「スコープドッグ」を編集中
ナビゲーションに移動
検索に移動
この編集を取り消せます。 下記の差分を確認して、本当に取り消していいか検証してください。よろしければ変更を保存して取り消しを完了してください。
最新版 | 編集中の文章 | ||
1行目: | 1行目: | ||
− | + | == ATM-09-ST スコープドッグ(Scope Dog) == | |
− | + | *[[登場作品]]:[[ボトムズシリーズ]] | |
− | + | *分類:ミッド級[[アーマード・トルーパー]] | |
− | * | + | *型式番号:ATM-09-ST |
− | * | + | *[[全長一覧|全高]](降着形態時):3.804m(2.208m) |
− | + | *乾燥重量:6.387t | |
− | + | *巡航走行速度:41.0km/h | |
− | + | *最大[[出力]]:230Hp | |
− | + | *PR液総量(予備):184リットル(20リットル) | |
+ | *開発者:メルキア星・アデルハビッツ社 | ||
+ | *主なパイロット:[[キリコ・キュービィー]]、他 | ||
+ | *所属:[[ギルガメス連合]]軍 | ||
+ | *メカニックデザイン:大河原邦男 | ||
− | + | ギルガメス軍の主力AT。 | |
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | + | ATM-08-ST「スペンディング・ウルフ」をベースにアストラギウス暦7198年にメルキア軍の開発局においてアデルハビッツ社を中心に開発され、[[百年戦争]]終結までに1千万機<ref>現実の兵器で最も生産数が多いのは、戦闘機だとドイツのメッサーシュミットBf109(約35000機)、戦車だと旧ソ連のT-55戦車(ほぼ同型機のT-54も含めて推定10万輌程度)とされている。この点を鑑みても、本機の生産数がいかに桁外れであるかがわかる。</ref>を越える機体が生産された。百年戦争において最も普及した、[[アーマード・トルーパー|AT]]の代名詞的存在であり、戦争の形態を大きく変貌させてしまった歴史に残る新兵器、そして百年戦争に、より一層の殺戮と混迷をもたらした最低の兵器として評価されている。 | |
− | |||
− | + | それまでの初期型ATで培われてきた数多くの新機構が集約されたATの決定版とも呼べる完成度を誇り、後に『ドッグ系』に連なる数多くの試作後継機が誕生している。また、この機体の開発に伴って、メルキア軍はAT開発のための様々なノウハウと幾多の特許を取得し、以後の戦争を左右するATの開発生産に関して独占的な立場に付くことになった。連合内では新参にあたるメルキアがギルガメスの首都星の座に就いたのは、スコープドッグの開発も大きな要素となったと言える。 | |
− | + | 反面、機動性を優先したがために装甲は非常に薄く<ref>最大装甲厚はたったの14㎜。仮に普通鋼だとしたら、歩兵に10m程度まで接近されると、対人銃であるアサルトライフルに蜂の巣にされるレベル。</ref>、対した機動力も時速41km(最高時速82km)と高いわけではない。また、駆動系にはマッスルシリンダーと呼ばれる人口筋肉が採用されているが、これには気化性、引火性の高いポリマーリンゲル液と呼ばれる液体が満たされているにも拘らず、可燃性対策が皆無のため、手足のような箇所であっても少しの被弾で機体が爆散する恐れがある。危険を孕んだ不発弾のような機体ではあるが、生命維持装置は[[パイロットスーツ|耐圧服]]以外はほぼ無いに等しいと、効率重視かつ人命軽視のコンセプトが甚だしく「'''ボトムズ(最低野郎共)'''」の蔑称で呼ばれる一因となっている。 | |
− | + | STのコードが付けられた標準型の他に、様々な改良型や数多くのバリエーションが産み出され、ほぼあらゆる戦場で活躍した。百年戦争の末期には既に旧式化が囁かれていたが、余りにも普及した機体故に世代交代が進まぬまま(言い換えれば、それだけ優れた総合性能と完成度を誇るともいえる)第四次銀河大戦の開戦を迎え、ATM-09シリーズはその戦争再開後も数十年に渡って第一線で活躍する。 | |
− | + | ギルガメス軍の標準カラーは緑とベージュ、その中でもメルキア軍精鋭部隊の機体は薄紫の塗装となっている。 | |
− | |||
− | |||
== 登場作品と操縦者 == | == 登場作品と操縦者 == | ||
=== [[Zシリーズ]] === | === [[Zシリーズ]] === | ||
− | ; | + | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]] |
:初登場作品。通常型に加えて武装が異なる機体や、メルキア軍カラーや[[レッドショルダー]]仕様機といった数々のバリエーションが登場する。ゲーム中でも指摘されているとおり、機体そのものは弱いと言えるが[[キリコ・キュービィー|キリコ]]が搭乗することで凄まじいまでに性能が跳ね上がる。 | :初登場作品。通常型に加えて武装が異なる機体や、メルキア軍カラーや[[レッドショルダー]]仕様機といった数々のバリエーションが登場する。ゲーム中でも指摘されているとおり、機体そのものは弱いと言えるが[[キリコ・キュービィー|キリコ]]が搭乗することで凄まじいまでに性能が跳ね上がる。 | ||
:余談だが、原作再現の演出とは言え、換装の度に[[スコープドッグ・レッドショルダーカスタム|左肩が赤く塗られたり]]、[[スコープドッグ・ターボカスタム|右肩が赤く塗られたり]]する。なお、スコープドッグは顔が左右非対称なので、敵版は別にグラフィックが用意されている。 | :余談だが、原作再現の演出とは言え、換装の度に[[スコープドッグ・レッドショルダーカスタム|左肩が赤く塗られたり]]、[[スコープドッグ・ターボカスタム|右肩が赤く塗られたり]]する。なお、スコープドッグは顔が左右非対称なので、敵版は別にグラフィックが用意されている。 | ||
− | ; | + | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]] |
− | : | + | :基本的に破界篇と同じ。換装装備に[[マーシィドッグ]]用のものが追加されたが、代償として強化パーツスロットが3に減少した。 |
− | ; | + | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]] |
:前作同様キリコ機とメルキア軍仕様が登場。キリコ機は戦艦Xに搭載されていた[[スコープドッグII|戦艦X搭載仕様]]で、通常カラーのスコープドッグは登場しない。 | :前作同様キリコ機とメルキア軍仕様が登場。キリコ機は戦艦Xに搭載されていた[[スコープドッグII|戦艦X搭載仕様]]で、通常カラーのスコープドッグは登場しない。 | ||
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]] | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]] | ||
:前篇同様に通常タイプは[[スコープドッグII|戦艦X搭載仕様]]だが、[[ライト・スコープドッグ]]に既に換装可能となっているため、地上戦では使わない可能性のほうが高い。 | :前篇同様に通常タイプは[[スコープドッグII|戦艦X搭載仕様]]だが、[[ライト・スコープドッグ]]に既に換装可能となっているため、地上戦では使わない可能性のほうが高い。 | ||
− | : | + | :実は時獄編からステータスが上昇している。 |
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
=== 単独作品 === | === 単独作品 === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]] |
− | + | :味方として入手できるのは[[スコープドッグ・ターボカスタム|グレゴルーらのTC]]が4機、[[スコープドッグTC・ISS|バーゴフ分隊のTC・ISS]]が5機、[[スコープドッグ・レッドショルダーカスタム|RSC]]が1の合計10機。内3機はキリコ機なので2機は同時出撃は出来ないが、1MAP中に'''最大8機同時展開可能'''。なお、素のスコープドックや、[[スコープドッグTC・LRS|LRSで使用したTCのレプリカ]]は登場しない。 | |
− | : | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
== 装備・機能 == | == 装備・機能 == | ||
86行目: | 46行目: | ||
==== 格闘兵装 ==== | ==== 格闘兵装 ==== | ||
;アームパンチ | ;アームパンチ | ||
− | : | + | :カートリッジ式の炸薬で腕を高速伸縮させ、パンチの威力を高める固定兵装。使用後には薬莢が排莢される。ヘヴィマシンガン等はケースレス弾を使用しているのか排莢の描写はなく、この武装のローテクさをアピールしている。 |
− | |||
==== 射撃兵装 ==== | ==== 射撃兵装 ==== | ||
− | |||
;GAT-22 ヘヴィマシンガン | ;GAT-22 ヘヴィマシンガン | ||
− | : | + | :スコープドッグの標準的携帯火器。液体火薬を使用した30mm機銃弾が120発装填され、連射および単射が可能。オプションとしてグレネードランチャー発射筒が装備出来る。[[キリコ・キュービィー|キリコ]]の搭乗するスコープドッグには、ほとんどの場合装備されている。 |
− | : | + | :[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇|第2次Z 破界篇]]ではほとんどが連射しているが、キリコ搭乗機は狙って単射する(TC・LRSのみ連射)。 |
− | : | + | :劇中では薬莢を排出している様子が見られないので、前述のとおりケースレス弾を使用しているものと思われるが、液体火薬を使用しているので湿気で不発になることはない。 |
;GAT-22-C ヘヴィマシンガン改 | ;GAT-22-C ヘヴィマシンガン改 | ||
− | :GAT- | + | :GAT-22ヘヴィマシンガンの各種カスタムタイプ。一般的には、銃身の短縮とストックの省略が施されたショートバレル型を指す。 |
− | : | + | :これは重量が軽く銃身が短い事から取りまわしに優れ、ジャングル戦や接近戦でよく使用された。キリコ機以外が装備している場合が多く、混戦時などでの個体識別に役立つ。ちなみに正式名称は無い。 |
;GAT-35 ロッグガン | ;GAT-35 ロッグガン | ||
− | : | + | :ATが扱える唯一のエネルギー兵器。破壊力は絶大だが、エネルギーチャージや取りまわしに問題があるため、主に対艦用火器として用いられる。原作アニメでは、第1話で1回だけ使用されたのみの非常にレアな武器である。 |
;GAT-49 ペンタトルーパー | ;GAT-49 ペンタトルーパー | ||
− | : | + | :AT用のマルチハンドガン。装弾数が6発と少ないながら、ロケット弾や50mmAP(徹甲)弾など弾種が豊富で、重火器を携行出来ない、あるいはその必要性がない部隊(空挺部隊や憲兵隊など)を中心にかなり普及している。 |
− | : | + | :アニメ版ではサブマシンガン的な扱いとなっており、装弾数もヘヴィマシンガン並になっている。 |
;HRAT-23 ハンドロケットランチャー | ;HRAT-23 ハンドロケットランチャー | ||
:装弾数11発の4連装ロケットランチャー。ヘビィ級ATのトータス系列の機体の装備と共通のもの。新しめの資料にはハンディロケットランチャーと記述されている事もある。 | :装弾数11発の4連装ロケットランチャー。ヘビィ級ATのトータス系列の機体の装備と共通のもの。新しめの資料にはハンディロケットランチャーと記述されている事もある。 | ||
;SAT-03 ソリッドシューター | ;SAT-03 ソリッドシューター | ||
− | : | + | :バズーカ型の火器で、設定では弾体を電磁カタパルトで発射する、いわゆるレールガンであるとされるが、火薬式との複合型もあるのか現実のバズーカなどと同様爆炎が描写される場合も多い。反動が少ないため宇宙空間で活動する機体によく装備される。 |
;SMAT-38 ショルダーミサイルガンポッド | ;SMAT-38 ショルダーミサイルガンポッド | ||
:手持ち式の9連装大型ミサイルランチャー。 | :手持ち式の9連装大型ミサイルランチャー。 | ||
− | |||
− | |||
− | ==== | + | ==== 必殺武器 ==== |
;アサルト・コンバット | ;アサルト・コンバット | ||
− | : | + | :第2次Zで採用された、複数の武装でのコンビネーションアタック。RM以外の全てのキリコ機で使用可能。 |
:各機で攻撃方法が違うのはもちろんだが、機体によっては背景の配色も変わる。基本的に各機体が作中で活躍した地形をイメージしたものになっているが、どれも'''最後は炎に包まれる'''。 | :各機で攻撃方法が違うのはもちろんだが、機体によっては背景の配色も変わる。基本的に各機体が作中で活躍した地形をイメージしたものになっているが、どれも'''最後は炎に包まれる'''。 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
=== 移動タイプ === | === 移動タイプ === | ||
130行目: | 83行目: | ||
=== カスタムボーナス === | === カスタムボーナス === | ||
;全ての武器のCRT+30 | ;全ての武器のCRT+30 | ||
− | : | + | :[[第2次Z破界篇]] |
;移動力+1、全ての武器のCRT+30 | ;移動力+1、全ての武器のCRT+30 | ||
− | : | + | :[[第2次Z再世篇]]、[[第3次Z]] |
− | |||
− | |||
− | == | + | == 機体[[BGM]] == |
;「炎のさだめ」 | ;「炎のさだめ」 | ||
: | : | ||
145行目: | 96行目: | ||
:ラウンドムーバーザックを装備した宇宙戦対応型。 | :ラウンドムーバーザックを装備した宇宙戦対応型。 | ||
;[[スコープドッグ・レッドショルダーカスタム]] | ;[[スコープドッグ・レッドショルダーカスタム]] | ||
− | :[[治安警察]] | + | :[[治安警察]]との戦いで使用したカスタム機。本来のレッドショルダー仕様とは異なる。 |
;パープルベアー | ;パープルベアー | ||
:ステレオスコープを備えた偵察・観測用の機体。[[バトリング]]でもよく用いられる。用途の影響か装甲も薄く速度もイマイチ。SRW未登場。 | :ステレオスコープを備えた偵察・観測用の機体。[[バトリング]]でもよく用いられる。用途の影響か装甲も薄く速度もイマイチ。SRW未登場。 | ||
155行目: | 106行目: | ||
:湿地戦仕様。ハイドロジェットと浮き袋の装備によって水上戦が可能となっている。 | :湿地戦仕様。ハイドロジェットと浮き袋の装備によって水上戦が可能となっている。 | ||
;[[スコープドッグII]] | ;[[スコープドッグII]] | ||
− | : | + | :別名「スペース・アサルト」又は「戦艦X搭載型」。宇宙戦に特化されたタイプ。スパロボではスコープドッグ明記で登場。 |
;[[スコープドッグRS]] | ;[[スコープドッグRS]] | ||
:[[レッドショルダー]]に配備されていたチューンアップ機。[[インゲ・リーマン|リーマン少佐]]用の[[スコープドッグ (リーマン機)|指揮官仕様機]]も存在している。 | :[[レッドショルダー]]に配備されていたチューンアップ機。[[インゲ・リーマン|リーマン少佐]]用の[[スコープドッグ (リーマン機)|指揮官仕様機]]も存在している。 | ||
− | |||
− | |||
;[[スコープドッグ・ターボカスタム]] | ;[[スコープドッグ・ターボカスタム]] | ||
:ジェットローラーダッシュ機構を備えた高機動型。 | :ジェットローラーダッシュ機構を備えた高機動型。 | ||
:;[[スコープドッグTC・LRS|ターボカスタム(レプリカ)]] | :;[[スコープドッグTC・LRS|ターボカスタム(レプリカ)]] | ||
− | :: | + | ::ラストレットショルダーでキリコ達が使用した、ターボカスタムレッドショルダー仕様のレプリカ機体。 |
:;[[スコープドッグTC・ISS|ターボカスタム ISS仕様]] | :;[[スコープドッグTC・ISS|ターボカスタム ISS仕様]] | ||
::メルキア情報省特殊部隊ISSに配備されていた宇宙戦用の黒いターボカスタム。 | ::メルキア情報省特殊部隊ISSに配備されていた宇宙戦用の黒いターボカスタム。 | ||
175行目: | 124行目: | ||
:アイスブロウワーと呼ばれるかんじきと凍結防止装備を備えた寒冷地専用タイプ。SRW未登場。 | :アイスブロウワーと呼ばれるかんじきと凍結防止装備を備えた寒冷地専用タイプ。SRW未登場。 | ||
;[[スコープドッグ (ショルダーミサイルポッド)]] | ;[[スコープドッグ (ショルダーミサイルポッド)]] | ||
− | : | + | :両肩にショルダーミサイルポッドを装備したタイプ。 |
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
== 関連機体 == | == 関連機体 == | ||
;スペンディングウルフ | ;スペンディングウルフ | ||
− | : | + | :SRW未登場の前身機種。『送り狼』の名に恥じぬ、コストがかさむほどの高い生存性が最大の特徴。おかげで作戦成功率も非常に高いので前線では大人気だったがコスト面を問題視され、生産は少数にとどまった。 |
− | : | + | :生産性優先のために、この機体から搭乗者の人命に関わる装備をオミットしたのがスコープドッグである(実は、機体性能の差は殆どなかった)。スコープドッグの名は『狼』に劣る『犬』という意味であるとも言われている。 |
;グラントリードッグ | ;グラントリードッグ | ||
:ギルガメス軍の次期主力試作AT。後のヘビィ級ドッグ系列機の祖となる機体。[[秘密結社]]に試作機が奪われ、機密保持のために開発計画は中止となった。ブラッドサッカーは本機の発展系とも名前を変えただけの同一機体とも言われる。 | :ギルガメス軍の次期主力試作AT。後のヘビィ級ドッグ系列機の祖となる機体。[[秘密結社]]に試作機が奪われ、機密保持のために開発計画は中止となった。ブラッドサッカーは本機の発展系とも名前を変えただけの同一機体とも言われる。 | ||
;[[ブラッドサッカー]] | ;[[ブラッドサッカー]] | ||
:『[[装甲騎兵ボトムズ ザ・ラストレッドショルダー|ザ・ラストレッドショルダー]]』に登場した、新型ヘビー級ATの試作機。スコープドッグの系譜に連なる機体なのだが、「ドッグ」の名を冠していないのは機密の都合とも言われている。 | :『[[装甲騎兵ボトムズ ザ・ラストレッドショルダー|ザ・ラストレッドショルダー]]』に登場した、新型ヘビー級ATの試作機。スコープドッグの系譜に連なる機体なのだが、「ドッグ」の名を冠していないのは機密の都合とも言われている。 | ||
− | + | :秘密結社の協力を取り付けた[[ヨラン・ペールゼン|ペールゼン]]が終戦後かき集めた、元レッドショルダー隊員が搭乗していたためか、レッドショルダーの部隊章がしっかりと記され、右肩もご丁寧に真っ赤であった。この機体の完成型が、後に[[イプシロン]]が駆る『[[ストライクドッグ]]』であり、さらに『[[ラビドリードッグ]]』へと続く。 | |
− | + | ;デスグィード | |
− | + | :[[機甲武装Gブレイカー]]に登場するFTで、スコープドッグに似ている。 | |
− | :[[ | ||
− | ; | ||
− | : | ||
== 余談 == | == 余談 == | ||
*3連ターレットスコープが突き出している頭部の形が「蛸」を連想させるため、[[ボトムズシリーズ]]ファンからは'''「スコタコ」'''の愛称で呼ばれている。 | *3連ターレットスコープが突き出している頭部の形が「蛸」を連想させるため、[[ボトムズシリーズ]]ファンからは'''「スコタコ」'''の愛称で呼ばれている。 | ||
− | *[[日本]]のとある鍛冶造形作家が、鉄を加工して(無可動機ではあるが)実際に1/ | + | *[[日本]]のとある鍛冶造形作家が、鉄を加工して(無可動機ではあるが)実際に1/1スケールのスコープドッグを制作したことがあった。この機体は左腕がクロー付きのガトリングガンになっており、「スコープドッグ [[ブルーティッシュドッグ|ブルーティッシュカスタム]]」と呼ばれている。 |
− | * | + | *『ガンダムビルドファイターズトライ』(SRW未参戦)に登場するガンプラであるハイモックは、機体色が([[キリコ・キュービィー|キリコ]]が搭乗する)スコープドッグと同じ緑色で、外見が似ている(ただし、ハイモックのカメラアイは3連ターレットスコープではなくモノアイであるという相違点も存在するが)。 |
**ちなみに同作第11話に登場した実物大モデルのハイモックは、コックピットハッチの開閉構造および降着姿勢がスコープドッグのそれと同じであった。おそらく、制作スタッフはスコープドッグを意識しているのだろう。 | **ちなみに同作第11話に登場した実物大モデルのハイモックは、コックピットハッチの開閉構造および降着姿勢がスコープドッグのそれと同じであった。おそらく、制作スタッフはスコープドッグを意識しているのだろう。 | ||
− | |||
== 脚注 == | == 脚注 == |