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『[[マクロスF]]』の[[主人公]]。漢字表記は'''早乙女有人'''。美星学園高等部航宙科2年、成績は次席。中等部時代は演劇科であったが、高等部へ進学する際に航宙科へ転科した。しかし、[[バジュラ]]の襲撃によりパイロットを失った[[VF-25 メサイア]]に搭乗。その腕前が認められて[[S.M.S]]の一員となった。
 
『[[マクロスF]]』の[[主人公]]。漢字表記は'''早乙女有人'''。美星学園高等部航宙科2年、成績は次席。中等部時代は演劇科であったが、高等部へ進学する際に航宙科へ転科した。しかし、[[バジュラ]]の襲撃によりパイロットを失った[[VF-25 メサイア]]に搭乗。その腕前が認められて[[S.M.S]]の一員となった。
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元々は歌舞伎の名家、早乙女一門の跡取りとして生まれ、父により厳しい修行を受け、天才女形として知られていたが、幼少の頃より憧れを抱いていた大空を自由に飛ぶという思いを捨てられず、父より勘当された過去を持つ。
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元々は歌舞伎の名家、早乙女一門の跡取りとして生まれ、父により厳しい修行を受け、天才[[女装|女形]]として知られていたが、幼少の頃より憧れを抱いていた大空を自由に飛ぶという思いを捨てられず、父より勘当された過去を持つ。
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容姿は女性と間違われる程に美人(設定ではマクロスF作中で女性キャラ含めても一番美形)で、同級生などからよく'''「(アルト)姫」'''と羨望と揶揄の混じったあだ名で呼ばれるが、本人はこのあだ名を嫌っている。性格はやや捻くれており、周りに構わず突っ走る傾向が見られ、異性関係も疎いが基本的には正義感が強く義理堅い。紙飛行機を作り飛ばす癖をもっている。女形の修行で身についたらしく料理が得意で、原作23話では男の料理とは思えない凝った懐石料理を作っていた。また、普段は男らしくあろうとしているが、長年の女形の修行で女の仕草が身についてしまっているため、気を抜いてしまうとそれが表に出てくる。小説版では修学旅行で入浴中にその状態になったため、ミシェルやルカをはじめとする周囲を慄かせた(ミシェルに至っては無意識に腰に手を回そうとしてしまうなど完全に翻弄されていた)。さらに浮かれると、ミシェルの浴衣の着付けに文句を言い始め、'''夕食中に自分で着付けをするためにミシェルを脱がせようとした'''(身の危険を感じたミシェルがアルトを失神させたので未遂)。
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容姿は女性と間違われる程に美人(設定ではマクロスF作中で女性キャラ含めても一番美形)で、同級生などからよく'''「(アルト)姫」'''と羨望と揶揄の混じった[[異名|あだ名]]で呼ばれるが、本人はこのあだ名を嫌っている。[[性格]]はやや捻くれており、周りに構わず突っ走る傾向が見られ、異性関係も疎いが基本的には正義感が強く義理堅い。紙飛行機を作り飛ばす癖をもっている。女形の修行で身についたらしく料理が得意で、原作第23話では男の料理とは思えない凝った懐石料理を作っていた。また、普段は男らしくあろうとしているが、長年の女形の修行で女の仕草が身についてしまっているため、気を抜いてしまうとそれが表に出てくる。小説版では修学旅行で入浴中にその状態になったため、ミシェルやルカをはじめとする周囲を慄かせた(ミシェルに至っては無意識に腰に手を回そうとしてしまうなど完全に翻弄されていた)。さらに浮かれると、ミシェルの浴衣の着付けに文句を言い始め、'''夕食中に自分で着付けをするためにミシェルを脱がせようとした'''(身の危険を感じたミシェルがアルトを失神させたので未遂)。
    
シェリルがライブを開く際のオープニングで飛ぶのをきっかけに[[シェリル・ノーム]]、[[ランカ・リー]]と知り合い『[[マクロスF]]』の[[三角関係]]が始まっていく。コールサインはスカル4(S.M.S スカル小隊)→サジタリウス1(新統合軍)(TV版のみ)。
 
シェリルがライブを開く際のオープニングで飛ぶのをきっかけに[[シェリル・ノーム]]、[[ランカ・リー]]と知り合い『[[マクロスF]]』の[[三角関係]]が始まっていく。コールサインはスカル4(S.M.S スカル小隊)→サジタリウス1(新統合軍)(TV版のみ)。
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;「お前たちが俺の翼だ!」
 
;「お前たちが俺の翼だ!」
 
:最終話にて発した二股宣言。本人的にはシェリル・ランカの二人がいたからこそ今の自分がある、という感謝の意味を込めての台詞なのだろうが…<br />この台詞をネタに[[マクロスF]]の女性声優陣(シェリル役の遠藤綾氏を除く)からアルトに対するバッシングが発生した他、そのアルト役の中村悠一氏も[[マクロスF]]のラジオにてこの台詞をよくネタに使っており、遠藤綾氏・ランカ役の中島愛氏からアルトの二股話になった時「オマエラハオレノツバサダナ」と片言の台詞で煙に巻いていた。<br />当然視聴者からもネタにされており、例えば中村氏が[[ジョシュア・ラドクリフ|彼]]を演じる事が発表された際、彼の側に[[クリアーナ・リムスカヤ|2人の]][[グラキエース|ヒロイン]]がいる事から、ネット上ではこの台詞が飛び交っていた。<br />尤も、本来は別の台詞が入るはずだったらしいのだが、TV版完結前に劇場版の製作が決定したために急遽台詞が変更になってこの台詞になったらしい。<br />また、マクロス30内部の特典映像の中で「今まで女性のことに対して真剣に取り組んだことがなかったアルトが、女性のことを真剣に考えようというタイミングで『いきなりどっちか選べ』と言われても、アルトだって困る(だから、真剣に考える時間がほしい)」と中村悠一氏が発言していた。
 
:最終話にて発した二股宣言。本人的にはシェリル・ランカの二人がいたからこそ今の自分がある、という感謝の意味を込めての台詞なのだろうが…<br />この台詞をネタに[[マクロスF]]の女性声優陣(シェリル役の遠藤綾氏を除く)からアルトに対するバッシングが発生した他、そのアルト役の中村悠一氏も[[マクロスF]]のラジオにてこの台詞をよくネタに使っており、遠藤綾氏・ランカ役の中島愛氏からアルトの二股話になった時「オマエラハオレノツバサダナ」と片言の台詞で煙に巻いていた。<br />当然視聴者からもネタにされており、例えば中村氏が[[ジョシュア・ラドクリフ|彼]]を演じる事が発表された際、彼の側に[[クリアーナ・リムスカヤ|2人の]][[グラキエース|ヒロイン]]がいる事から、ネット上ではこの台詞が飛び交っていた。<br />尤も、本来は別の台詞が入るはずだったらしいのだが、TV版完結前に劇場版の製作が決定したために急遽台詞が変更になってこの台詞になったらしい。<br />また、マクロス30内部の特典映像の中で「今まで女性のことに対して真剣に取り組んだことがなかったアルトが、女性のことを真剣に考えようというタイミングで『いきなりどっちか選べ』と言われても、アルトだって困る(だから、真剣に考える時間がほしい)」と中村悠一氏が発言していた。
:また、劇場版のみの参戦となった[[UX]]においてもこの台詞はネタにされておりEDでオズマもしくはブレラから'''「二人が俺の翼だという戯言は許さんぞ」'''と釘を刺されていた(尤も、その直後に[[ジョウ・マヤ|別の人物]]が'''「二人が、俺の翼だ!」と発言し'''プレイヤーの笑いを誘ったが)。
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:また、劇場版のみの参戦となった[[UX]]においてもこの台詞はネタにされており、EDでオズマもしくはブレラから'''「二人が俺の翼だという戯言は許さんぞ」'''と釘を刺されていた(尤も、その直後に[[ジョウ・マヤ|別の人物]]が'''「二人が、俺の翼だ!」と発言し'''プレイヤーの笑いを誘ったが)。
    
=== 劇場版 ===
 
=== 劇場版 ===
 
;「ランカ…お前の気持ちに応えられなくて…ごめんな。だけど…ありがとう…シェリル…少し遅いかもしれないけど…俺はお前のこと…あい…」
 
;「ランカ…お前の気持ちに応えられなくて…ごめんな。だけど…ありがとう…シェリル…少し遅いかもしれないけど…俺はお前のこと…あい…」
 
:サヨナラノツバサ最終局面にて。この後、マクロスキャノンの砲撃に気付いた[[バジュラクイーン]]のフォールドに巻き込まれて行方不明になってしまう…。
 
:サヨナラノツバサ最終局面にて。この後、マクロスキャノンの砲撃に気付いた[[バジュラクイーン]]のフォールドに巻き込まれて行方不明になってしまう…。
:UXでは状況が少々異なるものの、[[DVE]]。だがバジュラ達によってアルトは事なきを得た。余談だが、上手く会話を飛ばして行けば、直後の無音になったところで'''「あい…」の続きのボイスが入っている事が確認できる'''。
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:UXでは状況が少々異なるものの、[[DVE]]。だが、バジュラ達によってアルトは事なきを得た。余談だが、上手く会話を飛ばして行けば、直後の無音になったところで'''「あい…」の続きのボイスが入っている事が確認できる'''。
    
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
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:『L』にて[[荒之皇]]との[[戦闘前会話]]で発言。ちなみに「荒事」とは歌舞伎において荒々しい演技・演出のことであり、「押戻」は、花道に現れた怨霊役を本舞台に押し戻す演出である。
 
:『L』にて[[荒之皇]]との[[戦闘前会話]]で発言。ちなみに「荒事」とは歌舞伎において荒々しい演技・演出のことであり、「押戻」は、花道に現れた怨霊役を本舞台に押し戻す演出である。
 
;「そんなに美しい国が作りたきゃ自分自身を磨きなおすんだったな、プロイストさんよ!」<br />「醜いって言ってるんだよ、心が! そして心の醜さが現れてるんだ…一挙手一投足に!」
 
;「そんなに美しい国が作りたきゃ自分自身を磨きなおすんだったな、プロイストさんよ!」<br />「醜いって言ってるんだよ、心が! そして心の醜さが現れてるんだ…一挙手一投足に!」
:Lでのダリウス軍との最終決戦時における[[次大帝プロイスト|プロイスト]]との戦闘前会話。プロイストの心の醜さをアルトは、歌舞伎役者らしいこの言葉で痛烈に批難した。数ある他作品の主人公キャラ達からのプロイストへの非難の台詞の中でも、特に痛烈な台詞である。
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:Lでのダリウス軍との最終決戦時における[[次大帝プロイスト|プロイスト]]との戦闘前会話。プロイストの心の醜さをアルトは、歌舞伎役者らしい台詞で非難した。数ある他作品の主人公キャラ達からのプロイストへの非難の台詞の中でも、特に痛烈な台詞である。
 
;「レールの上に仕組まれた人生は辛いぜ。自分で選んだ道でつまづくより、ずっとな!」<br />「そいつはどうかな。人の心には自由に憧れる翼がある! それを縛る事なんて、できやしない!」
 
;「レールの上に仕組まれた人生は辛いぜ。自分で選んだ道でつまづくより、ずっとな!」<br />「そいつはどうかな。人の心には自由に憧れる翼がある! それを縛る事なんて、できやしない!」
 
:Lでのメサイア攻防戦における[[レイ・ザ・バレル|レイ]]との戦闘前会話。レイは「[[デスティニープラン]]が発動すれば誰にも道を迷わない」と問いかけるも、幼少時に縛れた人生を経験し何より自由に空を飛ぶことを望むアルトにそれを受け入れるはずがなかった。
 
:Lでのメサイア攻防戦における[[レイ・ザ・バレル|レイ]]との戦闘前会話。レイは「[[デスティニープラン]]が発動すれば誰にも道を迷わない」と問いかけるも、幼少時に縛れた人生を経験し何より自由に空を飛ぶことを望むアルトにそれを受け入れるはずがなかった。
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;「何を言ってやがる! 周りをよくみてみろ!」<br />「一つの国が滅ぼされたのにその首謀者は逃げ出して、おまけに桁違いの化け物まで現れて…」<br />「こんなので勝ったと言えるのかよ!」
 
;「何を言ってやがる! 周りをよくみてみろ!」<br />「一つの国が滅ぼされたのにその首謀者は逃げ出して、おまけに桁違いの化け物まで現れて…」<br />「こんなので勝ったと言えるのかよ!」
 
:破界篇第23話にて。[[次元獣]]を辛くも撃退したZEXISだったが、リモネシアの消滅を防ぐことが出来ず、[[ガイオウ]](このときはまだ命名されていなかった)に敗北を喫してしまったときの台詞。オズマは「よせ」と宥めるが、この発言に、特に[[流竜馬 (OVA)|竜馬]]と[[カトル・ラバーバ・ウィナー|カトル]]は何も喋ることが出来なかった(ちなみに言われたのはミシェルだが、彼は「何とかなった」と言っただけで「勝った」とは言っていない)。
 
:破界篇第23話にて。[[次元獣]]を辛くも撃退したZEXISだったが、リモネシアの消滅を防ぐことが出来ず、[[ガイオウ]](このときはまだ命名されていなかった)に敗北を喫してしまったときの台詞。オズマは「よせ」と宥めるが、この発言に、特に[[流竜馬 (OVA)|竜馬]]と[[カトル・ラバーバ・ウィナー|カトル]]は何も喋ることが出来なかった(ちなみに言われたのはミシェルだが、彼は「何とかなった」と言っただけで「勝った」とは言っていない)。
;「小学生社長の次は小学生捜査官とはな…」
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;「小学生[[社長]]の次は小学生[[ICPO|捜査官]]とはな…」
:[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|再世篇]]第3話にて、[[金田正太郎|正太郎]]に対しての率直な感想。小学生社長は言うまでもなく、[[竹尾ワッ太|ワッ太]]の事である。
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:[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|再世篇]]第3話にて、[[金田正太郎|正太郎]]に対しての率直な感想。小学生社長とは言うまでもなく、[[竹尾ワッ太|ワッ太]]の事である。
 
;「あの会長のノリ…シェリルに近いな…」
 
;「あの会長のノリ…シェリルに近いな…」
 
:アッシュフォード学園を訪れた際に強引に物事を進める[[ミレイ・アッシュフォード|ミレイ]]をこう評した。確かに似ている。
 
:アッシュフォード学園を訪れた際に強引に物事を進める[[ミレイ・アッシュフォード|ミレイ]]をこう評した。確かに似ている。
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== 搭乗機体 ==
 
== 搭乗機体 ==
;[[VF-25 メサイア|VF-25F メサイア]]
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;[[VF-25F メサイア]]
 
:アルトの愛機で、最初のパイロットである[[ヘンリー・ギリアム]]の死後受け継いだ。TV版では終始搭乗。劇場版では前半機。
 
:アルトの愛機で、最初のパイロットである[[ヘンリー・ギリアム]]の死後受け継いだ。TV版では終始搭乗。劇場版では前半機。
 
;VF-171EX ナイトメアプラスEX
 
;VF-171EX ナイトメアプラスEX
:TV版で、新統合軍に転属したアルトの機体。主力量産機のVF-171 ナイトメアプラスの改造版で、性能は悪くないのだが機体構造の限界からVF-25との根本的な性能差が埋まらず、アルトの技量についてこれなかった。
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:TV版で、新統合軍に転属したアルトの機体。主力量産機のVF-171 ナイトメアプラスの改造版で、性能は悪くないのだが機体構造の限界からVF-25との根本的な性能差が埋まらず、アルトの[[技量]]についてこれなかった。
 
;[[YF-29 デュランダル]]
 
;[[YF-29 デュランダル]]
 
:劇場版後編『恋離飛翼~サヨナラノツバサ~』で登場するアルトの専用機で、劇場版の後半機。
 
:劇場版後編『恋離飛翼~サヨナラノツバサ~』で登場するアルトの専用機で、劇場版の後半機。
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