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== RVF-25 メサイア(Messiah) ==
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{{登場メカ概要
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| 登場作品 = [[マクロスシリーズ]]
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*{{登場作品 (メカ)|マクロスF}}
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*{{登場作品 (メカ)|劇場版 マクロスF 虚空歌姫〜イツワリノウタヒメ〜}}
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*{{登場作品 (メカ)|劇場版 マクロスF 恋離飛翼〜サヨナラノツバサ〜}}
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| デザイン = {{メカニックデザイン (登場作品別)|河森正治|マクロスF}}
 +
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦L}}
 +
| SRWでの分類 = [[機体]]
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}}
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*[[登場作品]][[マクロスF]]
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{{登場メカ概要
**[[劇場版 マクロスF 虚空歌姫〜イツワリノウタヒメ〜]]
+
| タイトル = スペック
**[[劇場版 マクロスF 恋離飛翼〜サヨナラノツバサ〜]]
+
| 分類 = 全領域型可変戦闘機<br />【[[バルキリー]]
*分類:全領域型可変戦闘機【[[バルキリー]]
+
| 機種 = [[VF-25 メサイア]]
*形式番号:VF-25
+
| 生産形態 = [[量産機]]
*全長:18.72 m(ファイター時)
+
| 型式番号 = [[型式番号::RVF-25]]
*全高:14.53 m(バトロイド時)
+
| 全長 = [[全長::18.72 m]]
*空虚重量:8,450 kg
+
| 全幅 = 15.50 m(主翼展開時)
*[[動力・エンジン・エネルギー|動力]]:熱核反応炉
+
| 動力 = [[動力::熱核反応炉]]
*推進機関:新星/ P&W / RRステージII熱核反応タービン FF-3001A×2
+
| エンジン =
*補助機関:P&W高機動バーニアスラスター HMM-9,ISC(慣性蓄積コンバーター)
+
;主機
*推力:1,620KN+×2
+
:新星/P&W/RRステージII 熱核反応タービン FF-3001A×2
*最高速度:マッハ5
+
;副機
*開発者:新星インダストリー,[[ゼネラル・ギャラクシー]]共同
+
:P&W高機動バーニアスラスター HMM-9
*所属:新統合軍⇒[[S.M.S]]へ運用
+
| エンジン推力 = 1,620 kN+×2
*主なパイロット:[[ルカ・アンジェローニ]]
+
| MMI = EX-ギア・システム
*メカニックデザイン:河森正治
+
| 所属 = {{所属 (メカ)|新統合軍}}<br />{{所属 (メカ)|S.M.S}}
 +
| 乗員人数 = 1名
 +
*+1名(後部座席展開時)
 +
| 主なパイロット = [[パイロット::ルカ・アンジェローニ]]
 +
}}
   −
VF-25全体の解説は[[VF-25 メサイア]]を参照。
+
'''RVF-25 メサイア'''は『[[マクロスF]]』の[[登場メカ]]
   −
電子戦用のチューン機で、レドームを装着している。情報分析能力に優れ、[[ゴースト]]を随伴機として従える機能も持つ。[[ルカ・アンジェローニ]]の乗機として活躍した。カラーリングは緑と濃緑。
+
この項目では「スーパーパック」を装備した形態についても説明する。
 +
 
 +
== 概要 ==
 +
[[VF-25 メサイア]]の電子戦用のチューン機。
 +
 
 +
レドームが特徴のイージスパックを標準装備している。センサーを凝集した頭部を持ち、レーザー機銃は装備されていない。
 +
情報分析能力に優れ、[[AIF-7S ゴースト#QF-4000|ゴースト QF-4000]]を随伴機として従える機能も持つ。
 +
 
 +
劇中では[[ルカ・アンジェローニ]]の乗機として活躍した。カラーリングは緑と濃緑。
 +
 
 +
=== オプションパック ===
 +
;AP-SF-01+ イージスパック改
 +
:巨大なレドームが特徴の電子戦用パック。RVF-25の基本装備。超光速の索敵が可能。スーパーパックと同時装備も可能。
 +
;SPS-25S/MF25 スーパーパック
 +
:大気圏外活動用の高機動オプション。従来のスーパーパックと同様に追加ブースターやミサイルランチャーが装備されるほか、機体各所に追加装甲が装備され、防御力も向上している。スーパーパックの弾数を使い切った重量の軽い状態なら、瞬間的に30G近い超加速性能を引き出すことも可能。従来のスーパーパックは基本的に使い捨ての兵装だが、同機のものは再装着を可能としている。
    
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
=== Zシリーズ ===
+
劇場版設定のみで参戦した作品では、QF-4000のユダ・システムは基本未採用。
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]]
+
 
:今回はバルキリーより小型の[[AT]]や[[KMF]]が参戦しているので[[サイズ]]は'''”M“'''。よって従来の作品より回避率が下がっている。その上、物語が中盤前に終了するということで、反応弾などの強力な武器は装備されてない。
+
=== [[Zシリーズ]] ===
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]
+
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}}
:性能は破界篇からそのままなのでほぼ同じ運用ができるが、オズマ機・ルカ機は加入が遅いため、結果的にメインでの運用がしづらくなっている。
+
:今回はバルキリーより小型の[[アーマード・トルーパー|AT]]や[[ナイトメアフレーム|KMF]]が参戦しているので[[サイズ]]は'''M'''。よって従来の作品より回避率が下がっている。その上、物語が中盤前に終了するということで、反応弾などの強力な武器は装備されてない。
 +
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇}}
 +
:性能は破界篇からそのままなのでほぼ同じ運用ができるが、オズマ機・ルカ機は加入が遅いため、結果的にメインでの運用がし辛くなっている。終盤でQF-4000のユダシステムが解禁。
 +
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}}
 +
:劇場版設定。今作は序盤からの参入。ファイター形態時のアシスト攻撃がゴーストなので威力が高く、照準値ダウンまでつくのでサブ機体として重用される。しかしトルネードパックがないため大気圏内では打たれ弱く、命中率の高い敵には結構な確率で撃墜されるのでフォローが必要。バトロイド形態ではゴーストの威力が上がりALL攻撃になるが、アシスト攻撃がガンポッドになるため[[マキシマムブレイク]]で使われる事が多い。また今回は携帯機シリーズ同様に[[修理装置]]を装備している他、第38話で反応弾とMDE弾が追加されるが、他の同型機と違い'''スーパーパックがないと(=宇宙ステージでないと)反応弾が追加されない'''。その代り反応弾の弾数が他より多く3あり、[[Bセーブ]]で5になる。
 +
:何故か他のVF-25系列機や[[VF-27γ ルシファー|VF-27]]や[[YF-29 デュランダル|YF-29]]が持っているアサルトナイフを本機だけ持っていない。そのためENを消費する武装が一切無い機体の一つになっている。
 +
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}}
 +
:
    
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦L]]
+
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦L}}
:初登場。任意での換装システムは無く、地上ステージではパック未装着の標準形態、宇宙ではスーパーパック装着状態に自動的に換装される。
+
:初登場作品。任意での換装システムは無く、地上ステージではパック未装着の標準形態、宇宙ではスーパーパック装着状態に自動的に換装される。
 
:バルキリー全機に共通する特徴として適応SでサイズSで運動性が非常に高いため、無改造でも高い回避能力を誇る。それ以外ではルカ機は他のバルキリーとかなり毛色が異なり、一斉射撃やスナイパーライフル精密射撃のようなバトロイド形態でのみ使える必殺武器に相当するゴーストと追加武装のユダ・システムが性質上ファイター形態のままで使える。それでいて反応弾・MDE弾は全く同様に追加され、他機体より武器威力が低いと言った事も無いため、これだけ武装の充実度が高い。一方で機体のスペックそのものは機体ボーナスが戦闘向きでないものが多い分劣り、パイロットの精神コマンドの関係上最大火力もあまり無いので、総合的には他のバルキリーに比べれば戦闘力で劣る。
 
:バルキリー全機に共通する特徴として適応SでサイズSで運動性が非常に高いため、無改造でも高い回避能力を誇る。それ以外ではルカ機は他のバルキリーとかなり毛色が異なり、一斉射撃やスナイパーライフル精密射撃のようなバトロイド形態でのみ使える必殺武器に相当するゴーストと追加武装のユダ・システムが性質上ファイター形態のままで使える。それでいて反応弾・MDE弾は全く同様に追加され、他機体より武器威力が低いと言った事も無いため、これだけ武装の充実度が高い。一方で機体のスペックそのものは機体ボーナスが戦闘向きでないものが多い分劣り、パイロットの精神コマンドの関係上最大火力もあまり無いので、総合的には他のバルキリーに比べれば戦闘力で劣る。
:それでもバルキリー自体がかなり強力なユニットでありそのままでも十分実用に耐え得る水準である上、他のバルキリーに劣る分とでも言うように修理装置を持っており、修理ができる戦闘機として見る事も、戦闘力が高い修理機として見ることも出来る。
+
:それでもバルキリー自体がかなり強力な機体でありそのままでも十分実用に耐え得る水準である上、他のバルキリーに劣る分とでも言うように[[修理装置]]を持っており、修理ができる戦闘機として見る事も、戦闘力が高い修理機として見ることも出来る。
;[[スーパーロボット大戦UX]]
+
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦UX}}
:ユダ・システムの追加が無い代わりに、新たに実装された特殊行動の複合センサーが非常に便利。それ以外は概ねLと同様。
+
:劇場版設定。ユダ・システムやMDE弾の追加が無い代わりに、新たに実装された特殊行動の複合センサーが非常に便利であり、サポート役としての価値が高まった。また、ゴーストの攻撃力が上がりLのユダ・システムと同値に。
 +
:パートナーユニットに関しては、同作品ユニットの場合、バリアが被ってしまうが、複合センサーの使用エネルギーを増やしたいのなら、[[VB-6 ケーニッヒモンスター]]と組ませると良い。他作品では、最強攻撃の射程面と攻撃力強化を考慮するなら、[[ストライクフリーダムガンダム]]と組ませると良いし、[[突撃]]とエネルギーボーナス持ちの[[ガンダムハルート]]との組み合わせも悪くない。
 +
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦BX}}
 +
:劇場版設定。性能は基本的にはUXと同じだが、サイズがMになった。UXに引き続き、複合センサーや修理装置によるサポート役として優秀。
    
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]
+
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦Card Chronicle}}
 +
:
 +
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦Operation Extend}}
 
:第1章中間ミッション「火星基地襲撃事件」より登場。その時点でゴーストは使用できず、第2章で追加される。
 
:第1章中間ミッション「火星基地襲撃事件」より登場。その時点でゴーストは使用できず、第2章で追加される。
:今回は[[補給装置]]を搭載。さらに[[ジャミング機能]]があるためサポートに特化した能力となっている。しかし差別化やゲームバランスの観点からか、'''今回は[[ピンポイントバリア]]が搭載されていない'''。[[スカル小隊]]の他の機体に比べ、被弾した際に脆くなっているので注意が必要。
+
:今回は「EN補給」を搭載。さらに「ジャミング」があるためサポートに特化した能力となっている。しかし差別化やゲームバランスの観点からか、'''今回は[[ピンポイントバリア]]が搭載されていない'''。[[スカル小隊]]の他の機体に比べ、被弾した際に脆くなっているので注意が必要。
 +
 
 +
=== 関連作品 ===
 +
;[[Another Century's Episode: R]]
 +
:使用可能機体。
 +
;[[Another Century's Episode Portable]]
 +
:使用可能機体。
    
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
;25mmビーム機関砲 「マウラーROV-25 25mmビーム機関砲」
+
=== 武装・[[必殺武器]] ===
:ファイター形態では機体側面、バトロイド時は腰部に位置する機関砲。実弾兵器の25mm高速機関砲へ換装することも可能(ゲームでは未実装)。
+
==== 本体武装 ====
;アサルトナイフ  「ガーバー・オーテックAK/VF-M9 アサルトナイフ」
+
;マウラーROV-25 25mmビーム機関砲
:近接戦闘用に用意された実体剣だが、[[ピンポイントバリア]]で覆うことで切断力を上昇させる。
+
:ファイター形態では機体側面、バトロイド時は腰部に位置する機関砲。実弾兵器の25mm高速機関砲へ換装することも可能(SRWでは未実装)。
;ガンポッド  「ハワードGU-17A 58mm ガンポッド」
+
;[[マイクロミサイル]] / ホーミングミサイル
:バルキリーの主兵装。
+
:脚部に内蔵。
;マイクロミサイル / ホーミングミサイル
+
;シールド
:主翼のブースターパックに内蔵。
+
:左腕に装着。
 +
;ガーバー・オーテックAK/VF-M9 アサルトナイフ
 +
:近接戦闘用に用意された実体剣だが、[[ピンポイントバリア]]で覆うことで切断力を上昇させる。シールドに収納。
 +
;ハワードGU-17A 58mm ガンポッド
 +
:バルキリーの主兵装。銃身を展開させて強制冷却もできる。
 +
;[[ピンポイントバリア]]
 +
:一部分のみカバーする[[バリア]]。バトロイド形態でしか使用できない。
 +
;レドーム
 +
:ファイター形態では上部、バトロイド形態では背部に装備する、イージスパックの一部である巨大な電子戦装備。大気圏外では外縁が展開され、フォールド波により最大1光年をリアルタイム索敵が可能。
 +
:携帯機シリーズでは『複合センサー』名義で[[特殊行動|特殊行動コマンド]]として採用。ENを消費し、1ターンの間、周囲5マスの敵の'''最終命中率・回避率'''を30%下げる。移動後使用可能。[[ディスィーブ|ナーブクラック]]と共にキャンペーンマップの要となる。
 +
;[[補給装置|EN補給]]
 +
:『OE』で武装として採用。
 +
 
 +
==== スーパーパック ====
 +
;マイクロミサイル
 +
:胸部装甲やブースターに内蔵。
 +
 
 +
==== オプション装備 ====
 
;反応弾
 
;反応弾
:核兵器の一種。
+
:核兵器の一種。主翼パイロン等にミサイルとして装備。
 
;MDE弾
 
;MDE弾
:「マイクロ・ディメンション・イーター」の略。物体を消滅させる威力をもつ。Lでは反応弾の上位互換扱いの武装。第二次Zでは投下型のマップ兵器。劇場版では使用していないためUXでは非採用([[YF-29 デュランダル]]の武装名にMDEの名があるため、存在自体はしている模様)。
+
:「マイクロ・ディメンション・イーター」の略。物体を消滅させる威力をもつ。原作ではマイクロミサイルやガンポッドなどの弾頭がすべてこれに換装されバジュラとの最終決戦に挑んでいる。その他、広域に攻撃が可能な大型MDE弾「ディメンション・カッター」が登場。
:原作ではマイクロミサイルやガンポッドなどの弾頭がすべてこれに換装されバジュラとの最終決戦に挑んでいる。その他、広域に攻撃が可能な大型MDE弾「ディメンション・カッター」が登場しており、SRWでは後者を再現している(ただし、原作ではディメンション・カッターはメインキャラたちは誰も使用していない)。
+
:SRWでは「ディメンション・カッター」を再現している。ただし、原作ではディメンション・カッターはメインキャラたちは誰も使用していない。Lでは反応弾の上位互換扱いの武装。第2次Zでは投下型の[[マップ兵器]]。劇場版では使用していないためUXでは非採用([[YF-29 デュランダル]]の武装名にMDEの名があるため、存在自体はしている模様)。
 +
 
 +
==== [[召喚攻撃]] ====
 
;ゴースト
 
;ゴースト
:複数のゴースト[[AIF-7S ゴースト#QF-4000|QF-4000]]を随伴させて、連携攻撃を仕掛ける。Lでは照準値低下の追加効果がある。再世篇では射程はそのままにP兵器になった。ちなみにルカはゴーストにシモン、ペトロ、ヨハネと名付けている。これはルカ本人と合わせてキリストの4大使徒が由来。
+
:複数のゴースト[[AIF-7S ゴースト#QF-4000|QF-4000]]を随伴させて、連携攻撃を仕掛ける。携帯機シリーズでは[[照準値]]低下の[[特殊効果]]がある。再世篇では射程はそのままにP兵器になった。
;ユダ・システム
+
:第三次Zのファイター形態時は、アシスト攻撃でありながら'''射程2~7、[[バリア貫通]]、[[サイズ差補正無視]]、照準値ダウン'''と極めて優秀。威力と弾数にも優れる。
:QF-4000の自律人工知能のリミッターを外すシステム。[[シャロン・アップル]]の事件で暴走した[[ゴーストX-9]]の出来事を踏まえたシステムで、バジュラ本星におけるバルト・ギャラクシーとの戦闘でQF-4000を完全自律による操作によりX-9と同様の性能を発揮した。なお、小説版ではランカとシェリルの歌に呼応するかのように[[シャロン・アップル|QF-4000から歌声が聞こえた]]、という描写がある。Lでは通常版のゴースト同様照準値減少効果があるが、より高度な機動で敵機の照準を狂わせるということなのか、効果が大きく上昇しており、P武器になって使い勝手が増した(射程は下がっているが)。再世篇では最終盤で解禁されるが、ファイター形態だとP兵器の上に最大射程7(ルカのエースボーナス込)。名前の由来はキリストを裏切った十二使徒の一人「イスカリオテのユダ」。
+
:ちなみにルカはゴーストにシモン、ペトロ、ヨハネと名付けている。これはルカ本人と合わせてキリストの4大使徒が由来。
 +
:;ユダ・システム
 +
::QF-4000の自律人工知能のリミッターを外すシステム。[[シャロン・アップル]]の事件で暴走した[[ゴーストX-9]]の出来事を踏まえたシステムで、[[バジュラ本星]]における[[バトル・ギャラクシー]]との戦闘でQF-4000を完全自律による操作によりX-9と同様の性能を発揮した。なお、小説版ではランカとシェリルの歌に呼応するかのように[[シャロン・アップル|QF-4000から歌声が聞こえた]]、という描写がある。
 +
::Lでは通常版のゴースト同様照準値減少効果があるが、より高度な機動で敵機の照準を狂わせるということなのか、効果が大きく上昇しており、P武器になって使い勝手が増した(射程は下がっているが)。再世篇では最終盤で解禁されるが、ファイター形態だとP兵器の上に最大射程7(ルカのエースボーナス込)。
 +
::名前の由来はキリストを裏切った十二使徒の1人「イスカリオテのユダ」。
    
=== [[特殊能力]] ===
 
=== [[特殊能力]] ===
 
;剣装備、盾装備、銃装備
 
;剣装備、盾装備、銃装備
 
:[[切り払い]]、[[シールド防御]]、[[撃ち落とし]]を発動。
 
:[[切り払い]]、[[シールド防御]]、[[撃ち落とし]]を発動。
 +
:シリーズによって採用にぶれがあり、切り払いはZシリーズ及び『L』、撃ち落としは携帯機シリーズでのみで、『OE』に至ってはシールド防御含めいずれも不採用。
 
;[[ピンポイントバリア]]
 
;[[ピンポイントバリア]]
:バトロイド形態のみ。
+
:バトロイド形態のみ。『OE』では未実装。
 
;[[変形]]
 
;[[変形]]
 
:ファイター形態とバトロイド形態に変形可能。ガウォーク形態はオミットされており、演出でのみ登場。
 
:ファイター形態とバトロイド形態に変形可能。ガウォーク形態はオミットされており、演出でのみ登場。
 
;[[換装]]
 
;[[換装]]
:各種パックに換装可能。第2次Zのみ。
+
:各種パックに換装可能。『第2次Z』のみ。携帯機シリーズでは次のマップの地形に合わせて自動換装される。
;複合センサー
+
;[[ジャミング機能]]/[[ジャミング]][[OE]]
:UXで採用された[[特殊行動コマンド]]。ENを消費し、1ターンの間、周囲5マスの敵の'''最終命中率・回避率'''を30%下げる。移動後使用可能。[[ディスィーブ|ナーブクラック]]と共にキャンペーンマップの要となる。
+
:Zシリーズ及び『OE』で採用。
 
+
;[[修理装置]]
;[[変形]][[ジャミング機能|ジャミング]]、ガウォーク、[[グループ(GR)]]
+
:[[小隊]]制の作品等では[[HP回復]]と同じ効果も持つ。
:[[OE]]のもの。これ以外に[[補給装置]]がある(能力ではなく武器「EN補給」として採用)。
+
;[[ガウォーク]]
:ガウォークはバトロイド形態のみの能力。ガウォークは、[[陸|地上]]移動時に[[移動力]]+1される能力として採用。
+
:バトロイド形態のみ。[[陸|地上]]移動時に[[移動力]]+1される能力。『[[OE]]』で採用。
:[[VF-25F メサイア]][[VF-25F メサイア・SP|スーパーパック]]装備含む)、[[VF-25S メサイア]][[VF-25S メサイア・AP|アーマードパック]]装備含む)、[[VF-25G メサイア]]とグループ出撃可能。
+
;[[グループ (GR)]]
 +
:[[VF-25F メサイア]](スーパーパック装備含む)、[[VF-25S メサイア]](アーマードパック装備含む)、[[VF-25G メサイア]]とグループ出撃可能。『OE』で採用。
    
=== 移動タイプ ===
 
=== 移動タイプ ===
;[[空]][[]][[宇宙]]
+
;[[空]]
:[[飛行]]可能。
+
:ファイター時。[[飛行]]可能。
 +
;[[]]
 +
:バトロイド時。
 +
;空[[宇宙|宇]]
 +
:『OE』でのバトロイド時。
 +
:なお携帯機シリーズでも、後述の機体ボーナスによってバトロイド時も空タイプを得られる。
    
=== [[サイズ]] ===
 
=== [[サイズ]] ===
 
;S
 
;S
:[[L]][[UX]]
+
:[[L]][[UX]]
 
;M
 
;M
:[[第2次Z]]
+
:[[第2次Z]]、[[第3次Z]]、[[BX]]
 
;Mまたは3
 
;Mまたは3
 
:[[OE]]
 
:[[OE]]
    
=== カスタムボーナス ===
 
=== カスタムボーナス ===
==== 第2次Z ====
+
;特殊能力『[[ジャミング機能]]』の範囲+1
;「特殊能力『[[ジャミング機能]]』の範囲+1」
+
:[[第2次Z破界篇]]
==== L ====
+
;特殊能力『ジャミング機能』の範囲+2
;初期:資金+10% EN+50 特殊効果無効<br>5段階:資金+20% EN+100 特殊効果無効<br>10段階:資金+30% EN+150 特殊効果無効
+
:[[第2次Z再世篇]]
 +
;特殊能力『ジャミング機能』の効果を隣接チームにも与える
 +
:[[第3次Z]]
 +
 
 +
=== 機体ボーナス ===
 +
;[[スーパーロボット大戦L|L]]
 +
*'''初期:資金+10% EN+50 特殊効果無効'''
 +
*'''5段階:資金+20% EN+100 特殊効果無効'''
 +
*'''10段階:資金+30% EN+150 特殊効果無効'''
 
:他の3機とずいぶん異なる内容。機体ボーナスだけ見るとサポート用の修理メカに見える。実際、「特殊効果無効」は[[アカツキ]]のような防御力特化という設定がある機体を除けば殆どが修理装置か補給装置持ちのサポートメカばかりだが、当然それらのサポートメカに比べたらRVF-25の方が戦闘力は圧倒的に高い。
 
:他の3機とずいぶん異なる内容。機体ボーナスだけ見るとサポート用の修理メカに見える。実際、「特殊効果無効」は[[アカツキ]]のような防御力特化という設定がある機体を除けば殆どが修理装置か補給装置持ちのサポートメカばかりだが、当然それらのサポートメカに比べたらRVF-25の方が戦闘力は圧倒的に高い。
 
:資金ボーナスに加え、ルカ機のみ武装の種類が多い事、パイロットが[[熱血]]も[[魂]]も[[愛]]も覚えない事から、ボスよりもとにかく雑魚を相手にするのに便利な機体と言える。
 
:資金ボーナスに加え、ルカ機のみ武装の種類が多い事、パイロットが[[熱血]]も[[魂]]も[[愛]]も覚えない事から、ボスよりもとにかく雑魚を相手にするのに便利な機体と言える。
 
:なおルカ機にあるENを消費する武器は消費5のアサルトナイフだけなので、ENボーナスはPUを組まない限りほぼ死にボーナスである。
 
:なおルカ機にあるENを消費する武器は消費5のアサルトナイフだけなので、ENボーナスはPUを組まない限りほぼ死にボーナスである。
 +
;[[スーパーロボット大戦UX|UX]]、[[スーパーロボット大戦BX|BX]]
 +
*'''初期段階:資金+10% EN+50'''
 +
*'''第二段階:資金+15% EN+75 スペック低下無効'''
 +
*'''第三段階:資金+20% EN+100 スペック低下無効 地形適応空or宇宙A'''
 +
*'''最終段階:資金+30% EN+150 スペック低下無効 地形適応空or宇宙S'''
 +
:一見『L』の機体ボーナスに地形適応が加わっただけに見えるが、特殊行動コマンドでENを使うようになったためENボーナスを生かせるようになった。
   −
== [[BGM|機体BGM]] ==
+
== 機体BGM ==
 
;「トライアングラー」
 
;「トライアングラー」
 
:前期OPテーマ。
 
:前期OPテーマ。
107行目: 195行目:     
== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
;[[VF-25F メサイア]]
+
;[[VF-25F メサイア]][[VF-25S メサイア]]、[[VF-25G メサイア]]
;[[VF-25S メサイア]]
+
:同型機。
;[[VF-25G メサイア]]
+
;VE-1 エリントシーカー
 +
:[[VF-1 バルキリー|VF-1]]バリエーションの早期警戒管制機。RVF-25の先祖と言える機体で、同様に大型レドームとアンテナユニットを装備する。ただしこちらは完全に偵察・支援用で武装は非常に貧弱。
    
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
<amazon>B001K6JSTW</amazon><amazon>B001N9XV0S</amazon>
+
<amazon>B001N9XV0S</amazon><amazon>B001K6JSTW</amazon><amazon>B002RKP2QI</amazon><amazon>B00BMGUG9G</amazon><amazon>B00GUTNZQ6</amazon>
   −
== 話題まとめ ==
+
{{マクロスシリーズ}}
 
  −
== 資料リンク ==
   
{{DEFAULTSORT:RVF-25 めさいあ}}
 
{{DEFAULTSORT:RVF-25 めさいあ}}
{{マクロスシリーズ}}
   
[[Category:登場メカ英数字・記号]]
 
[[Category:登場メカ英数字・記号]]
 
[[Category:マクロスシリーズ]]
 
[[Category:マクロスシリーズ]]

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