「ゲシュペンスト」を編集中
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| 全高 = 21.2 m | | 全高 = 21.2 m | ||
| 重量 = 72.4 t | | 重量 = 72.4 t | ||
− | | 動力 = [[核融合ジェネレーター]] | + | | 動力 = [[核融合ジェネレーター]] |
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| 基本OS = [[TC-OS]] | | 基本OS = [[TC-OS]] | ||
| 主なパイロット = [[ギリアム・イェーガー]]<br />第4次・スパロボFの[[主人公]]と副主人公<br />Tのサブ主人公 | | 主なパイロット = [[ギリアム・イェーガー]]<br />第4次・スパロボFの[[主人公]]と副主人公<br />Tのサブ主人公 | ||
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== 概要 == | == 概要 == | ||
=== 共通設定 === | === 共通設定 === | ||
− | 『[[ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス]]』における[[ギリアム・イェーガー]] | + | 『[[ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス]]』における[[ギリアム・イェーガー]]のパワードスーツ。 |
「[[スーパーロボット大戦シリーズ]]」では『[[第4次スーパーロボット大戦]]』で初登場した、史上初の[[パーソナルトルーパー]]([[PT]])。[[テスラ・ライヒ研究所|テスラ=ライヒ研究所]]の博士である主人公の父親が設計の一部を担当した。 | 「[[スーパーロボット大戦シリーズ]]」では『[[第4次スーパーロボット大戦]]』で初登場した、史上初の[[パーソナルトルーパー]]([[PT]])。[[テスラ・ライヒ研究所|テスラ=ライヒ研究所]]の博士である主人公の父親が設計の一部を担当した。 | ||
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=== スーパーロボット大戦T === | === スーパーロボット大戦T === | ||
− | + | VTXユニオン特務一課の主導で開発され、[[ティラネード]]とは連邦軍次期量産機の座を競い合う兄弟でありライバル機といった形。 | |
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== 登場作品と操縦者 == | == 登場作品と操縦者 == | ||
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=== COMPACTシリーズ === | === COMPACTシリーズ === | ||
− | ; | + | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT2}} |
− | : | + | :第1部、第2部において主人公機([[アルトアイゼン]]&[[ヴァイスリッター]])の設定において、PTX-002 [[ゲシュペンストMk-II]]の量産前に3機試作されたと出てくる。 |
− | + | :第3部では敵として登場。[[アインスト]]が鹵獲したヴァイスリッターのデータから、[[パーソナルトルーパー]]の「はじまり」であるゲシュペンストをコピーとして生み出している。アインスト産ではあるが「アインストゲシュペンスト」ではなく単に「ゲシュペンスト」で武装名もドイツ語は未使用。外見も他シリーズのゲシュペンストそのままでアインストらしい生物的要素は持っていない。他シリーズのゲシュペンストが持たない武装を使用しているが、これがCOMPACT2世界のゲシュペンストの標準装備なのか、アインストによるカスタムが加わった結果なのかは不明。アインストシリーズの雑魚の中では[[アインストゲミュート]]を上回る性能を持つ上位種として終盤に多数登場する。ちなみにコンパチシリーズを除くスパロボシリーズでは初めてゲシュペンストシリーズが敵として登場した作品である。 | |
− | : | ||
:なお、リメイクである『[[スーパーロボット大戦IMPACT]]』では(『[[α外伝]]』からのデータ流用の都合上)[[量産型ゲシュペンストMk-II]]に置き換えられており、アインストが「はじまりの機体=初代ゲシュペンスト」に固執して生み出したという件がカットされている。 | :なお、リメイクである『[[スーパーロボット大戦IMPACT]]』では(『[[α外伝]]』からのデータ流用の都合上)[[量産型ゲシュペンストMk-II]]に置き換えられており、アインストが「はじまりの機体=初代ゲシュペンスト」に固執して生み出したという件がカットされている。 | ||
111行目: | 103行目: | ||
:武装及び演出は『T』準拠になっているが、修理装置・補給装置は装備しておらず、カスタムボーナスもスラッシュリッパーの性能が上がるものに変更されている。 | :武装及び演出は『T』準拠になっているが、修理装置・補給装置は装備しておらず、カスタムボーナスもスラッシュリッパーの性能が上がるものに変更されている。 | ||
:最後まで使っていくには火力がやや心もとない分サポート系の精神コマンドが充実しているため、支援運用を重視するならレスキューユニットの装備も視野に入る。 | :最後まで使っていくには火力がやや心もとない分サポート系の精神コマンドが充実しているため、支援運用を重視するならレスキューユニットの装備も視野に入る。 | ||
− | : | + | :本作のギリアムは旧シリーズの世界から転移したようなのだが、そちらでギリアムが乗っていたのは本機ではなく[[ゲシュペンストMk-II]]だったので辻褄が合わない。こちらに転移する前に本機に乗り換えたのか、[[平行世界|旧シリーズに極めて近い別世界]]なのかは不明。なお、特に説明がないがギリアムと同一世界からやってきたイルムはグルンガストに乗っているので、イルムがかつて乗っていたゲシュペンスト(スーパー系)とは別の機体と思われる。 |
=== [[OGシリーズ]] === | === [[OGシリーズ]] === | ||
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;[[ミサイル|スプリットミサイル]] | ;[[ミサイル|スプリットミサイル]] | ||
− | : | + | :背中に2基装備されている多弾頭ミサイル。 |
;ガトリングガン | ;ガトリングガン | ||
:『COMPACT2』のみ採用。 | :『COMPACT2』のみ採用。 | ||
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;プラズマカッター | ;プラズマカッター | ||
:左腕の突起を引き抜いて使用する[[ビームサーベル]]。 | :左腕の突起を引き抜いて使用する[[ビームサーベル]]。 | ||
− | :『COMPACT2』ではEN制ではなく弾数制(10発) | + | :『COMPACT2』ではEN制ではなく弾数制(10発)になっている。 |
;ニュートロンビーム | ;ニュートロンビーム | ||
:大型のビームライフル。現状他シリーズと異なりどれも弾数ではなくEN制。 | :大型のビームライフル。現状他シリーズと異なりどれも弾数ではなくEN制。 | ||
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:『T』『30』ではスプリットミサイルで牽制しつつ敵機の上空に移動して発射する。このためか、'''今作では『第4次』以来久々にビーム属性が付いていない'''。その代わり『OGS』に引き続きバリア貫通が付いており、序盤で自軍入りした場合は第2話の戦闘前会話で「ニュートロンビームには[[ディストーション・フィールド]]は通用しない」とバリア貫通について説明が入る。 | :『T』『30』ではスプリットミサイルで牽制しつつ敵機の上空に移動して発射する。このためか、'''今作では『第4次』以来久々にビーム属性が付いていない'''。その代わり『OGS』に引き続きバリア貫通が付いており、序盤で自軍入りした場合は第2話の戦闘前会話で「ニュートロンビームには[[ディストーション・フィールド]]は通用しない」とバリア貫通について説明が入る。 | ||
;スラッシュリッパー | ;スラッシュリッパー | ||
− | :三枚の刃を展開して体当たりを繰り出す円盤型の[[オールレンジ攻撃]]。他シリーズでは[[ゲシュペンストMk-II]] | + | :三枚の刃を展開して体当たりを繰り出す円盤型の[[オールレンジ攻撃]]。他シリーズでは[[ゲシュペンストMk-II]]の装備として有名。ゲシュペンストが装備しているのは、OGシリーズでのプレイヤーによる換装装備を除けば長らく本作のみだった。 |
− | : | + | :『T』『30』ではこちらが最強武装。[[トドメ演出]]ではプラズマカッターとリッパーによる波状攻撃で追撃する。こちらもバリア貫通属性持ち。射撃属性となっているOGシリーズとは異なり、格闘属性になっている。このため、ギリアム機としては珍しく格闘武器が必殺技となった。 |
:ニュートロンビーム共々サイズ差無視が付いていないため、大型機との戦闘に参加させるなら強化パーツやパイロットの技能で補強したい。 | :ニュートロンビーム共々サイズ差無視が付いていないため、大型機との戦闘に参加させるなら強化パーツやパイロットの技能で補強したい。 | ||
202行目: | 194行目: | ||
;スプリットミサイル | ;スプリットミサイル | ||
:ニュートロンビームの砲身からミサイルを発射。どこにそんなものが……。 | :ニュートロンビームの砲身からミサイルを発射。どこにそんなものが……。 | ||
− | |||
;メガ粒子砲 | ;メガ粒子砲 | ||
:ニュートロンビームの砲身からビームを発射。 | :ニュートロンビームの砲身からビームを発射。 | ||
212行目: | 203行目: | ||
:ニュートロンビームの砲身から、敵のHPを吸収する謎のレーザーを発射する。長らくOGシリーズへの登場を望む声があったが、[[ゲシュペンスト・タイプRV]]の内蔵武装という形で本当に登場してしまった。 | :ニュートロンビームの砲身から、敵のHPを吸収する謎のレーザーを発射する。長らくOGシリーズへの登場を望む声があったが、[[ゲシュペンスト・タイプRV]]の内蔵武装という形で本当に登場してしまった。 | ||
;メガ・バスターキャノン | ;メガ・バスターキャノン | ||
− | : | + | :ニュートロンビームの砲身から、最大出力のレーザーを発射する。オクスタン・ランチャーもビックリのモード切り替えの多いライフルである。ゲシュペンストの最強武器(必殺技)にして全体攻撃。習得レベルが序盤だけの参加にも関わらず9と高いので、ギリアムをきちんと育てないと見る事が出来ない。後に[[ゲシュペンスト・タイプRV]]の最強武器として受け継がれる。 |
==== 特殊能力 ==== | ==== 特殊能力 ==== | ||
;リカバー | ;リカバー | ||
− | : | + | :自身に若干のダメージを与えて他の3人の味方を回復させる特殊能力。 |
=== バトルドッジボールII === | === バトルドッジボールII === | ||
==== 必殺技 ==== | ==== 必殺技 ==== | ||
;ハンドバルカン | ;ハンドバルカン | ||
− | : | + | :Lv1必殺技。パワードスーツの左腕に内蔵されたバルカン砲で攻撃。 |
;拡散メガ粒子砲 | ;拡散メガ粒子砲 | ||
:Lv2必殺技。砲身から幾筋もの細い粒子ビームを拡散。相手のHPにダメージは与えないが、食らった相手は直接殴る力をしばらく出せないダメージを負う(相手に乱闘STOPの効果)。 | :Lv2必殺技。砲身から幾筋もの細い粒子ビームを拡散。相手のHPにダメージは与えないが、食らった相手は直接殴る力をしばらく出せないダメージを負う(相手に乱闘STOPの効果)。 | ||
− | : | + | :しかし相手の必殺技までは封印できず、乱闘には必殺技ゲージが必要なため「じゃあ代わりに必殺技使えばいい」という事になってしまい、完全な死に技になっている(公式攻略本でもネタにされている)。 |
== 機体BGM == | == 機体BGM == | ||
244行目: | 235行目: | ||
:タイプRの強化改造機。 | :タイプRの強化改造機。 | ||
;[[アルトアイゼン]] | ;[[アルトアイゼン]] | ||
− | :ゲシュペンスト・タイプTの改造機。正式量産された暁には[[ゲシュペンストMk-III]] | + | :ゲシュペンスト・タイプTの改造機。正式量産された暁には[[ゲシュペンストMk-III]]の名を冠するはずであったが、時代に逆行しているとまで評される凄まじく偏った設計思想とピーキー過ぎる操縦性から正式量産機の座を射止める事は無かった。 |
;[[ゲシュペンスト・ハーケン]] | ;[[ゲシュペンスト・ハーケン]] | ||
:[[シャドウミラー]]の存在した[[平行世界]]で、[[ハーケン・ブロウニング|W00]]用に開発されていた専用機だが、日の目を見ることはなかった。この機体のデータを基に後述のファントムが開発されている。 | :[[シャドウミラー]]の存在した[[平行世界]]で、[[ハーケン・ブロウニング|W00]]用に開発されていた専用機だが、日の目を見ることはなかった。この機体のデータを基に後述のファントムが開発されている。 | ||
261行目: | 252行目: | ||
== 余談 == | == 余談 == | ||
*2022年にBANDAI SPIRITSからプラモデル「HGゲシュペンスト」が発売された。キット内の解説文では後にタイプRとして改修される機体(=OG設定のPTX-001)という扱いなのだが、ゲーム中のタイプRはデフォルト装備していないスラッシュリッパーが付属している他、従来の設定であった専用コンテナではなくスプリットミサイルのパイロン裏に同時装着するギミックが新規に設定された。 | *2022年にBANDAI SPIRITSからプラモデル「HGゲシュペンスト」が発売された。キット内の解説文では後にタイプRとして改修される機体(=OG設定のPTX-001)という扱いなのだが、ゲーム中のタイプRはデフォルト装備していないスラッシュリッパーが付属している他、従来の設定であった専用コンテナではなくスプリットミサイルのパイロン裏に同時装着するギミックが新規に設定された。 | ||
− | **これについて2022年5月13日公開の熱血!必中!スパログ!<ref>[https://blog.spalog.jp/?p=6383 スーパーロボット大戦 オフィシャルブログ 熱血!必中!スパログ!2022年5月18日「プラモデル「HGゲシュペンスト」、2022年5月21日に発売!」]</ref> | + | **これについて2022年5月13日公開の熱血!必中!スパログ!<ref>[https://blog.spalog.jp/?p=6383 スーパーロボット大戦 オフィシャルブログ 熱血!必中!スパログ!2022年5月18日「プラモデル「HGゲシュペンスト」、2022年5月21日に発売!」]</ref>にて寺田貴信氏より詳細が語られている。この際「スラッシュ・リッパーには専用コンテナの中に収容されているという設定がありますが、プラモアレンジギミックとしてスプリットミサイルと同じくパイロンに装着するのはどうでしょうか?(意訳)」とBANDAI SPIRITSからの提案があり、「スパロボの戦闘アニメーションだと背中辺りから(何となく)射出されている描写が多いのですが、それを上手く説明できるということもあって、公式設定にします」と答えている。 |
− | ** | + | **なおスラッシュ・リッパー専用コンテナの設定が消えたわけではないので注意。このコンテナは[[スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ Record of ATX]]などで確認することができる。 |
== 脚注 == | == 脚注 == |