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重力制御と慣性質量を個別に変動させることが出来る装置であり、既存の[[飛行]]システムを覆す画期的な発明である。初めて搭載されたのは、外宇宙探査航行艦[[ヒリュウ]]。
 
重力制御と慣性質量を個別に変動させることが出来る装置であり、既存の[[飛行]]システムを覆す画期的な発明である。初めて搭載されたのは、外宇宙探査航行艦[[ヒリュウ]]。
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完成当初は十分な性能を引き出せず、ドライブ自体も大型で搭載が困難であった。しかし[[EOT]]がもたらされると、その技術の転用により、ドライブを小型化することに成功する。さらに研究が進められ、推進剤非依存推進(PIP)<ref>何の略であるか公式には設定されていない。現実には潜水艦の推進方法として非大気依存推進('''A'''ir '''I'''ndependent '''P'''ropulsion = AIP)と呼ばれるものが実在しており、そこから考えると('''P'''ropellant-'''I'''ndependent '''P'''ropulsion)とするのが妥当だろう。 </ref>機関すら可能になるとの推論も一部技術者の間で立てられるほどになった。この推論は、後に[[ディバイン・クルセイダーズ]][[DC]])で[[プロジェクトTD]]が立ち上げられるきっかけとなった。ただし純粋なテスラ・ドライブ推進の機体であってもアニメーション上は推進炎の色が違う<ref>緑色の炎を発する。</ref>程度で、燃料を燃焼・噴射して飛行しているように描写されている例がほとんどである。
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「第1世代型」の完成当初は十分な性能を引き出せず、ドライブ自体も大型で搭載が困難であった。しかし[[EOT]]がもたらされると、その技術の転用によりドライブを小型化した「第2世代型」を開発する事に成功する。この経緯から、一部の技術者の間では「テスラ・ドライブそのものがEOTの産物」であるという誤解を招く事になっており、[[]]のテクネチウム基地における[[マオ・インダストリー]]で開発された「[[ヒュッケバイン|ヒュッケバイン・R]]」の[[ブラックホールエンジン]]暴走事故もあってか、EOTを懐疑的に見ている技術者…特にEOTに依存しない機動兵器の開発を目指していた[[マリオン・ラドム]]博士からは強い拒否反応を示されていた。しかし、構築された基礎理論や第1世代型のテスラ・ドライブは間違いなく純粋な地球産であった事実から、後にラドム博士は半ば妥協する形で「EOTを使用していない技術」として受け入れ、自らが中心となった「[[ATX計画]]」にて開発された[[パーソナルトルーパー]]に搭載する事になっている。
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そのような中、外宇宙からの侵略を予期していたビアンは、極秘裏に[[パーソナルトルーパー]]を凌駕する性能を持ち、テスラ・ドライブを標準搭載した機動兵器の開発に着手する。このプランにはロボット工学で高い評価を得ていた[[フィリオ・プレスティ]]博士らが参加。ビアンと関わりの深い[[イスルギ重工]]のバックアップを受けながら、ドライブの更なる高性能化と小型化を進めた。
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小型化させた第2世代型の完成後も更に研究が進められ、推進剤非依存推進(PIP)<ref>何の略であるか公式には設定されていない。現実には潜水艦の推進方法として非大気依存推進('''A'''ir '''I'''ndependent '''P'''ropulsion = AIP)と呼ばれるものが実在しており、そこから考えると('''P'''ropellant-'''I'''ndependent '''P'''ropulsion)とするのが妥当だろう。 </ref>機関すら可能になるとの推論も一部技術者の間で立てられる程になった。この推論は、後に[[ディバイン・クルセイダーズ]]([[DC]])で[[プロジェクトTD]]が立ち上げられるきっかけとなった。ただし純粋なテスラ・ドライブ推進の機体であってもアニメーション上は推進炎の色が違う<ref>緑色の炎を発する。</ref>程度で、燃料を燃焼・噴射して飛行しているように描写されている例がほとんどである。
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そのような中、外宇宙からの侵略を予期していたビアンは、極秘裏に[[パーソナルトルーパー]]を凌駕する性能を持ち、テスラ・ドライブを標準搭載した機動兵器の開発に着手する。このプランにはロボット工学で高い評価を得ていた[[フィリオ・プレスティ]]博士らが参加。ビアンと関わりの深い[[イスルギ重工]]のバックアップを受けながら、ドライブの更なる高性能化と小型化を進めた結果、プロジェクトTDの機体を中心に搭載される「第3世代型」の「ツイン・テスラ・ドライブ」の完成に成功する。
    
そして、史上初のテスラ・ドライブを標準搭載した人型機動兵器の[[アーマードモジュール]]・[[リオン]]が誕生した。[[リオンシリーズ]]の生産ライセンスは[[イスルギ重工]]に与えられ、[[DC戦争]]では極秘に量産された[[リオンシリーズ]]がビアン率いる[[DC]]の主力となった。
 
そして、史上初のテスラ・ドライブを標準搭載した人型機動兵器の[[アーマードモジュール]]・[[リオン]]が誕生した。[[リオンシリーズ]]の生産ライセンスは[[イスルギ重工]]に与えられ、[[DC戦争]]では極秘に量産された[[リオンシリーズ]]がビアン率いる[[DC]]の主力となった。
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[[パーソナルトルーパー]]では、[[ヴァイスリッター]]がテスラ研からもたらされた小型テスラ・ドライブを初めて搭載。PTとしては、初めて人型のまま飛行する機体となった。
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[[パーソナルトルーパー]]では、[[ヴァイスリッター]]がテスラ研からもたらされた小型テスラ・ドライブを初めて搭載。PTとしては、初めて人型のまま飛行する機体となった。やがて[[マオ・インダストリー]]社など、他社の機動兵器にも用いられるようになった。OGシリーズでは、テスラ・ドライブは新開発された機動兵器の標準装備となりつつあり、既存機体の改修の際も追加搭載される傾向がある。
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やがて[[マオ・インダストリー]]社など、他社の機動兵器にも用いられるようになった。OGシリーズでは、テスラ・ドライブは新開発された機動兵器の標準装備となりつつあり、既存機体の改修の際も追加搭載される傾向がある。
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一方、テスラ・ドライブの小型化が成功した事でそれを弾頭兵器(ミサイル)に組み込んだ兵器である「'''MTDM(マイクロ・テスラ・ドライブ・ミサイル)'''」も開発される事になっているが、非常に高性能である反面、製造コストの高さから大量生産には向いていない。
    
== 主なテスラ・ドライブ標準搭載ユニット ==
 
== 主なテスラ・ドライブ標準搭載ユニット ==
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