差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
編集の要約なし
22行目: 22行目:  
[[ショウ・ザマ]]、[[トッド・ギネス]]と共に[[バイストン・ウェル]]に召喚された地上人。
 
[[ショウ・ザマ]]、[[トッド・ギネス]]と共に[[バイストン・ウェル]]に召喚された地上人。
   −
3機製造された[[ダンバイン]]のうち、緑色の機体を与えられたが、ギブン家勢力の不意打ちを受けて始まった初陣にて特に何かする間もなく敵の射撃が直撃し、機体は制御を失って森の中に墜落し爆発炎上。直接的な描写は無いものの死亡したとされる。'''主役機ダンバインの[[パイロット]]となりながら、あまりにもあっけない死に方をした非業の男'''。
+
3機製造された[[ダンバイン]]のうち、緑色の機体を与えられたが、ギブン家勢力の不意打ちを受けて始まった初陣にて特に何かする間もなく敵の射撃が直撃し、機体は制御を失って森の中に墜落し爆発炎上。直接的な描写はないものの死亡したとされる。'''主役機ダンバインの[[パイロット]]となりながら、あまりにもあっけない死に方をした非業の男'''。
   −
「ソビエト軍あがり」と自称していたが、トカマクの[[オーラバトラー]]の[[技量|操縦技術]]は[[民間人]]出身であるショウにさえ「口ほどじゃあないじゃないか」と侮られる程度のものだった。もっとも、第1話の時点ではアメリカ空軍のパイロットであり比較的上手く扱えていたトッドでさえも戦闘は難しいと判断して様子見に回っていた程である。'''むしろ、「不慣れなままで[[マーベル・フローズン|マーベル]]のダーナ・オシーと剣を交える事ができたショウの方が特異だった」と評するべき'''であろう。<ref>のちに[[ショット・ウェポン]]は更なる地上人の召喚の際に「ショウやトカマクの様にはしたくない」趣旨を言っており、早々に失った事を悔いている様子。</ref>
+
「ソビエト軍あがり」と自称していたが、トカマクの[[オーラバトラー]]の[[技量|操縦技術]]は[[民間人]]出身であるショウにさえ「口ほどじゃあないじゃないか」と侮られる程度のものだった。もっとも、第1話の時点ではアメリカ空軍のパイロットであり比較的上手く扱えていたトッドでさえも戦闘は難しいと判断して様子見に回っていたほどである。むしろ、'''不慣れなままで[[マーベル・フローズン|マーベル]]のダーナ・オシーと剣を交えることができたショウの方が特異だったと評するべき'''であろう。<ref>のちに[[ショット・ウェポン]]はさらなる地上人の召喚の際に「ショウやトカマクのようにはしたくない」趣旨の発言をしており、早々に失ったことを悔いている様子。</ref>
    
後に同じソビエト出身の軍人[[トルストール・チェシレンコ]]が登場したが、トカマクに関して特に触れられることはなかった。
 
後に同じソビエト出身の軍人[[トルストール・チェシレンコ]]が登場したが、トカマクに関して特に触れられることはなかった。
51行目: 51行目:     
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
;「バーンさんよ、こいつ外してくれないか?」<br />バーン「昨夜のように抵抗されては敵わんからなあ。ハッハッハッハ…はっ!」<br />(走り去るバーン)<br />「何がハッハッハだい。…あの[[シルキー・マウ|シルキー]]とかっていうフェラリィの力が無けりゃあ地上に帰れないのかなあ」
+
;「バーンさんよ、こいつ外してくれないか?」<br />バーン「昨夜のように抵抗されては敵わんからなあ。ハッハッハッハ…はっ!」<br />(走り去るバーン)<br />「何がハッハッハだい。…あの[[シルキー・マウ|シルキー]]とかっていうフェラリィの力がなけりゃあ地上に帰れないのかなあ」
 
:第1話における初台詞。手枷を付けられ護送中、馬車に随伴するバーンに対して手枷を外すよう頼むも、バーンにあしらわれて毒づく。
 
:第1話における初台詞。手枷を付けられ護送中、馬車に随伴するバーンに対して手枷を外すよう頼むも、バーンにあしらわれて毒づく。
 
:ちなみに「フェラリィ」というのは聞き間違いか何かだと思われ、続く台詞でショウに「フェラリオって言ってた」と訂正されている。
 
:ちなみに「フェラリィ」というのは聞き間違いか何かだと思われ、続く台詞でショウに「フェラリオって言ってた」と訂正されている。
 
;「なんだありゃ?」<br />トッド「面白そうじゃねえか、少しは様子を見るのもいい。ニューヨークは不景気だしなあ」<br />「そりゃハリコフだって同じだ。俺だって軍に戻ろうかって考えてた所だしな」
 
;「なんだありゃ?」<br />トッド「面白そうじゃねえか、少しは様子を見るのもいい。ニューヨークは不景気だしなあ」<br />「そりゃハリコフだって同じだ。俺だって軍に戻ろうかって考えてた所だしな」
:同話。そこを二足歩行のオーラマシン・ピグシーが通りかかる。それを見て興味を示し、故郷の事を話題に出したトッドに自身の身の上を語る。
+
:同話。そこを二足歩行のオーラマシン・ピグシーが通りかかる。それを見て興味を示し、故郷のことを話題に出したトッドに自身の身の上を語る。
;トッド「へ~、マジックミラーかよ。内側から見ると透けてるぜ?」<br />「外からは殆ど見えない」<br />トッド「へぇ…」<br />バーン「キマイラグの殻を磨いて使っている」<br />「[[ショット・ウェポン|ショット]]って奴、凄い事やるな」
+
;トッド「へ~、マジックミラーかよ。内側から見ると透けてるぜ?」<br />「外からはほとんど見えない」<br />トッド「へぇ…」<br />バーン「キマイラグの殻を磨いて使っている」<br />「[[ショット・ウェポン|ショット]]って奴、凄いことやるな」
 
:同話。バーンから[[ドラムロ]]を見せられ、コックピットを確かめていたトッドが多機能ぶりに驚いているのに追従して呟く。
 
:同話。バーンから[[ドラムロ]]を見せられ、コックピットを確かめていたトッドが多機能ぶりに驚いているのに追従して呟く。
 
;「行くよ! 行くよ!」
 
;「行くよ! 行くよ!」
65行目: 65行目:  
;「行くがよい、聖戦士! 己の道を!!」
 
;「行くがよい、聖戦士! 己の道を!!」
 
:ゲームブック版で最終決戦に馳せ参じたときの台詞。
 
:ゲームブック版で最終決戦に馳せ参じたときの台詞。
:本作のトカマクはアニメ本編から数十年後という事もあって熟達した戦士として描かれている。一方、かつての大戦で自分が何も成せなかった事を受けてか、新たな聖戦士として召喚された主人公に未来を託している。
+
:本作のトカマクはアニメ本編から数十年後ということもあって熟達した戦士として描かれている。一方、かつての大戦で自分が何も成せなかったことを受けてか、新たな聖戦士として召喚された主人公に未来を託している。
    
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
77行目: 77行目:     
== 余談 ==
 
== 余談 ==
*トカマク・ロブスキーの容姿は『[[聖戦士ダンバイン]]』に制作スタッフとして参加し、後に『[[エルドランシリーズ]]』の監督を務める川瀬敏文氏(ちなみに、[[カワッセ・グー]]の名前の元ネタにもなっている)から取られたものである(双葉社刊『1983年のロボットアニメ』より)。
+
*トカマクの容姿は『[[聖戦士ダンバイン]]』に制作スタッフとして参加し、後に『[[エルドランシリーズ]]』の監督を務める川瀬敏文氏(ちなみに、[[カワッセ・グー]]の名前の元ネタにもなっている)から取られたものである(双葉社刊『1983年のロボットアニメ』より)。
*トカマクが搭乗したダンバインは「主役機と同系の機体に乗りながら序盤において早々に撃墜され、以後消息不明」という扱いが想像力を刺激する為か、外部作品で'''「実はトカマクは生きていた」'''とされる事も少なくない。
+
*トカマクは「主役機と同系の機体に乗りながら序盤において早々に撃墜され、以後消息不明」という扱いが想像力を刺激するためか、実は生きていたとする外部作品も少なくない。
**『スーパーロボットコミック 聖戦士ダンバイン編』に収録された短編『狩りの日』(著:長谷川裕一)においては、「トカマクはダンバインを撃墜されながらも何とか生存した」という大胆な解釈で再登場し、[[ショウ・ザマ|ショウ]]と共闘した(あくまで[[アンソロジーコミック|アンソロジー]]の短編であり、公式の物語ではない)。
+
**『スーパーロボットコミック 聖戦士ダンバイン編』に収録された短編『狩りの日』(著:長谷川裕一)においてはダンバインを撃墜されながらも何とか生存したという大胆な解釈で再登場し、[[ショウ・ザマ|ショウ]]と共闘した(あくまで[[アンソロジーコミック|アンソロジー]]の短編であり、公式の物語ではない)。
**また、ゲームブック『妖魔城塞ザーウェル』では本編から遥か未来において、新たに出現した「[[聖戦士]]」である主人公に対して、トカマクがかつての自分の乗機を与えるというシーンがある(つまり、本作に登場するダンバインはトカマク機という事になる)。
+
**ゲームブック『妖魔城塞ザーウェル』では本編から遥か未来において、新たに出現した「[[聖戦士]]」である主人公に対して、トカマクがかつての自分の乗機を与えるというシーンがある(つまり本作に登場するダンバインはトカマク機ということになる)。
**前述の『聖戦士伝説』は原作以前の時系列からスタートし、選択次第でストーリーが激変するため、そもそも撃墜自体を回避する形でトカマクを仲間に加えることも可能。
+
**『聖戦士伝説』は原作以前の時系列からスタートし、選択次第でストーリーが激変するため、そもそも撃墜自体を回避する形でトカマクを仲間に加えることも可能。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
10,900

回編集

案内メニュー