「シャルル・ジ・ブリタニア」を編集中
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{{登場人物概要 | {{登場人物概要 | ||
− | | 外国語表記 = [[外国語表記::Charles zi Britannia]] | + | | 外国語表記 = [[外国語表記::Charles zi Britannia]] |
| 登場作品 = [[コードギアスシリーズ]] | | 登場作品 = [[コードギアスシリーズ]] | ||
*{{登場作品 (人物)|コードギアス 反逆のルルーシュ}} | *{{登場作品 (人物)|コードギアス 反逆のルルーシュ}} | ||
*{{登場作品 (人物)|コードギアス 反逆のルルーシュR2}} | *{{登場作品 (人物)|コードギアス 反逆のルルーシュR2}} | ||
− | + | | 声優 = {{声優|若本規夫|SRW=Y}} | |
− | |||
− | | 声優 = {{声優 | ||
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|木村貴宏}} | | キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|木村貴宏}} | ||
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}} | | 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}} | ||
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{{登場人物概要 | {{登場人物概要 | ||
| タイトル = プロフィール | | タイトル = プロフィール | ||
− | | 種族 = | + | | 種族 = 地球人(ブリタニア人) |
− | | 性別 = | + | | 性別 = 男 |
| 生年月日 = 皇暦1955年8月4日 | | 生年月日 = 皇暦1955年8月4日 | ||
+ | | 年齢 = 62歳(第一期)→63歳(R2) | ||
+ | | 出身 = [[神聖ブリタニア帝国]] | ||
+ | | 身長 = 197 cm | ||
+ | | 血液型 = A型 | ||
| 星座 = 獅子座 | | 星座 = 獅子座 | ||
− | | | + | | 所属 = [[神聖ブリタニア帝国]] |
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
| 称号 = 皇帝 | | 称号 = 皇帝 | ||
| 資格 = [[ギアス]] | | 資格 = [[ギアス]] | ||
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== 概要 == | == 概要 == | ||
− | [[神聖ブリタニア帝国]] | + | [[神聖ブリタニア帝国]]の皇帝で、第98代目に当る。絶対的な権力者として君臨し、弱肉強食の哲学を行動原理にしてブリタニアを含む全世界へと浸透させている。立場的にも、番組及び公式サイトのデフォルトネームは「ブリタニア皇帝」。本名で呼ぶ相手はごく僅か。 |
『R2』第2話にて自身も[[ギアス]]能力者である事が判明しており、ギアスの効果は「記憶の改竄」。判明時には、既に両目にギアスの紋様が浮かび上がる状態になっていた。 | 『R2』第2話にて自身も[[ギアス]]能力者である事が判明しており、ギアスの効果は「記憶の改竄」。判明時には、既に両目にギアスの紋様が浮かび上がる状態になっていた。 | ||
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しかし、内心では兄弟姉妹でさえ[[暗殺]]を繰り広げるブリタニアの皇位継承の争いの中で垣間見た「嘘」に満ちた世界に絶望しており、双子の兄[[V.V.]]、そして[[マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア|マリアンヌ]]など志を同じくする者と共にラグナレクの接続によって、「嘘のない世界」を作ることを目指していた。それ故に、現在の世界に対する未練は無い所か、興味さえ示していない。 | しかし、内心では兄弟姉妹でさえ[[暗殺]]を繰り広げるブリタニアの皇位継承の争いの中で垣間見た「嘘」に満ちた世界に絶望しており、双子の兄[[V.V.]]、そして[[マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア|マリアンヌ]]など志を同じくする者と共にラグナレクの接続によって、「嘘のない世界」を作ることを目指していた。それ故に、現在の世界に対する未練は無い所か、興味さえ示していない。 | ||
− | 世界中に戦争を仕掛けたのも、散らばったラグナレクの接続に関係する「遺跡」を制圧下に治めるのが本当の目的で、弱肉強食の持論すらも、はっきり言ってしまえば、兵士達に世界各地に戦争を仕掛ける意欲を高揚させる為の「お題目」程度の物でしかなかった。戦争の中で息子の[[クロヴィス・ラ・ブリタニア|クロヴィス]]や娘の[[ユーフェミア・リ・ブリタニア|ユーフェミア]] | + | 世界中に戦争を仕掛けたのも、散らばったラグナレクの接続に関係する「遺跡」を制圧下に治めるのが本当の目的で、弱肉強食の持論すらも、はっきり言ってしまえば、兵士達に世界各地に戦争を仕掛ける意欲を高揚させる為の「お題目」程度の物でしかなかった。戦争の中で息子の[[クロヴィス・ラ・ブリタニア|クロヴィス]]や娘の[[ユーフェミア・リ・ブリタニア|ユーフェミア]]が死んだ事にも、その死を利用する事はあっても実際は無関心であるが、唯一心を許した皇妃であるマリアンヌとの間の子である[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]と[[ナナリー・ランペルージ|ナナリー]]に対しては、彼なりに愛情を持ってはいる(少なくともマリアンヌよりは)。 |
普段は「黄昏の間」という空間におり、そこに存在する思考エレベーター「[[アーカーシャの剣]]」に身を置いている。その計画を進める中でギアスに関わり、「ラグナレクの接続」を最終目標とするようになる。'''シャルルは息子のルルーシュ同様の「優しさを持つが故の偽悪者」だったとも言える'''が、人類への絶望か、人類へ希望を託すかが彼等を大きく分けることとなった。 | 普段は「黄昏の間」という空間におり、そこに存在する思考エレベーター「[[アーカーシャの剣]]」に身を置いている。その計画を進める中でギアスに関わり、「ラグナレクの接続」を最終目標とするようになる。'''シャルルは息子のルルーシュ同様の「優しさを持つが故の偽悪者」だったとも言える'''が、人類への絶望か、人類へ希望を託すかが彼等を大きく分けることとなった。 | ||
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=== 来歴 === | === 来歴 === | ||
==== 本編開始前 ==== | ==== 本編開始前 ==== | ||
− | 幼い頃より、異母兄弟達の皇位を巡る醜い骨肉の争いを見て、母親もそれに巻き込まれて命を落としてしまう経験をしたシャルルとV.V. | + | 幼い頃より、異母兄弟達の皇位を巡る醜い骨肉の争いを見て、母親もそれに巻き込まれて命を落としてしまう経験をしたシャルルとV.V.の双子の兄弟は、「嘘」に満ちた世界に憎しみを抱き、「嘘の無い世界」を創りだす事を決意する。幼少時はかなり気弱な性格で、いつも兄の陰に隠れながら生活していた。 |
後に[[C.C.]]やマリアンヌを同志に迎え、自らが皇帝に即位してからはギアス関連の遺跡を狙ってその地を侵略、天領として所有、思考干渉システム「アーカーシャの剣」を作り出した。 | 後に[[C.C.]]やマリアンヌを同志に迎え、自らが皇帝に即位してからはギアス関連の遺跡を狙ってその地を侵略、天領として所有、思考干渉システム「アーカーシャの剣」を作り出した。 | ||
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=== その他 === | === その他 === | ||
− | シャルル達の目的としていた「ラグナレクの接続」とは、アーカーシャの剣によって人間の思考世界「Cの世界」に干渉。不老不死のコードを使い、全人類の意識を集合無意識へとリンクさせる……大雑把に言えば、'''全人類の意識を共有させる''' | + | シャルル達の目的としていた「ラグナレクの接続」とは、アーカーシャの剣によって人間の思考世界「Cの世界」に干渉。不老不死のコードを使い、全人類の意識を集合無意識へとリンクさせる……大雑把に言えば、'''全人類の意識を共有させる'''というもの。これが完成すると、人類は他人に思考の全てをさらけ出す形となり、さらにCの世界に残る故人の記憶や思念とのアクセスも可能となる。 |
全人類の意識共有というのは、スパロボ参戦作で例えるなら『[[機動戦士ガンダム00]]』の[[ダブルオーライザー|トランザムバースト]]が全人類に対して常時展開されているようなものと考えれば分かりやすいかもしれない。他のロボットアニメでは『[[新世紀エヴァンゲリオン]]』における[[人類補完計画]]の別方策とも云える。 | 全人類の意識共有というのは、スパロボ参戦作で例えるなら『[[機動戦士ガンダム00]]』の[[ダブルオーライザー|トランザムバースト]]が全人類に対して常時展開されているようなものと考えれば分かりやすいかもしれない。他のロボットアニメでは『[[新世紀エヴァンゲリオン]]』における[[人類補完計画]]の別方策とも云える。 | ||
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}} | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}} | ||
:序章ワールド3から登場するNPC。 | :序章ワールド3から登場するNPC。 | ||
− | |||
− | |||
== パイロットステータス == | == パイロットステータス == | ||
=== [[能力|能力値]] === | === [[能力|能力値]] === | ||
− | + | ブリタニアの元締めだけあってさすがに高い。特に[[命中]]が300超えであり、相当な強化を施していなければ攻撃を避けるのは困難。 | |
=== [[精神コマンド]] === | === [[精神コマンド]] === | ||
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]] | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]] | ||
:'''[[直感]]、[[祝福]]、[[てかげん]]、[[鉄壁]]、[[覚醒]]、[[魂]]''' | :'''[[直感]]、[[祝福]]、[[てかげん]]、[[鉄壁]]、[[覚醒]]、[[魂]]''' | ||
− | : | + | :スーパー系なのかリアル系なのか、戦闘系なのか支援系なのかどっちつかずのラインナップ。「てかげん」を習得しているのは、ルルーシュとナナリーへの情を表しているのだろう。 |
=== [[特殊スキル]] === | === [[特殊スキル]] === | ||
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]] | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]] | ||
:'''[[指揮官]]L4、[[気力+ボーナス]]、[[極]]、[[ガード]]、[[精神耐性]]、[[SP回復]]、[[闘争心]]、[[底力]]L8''' | :'''[[指揮官]]L4、[[気力+ボーナス]]、[[極]]、[[ガード]]、[[精神耐性]]、[[SP回復]]、[[闘争心]]、[[底力]]L8''' | ||
− | :[[ | + | :やはりというか、指揮官を持つ。ゼロ残留ルートの場合、直衛についているビスマルクの命中がとんでもないことになる。ガードと底力の相乗効果で殴るほど堅くなっていく。SP回復はコード持ち、[[シュナイゼル・エル・ブリタニア|シュナイゼル]]や[[コーネリア・リ・ブリタニア|コーネリア]]たちが持たない極の所有は皇帝の証か。 |
=== [[エースボーナス]] === | === [[エースボーナス]] === | ||
− | ; | + | ;自軍フェイズ開始時、味方ユニットの気力+5 |
− | :『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]] | + | :『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』で採用。[[戦意高揚]]の完全な上位互換。幸いにも習得することはないが、もしあったら恐ろしいことになっていたはずである。 |
== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
;[[V.V.]] | ;[[V.V.]] | ||
:実の兄。外見では判断できないが、これはV.V.がC.C.と同様に[[コード]]の所持者により[[不老不死]]であるため。目的の為に弟が表で、兄が裏で動いている。 | :実の兄。外見では判断できないが、これはV.V.がC.C.と同様に[[コード]]の所持者により[[不老不死]]であるため。目的の為に弟が表で、兄が裏で動いている。 | ||
− | :誰に対しても尊大な言動と態度を貫徹するシャルルだが、兄であるV.V. | + | :誰に対しても尊大な言動と態度を貫徹するシャルルだが、兄であるV.V.に対しては「兄さん」と呼んで敬語を使うなど『弟』として唯一若干柔らかい言葉遣いと物腰で接している。 |
;[[オデュッセウス・ウ・ブリタニア]] | ;[[オデュッセウス・ウ・ブリタニア]] | ||
:第1皇子。しかし、劇中ではほとんど接点がない。 | :第1皇子。しかし、劇中ではほとんど接点がない。 | ||
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;[[ユーフェミア・リ・ブリタニア]] | ;[[ユーフェミア・リ・ブリタニア]] | ||
:第3皇女。[[行政特区日本]]を作り、再会した兄妹のために皇籍を自ら退いたことを疑念に思っていた。 | :第3皇女。[[行政特区日本]]を作り、再会した兄妹のために皇籍を自ら退いたことを疑念に思っていた。 | ||
− | : | + | :彼女がルルーシュのギアスに支配され、式典会場で虐殺を実行している際に自分は高らかに笑っていたことを考えると、彼女に対する愛情は希薄だったようだ。 |
;[[ルルーシュ・ランペルージ]](ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア) | ;[[ルルーシュ・ランペルージ]](ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア) | ||
:第11皇子。幼いころに最愛の母マリアンヌを殺され、父である皇帝シャルルに問いただすが、その答えは自身の国外追放のみだった。それ故に、皇帝シャルルはルルーシュが最も憎む敵である。 | :第11皇子。幼いころに最愛の母マリアンヌを殺され、父である皇帝シャルルに問いただすが、その答えは自身の国外追放のみだった。それ故に、皇帝シャルルはルルーシュが最も憎む敵である。 | ||
:しかし、シャルル本人は内心ではルルーシュとナナリーを不器用ながらも愛しており、マリアンヌとは違って二人に対する親としての情はちゃんと持っていた。 | :しかし、シャルル本人は内心ではルルーシュとナナリーを不器用ながらも愛しており、マリアンヌとは違って二人に対する親としての情はちゃんと持っていた。 | ||
:もっとも、それはルルーシュからは自己満足と受け取られるものでしかなく、最終的に[[ギアス]]によってマリアンヌともども引導を渡された。 | :もっとも、それはルルーシュからは自己満足と受け取られるものでしかなく、最終的に[[ギアス]]によってマリアンヌともども引導を渡された。 | ||
− | |||
;[[ナナリー・ランペルージ]](ナナリー・ヴィ・ブリタニア) | ;[[ナナリー・ランペルージ]](ナナリー・ヴィ・ブリタニア) | ||
:第7皇女。母マリアンヌの死と共に国外追放された。[[ブラックリベリオン]]の際、本国に送還された彼女を皇族に復帰させ、後に[[エリア11]]総督に任命した。 | :第7皇女。母マリアンヌの死と共に国外追放された。[[ブラックリベリオン]]の際、本国に送還された彼女を皇族に復帰させ、後に[[エリア11]]総督に任命した。 | ||
:ナナリー自身は兄程ではないにしても、父にはあまり良い感情を持っていない模様。 | :ナナリー自身は兄程ではないにしても、父にはあまり良い感情を持っていない模様。 | ||
− | |||
:「ナイトメア・オブ・ナナリー」では、ルルーシュではなく彼女と対峙する事になり、一時は計画が果たされかけるが彼女の親友にして騎士の説得ですべてを受け入れたナナリーの意思によって計画は破綻する。 | :「ナイトメア・オブ・ナナリー」では、ルルーシュではなく彼女と対峙する事になり、一時は計画が果たされかけるが彼女の親友にして騎士の説得ですべてを受け入れたナナリーの意思によって計画は破綻する。 | ||
;[[マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア]] | ;[[マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア]] | ||
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:[[ナイトオブラウンズ]]のナイトオブワンであり、計画の賛同者の一人。 | :[[ナイトオブラウンズ]]のナイトオブワンであり、計画の賛同者の一人。 | ||
;[[モニカ・クルシェフスキー]] | ;[[モニカ・クルシェフスキー]] | ||
− | :ナイトオブラウンズのナイトオブトゥエルブ。劇中では護衛のためシャルルと共に[[ログレス級]]に乗りロイヤルガードの指揮を担当していた。 | + | :ナイトオブラウンズのナイトオブトゥエルブ。劇中では護衛のためシャルルと共に[[ログレス級]]に乗りロイヤルガードの指揮を担当していた。 |
;母親 | ;母親 | ||
:シャルルとV.V.の母。心優しい人物だったとされるが、兄弟の幼少期に宮廷闘争に巻き込まれて命を落とした。シャルルとV.V.が「嘘に満ちた世界」に絶望する切っ掛けの一つとなった。 | :シャルルとV.V.の母。心優しい人物だったとされるが、兄弟の幼少期に宮廷闘争に巻き込まれて命を落とした。シャルルとV.V.が「嘘に満ちた世界」に絶望する切っ掛けの一つとなった。 | ||
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== 他作品との人間関係 == | == 他作品との人間関係 == | ||
− | ;[[アムロ・レイ]]、[[シャア・アズナブル]] | + | ;[[アムロ・レイ]]、[[シャア・アズナブル]]([[クワトロ・バジーナ]])、[[カミーユ・ビダン]] |
− | :『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]] | + | :『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』では彼等に対して、'''「全ての人間がお前達のようになれば、計画を考え直したかも知れなかった」'''とまで評している。 |
;[[リボンズ・アルマーク]]、[[グレイス・オコナー]] | ;[[リボンズ・アルマーク]]、[[グレイス・オコナー]] | ||
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』では「人類の意思統合」という目的で手を結ぶが、内心では彼らに冷やかな印象を抱いていた。 | :『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』では「人類の意思統合」という目的で手を結ぶが、内心では彼らに冷やかな印象を抱いていた。 | ||
;[[アイム・ライアード]] | ;[[アイム・ライアード]] | ||
:シャルルとV.V.にとって、嘘の塊である彼は最も唾棄すべき存在だが、[[黒の英知]]に関する情報を与えた。 | :シャルルとV.V.にとって、嘘の塊である彼は最も唾棄すべき存在だが、[[黒の英知]]に関する情報を与えた。 | ||
− | |||
− | |||
== 名台詞 == | == 名台詞 == | ||
168行目: | 160行目: | ||
:第6話での[[クロヴィス・ラ・ブリタニア|クロヴィス]]の葬儀の際の演説の台詞。演説の内容と形式から『[[機動戦士ガンダム]]』における[[ギレン・ザビ]]による[[ガルマ・ザビ|ガルマ]]追悼演説のオマージュにも見える。 | :第6話での[[クロヴィス・ラ・ブリタニア|クロヴィス]]の葬儀の際の演説の台詞。演説の内容と形式から『[[機動戦士ガンダム]]』における[[ギレン・ザビ]]による[[ガルマ・ザビ|ガルマ]]追悼演説のオマージュにも見える。 | ||
:余談だが、『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』・『[[スーパーロボット大戦DD|DD]]』では世界観に合わせて一部が改変されている。 | :余談だが、『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』・『[[スーパーロボット大戦DD|DD]]』では世界観に合わせて一部が改変されている。 | ||
+ | ;「世界は嘘をついておる。人を殺してはならない、盗むな、欺くな、姦淫するな……全ては嘘、まやかしに過ぎぬ。殺されたくない、盗まれたくない、だから[[正義]]や倫理という嘘で、弱いその身を護っておるのだ」<br />「原初の真理とは弱肉強食なり! 喰らうのだ、人の富も権力も、世界そのものをッ! 我らブリタニアこそが、世界の嘘を壊し、真実を齎すのだッ!」 | ||
+ | :その続きで語ったシャルルの持論。彼が嘘(あるいは建前)を嫌っている事がよくわかる台詞である。 | ||
;「オォル・ハイル・ブリタァニアァァッ!!」 | ;「オォル・ハイル・ブリタァニアァァッ!!」 | ||
:上記の演説での締めの一言。若本規夫氏の演技([[俗語・俗称 #わ行|若本節]])とも相まって非常に印象的。 | :上記の演説での締めの一言。若本規夫氏の演技([[俗語・俗称 #わ行|若本節]])とも相まって非常に印象的。 | ||
:ちなみに'''『コードギアス』で「オール・ハイル・ブリタニア」をこの様(「ブリタニア」の「タ」にアクセントが来る)に発音して良いのは、皇帝シャルルを演じる若本氏だけの特権(?)であるらしく、他の[[声優]]が同様の発音で喋ったところ、やり直しになったらしい'''。 | :ちなみに'''『コードギアス』で「オール・ハイル・ブリタニア」をこの様(「ブリタニア」の「タ」にアクセントが来る)に発音して良いのは、皇帝シャルルを演じる若本氏だけの特権(?)であるらしく、他の[[声優]]が同様の発音で喋ったところ、やり直しになったらしい'''。 | ||
− | |||
;「死んでおる。お前は、生まれた時から死んでおるのだ。身に纏ったその服は誰が与えた? 家も食事も、命すらも! 全てワシが与えたものだ! つまり、お前は生きたことなど一度もないのだ! 然るにッ! 何たる愚かしさかッ!」<br />「ルルーシュ、死んでおるお前に権利などない。ナナリーと共に日本に渡れ。皇子と皇女ならば、良い取引材料となる……」 | ;「死んでおる。お前は、生まれた時から死んでおるのだ。身に纏ったその服は誰が与えた? 家も食事も、命すらも! 全てワシが与えたものだ! つまり、お前は生きたことなど一度もないのだ! 然るにッ! 何たる愚かしさかッ!」<br />「ルルーシュ、死んでおるお前に権利などない。ナナリーと共に日本に渡れ。皇子と皇女ならば、良い取引材料となる……」 | ||
:第7話の回想シーンにて「継承権などいらない!」と吐き捨てた[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]に対する返し。後述の演説に現れているように「力で奪い取り、勝ち取ってこそ」という持論をそのまま叩きつける。 | :第7話の回想シーンにて「継承権などいらない!」と吐き捨てた[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]に対する返し。後述の演説に現れているように「力で奪い取り、勝ち取ってこそ」という持論をそのまま叩きつける。 | ||
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=== R2 === | === R2 === | ||
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− | |||
;「兄さん……ルルーシュに刺客を送ったというのは本当ですか?」<br />「兄さんは、また嘘をついた……」 | ;「兄さん……ルルーシュに刺客を送ったというのは本当ですか?」<br />「兄さんは、また嘘をついた……」 | ||
− | :ギアス響団での戦いの後、瀕死の[[V.V.]] | + | :ギアス響団での戦いの後、瀕死の[[V.V.]]の前に現れて。直後、シャルルはV.V.を見限り、彼からコードを奪ったため、そのままV.V.を死に至らしめる。 |
− | :C.C. | + | :C.C.からは慕っていた兄を事実上殺害したことを驚いていたが、彼の最終的な目的が果たされれば、死者との邂逅も叶うため、シャルル自身はV.V.の死は取り返しのつく事と考えていた可能性が高い。 |
;「ゼェロよぉ!! 三極の一つE.U.は既に死に体……つまり貴様の作った小賢しい憲章は、世界をブリタニアとそうでないものに色分けする。単純、それ故に明快。畢竟、この戦いを制した側が、世界を手に入れるということ」<br />「いいだろうゼロ、挑んでくるが良い! 全てを得るか全てを失うか、戦いとは元来そういうものだ……! オール・ハイル・ブリタァニアァァーー!!」 | ;「ゼェロよぉ!! 三極の一つE.U.は既に死に体……つまり貴様の作った小賢しい憲章は、世界をブリタニアとそうでないものに色分けする。単純、それ故に明快。畢竟、この戦いを制した側が、世界を手に入れるということ」<br />「いいだろうゼロ、挑んでくるが良い! 全てを得るか全てを失うか、戦いとは元来そういうものだ……! オール・ハイル・ブリタァニアァァーー!!」 | ||
:[[超合集国]]決議の際に割り込み、演説で返す。突如現れたシャルルの姿にルルーシュも動揺を隠せなかった。 | :[[超合集国]]決議の際に割り込み、演説で返す。突如現れたシャルルの姿にルルーシュも動揺を隠せなかった。 | ||
− | |||
;「我が息子、ルルーシュよ……時は来た……あがないの時が!」 | ;「我が息子、ルルーシュよ……時は来た……あがないの時が!」 | ||
:[[アーカーシャの剣]]でルルーシュと対峙して。『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』では原作どおりのタイミングでこの台詞が出る他、ルルーシュで撃墜してもこの台詞が出る。 | :[[アーカーシャの剣]]でルルーシュと対峙して。『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』では原作どおりのタイミングでこの台詞が出る他、ルルーシュで撃墜してもこの台詞が出る。 | ||
229行目: | 219行目: | ||
:『第2次Z再世篇』より。アイムに黒の英知に関する情報を与えたことをV.V.に咎められて。嘘で自分を固めるアイムも、[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]という[[仮面キャラ|仮面]]で周囲を欺くルルーシュも、シャルルにとっては同じに見えるのだろう。 | :『第2次Z再世篇』より。アイムに黒の英知に関する情報を与えたことをV.V.に咎められて。嘘で自分を固めるアイムも、[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]という[[仮面キャラ|仮面]]で周囲を欺くルルーシュも、シャルルにとっては同じに見えるのだろう。 | ||
;「見せ掛けの平和を享受する者達よ…! 時代が求めるのは前に進む力だ!戦うのだ! それが出来ぬ者に、この世界に生きる資格は与えられない!全てを得るか、全てを失うか…それを決めるのは、この世界に生きる一人一人の人間だ!我が名はシャルル・ジ・ブリタニア! 人よ、戦え! 抗え! 競え!それだけが未来を切り拓く道なのだ!ゴッドブレス・ユニバース! 新たな世界に祝福を!!」 | ;「見せ掛けの平和を享受する者達よ…! 時代が求めるのは前に進む力だ!戦うのだ! それが出来ぬ者に、この世界に生きる資格は与えられない!全てを得るか、全てを失うか…それを決めるのは、この世界に生きる一人一人の人間だ!我が名はシャルル・ジ・ブリタニア! 人よ、戦え! 抗え! 競え!それだけが未来を切り拓く道なのだ!ゴッドブレス・ユニバース! 新たな世界に祝福を!!」 | ||
− | :『第2次Z再世篇』第48話シナリオエンドデモでの演説の後半部分。[[ムゲ・ゾルバドス|ムゲ]]を倒し一件落着かと思いきや、[[地球連邦政府 (00)|地球連邦]]代表の[[リリーナ・ドーリアン|リリーナ]] | + | :『第2次Z再世篇』第48話シナリオエンドデモでの演説の後半部分。[[ムゲ・ゾルバドス|ムゲ]]を倒し一件落着かと思いきや、[[地球連邦政府 (00)|地球連邦]]代表の[[リリーナ・ドーリアン|リリーナ]]が解任され、シャルルが代表の座へ就くことになった席での演説。第48話タイトルをそのまま叫んでいる。 |
;「その存在、抹消してくれるわ!」 | ;「その存在、抹消してくれるわ!」 | ||
:『第2次Z再世篇』における戦闘台詞の一つ。何でもない普通の台詞だが、実際に聞くと若本氏独特の台詞回しがこれでもかと表れている。 | :『第2次Z再世篇』における戦闘台詞の一つ。何でもない普通の台詞だが、実際に聞くと若本氏独特の台詞回しがこれでもかと表れている。 | ||
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*現在の公式設定では「シャルル・ジ・ブリタニア」がフルネームとされているが、放送当時に刊行された一部の書籍や[[資料]]では「'''ルイツ・ラ・ブリタニア'''」という表記も散見されていた。 | *現在の公式設定では「シャルル・ジ・ブリタニア」がフルネームとされているが、放送当時に刊行された一部の書籍や[[資料]]では「'''ルイツ・ラ・ブリタニア'''」という表記も散見されていた。 | ||
**[[小説|小説版]]の雑誌掲載時には「ルイツ」表記だったが、単行本収録時には現行の「シャルル」表記に改められている。 | **[[小説|小説版]]の雑誌掲載時には「ルイツ」表記だったが、単行本収録時には現行の「シャルル」表記に改められている。 | ||
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== 脚注 == | == 脚注 == |