「ガンダム試作1号機」を編集中
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{{登場メカ概要 | {{登場メカ概要 | ||
− | | | + | | 外国語表記 = [[外国語表記::Gundam GP01]] |
+ | | コードネーム = ゼフィランサス | ||
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]] | | 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]] | ||
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY}} | *{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY}} | ||
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| 分類 = 地上用[[モビルスーツ]] | | 分類 = 地上用[[モビルスーツ]] | ||
| 生産形態 = 試作機 | | 生産形態 = 試作機 | ||
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| 180度姿勢変換 = 0.9sec | | 180度姿勢変換 = 0.9sec | ||
| 装甲材質 = [[装甲材質::ルナ・チタニウム合金]] | | 装甲材質 = [[装甲材質::ルナ・チタニウム合金]] | ||
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| 開発 = [[アナハイム・エレクトロニクス]]社 | | 開発 = [[アナハイム・エレクトロニクス]]社 | ||
| 所属 = {{所属 (メカ)|地球連邦軍}} | | 所属 = {{所属 (メカ)|地球連邦軍}} | ||
+ | | メカニックデザイン = {{メカニックデザイン|河森正治}} | ||
+ | }} | ||
+ | |||
+ | {{登場メカ概要 | ||
+ | | タイトル = コアファイターII | ||
+ | | 分類 = コクピット兼宇宙用小型戦闘機 | ||
+ | | 型式番号 = FF-XII(FF-X7II) | ||
+ | | 全長 = 14.7 m | ||
+ | | 翼幅 = 10.5 m | ||
+ | | 全備重量 = 15.9 t | ||
+ | | スラスター推力 = 84,000 kg | ||
+ | | 装甲材質 = [[装甲材質::ルナ・チタニウム合金]] | ||
| 主なパイロット = [[パイロット::コウ・ウラキ]] | | 主なパイロット = [[パイロット::コウ・ウラキ]] | ||
}} | }} | ||
'''ガンダム試作1号機'''は『[[機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY]]』の登場メカ。同作品の前半の主役ロボットである。 | '''ガンダム試作1号機'''は『[[機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY]]』の登場メカ。同作品の前半の主役ロボットである。 | ||
+ | |||
+ | この項目では[[分離]]形態である「'''コアファイターII'''」についても説明する。 | ||
== 概要 == | == 概要 == | ||
− | [[アナハイム・エレクトロニクス]]が開発した[[地球連邦軍]]の試作型[[モビルスーツ]]。コードネームは「'''ゼフィランサス''' | + | [[アナハイム・エレクトロニクス]]が開発した[[地球連邦軍]]の試作型[[モビルスーツ]]。コードネームは「'''ゼフィランサス'''」で、この名の由来である植物の花言葉は「清い愛」。 |
「[[ガンダム開発計画]]」によって製造された3機のガンダムのうちの1機で、装備換装による汎用性の向上をコンセプトとしている。そのため、3機の中ではRX-78-2[[ガンダム]]の特徴を最も色濃く受け継いでいる。四肢の駆動系には新設計の物が採用されており、これは後にムーバブルフレームの基礎ともなった。 | 「[[ガンダム開発計画]]」によって製造された3機のガンダムのうちの1機で、装備換装による汎用性の向上をコンセプトとしている。そのため、3機の中ではRX-78-2[[ガンダム]]の特徴を最も色濃く受け継いでいる。四肢の駆動系には新設計の物が採用されており、これは後にムーバブルフレームの基礎ともなった。 | ||
− | RX-78-2ガンダムと同様に[[コアブロックシステム]]を採用しており、本体はクラブ・ワークス事業部が、搭載される「FF-XII(あるいはFF-X7II)コアファイターII」はハービック社が開発を担当している。RX-78- | + | RX-78-2ガンダムと同様に[[コアブロックシステム]]を採用しており、本体はクラブ・ワークス事業部が、搭載される「FF-XII(あるいはFF-X7II)コアファイターII」はハービック社が開発を担当している。RX-78-2ガンダムに採用されているバーティカル・イン・ザ・ボディとは異なる方式「ホリゾンタル・イン・ザ・ボディ」によって、本体とコアファイターIIはドッキングするようになっている。この方式によりコアファイターIIのバックパックスラスターやビームガン(ビームサーベル)が直接使用でき、より無駄が無くなった。 |
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+ | 漫画『機動戦士ガンダム0083 REBELLION』ではガンダム試作2号機を護衛するバディ機としての設定が追加され、同機の最終装甲と同様の対核処理を施されたチョバムアーマー([[NT-1アレックス]]と同じデザインで頭部にもゴーグル状のフェイスガードを装備している)を当初は装備していた。しかし、地上での運用にはデッドウェイトになるため最初の運用後に強制パージされた。 | ||
+ | 同作では水中用のアクア装備や支援戦闘機GアーマーIIが登場している。 | ||
=== 劇中での様相 === | === 劇中での様相 === | ||
− | 本機はテストのために[[アルビオン]]に搭載されたが、[[トリントン基地]]にて[[アナベル・ガトー]]に強奪された[[ガンダム試作2号機]]を追撃するためにテストパイロットの[[コウ・ウラキ]] | + | 本機はテストのために[[アルビオン]]に搭載されたが、[[トリントン基地]]にて[[アナベル・ガトー]]に強奪された[[ガンダム試作2号機]]を追撃するためにテストパイロットの[[コウ・ウラキ]]が搭乗。以後、彼がパイロットを務める事となった。 |
− | + | その後、宇宙へ上がった直後に発生した戦闘で[[シーマ・ガラハウ]]の[[ゲルググM (シーマ専用)|ゲルググM]]と地上用装備のままで交戦し、大破。[[月|月面]]にて宇宙戦高機動仕様の'''[[ガンダム試作1号機Fb]]'''へと改修された。 | |
本編におけるオプションは実質的に陸戦装備のみであり、他のオプションが登場する事はなかった。 | 本編におけるオプションは実質的に陸戦装備のみであり、他のオプションが登場する事はなかった。 | ||
+ | |||
+ | === コアファイターII === | ||
+ | ガンダム試作1号機の[[コアファイター]]。 | ||
+ | |||
+ | ガンダム試作1号機時はバックパックや胸部となる。新たなドッキング方式のおかげで、小型戦闘機としての性能も向上している。 | ||
== 登場作品と操縦者 == | == 登場作品と操縦者 == | ||
− | + | 続き物のシリーズでは『0083』が初登場時以外は最初からフルバーニアンで、こちらは出番がない場合が多い。初登場時に出てきてもFbになって以後それっきりで不遇さが否めない。 | |
=== [[旧シリーズ]] === | === [[旧シリーズ]] === | ||
− | ; | + | ;[[第3次スーパーロボット大戦]] |
− | + | :初登場作品。ルートによっては[[ミデア]]が撃墜されると入手できないので注意したい。宇宙に行く際にFbに強化されるが、後に地上に戻ってきてもFbのまま(ガンダム試作1号機が入手できなくてもFbは入手できる)。 | |
− | + | :なおFbはデータ上は別ユニットである為、Fb化する前にユニットを改造しても資金が無駄になる。 | |
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− | : | ||
=== [[αシリーズ]] === | === [[αシリーズ]] === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦α]] |
− | + | :MSの中でも弱い部類に属する。 | |
− | : | + | :コアファイターIIに分離可能。サイズSなのもあって回避力があるが、武装が非力で戦力には数えられないのでさっさと戦艦に戻すべき。 |
=== COMPACTシリーズ === | === COMPACTシリーズ === | ||
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]] | ;[[スーパーロボット大戦IMPACT]] | ||
− | : | + | :今回は最初からFb状態のため登場しないが没ユニットデータが存在。グラフィックは『α』のものと同じ。 |
=== 携帯機シリーズ === | === 携帯機シリーズ === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦A]]([[スーパーロボット大戦A PORTABLE|PORTABLE]]) |
:当作でもあくまで繋ぎの機体であるため性能も全体的に低め。原作通り宇宙での戦闘で大破させられ、その後Fbに強化。 | :当作でもあくまで繋ぎの機体であるため性能も全体的に低め。原作通り宇宙での戦闘で大破させられ、その後Fbに強化。 | ||
− | |||
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== 装備・機能 == | == 装備・機能 == | ||
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:ブラッシュ社が開発した接近戦用の武装。背部に2本マウントしている。 | :ブラッシュ社が開発した接近戦用の武装。背部に2本マウントしている。 | ||
:;ビームガン | :;ビームガン | ||
− | :: | + | ::ビームサーベルをマウントしたままの状態では、ビームガンとして機能する。威力は低く、モビルスーツ相手には牽制程度にしかならない。 |
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;BAUVA・XBR-M-82-05H [[ビームライフル]] | ;BAUVA・XBR-M-82-05H [[ビームライフル]] | ||
− | : | + | :ボウワ社が開発した携行兵装。エネルギーパック方式が採用されている。また、「ジュッテ」と呼ばれる小型ビームサーベルを内蔵しており、ビームライフルを持ったまま敵のビームサーベルを受け止める事が出来る。 |
;RX・Vsh-023F/S-04712 シールド | ;RX・Vsh-023F/S-04712 シールド | ||
− | : | + | :ルナ・チタニウム合金製の実体盾。[[ビームコート|耐ビームコーティング]]処理が施され、数度のビーム攻撃を防げるようになっている。また、伸縮が自在であり取り回しも良い。いちおう本機体専用のシールド。 |
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==== オプション装備 ==== | ==== オプション装備 ==== | ||
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:[[切り払い]]、[[シールド防御]]を発動。 | :[[切り払い]]、[[シールド防御]]を発動。 | ||
;[[分離]] | ;[[分離]] | ||
− | : | + | :コアファイターIIに分離する。 |
=== 移動タイプ === | === 移動タイプ === | ||
;[[陸]] | ;[[陸]] | ||
+ | : | ||
=== [[サイズ]] === | === [[サイズ]] === | ||
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;シールド防御時のダメージが80%減になる。 | ;シールド防御時のダメージが80%減になる。 | ||
:『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』で採用。 | :『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』で採用。 | ||
+ | |||
+ | == 装備・機能(コアファイターII) == | ||
+ | === 武装・[[必殺武器]] === | ||
+ | ;ビームガン | ||
+ | :威力は低く、モビルスーツ相手には牽制程度にしかならない。 | ||
+ | |||
+ | === 移動タイプ === | ||
+ | ;[[空]] | ||
+ | : | ||
+ | |||
+ | === [[サイズ]] === | ||
+ | ;S | ||
+ | : | ||
== 機体BGM == | == 機体BGM == | ||
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== 関連機体 == | == 関連機体 == | ||
− | ; | + | ;ガンダム試作0号機 |
− | : | + | :ガンダム開発計画の機体全ての原型にあたる機体。コードネームは「ブロッサム」。当時の新技術をしこたま詰め込み、あらゆる局面への対応を目指した多機能型高性能機となるはずであったが、その分パイロットに尋常ではない負担を強いる欠陥を抱えてしまう。そのため、この機体自体は開発中止となり、そのコンセプトや機能は4機の試作ガンダムに分割して受け継がれることとなった。SRW未登場。 |
;[[ガンダム試作1号機Fb]] | ;[[ガンダム試作1号機Fb]] | ||
:宇宙戦高機動仕様。 | :宇宙戦高機動仕様。 | ||
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;[[ガーベラ・テトラ]] | ;[[ガーベラ・テトラ]] | ||
:ガンダム試作4号機(SRW未登場)がジオンに流れた末の姿。 | :ガンダム試作4号機(SRW未登場)がジオンに流れた末の姿。 | ||
− | ; | + | ;パワード・ジム |
− | : | + | :ジム改の改修機。本機と同型のバックパックやスラスターを搭載しつつそれに見合った調整が加えられており、当時の最新鋭機であるジムカスタムをも上回る機動力を誇った。SRW未登場。 |
== 余談 == | == 余談 == | ||
*以前は「(ガンダム)'''GP01'''(ゼフィランサス)」と表記される事が多かったが、近年では「ガンダム試作1号機」が多くなった。それに伴い、他の機体もそれに準じた名称で呼ばれるようになっている。 | *以前は「(ガンダム)'''GP01'''(ゼフィランサス)」と表記される事が多かったが、近年では「ガンダム試作1号機」が多くなった。それに伴い、他の機体もそれに準じた名称で呼ばれるようになっている。 | ||
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== 商品情報 == | == 商品情報 == |