。ゼウスのメンバーの一人。原作と最もキャラクターがかけ離れており、陽気で女好きの熱血漢として描かれている(SRWでの[[兜甲児]]の立ち位置に近い)。他のメンバーとギャグのようなやり取りをする事が多く、最終決戦前の選択肢の反応は必見。最後に彼がギリアムに言った「生きて償うのがお前のやるべき事だろ!!」という台詞は、[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2|その後]]のギリアムの行動の原点となる。戦闘では仮面ライダーBLACKに変身し、後半ではRXにパワーアップし、ロボライダーとバイオライダーへのフォームチェンジ能力も身に付ける。通常攻撃の威力が最も高く、戦闘においては強力なアタッカーとして活躍する。但しHPは他キャラに比べると低め。最終決戦前にエマをデートに誘うような一面もある。 |
;モロボシ・ダン/ウルトラセブン | ;モロボシ・ダン/ウルトラセブン | ||
− | : | + | :『ウルトラセブン』の主人公。ゼウスのメンバーの一人。落ち着いた性格でメンバーの中では年長者であるためか、チームの纏め役を担う事が多い。光太郎とはボケとツッコミのような会話をする事も。戦闘ではウルトラセブンの姿となって戦うが、途中ウルトラアイを奪われるイベントが発生し、カプセル怪獣のウインダムを呼び出して戦う期間もある。後半でウルトラマンキングに潜在能力を引き出されパワーアップするが、原作で乗り換えや強化変身が無かった為、姿はセブンのまま。戦闘では行動は遅めで攻撃力も控えめ、全体攻撃も持たないが、回復技能を持っており、また最高威力の技を持つのも彼である。単独行動は何故か[[トラウマイベント|怖いイベント]]が多いのも特徴。 |
=== 一時的にパーティーに参加するキャラ === | === 一時的にパーティーに参加するキャラ === | ||
ギリアムが離脱したりアムロ達が単独行動をしたりする際には、彼等が「4人目」あるいは「助っ人」としてパーティーに参加する。 | ギリアムが離脱したりアムロ達が単独行動をしたりする際には、彼等が「4人目」あるいは「助っ人」としてパーティーに参加する。 | ||
;[[シャア・アズナブル]] | ;[[シャア・アズナブル]] | ||
− | : | + | :いきなり誤解から戦闘をするハメになるが、その後はアムロの2度目の単独行動時にアムロと行動を共にすることになる。 |
;[[カミーユ・ビダン]] | ;[[カミーユ・ビダン]] | ||
− | : | + | :仲間にはなるものの、非常に期間が短い。ジェリドを殴るシーンは再現されている。 |
;[[ハマーン・カーン]] | ;[[ハマーン・カーン]] | ||
− | : | + | :劇中ではミネバに対して非常に過保護というキャラ付けが為されている。 |
;[[エルピー・プル]] | ;[[エルピー・プル]] | ||
− | : | + | :リィナが誘拐された際にジュドーに代わり参戦。 |
;[[シーブック・アノー]] | ;[[シーブック・アノー]] | ||
:普通にゲームを進めた場合は、彼が最終メンバーになる。 | :普通にゲームを進めた場合は、彼が最終メンバーになる。 | ||
− | ; | + | ;本郷猛/仮面ライダー1号 |
:同じ役者が演じている登場人物が出ている。BLACKよりさらに体力が低いが何度も仲間になり、覚える技も豊富。さすがは「技の1号」か。 | :同じ役者が演じている登場人物が出ている。BLACKよりさらに体力が低いが何度も仲間になり、覚える技も豊富。さすがは「技の1号」か。 | ||
;風見志郎/仮面ライダーV3 | ;風見志郎/仮面ライダーV3 | ||
− | : | + | :本作では言動が早川健/快傑ズバット。モグラ獣人相手に日本一対決までする。仲間になる時点でパラメータ的には相当優遇されており、パワーアップ後のアムロ、光太郎、ダンあたりと互角ぐらい。 |
;ハヤタ隊員(ハヤタ・シン)/ウルトラマン | ;ハヤタ隊員(ハヤタ・シン)/ウルトラマン | ||
:ダンの変身不能中に加入。光線技や回復技を持ち、セブンの抜けた穴を埋めてくれる。 | :ダンの変身不能中に加入。光線技や回復技を持ち、セブンの抜けた穴を埋めてくれる。 | ||
;東光太郎/ウルトラマンタロウ | ;東光太郎/ウルトラマンタロウ | ||
:同じ名前の南光太郎がいるため、変身前もタロウと表記される。'''原作と違いボケキャラ。'''南光太郎との初対面時の漫才は必見(?)。結構シリアスな一面もあるが……。 | :同じ名前の南光太郎がいるため、変身前もタロウと表記される。'''原作と違いボケキャラ。'''南光太郎との初対面時の漫才は必見(?)。結構シリアスな一面もあるが……。 | ||
− | ; | + | ;ウィンダム |
− | : | + | :ダンが変身不能の間の戦力。低燃費な技が多いが命中率が極めて低いため余り頼りにはならない。 |
;[[マサキ・アンドー]] | ;[[マサキ・アンドー]] | ||
− | : | + | :途中スポット参戦し、条件を満たせばシーブックの代わりに最終メンバーに入る。レベルが99と最高レベルで加入するため、非常に頼りがいがある。 |
;[[シュウ・シラカワ]] | ;[[シュウ・シラカワ]] | ||
:マサキと同様、条件を満たす事で最終メンバーに加入。やはりレベルが99と最高レベル。 | :マサキと同様、条件を満たす事で最終メンバーに加入。やはりレベルが99と最高レベル。 | ||
131行目: | 123行目: | ||
=== 敵側ボスキャラクター === | === 敵側ボスキャラクター === | ||
;[[黒い三連星]] | ;[[黒い三連星]] | ||
− | : | + | : |
;[[マ・クベ]] | ;[[マ・クベ]] | ||
− | : | + | : |
;[[ジェリド・メサ]] | ;[[ジェリド・メサ]] | ||
− | : | + | : |
;[[パプテマス・シロッコ]] | ;[[パプテマス・シロッコ]] | ||
− | : | + | :本作では「ネオ・アクシズ」三幹部の一人。 |
;地獄大使/ガラガランダ | ;地獄大使/ガラガランダ | ||
:ショッカーの幹部。かつてギリアムの所属していた部隊を壊滅させ、彼の怒りを買う。 | :ショッカーの幹部。かつてギリアムの所属していた部隊を壊滅させ、彼の怒りを買う。 | ||
;ゾル大佐/狼男 | ;ゾル大佐/狼男 | ||
− | : | + | : |
;死神博士/イカデビル | ;死神博士/イカデビル | ||
− | : | + | : |
;ドクトルG(ゲー)/カニレーザー | ;ドクトルG(ゲー)/カニレーザー | ||
:デストロンの幹部。 | :デストロンの幹部。 | ||
153行目: | 145行目: | ||
:デルザー軍団幹部。本作ではオネエキャラになっている。 | :デルザー軍団幹部。本作ではオネエキャラになっている。 | ||
;カイザーグロウ | ;カイザーグロウ | ||
− | : | + | :秘密組織バダンの切り札。戦闘ではイベント発生まで不死身の上、8~10回もの強力な連続攻撃を仕掛けてくる。 |
;剣聖ビルゲニア | ;剣聖ビルゲニア | ||
:世紀王候補の一人でシャドームーンをライバル視している。Black原作では強敵だったが本作での敵対時は既にRXにパワーアップしているためか、あまり強くない。 | :世紀王候補の一人でシャドームーンをライバル視している。Black原作では強敵だったが本作での敵対時は既にRXにパワーアップしているためか、あまり強くない。 | ||
;世紀王シャドームーン | ;世紀王シャドームーン | ||
− | : | + | :「ネオ・アクシズ」三幹部の一人。 |
;宇宙忍者バルタン星人 | ;宇宙忍者バルタン星人 | ||
:様々な姿に化けてこちらを罠にはめようとしてくる。当初は通訳装置を持っておらず、ジェスチャーで会話しようとするドットキャラの動きは必見。 | :様々な姿に化けてこちらを罠にはめようとしてくる。当初は通訳装置を持っておらず、ジェスチャーで会話しようとするドットキャラの動きは必見。 | ||
;凶悪宇宙人ザラブ星人 | ;凶悪宇宙人ザラブ星人 | ||
:美女に化け、ダンからウルトラアイを奪った。 | :美女に化け、ダンからウルトラアイを奪った。 | ||
− | ; | + | ;ロバート長官(ロボット長官) |
:偽のツァイト市を管理している。その正体はロボットで、生身の仮面を外して内部機械を明らかにする原作のシーンが小ドットながら再現されている。直接対決はしないが無人のMS群を差し向けてくる。 | :偽のツァイト市を管理している。その正体はロボットで、生身の仮面を外して内部機械を明らかにする原作のシーンが小ドットながら再現されている。直接対決はしないが無人のMS群を差し向けてくる。 | ||
;悪質宇宙人メフィラス星人 | ;悪質宇宙人メフィラス星人 | ||
− | : | + | :ツァイト市侵略を狙うがダン達の活躍で敗北を認め、戦いからは身を引く。しかし後にヤプールに粛清されてしまう。 |
− | ; | + | ;異次元人ヤプール |
− | : | + | :「ネオ・アクシズ」三幹部の一人。「すけきよ」という人間に化けて暗躍していた。ゾフィーを人質にしセブンに圧倒的な力を見せつけるなど存在感は大きい。 |
;アポロン総統 | ;アポロン総統 | ||
− | : | + | :本作の黒幕。仮面をつけたその正体は…[[ギリアム・イェーガー|?]] |
=== その他 === | === その他 === | ||
;[[ブライト・ノア]] | ;[[ブライト・ノア]] | ||
− | : | + | : |
− | |||
− | |||
;[[カイ・シデン]] | ;[[カイ・シデン]] | ||
− | : | + | : |
;[[ミライ・ヤシマ]] | ;[[ミライ・ヤシマ]] | ||
: | : | ||
185行目: | 175行目: | ||
: | : | ||
;[[ガルマ・ザビ]] | ;[[ガルマ・ザビ]] | ||
− | : | + | : |
;[[ミネバ・ラオ・ザビ]] | ;[[ミネバ・ラオ・ザビ]] | ||
− | : | + | :ハマーンと逸れてしまっているところをアムロ達と出会い、一悶着起きてしまうがその後甚くアムロを気に入ったご様子。 |
;[[エマ・シーン]] | ;[[エマ・シーン]] | ||
− | : | + | : |
;[[アストナージ・メドッソ]] | ;[[アストナージ・メドッソ]] | ||
− | : | + | : |
;[[バスク・オム]] | ;[[バスク・オム]] | ||
− | : | + | : |
;[[ジュドー・アーシタ]] | ;[[ジュドー・アーシタ]] | ||
:アムロ2度目の単独行動時にアムロ、シャアと行動を共にする。ΖΖガンダムは残念ながらオシャカになってしまっているらしく、PCとしては参加しない。 | :アムロ2度目の単独行動時にアムロ、シャアと行動を共にする。ΖΖガンダムは残念ながらオシャカになってしまっているらしく、PCとしては参加しない。 | ||
201行目: | 191行目: | ||
:喫茶アミーゴのおやっさん。歴代ライダーを支援していた他、本作ではアイテムも売ってくれる。演者が同一人物なのを利用してムラマツ隊長と双子の設定がある。 | :喫茶アミーゴのおやっさん。歴代ライダーを支援していた他、本作ではアイテムも売ってくれる。演者が同一人物なのを利用してムラマツ隊長と双子の設定がある。 | ||
;一文字隼人 | ;一文字隼人 | ||
− | : | + | :仮面ライダー2号。あるダンジョンからの脱出で光太郎に協力する他、必殺技「回転キック」を伝授してくれる。 |
;神敬介 | ;神敬介 | ||
:仮面ライダーX。アポロガイストのバリアを破るために自身の武器「ライドル」を光太郎に託す。恋人水城涼子も生きている。父親の作った海底ステーションを守ることを使命としている。 | :仮面ライダーX。アポロガイストのバリアを破るために自身の武器「ライドル」を光太郎に託す。恋人水城涼子も生きている。父親の作った海底ステーションを守ることを使命としている。 | ||
231行目: | 221行目: | ||
: | : | ||
;ウルトラマンキング | ;ウルトラマンキング | ||
− | : | + | :原作ではウルトラマンレオと懇意な伝説のウルトラマン。今作ではその師であるセブン(ダン)がパワーアップに彼の元で修業したいと追い求めることになる。 |
;[[クロ]]、[[シロ (魔装機神)|シロ]] | ;[[クロ]]、[[シロ (魔装機神)|シロ]] | ||
:共に本作で初登場。 | :共に本作で初登場。 | ||
− | |||
− | |||
== 用語 == | == 用語 == | ||
241行目: | 229行目: | ||
:前述のとおり、3つの大陸からなる惑星。 | :前述のとおり、3つの大陸からなる惑星。 | ||
;ゼウス機関 | ;ゼウス機関 | ||
− | :「'''Z'''et '''E'''xtraordinary '''U'''nited '''S''' | + | :「'''Z'''et '''E'''xtraordinary '''U'''nited '''S'''pace:連邦特別大使」の略称。アムロ曰く「こじつけっぽい名前」。 |
;ネオ・アクシズ | ;ネオ・アクシズ | ||
− | : | + | : |
;実験室のフラスコ | ;実験室のフラスコ | ||
− | : | + | :ギリアムの言葉。曰く、この世界に怪獣やらモビルスーツ、異星人が混在している世界はどう考えてもおかしいらしく、作為的なものさえ感じるという。意図は不明だが何者かが行った実験に自覚なしに巻き込まれてしまい、その結果が失敗ならばこの世界は消滅してしまうのではないのかという結論から彼は実験室のフラスコと喩えた。これはOG世界でも言及し、その証拠に異世界からの勢力が混在し始めている過程にある。 |
== スパロボとの関連 == | == スパロボとの関連 == | ||
*本作の発売日からほぼ丁度10年後の2002年11月22日に『[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION]]』が発売。同作においてギリアムが『[[スーパーロボット大戦F完結編]]』以来久方ぶりに登場し、約9年ぶりに初代[[ゲシュペンスト]]に搭乗した(10年ぶりではないのは『バトルドッジボールII』で登場したから)。 | *本作の発売日からほぼ丁度10年後の2002年11月22日に『[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION]]』が発売。同作においてギリアムが『[[スーパーロボット大戦F完結編]]』以来久方ぶりに登場し、約9年ぶりに初代[[ゲシュペンスト]]に搭乗した(10年ぶりではないのは『バトルドッジボールII』で登場したから)。 | ||
− | |||
− | |||
*『[[第4次スーパーロボット大戦]]』でギリアムの名を聞いたアムロが反応する。 | *『[[第4次スーパーロボット大戦]]』でギリアムの名を聞いたアムロが反応する。 | ||
*『[[スーパーロボット大戦F]]』終盤でギリアムが登場した時、アムロが反応する(マサキはしない)。 | *『[[スーパーロボット大戦F]]』終盤でギリアムが登場した時、アムロが反応する(マサキはしない)。 | ||
*『スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION』ではギリアムとマサキが対面した際、ギリアムが酷く動揺する場面がある。本作ではギリアムとマサキが対面するのはマサキを最終パーティに加えた状態のラスボス戦でしかありえないため、本作での最終パーティは「アムロ・ダン・光太郎・マサキ」というのが正史になると思われる。 | *『スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION』ではギリアムとマサキが対面した際、ギリアムが酷く動揺する場面がある。本作ではギリアムとマサキが対面するのはマサキを最終パーティに加えた状態のラスボス戦でしかありえないため、本作での最終パーティは「アムロ・ダン・光太郎・マサキ」というのが正史になると思われる。 | ||
− | *『[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2]]』は本作の後日談と言っても過言ではなく、「'''ギリアムの贖罪''' | + | *『[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2]]』は本作の後日談と言っても過言ではなく、「'''ギリアムの贖罪'''」が描かれ、本作のファンを狂喜させた。 |
*『[[スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS]]』にて追加されたギリアムの専用BGM“英雄戦記”はこのゲームのタイトルBGMのアレンジである。本来はGBA版『OG2』で入る予定だったが、容量の都合で断念された<ref>[https://blog.spalog.jp/?p=4726 OGsの発売日が過ぎて…] 2019年5月11日閲覧。</ref>。 | *『[[スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS]]』にて追加されたギリアムの専用BGM“英雄戦記”はこのゲームのタイトルBGMのアレンジである。本来はGBA版『OG2』で入る予定だったが、容量の都合で断念された<ref>[https://blog.spalog.jp/?p=4726 OGsの発売日が過ぎて…] 2019年5月11日閲覧。</ref>。 | ||
*漫画『[[スーパーロボット大戦OGクロニクル]]』のある回に、ギリアムの部下の「'''壇'''」「'''光次郎'''」「'''怜次'''」というキャラが登場する。本作のパロディキャラであり、容姿も彼らに似ている。彼らは同作者の『[[スーパーロボット大戦OG Record of ATX]]』にも引き続き登場している。 | *漫画『[[スーパーロボット大戦OGクロニクル]]』のある回に、ギリアムの部下の「'''壇'''」「'''光次郎'''」「'''怜次'''」というキャラが登場する。本作のパロディキャラであり、容姿も彼らに似ている。彼らは同作者の『[[スーパーロボット大戦OG Record of ATX]]』にも引き続き登場している。 | ||
− | |||
== 話題 == | == 話題 == | ||
* 現在では考えられないほど、'''中の人の同一性'''に拘ったネタがあり、「仮面ライダーシリーズ」の立花藤兵衛と『ウルトラマン』のムラマツキャップが'''双子の兄弟'''だったり、「仮面ライダーシリーズ」の本郷猛及び城茂と瓜二つの刑事が出てきて南光太郎を困惑させたり、仮面ライダーV3/風見志郎が'''V3と風見志郎の名前だけを借りた快傑ズバット'''だったりする。ある意味、スパロボの[[声優ネタ]]の走りと言える。 | * 現在では考えられないほど、'''中の人の同一性'''に拘ったネタがあり、「仮面ライダーシリーズ」の立花藤兵衛と『ウルトラマン』のムラマツキャップが'''双子の兄弟'''だったり、「仮面ライダーシリーズ」の本郷猛及び城茂と瓜二つの刑事が出てきて南光太郎を困惑させたり、仮面ライダーV3/風見志郎が'''V3と風見志郎の名前だけを借りた快傑ズバット'''だったりする。ある意味、スパロボの[[声優ネタ]]の走りと言える。 | ||
− | *[[スタッフ:寺田貴信|寺田貴信]]P曰く、後に発表された『[[スーパーヒーロー作戦]] | + | *[[スタッフ:寺田貴信|寺田貴信]]P曰く、後に発表された『[[スーパーヒーロー作戦]]』は、本作と『[[ガイアセイバー ヒーロー最大の作戦]]』を現代(2000年当時)でもう一度やったら面白かろう、という発想で生まれた作品とのこと。因みに『ガイアセイバー』は本作に2年遅れて発売されたコンパチシリーズのSFCソフトで、同じくRPG。ただ、極めてシビアな難易度である等の点から本作ほど評判は良くない。 |
*上記の通り、『スーパーヒーロー作戦』は本作のオマージュ的な面があるため、主人公[[イングラム・プリスケン]]([[ヴィレッタ・バディム|ヴィレッタ・プリスケン]])は記憶喪失という設定や性格面でギリアムに酷似しており、ラスボスである[[ユーゼス・ゴッツォ]]は仮面を付けたという点でアポロンに酷似している。後の『[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION]]』にてギリアムとイングラムが共演した際には意味深な会話を繰り広げている。アニメ版『[[DW]]』では会話は少ないが2人を対比する描写がなされた。 | *上記の通り、『スーパーヒーロー作戦』は本作のオマージュ的な面があるため、主人公[[イングラム・プリスケン]]([[ヴィレッタ・バディム|ヴィレッタ・プリスケン]])は記憶喪失という設定や性格面でギリアムに酷似しており、ラスボスである[[ユーゼス・ゴッツォ]]は仮面を付けたという点でアポロンに酷似している。後の『[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION]]』にてギリアムとイングラムが共演した際には意味深な会話を繰り広げている。アニメ版『[[DW]]』では会話は少ないが2人を対比する描写がなされた。 | ||
*2015年8月8日~9月27日まで上野の森美術館で開催された「メカニックデザイナー 大河原邦男展」において、ゲシュペンストが大河原氏デザインの代表ロボットの一つとして紹介されている関係上、'''『ヒーロー戦記』も[[ガンダムシリーズ]]や[[ボトムズシリーズ]]、『[[無敵鋼人ダイターン3|ダイターン3]]』、『[[無敵ロボ トライダーG7|トライダーG7]]』、『[[合身戦隊メカンダーロボ|メカンダーロボ]]』、『[[蒼き流星SPTレイズナー|レイズナー]]』、『[[勇者王ガオガイガー|ガオガイガー]]』と並ぶ大河原氏がメカデザインした代表作の一つとして取り上げられた'''。 | *2015年8月8日~9月27日まで上野の森美術館で開催された「メカニックデザイナー 大河原邦男展」において、ゲシュペンストが大河原氏デザインの代表ロボットの一つとして紹介されている関係上、'''『ヒーロー戦記』も[[ガンダムシリーズ]]や[[ボトムズシリーズ]]、『[[無敵鋼人ダイターン3|ダイターン3]]』、『[[無敵ロボ トライダーG7|トライダーG7]]』、『[[合身戦隊メカンダーロボ|メカンダーロボ]]』、『[[蒼き流星SPTレイズナー|レイズナー]]』、『[[勇者王ガオガイガー|ガオガイガー]]』と並ぶ大河原氏がメカデザインした代表作の一つとして取り上げられた'''。 |