余談
*TV版終了後に担当声優の摩味氏が一時渡米して休業(現在は復帰)したため、総集編や一部[[コンピュータゲーム|ゲーム]]等では朴璐美氏が演じた。その後は基本的に朴氏に役が引き継がれている。
**ちなみに、[[漫画]]雑誌『ガンダムエース』のインタビューにて朴氏はニコル役のオーディションに参加していた事が明かされている。
*ニコルは『SEED』の中盤で退場となるが、『SEED』終盤、さらには[[続編]]『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』でも回想シーンという形で何度も登場している……(この時の声はTV版の摩味氏のもの)が、その回想シーンがニコルの[[バンクシーン|戦死場面の流用]]であり、しかも頻繁に使用された事でも有名。死亡回直後の第30話でも早速2回も使用されている。そのため、「ニコルはいつになったら成仏できるのか?」等と語り草にされていた。『SEED』はバンクシーンの多用が目立つため、単にその一環と見る向きもある。
**なお、熱心なファンがカウントした結果、'''ニコルは『SEED』と『SEED DESTINY』の合計(TV放送版)で28回も回想シーン内で死んでいる'''らしい。
**ちなみに2024年公開の劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』(SRW未参戦)でも2回ほど流された。
***2016年放送の『[[機動戦士ガンダムUC|機動戦士ガンダムUC RE:0096]]』の前期エンディングでは[[ロニ・ガーベイ|ロニ]]の死亡シーンがほぼ毎回流されており、ニコルの一件を思い出した視聴者もいたとか…。
*ブリッツガンダムのHGプラモデルが発売されたのは、よりにもよって'''ニコル死亡回となる第29話「さだめの楔」の放映日(2003年4月26日)'''だったため、多くの[[ガンプラ]]ユーザーが唖然としたという。
*HDリマスター版ではニコルの死に方が少し変わった。旧バージョンでは、[[ソードストライクガンダム|ソードストライク]]のシュベルトゲベールによる胴抜きを食らう、である。一方、新バージョンでは、突然姿を現したブリッツに慌てて引かれたソードストライクのシュベルトゲベール(しかも'''接触の寸前までブリッツに対しては「峰」が向いていた''')に勢い余ってコクピットから突っ込んだようになってしまっている。
**作画監督である重田氏のインタビューでは、旧バージョンのソードストライクの動作は「'''直前のカットで右肩に担いでいたシュベルトゲベールを、わざわざ頭の上を通して左手側に移動させてから思い切り振りかぶっている'''」という不自然な動作であり、あの時のキラに明確な殺意があったわけではない、という解釈からもずれていた事から修正する事になったが、元々シュベルトゲベールを左手側に移動させていたのは、カメラアングル的に見やすくするためであり、修正するのが難しかった、と語られている。