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*それぞれ、星座のアルカナやタロットに由来する固有の因果を持っている。スフィア同士が接触した時、相性が悪い場合は一方が一方の力を打ち消すが、相性がいい場合は互いに力を高め合い、源理の力を導くことも可能。逆に因果の干渉が起こらない場合は当然何も起こらない。現在確認されているのは、『「知りたがる山羊」はその好奇心で「偽りの黒羊」の嘘を暴く』『「偽りの黒羊」はその嘘により「いがみ合う双子」の相反する感情を意思で自在に操り無効化する』『「揺れる天秤」の折れない意志は「尽きぬ水瓶」の他者への慈愛をより大きなものとする』の3つ。なお、これは元となった星座の神話をモデルとした関係性が組まれている。
 
*それぞれ、星座のアルカナやタロットに由来する固有の因果を持っている。スフィア同士が接触した時、相性が悪い場合は一方が一方の力を打ち消すが、相性がいい場合は互いに力を高め合い、源理の力を導くことも可能。逆に因果の干渉が起こらない場合は当然何も起こらない。現在確認されているのは、『「知りたがる山羊」はその好奇心で「偽りの黒羊」の嘘を暴く』『「偽りの黒羊」はその嘘により「いがみ合う双子」の相反する感情を意思で自在に操り無効化する』『「揺れる天秤」の折れない意志は「尽きぬ水瓶」の他者への慈愛をより大きなものとする』の3つ。なお、これは元となった星座の神話をモデルとした関係性が組まれている。
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*モチーフとなった要素のうち、性格分類は能力、アルカナの寓画・寓意は属性、正位置・逆位置はリアクターの在り様を示す。
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*モチーフとなった要素のうち、性格分類は能力、アルカナの寓画・寓意は属性、正位置・逆位置はリアクターの在り様を示す。名前は星座の属する宮から取られている。
    
*完全に目覚めたスフィアの所持者を機動兵器ごと殺害することにより、殺害した者はそのスフィアを所持することが出来る。ただし「聖戦」とスフィアの性質上、並行世界を行き来できる存在でなければこの条件は達成できない。また殺されずに天命を全うした場合、器の機動兵器ごとその場に残って眠りにつき、次なるリアクターを待ち続ける。
 
*完全に目覚めたスフィアの所持者を機動兵器ごと殺害することにより、殺害した者はそのスフィアを所持することが出来る。ただし「聖戦」とスフィアの性質上、並行世界を行き来できる存在でなければこの条件は達成できない。また殺されずに天命を全うした場合、器の機動兵器ごとその場に残って眠りにつき、次なるリアクターを待ち続ける。
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*人の手で造られた模造スフィアに対しても干渉可能。逆に、模造スフィアが何らかの属性を模していた場合、相性の悪いスフィアは無力化されることもある。
 
*人の手で造られた模造スフィアに対しても干渉可能。逆に、模造スフィアが何らかの属性を模していた場合、相性の悪いスフィアは無力化されることもある。
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*陰陽の側面を持つ太極の欠片であるため、星座で正対となっているスフィアは似た性質と相容れない性質が同居することになる。
    
*意志を持っている(「スーパーロボット大戦Z」のソフトバンククリエイティブの攻略本後書きにて寺田Pが明言)。
 
*意志を持っている(「スーパーロボット大戦Z」のソフトバンククリエイティブの攻略本後書きにて寺田Pが明言)。
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前述の通りスフィアの総数は十二である。再世篇にてユーサーにより、[[黄道十二星座]]に対応していることが明らかにされた。なお、セツコ、ランド、クロウ、ヒビキ共に初期誕生日と関連するスフィアの星座が一致しているが、スフィアを扱うにあたって関係あるかは不明(設定的に考えれば何のスフィアを扱うかの比喩であろう。ちなみに、それぞれの星座の性別とも現状一致している)。またスフィアそれぞれに属性があり、同調が進むと所持者はその属性に引きずられ、性質が変わって行く。
 
前述の通りスフィアの総数は十二である。再世篇にてユーサーにより、[[黄道十二星座]]に対応していることが明らかにされた。なお、セツコ、ランド、クロウ、ヒビキ共に初期誕生日と関連するスフィアの星座が一致しているが、スフィアを扱うにあたって関係あるかは不明(設定的に考えれば何のスフィアを扱うかの比喩であろう。ちなみに、それぞれの星座の性別とも現状一致している)。またスフィアそれぞれに属性があり、同調が進むと所持者はその属性に引きずられ、性質が変わって行く。
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スフィア同士には相性があるらしく、『揺れる天秤』と『尽きぬ水瓶』の相性は良好で、逆に『偽りの黒羊』と『知りたがる山羊』との相性は最悪である。また、現在発覚しているスフィアの性質は、星座ごとの性格分類に近いもしくは逆の関係にあるものが多い。逆の性質も、自然が感じられなくなることで自然を愛する心が高まるという風に、マイナスの状況に追い込むことで因子を高めるための可能性もある。時獄編の時点によると「スフィアの代償は主に精神的な物」とのこと(ユーサーは表面的な変容が出てはいるものの、セツコやランドの症状はある程度は「そう強く思い込まされているだけ」の可能性がある)。
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スフィア同士には相性があるらしく、『揺れる天秤』と『尽きぬ水瓶』の相性は良好で、逆に『偽りの黒羊』と『知りたがる山羊』との相性は最悪である。また、現在発覚しているスフィアの性質は、星座ごとの性格分類に近いもしくは逆の関係にあるものが多い。逆の性質も、自然が感じられなくなることで自然を愛する心が高まるという風に、マイナスの状況に追い込むことで因子を高めるための可能性もある。時獄編の時点によると「スフィアの代償は主に精神的な物」とのこと(ユーサーは表面的な変容が出てはいるものの、セツコやランドの症状はある程度は「そう強く思い込まされているだけ」の可能性がある)。ただ、大本の太極は陰陽、つまり相対する二つの要素の結合であるため、スフィアの反作用にも精神的なものと肉体的なもの、双方がある可能性が高い。
    
そして、スフィア所持者の性別と星座毎に割り振られている男性・女性の区分も一致していたが、[[尸空]]の登場で崩れている。十二星座は[[タロット]]とも関連があるが、こちらはどうやら同調者や覚醒し始めた状況と繋がっているようである。星座自体のモチーフも、覚醒条件と符合しているところがみられる。
 
そして、スフィア所持者の性別と星座毎に割り振られている男性・女性の区分も一致していたが、[[尸空]]の登場で崩れている。十二星座は[[タロット]]とも関連があるが、こちらはどうやら同調者や覚醒し始めた状況と繋がっているようである。星座自体のモチーフも、覚醒条件と符合しているところがみられる。
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:存在していた世界は不明。
 
:存在していた世界は不明。
 
:同調が進むとリアクターは感情の高ぶりに伴って嘘か本当か以前に意味のある事が喋れなくなるためクロウをして「相当なもの」と言わしめたが、この反作用に限れば'''実は現状一番安全なスフィアだったりする(他のスフィアの反作用が肉体か精神への重大な負荷であるのに対し、このスフィアの反作用は比較的だがある意味非常に軽い上に感情が高ぶらなければ起きないため。劇中では言及されなかったが、手話や筆談で克服できる可能性も高い)'''。再世篇終盤のアイムはサード・ステージへの移行段階にあったのか、スフィア・アクトの片鱗である「真偽の境界の歪曲」を発現し、自らの死を偽り、自身の嘘(=偽物。要は実体を伴った分身)をいくらでも生成できる能力を得ていた。また、「相反する感情を意志で制御する」という側面から、「相反する感情」を力とする「いがみ合う双子」の力を完全に封じることが出来る。
 
:同調が進むとリアクターは感情の高ぶりに伴って嘘か本当か以前に意味のある事が喋れなくなるためクロウをして「相当なもの」と言わしめたが、この反作用に限れば'''実は現状一番安全なスフィアだったりする(他のスフィアの反作用が肉体か精神への重大な負荷であるのに対し、このスフィアの反作用は比較的だがある意味非常に軽い上に感情が高ぶらなければ起きないため。劇中では言及されなかったが、手話や筆談で克服できる可能性も高い)'''。再世篇終盤のアイムはサード・ステージへの移行段階にあったのか、スフィア・アクトの片鱗である「真偽の境界の歪曲」を発現し、自らの死を偽り、自身の嘘(=偽物。要は実体を伴った分身)をいくらでも生成できる能力を得ていた。また、「相反する感情を意志で制御する」という側面から、「相反する感情」を力とする「いがみ合う双子」の力を完全に封じることが出来る。
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:対の位置にある「揺れる天秤」の力が「思考の貫徹=己を偽らない力」であるのに対し、こちらは「'''己を偽る力'''」と言える。
 
:アサキムに奪われたと思われていたが、再世篇では「自分が死んだ」という稀代の大嘘を実行して生存したアイム共々再登場を果たした。最後にはアサキムの「知りたがる山羊」によって無力化され、ユーサーに討たれたことでその手に渡った(スフィア・アクトの内容から殺しても死なないという性質を得られるので、サード・ステージへの移行段階に入って以降は無力化しないで奪う方法が存在するかは不明)。
 
:アサキムに奪われたと思われていたが、再世篇では「自分が死んだ」という稀代の大嘘を実行して生存したアイム共々再登場を果たした。最後にはアサキムの「知りたがる山羊」によって無力化され、ユーサーに討たれたことでその手に渡った(スフィア・アクトの内容から殺しても死なないという性質を得られるので、サード・ステージへの移行段階に入って以降は無力化しないで奪う方法が存在するかは不明)。
 
:星座のモチーフは、継母の謀略によって生贄にされかけた兄妹を救うためにゼウスに遣わされた金の皮を持つ羊。ちなみに、妹は羊に乗って逃げる際、あまりの速度に耐え切れずに転落死してしまった。「極めて危険な状況からの逃避」という点において、進退窮まってなお嘘をつき続けて現実から逃避しようとしたアイムと重なる。また、「双子」の一方を実質殺した、というのも意味深である。「'''神によって使わされた羊'''」という点から深読みすると、アイムのスフィア狩りはサイデリアルの指令によるものだった、いわば「加入試験」だった可能性がある。
 
:星座のモチーフは、継母の謀略によって生贄にされかけた兄妹を救うためにゼウスに遣わされた金の皮を持つ羊。ちなみに、妹は羊に乗って逃げる際、あまりの速度に耐え切れずに転落死してしまった。「極めて危険な状況からの逃避」という点において、進退窮まってなお嘘をつき続けて現実から逃避しようとしたアイムと重なる。また、「双子」の一方を実質殺した、というのも意味深である。「'''神によって使わされた羊'''」という点から深読みすると、アイムのスフィア狩りはサイデリアルの指令によるものだった、いわば「加入試験」だった可能性がある。
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:性格分類においては、「深慮」を司る。タロットでは「教皇」と関連付けられる。このカードは「悪魔」と真逆の構図で描かれており、デザインには宗教的聖性や霊的象徴の協調などが暗示され、「救済」の寓意を持つカードである。割り振りは女性。
 
:性格分類においては、「深慮」を司る。タロットでは「教皇」と関連付けられる。このカードは「悪魔」と真逆の構図で描かれており、デザインには宗教的聖性や霊的象徴の協調などが暗示され、「救済」の寓意を持つカードである。割り振りは女性。
 
:星座のモチーフは、ニンフの女性エウロペに恋したゼウス(ギリシャ神話の主神)が変身した白い牡牛。タロットの寓意と寓画、そしてこのモチーフからして、このスフィアを持つ何者かはシンカ(神化)を遂げて「神」になっ(てしまっ)た可能性が高い。
 
:星座のモチーフは、ニンフの女性エウロペに恋したゼウス(ギリシャ神話の主神)が変身した白い牡牛。タロットの寓意と寓画、そしてこのモチーフからして、このスフィアを持つ何者かはシンカ(神化)を遂げて「神」になっ(てしまっ)た可能性が高い。
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:対の星座は蠍座。このスフィアは時獄篇での示唆から「忘却=記憶を奪う」力を持つと考えられているが、であれば対となるこちら、「自分の財産の所有」を示すこちらのスフィアの特性は、時獄と合わせて「'''存在を守る'''」力だと思われる。
 
;双子座(ジェミニ→[[ジェミニア]]/[[ジェニオン]])
 
;双子座(ジェミニ→[[ジェミニア]]/[[ジェニオン]])
 
:『'''いがみ合う双子'''』のスフィアとして[[ガドライト・メオンサム]]が所持。ジェミニアにより運用が可能。最終的に[[ヒビキ・カミシロ]]がガドライトから奪い取り、ジェニオンで運用されている。
 
:『'''いがみ合う双子'''』のスフィアとして[[ガドライト・メオンサム]]が所持。ジェミニアにより運用が可能。最終的に[[ヒビキ・カミシロ]]がガドライトから奪い取り、ジェニオンで運用されている。
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:'''「相反する二つの意志」(より正確には、ある感情の裏にある対極の意志)'''によって覚醒・活性化し、同調が進むとリアクターは性格や思考が本来のものと逆転する。これは、「ラスト・デイ」における現役時代のガドライトが本編とは真反対の性格であったことと、行使されるスフィア・アクトが感情の逆転であったことからも推察できる。ガドライトの動向を見る限りではどうやら感情の逆転は'''不可逆である'''らしく、サード・ステージに移行してもそのままである(ただしガドライトは「自称」サード・ステージであるため、ヒビキの存在を考えるとスフィアの覚醒自体が不完全だった可能性も高い。後述)。
 
:'''「相反する二つの意志」(より正確には、ある感情の裏にある対極の意志)'''によって覚醒・活性化し、同調が進むとリアクターは性格や思考が本来のものと逆転する。これは、「ラスト・デイ」における現役時代のガドライトが本編とは真反対の性格であったことと、行使されるスフィア・アクトが感情の逆転であったことからも推察できる。ガドライトの動向を見る限りではどうやら感情の逆転は'''不可逆である'''らしく、サード・ステージに移行してもそのままである(ただしガドライトは「自称」サード・ステージであるため、ヒビキの存在を考えるとスフィアの覚醒自体が不完全だった可能性も高い。後述)。
 
:ガドライトの場合は「母星を失った憤怒と無力に対する諦観(プラスの中のマイナス)」、ヒビキの場合は「運命に屈する絶望と運命を覆す希望(マイナスの中のプラス)」となる。スフィア・アクトは「表面化する感情の逆転」であり、ガドライトはこの力で、表面化しているもののさかしまに当たる感情(怒りなら恐れ、喜びなら悲しみなど)を顕在化させることでスペースノイドとアースノイドの対立を煽って開戦に仕向け、Z-BLUEの戦意を諦観へと変換した。実質、裏の欲求を表出化させるものであるため、能力解除後にもスイッチされた感情に対して違和感を感じることはない模様。ただし、あまりに強い意志の持ち主に対しては完全に意志を交代させることは出来ない。また、スズネのように二面性を持つ人間の場合、隠されていた別の側面が出てくることもある。さらに感情の一部分のみを反転させることもできないため、連邦軍兵士が持っていた「[[ゼロ(コードギアス)|ゼロ]]に対する不信感」が「[[信頼]]」に反転したことで、ゼロは連邦軍に対し、ギアスを使うことなく撤退させることに成功している。
 
:ガドライトの場合は「母星を失った憤怒と無力に対する諦観(プラスの中のマイナス)」、ヒビキの場合は「運命に屈する絶望と運命を覆す希望(マイナスの中のプラス)」となる。スフィア・アクトは「表面化する感情の逆転」であり、ガドライトはこの力で、表面化しているもののさかしまに当たる感情(怒りなら恐れ、喜びなら悲しみなど)を顕在化させることでスペースノイドとアースノイドの対立を煽って開戦に仕向け、Z-BLUEの戦意を諦観へと変換した。実質、裏の欲求を表出化させるものであるため、能力解除後にもスイッチされた感情に対して違和感を感じることはない模様。ただし、あまりに強い意志の持ち主に対しては完全に意志を交代させることは出来ない。また、スズネのように二面性を持つ人間の場合、隠されていた別の側面が出てくることもある。さらに感情の一部分のみを反転させることもできないため、連邦軍兵士が持っていた「[[ゼロ(コードギアス)|ゼロ]]に対する不信感」が「[[信頼]]」に反転したことで、ゼロは連邦軍に対し、ギアスを使うことなく撤退させることに成功している。
:相反する感情を力とするため、それらを意志で制御する「偽りの黒羊」との相性は最悪。
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:相反する感情を力とするため、それらを意志で制御する「偽りの黒羊」との相性は最悪。釣り合った二つの感情の衝突を力とするこのスフィアの特性は、さしずめ「'''対極を否定する力'''」と言える。
 
:星座のモチーフは、カストールとポリデュークスという双子。このうち、弟のポリデュークスは半人半神の不死身、カストールはただの人間であった(母レダの重複妊娠による別々の双子の片割れ同士であり、カストールは神の血を引かない)。ある日別の双子との諍いの結果カストールは殺されてしまい、ポリデュークスは大いに悲しんだ。そこで、ゼウスはポリデュークスの神性をカストールに分け与えたという。
 
:星座のモチーフは、カストールとポリデュークスという双子。このうち、弟のポリデュークスは半人半神の不死身、カストールはただの人間であった(母レダの重複妊娠による別々の双子の片割れ同士であり、カストールは神の血を引かない)。ある日別の双子との諍いの結果カストールは殺されてしまい、ポリデュークスは大いに悲しんだ。そこで、ゼウスはポリデュークスの神性をカストールに分け与えたという。
 
:タロットでは「恋人」と関連付けられる。なお、このカードはウェイト版が一組の男女であるのに対し、マルセイユ版は男性一人に女性二人という構図の違いがあるが、どちらでも中心に天使が描かれる(ちなみに、タロットカードの主人公はあくまで人間であり、天使などはサポート役である)。マルセイユ版の二人の女性は、ある種の権力を有する立場から男性の意識・理性をつなぐ女性と情熱的アプローチで男性の無意識・本能をつなぐ女性とされ、天使は後者の味方であるという説もある。割り振りは男性。寓意は絆・趣味への没頭・試練の克服あるいは不道徳・空虚・結婚生活の破たん。
 
:タロットでは「恋人」と関連付けられる。なお、このカードはウェイト版が一組の男女であるのに対し、マルセイユ版は男性一人に女性二人という構図の違いがあるが、どちらでも中心に天使が描かれる(ちなみに、タロットカードの主人公はあくまで人間であり、天使などはサポート役である)。マルセイユ版の二人の女性は、ある種の権力を有する立場から男性の意識・理性をつなぐ女性と情熱的アプローチで男性の無意識・本能をつなぐ女性とされ、天使は後者の味方であるという説もある。割り振りは男性。寓意は絆・趣味への没頭・試練の克服あるいは不道徳・空虚・結婚生活の破たん。
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:性格分類においては、「保守的」を司る。タロットでは「戦車」と関連付けられる。また、このカードのデザインは「宿命」「変容」を表しているとされる。割り振りは女性。ただし、[[尸空]]は男性である。
 
:性格分類においては、「保守的」を司る。タロットでは「戦車」と関連付けられる。また、このカードのデザインは「宿命」「変容」を表しているとされる。割り振りは女性。ただし、[[尸空]]は男性である。
 
:描かれているのは「若い王が乗り、四本の柱を持ち、二頭の馬を生やし、車輪が横向きに取り付けられた戦車」。このデザインは「人間の内面のさまざまな要素が一つの方向に揃う」ことを意味しているが、車輪が横向きであるため動けない。他のスフィアはタロットの寓意やデザインを意識した属性や力を持っていることを考えると、このスフィアのスフィア・アクトは特殊能力の効果と「沈黙」という名前、宗介のリアクションからして、「人間の精神運動を停止させる」力なのかもしれない。
 
:描かれているのは「若い王が乗り、四本の柱を持ち、二頭の馬を生やし、車輪が横向きに取り付けられた戦車」。このデザインは「人間の内面のさまざまな要素が一つの方向に揃う」ことを意味しているが、車輪が横向きであるため動けない。他のスフィアはタロットの寓意やデザインを意識した属性や力を持っていることを考えると、このスフィアのスフィア・アクトは特殊能力の効果と「沈黙」という名前、宗介のリアクションからして、「人間の精神運動を停止させる」力なのかもしれない。
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:対の位置にある「知りたがる山羊」が好奇心を力とするのに対し、情動を破壊するこのスフィアの特性は「'''欲求を抑え付ける理性'''」と言える。
 
:星座のモチーフは、英雄ヘラクレスによって踏み殺された化け蟹カルキノス。異父兄弟であるヒュドラ退治にやってきたヘラクレスを倒そうとしたがあっさりと踏み潰されてしまった。
 
:星座のモチーフは、英雄ヘラクレスによって踏み殺された化け蟹カルキノス。異父兄弟であるヒュドラ退治にやってきたヘラクレスを倒そうとしたがあっさりと踏み潰されてしまった。
 
;獅子座(レオ→[[ガンレオン]])
 
;獅子座(レオ→[[ガンレオン]])
:『'''傷だらけの獅子'''』のスフィアとして[[ランド・トラビス]]及び[[メール・ビーター]]が所持。[[ガンレオン]]により運用が可能。'''「心身問わず痛みに伴う叫び」'''によって覚醒するが活性化の条件は不明。複座機であるガンレオンと共に在ったことや、後述のタロットを考えると、二人一組で同調し、そのうち制御を担当する方(恐らく女性)の意思をキーに活性化すると思われる。
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:『'''傷だらけの獅子'''』のスフィアとして[[ランド・トラビス]]及び[[メール・ビーター]]が所持。[[ガンレオン]]により運用が可能。'''「心身問わず痛みに伴う叫び」'''によって覚醒し、「'''痛みに抗う意志(要は根性)'''」によって活性化する。対となる「尽きぬ水瓶」は己を省みない慈愛を力とするが、それに対応するこちらの特性はずばり、「'''痛みに抵抗する力'''」と言える。
 
:存在していたのは「戦闘メカ ザブングル」「オーバーマン キングゲイナー」「∀ガンダム」の世界観を包括した「荒廃世界」。
 
:存在していたのは「戦闘メカ ザブングル」「オーバーマン キングゲイナー」「∀ガンダム」の世界観を包括した「荒廃世界」。
 
:同調が進むと覚醒者は次元力を使う度に反作用として激痛を伴う負荷(ランドが自身の強靭な肉体と精神で何とかしのげるレベル。つまり常人には耐えられないレベル)がかかるが、一過性のものでありアイムやセツコのように深刻な状態にはならない(無論、力を使わなければ何も起こらないし、ガンレオンはそもそもマグナモードにならないと次元力を使えない)ため、「他のスフィアと比較すれば」という枕詞がつくものの現在判明しているスフィアの中では「偽りの黒羊」の次に安全である。なお、このスフィアは次元力の抽出をメールが、その制御をランドが行うため、二人揃っていないと運用できない。
 
:同調が進むと覚醒者は次元力を使う度に反作用として激痛を伴う負荷(ランドが自身の強靭な肉体と精神で何とかしのげるレベル。つまり常人には耐えられないレベル)がかかるが、一過性のものでありアイムやセツコのように深刻な状態にはならない(無論、力を使わなければ何も起こらないし、ガンレオンはそもそもマグナモードにならないと次元力を使えない)ため、「他のスフィアと比較すれば」という枕詞がつくものの現在判明しているスフィアの中では「偽りの黒羊」の次に安全である。なお、このスフィアは次元力の抽出をメールが、その制御をランドが行うため、二人揃っていないと運用できない。
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:星座のモチーフは、狩人オリオンの傲慢に怒った女神の使いで、オリオンを刺し殺したサソリ。星座になった後の話として、自らの父がアポロンだと認めさせるため、太陽の馬車を無理やり運転して黄道を走ったパエトンがさそり座に差し掛かった際、馬の足を刺したために馬車が制御不能となり、天地の破壊を恐れたゼウスによってパエトンは殺された、というものがある。
 
:星座のモチーフは、狩人オリオンの傲慢に怒った女神の使いで、オリオンを刺し殺したサソリ。星座になった後の話として、自らの父がアポロンだと認めさせるため、太陽の馬車を無理やり運転して黄道を走ったパエトンがさそり座に差し掛かった際、馬の足を刺したために馬車が制御不能となり、天地の破壊を恐れたゼウスによってパエトンは殺された、というものがある。
 
:タロットが示す寓意は正位置が「終末」「破滅」「死の予兆」、逆位置が「再スタート」「新展開」「挫折からの復帰」。
 
:タロットが示す寓意は正位置が「終末」「破滅」「死の予兆」、逆位置が「再スタート」「新展開」「挫折からの復帰」。
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:ジェミニスが第3次Zにおける続投組の記憶封印に関して「針」という単語を使っていたことと、蠍座が「他人の財産を奪う」ことを示していることから、このスフィアが記憶を封印する力を持つと考えられている(ネット上では有力説として「'''忘却の天蝎'''」と仮称されている)。であれば、このスフィアの特性は「'''存在を奪う力'''」と言える。
 
;射手座(サジタリウス)
 
;射手座(サジタリウス)
:性格分類においては、「発展願望」を司る。また、対となる「いがみ合う双子」が二極化を特性としていたのに対して、射手座には「広く浅く」という性格があるためこれがキーワードとなる可能性が考えられる。タロットでは「節制」に関連付けられる。このカードは水瓶座と関連があるとされ、描かれている女性は「相反する二つの要素を結びつける仲介者」という役割を持ち、また翼を持つことから「天使」とされている。割り振りは男性。
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:性格分類においては、「発展願望」を司る。タロットでは「節制」に関連付けられる。このカードは水瓶座と関連があるとされ、描かれている女性は「相反する二つの要素を結びつける仲介者」という役割を持ち、また翼を持つことから「天使」とされている。割り振りは男性。
 
:星座のモチーフは弓の名手であったケンタウルスの青年・ケイローン。アポロンとアルテミスから数々の叡智を授かり、それを以って後の英雄達の師となったが、ヘラクレスの放った毒矢が偶然刺さってしまい、苦しみに耐えかねて不死の権能をプロメテウスに渡して落命した。
 
:星座のモチーフは弓の名手であったケンタウルスの青年・ケイローン。アポロンとアルテミスから数々の叡智を授かり、それを以って後の英雄達の師となったが、ヘラクレスの放った毒矢が偶然刺さってしまい、苦しみに耐えかねて不死の権能をプロメテウスに渡して落命した。
 
:タロットが示す寓意は正位置が「調和」「自制」「献身」、逆位置が「浪費」「消耗」。
 
:タロットが示す寓意は正位置が「調和」「自制」「献身」、逆位置が「浪費」「消耗」。
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:「相反する感情の衝突」を力とする「いがみ合う双子」の対の位置にあることと寓画からすると、その特性は「'''対極を肯定する力'''」と言える。
 
;山羊座(カプリコーン)
 
;山羊座(カプリコーン)
 
:『'''知りたがる山羊'''』のスフィアとして[[アサキム・ドーウィン]]が所持。[[シュロウガ]]によって運用されている。覚醒条件および反作用は不明。'''「好奇心」'''によって活性化し、あらゆる嘘を暴き真実を強引に曝す。嘘をキーとする牡羊座のスフィアとは相性が悪く、このスフィアの力によってアイムは無力化してしまった。アサキムの前の資格者は不明であるが、女性であったことが彼自身の口により明かされている。曰く、アサキムの闇を覗いてしまったが故に取り込まれてしまったらしい。対の位置にある「沈黙の巨蟹」に対して、好奇心を力とするこちらは「'''理性を凌駕する欲求'''」と言える。
 
:『'''知りたがる山羊'''』のスフィアとして[[アサキム・ドーウィン]]が所持。[[シュロウガ]]によって運用されている。覚醒条件および反作用は不明。'''「好奇心」'''によって活性化し、あらゆる嘘を暴き真実を強引に曝す。嘘をキーとする牡羊座のスフィアとは相性が悪く、このスフィアの力によってアイムは無力化してしまった。アサキムの前の資格者は不明であるが、女性であったことが彼自身の口により明かされている。曰く、アサキムの闇を覗いてしまったが故に取り込まれてしまったらしい。対の位置にある「沈黙の巨蟹」に対して、好奇心を力とするこちらは「'''理性を凌駕する欲求'''」と言える。
124行目: 131行目:  
:存在していた世界はインサラウム。
 
:存在していた世界はインサラウム。
 
:同調が進むとリアクターは意識を保つのも難しいほどの痛みとともに肉体が崩壊していく。この性質上、悲しみの乙女(人間性喪失)や傷だらけの獅子(痛み)と同時に因子を高める可能性が考えられるが'''覚醒者に襲い掛かる反作用の危険度はこちらの方が遥かに高い(慢性である上に制御できない)'''。その対価なのか、スフィアの中でも飛びぬけて強い次元力を発揮できる。最後にはアサキムにユーサーが討たれたことで、「偽りの黒羊」ともどもその手に渡った(黒の騎士団ルートでは失敗)。その性質上、火星でユーサーが演じた姿……すなわち'''民を顧みない暴君には決して力を引き出すことができない。'''
 
:同調が進むとリアクターは意識を保つのも難しいほどの痛みとともに肉体が崩壊していく。この性質上、悲しみの乙女(人間性喪失)や傷だらけの獅子(痛み)と同時に因子を高める可能性が考えられるが'''覚醒者に襲い掛かる反作用の危険度はこちらの方が遥かに高い(慢性である上に制御できない)'''。その対価なのか、スフィアの中でも飛びぬけて強い次元力を発揮できる。最後にはアサキムにユーサーが討たれたことで、「偽りの黒羊」ともどもその手に渡った(黒の騎士団ルートでは失敗)。その性質上、火星でユーサーが演じた姿……すなわち'''民を顧みない暴君には決して力を引き出すことができない。'''
:スフィアの反作用は通常主に精神的なものであり特定の条件を踏めば回避できるのだが、このスフィアは肉体に甚大な被害を及ぼす上に回避不可能、更に命にも関わる。これは、司る属性が「'''己を省みない強い意志'''」であるため。反作用の正体はスフィアの司る属性がリアクターに跳ね返ることで起きる最適化現象なのだが、このスフィアの場合、属性が跳ね返ることによって「'''次元力と引き換えに肉体を破壊する'''」という形で現れるのである。その性質上、共鳴者がセカンド・ステージを突破するのは非常に困難だろう。激痛を伴うという点では傷だらけの獅子と被るが、これは占星術において獅子座と水瓶座が対の関係にあるためと思われる。それを指し示すように同じ激痛を伴う反作用でもそれ以外は相違点が多く、双方のリアクターもあらゆる点が正反対となっている(心身ともに暑苦しい荒くれ者のランドと、穏やかで爽やかな美丈夫のユーサー)。
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:スフィアの反作用は通常主に精神的なものであり特定の条件を踏めば回避できるのだが、このスフィアは肉体に甚大な被害を及ぼす上に回避不可能、更に命にも関わる。これは、司る属性が「'''己を省みない強い意志'''」であるため。反作用の正体はスフィアの司る属性がリアクターに跳ね返ることで起きる最適化現象なのだが、このスフィアの場合、属性が跳ね返ることによって「'''次元力と引き換えに肉体を破壊する'''」という形で現れるのである。その性質上、共鳴者がセカンド・ステージを突破するのは非常に困難だろう。激痛を伴うという点では傷だらけの獅子と被るが、これは占星術において獅子座と水瓶座が対の関係にあるためと思われる。それを指し示すように同じ激痛を伴う反作用でもそれ以外は相違点が多く、双方のリアクターもあらゆる点が正反対となっている(心身ともに暑苦しい荒くれ者のランドと、穏やかで爽やかな美丈夫のユーサー)。対となる「傷だらけの獅子」に対し、慈愛を力とするこちらの特性は「'''痛みを受け入れる力'''」と言える。
 
:星座のモチーフは、ゼウスの給仕を務めた美少年ガニメーデスが持っていた、神の酒ネクタールが溢れ出る水瓶。ガニメーデスが給仕となる際、地上に残す両親が深く悲しむことを心配したという。ちなみに、女好きのゼウスが彼を給仕にしたのは'''美女と見紛うほどに美しいから'''。喪失の悲しみやそれに対する慈愛は、民を失うことによる強い悲しみとその民への慈愛で覚醒に至ったユーサーと重なる。
 
:星座のモチーフは、ゼウスの給仕を務めた美少年ガニメーデスが持っていた、神の酒ネクタールが溢れ出る水瓶。ガニメーデスが給仕となる際、地上に残す両親が深く悲しむことを心配したという。ちなみに、女好きのゼウスが彼を給仕にしたのは'''美女と見紛うほどに美しいから'''。喪失の悲しみやそれに対する慈愛は、民を失うことによる強い悲しみとその民への慈愛で覚醒に至ったユーサーと重なる。
 
:性格分類においては、「自己愛」を司っており、独善性が転じて(一方的な)自己犠牲を力とすると思われる。マリリンも、ユーサーの行動を独りよがりだと評している。タロットでは「星」のアルカナと関連付けられる。このカードのデザインは「直感」と「肉体」が女性によって結びつけられる様子を表しており、エスターへの語りかけなどで本来持つ洞察力が行動に結びついたユーサーを表していると言える。更に正位置は「希望」を意味しており、それに合わせたかの如く聖王機ジ・インサーはインサラウムにおいて'''希望'''と幸福の象徴だった。<br />互いに「自己選択に伴う強い意志」をキーとするためか「揺れる天秤」との相性が良好。二つの意思が同じ方向に揃うことで、オリジン・ローの本質を引き出すことが出来る。割り振りは男性。
 
:性格分類においては、「自己愛」を司っており、独善性が転じて(一方的な)自己犠牲を力とすると思われる。マリリンも、ユーサーの行動を独りよがりだと評している。タロットでは「星」のアルカナと関連付けられる。このカードのデザインは「直感」と「肉体」が女性によって結びつけられる様子を表しており、エスターへの語りかけなどで本来持つ洞察力が行動に結びついたユーサーを表していると言える。更に正位置は「希望」を意味しており、それに合わせたかの如く聖王機ジ・インサーはインサラウムにおいて'''希望'''と幸福の象徴だった。<br />互いに「自己選択に伴う強い意志」をキーとするためか「揺れる天秤」との相性が良好。二つの意思が同じ方向に揃うことで、オリジン・ローの本質を引き出すことが出来る。割り振りは男性。
 
;魚座(ピスケス)
 
;魚座(ピスケス)
:性格分類においては、「感情の豊かさ」を司る。タロットでは「月」と関連付けられる。このカードは双子を示す複数の要素や本能と理性の葛藤を示しているとされる。割り振りは女性。性格分類に加え、対となる「悲しみの乙女」の特性は感覚という肉体的・物質的な性質の変容だったことからすると、こちらは感情という精神的・非物質的な性質に何かしら影響を与える能力を持つ可能性が考えられる。
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:性格分類においては、「感情の豊かさ」を司る。タロットでは「月」と関連付けられる。このカードは双子を示す複数の要素や本能と理性の葛藤を示しているとされる。割り振りは女性。
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:性格分類に加え、対となる「悲しみの乙女」の特性は感覚という肉体的・物質的な性質の変容だったことからすると、こちらは感情という精神的・非物質的な性質に何かしら影響を与える能力を持つ可能性が考えられる。
 
:星座のモチーフは、宴に乱入してきた怪物テュポーンから逃げる際、魚に変身した後はぐれないように互いをリボンで結んだアフロディテとエロースの親子。アフロディテが変身した魚の方はみなみのうお座とされることもある。
 
:星座のモチーフは、宴に乱入してきた怪物テュポーンから逃げる際、魚に変身した後はぐれないように互いをリボンで結んだアフロディテとエロースの親子。アフロディテが変身した魚の方はみなみのうお座とされることもある。
 
:月のタロットが示す寓意は正位置が「不安定」「隠れた危険」(「隠れた敵」とも)、「猶予なき選択」、逆位置が「過去からの脱却」、「失敗に繋がらない過ち」。
 
:月のタロットが示す寓意は正位置が「不安定」「隠れた危険」(「隠れた敵」とも)、「猶予なき選択」、逆位置が「過去からの脱却」、「失敗に繋がらない過ち」。
:明言されていないが、正位置の「隠れた危険」やタロットが「双子」と関わること、そして本能と理性の葛藤、というファクターから、スズネが所持しているのではないか、という見かたもある。
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:明言されていないが、正位置の「隠れた危険」やタロットが「双子」と関わること、そして本能と理性の葛藤、というファクターから、スズネが所持しているのではないか、という見かたもあるが、逆に交際開始の時期が判然とせず、また「恋人」の寓画で天使(=テンシ?)が味方する立ち位置にあるマキが所持者では? という意見もある。なお、この星座の性格は「'''不安、障害、犠牲的奉仕'''」である。
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:このスフィアの力は「'''意志の方向性の誘導'''」と考えられており、「[[血塗られた目]]」の発症者を巻き込んだ次元震はこのスフィアが原因と見る向きもある。
 
;蛇遣い座(オフィニクス)
 
;蛇遣い座(オフィニクス)
 
:13番目の黄道上の星座。さそり座・いて座・てんびん座に隣接する。12星座には数えられないが、占いによっては含まれていることもある。この星座をまたぐ形でへび座が存在し、二つで一組とされることもある。
 
:13番目の黄道上の星座。さそり座・いて座・てんびん座に隣接する。12星座には数えられないが、占いによっては含まれていることもある。この星座をまたぐ形でへび座が存在し、二つで一組とされることもある。
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