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3機製造された[[ダンバイン]]のうち、緑色の機体を与えられたが、ギブン家勢力の不意打ちを受けて始まった初陣にて特に何かする間もなく敵の射撃が直撃し、機体は制御を失って森の中に墜落し爆発炎上。直接的な描写はないものの死亡したとされる。'''主役機ダンバインの[[パイロット]]となりながら、あまりにもあっけない死に方をした非業の男'''。
3機製造された[[ダンバイン]]のうち、緑色の機体を与えられたが、ギブン家勢力の不意打ちを受けて始まった初陣にて特に何かする間もなく敵の射撃が直撃し、機体は制御を失って森の中に墜落し爆発炎上。直接的な描写はないものの死亡したとされる。'''主役機ダンバインの[[パイロット]]となりながら、あまりにもあっけない死に方をした非業の男'''。
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「ソビエト軍あがり」と自称していたが、トカマクの[[オーラバトラー]]の[[技量|操縦技術]]は[[民間人]]出身であるショウにさえ「口ほどじゃあないじゃないか」と侮られる程度のものだった。もっとも、第1話の時点ではアメリカ空軍のパイロットであり比較的上手く扱えていたトッドでさえも戦闘は難しいと判断して様子見に回っていたほどである。むしろ、'''不慣れなままで[[マーベル・フローズン|マーベル]]のダーナ・オシーと剣を交えることができたショウの方が特異だったと評するべき'''であろう。<ref>のちに[[ショット・ウェポン]]はさらなる地上人の召喚の際に「ショウやトカマクのようにはしたくない」趣旨の発言をしており、早々に失ったことを悔いている様子。</ref>
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「ソビエト軍あがり」と自称していたが、トカマクの[[オーラバトラー]]の[[技量|操縦技術]]は[[民間人]]出身であるショウにさえ「口ほどじゃあないじゃないか」と侮られる程度のものだった。もっとも、第1話の時点ではアメリカ空軍のパイロットであり比較的上手く扱えていたトッドでさえも戦闘は難しいと判断して様子見に回っていたほどである。むしろ、'''不慣れなままで[[マーベル・フローズン|マーベル]]のダーナ・オシーと剣を交えることができたショウの方が特異だったと評するべき'''であろう<ref>のちに[[ショット・ウェポン]]はさらなる地上人の召喚の際に「ショウやトカマクのようにはしたくない」趣旨の発言をしており、早々に失ったことを悔いている様子。</ref>。
後に同じソビエト出身の軍人[[トルストール・チェシレンコ]]が登場したが、トカマクに関して特に触れられることはなかった。
後に同じソビエト出身の軍人[[トルストール・チェシレンコ]]が登場したが、トカマクに関して特に触れられることはなかった。
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なお、PS用ゲーム『聖戦士伝説』によれば、軍時代は戦車部隊に属していたらしく、人間性に関しては『利己的ではあるが悪人というほどではない』と評されている。
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ゲームブック版『妖魔城塞ザーウェル』では、本編の数十年後、ロワの国を魔術師ザーウェルから救うために召喚された新たな聖戦士である主人公の窮地を救い、'''かつては緑だったが塗装が剥げ落ち、元の強獣の外殻色である水色となったダンバイン'''を託す男が、自らを「かつて聖戦士だった、トカマクと呼ばれた男」と名乗る形で登場する。このイベントを経た上で魔術師ザーウェルの居城に突入すると、主人公の助太刀をするべく強獣の群れを率いて馳せ参じ、ザーウェル軍を蹴散らして新たな聖戦士のために道を切り開いてくれる。
== 登場作品と役柄 ==
== 登場作品と役柄 ==
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*トカマクは「主役機と同系の機体に乗りながら序盤において早々に撃墜され、以後消息不明」という扱いが想像力を刺激するためか、実は生きていたとする外部作品も少なくない。
*トカマクは「主役機と同系の機体に乗りながら序盤において早々に撃墜され、以後消息不明」という扱いが想像力を刺激するためか、実は生きていたとする外部作品も少なくない。
**『スーパーロボットコミック 聖戦士ダンバイン編』に収録された短編『狩りの日』(著:長谷川裕一)においてはダンバインを撃墜されながらも何とか生存したという大胆な解釈で再登場し、[[ショウ・ザマ|ショウ]]と共闘した(あくまで[[アンソロジーコミック|アンソロジー]]の短編であり、公式の物語ではない)。
**『スーパーロボットコミック 聖戦士ダンバイン編』に収録された短編『狩りの日』(著:長谷川裕一)においてはダンバインを撃墜されながらも何とか生存したという大胆な解釈で再登場し、[[ショウ・ザマ|ショウ]]と共闘した(あくまで[[アンソロジーコミック|アンソロジー]]の短編であり、公式の物語ではない)。
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**ゲームブック『妖魔城塞ザーウェル』では本編から遥か未来において、新たに出現した「[[聖戦士]]」である主人公に対して、トカマクがかつての自分の乗機を与えるというシーンがある(つまり本作に登場するダンバインはトカマク機ということになる)。
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**ゲームブック版『妖魔城塞ザーウェル』では、本編の数十年後、ロワの国を魔術師ザーウェルから救うために召喚された新たな聖戦士である主人公の窮地を救い、'''かつては緑だったが塗装が剥げ落ち、元の強獣の外殻色である水色となったダンバイン'''を託す男が、自らを「かつて聖戦士だった、トカマクと呼ばれた男」と名乗る形で登場する。このイベントを経た上で魔術師ザーウェルの居城に突入すると、主人公の助太刀をするべく強獣の群れを率いて馳せ参じ、ザーウェル軍を蹴散らして新たな聖戦士のために道を切り開いてくれる。
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**『聖戦士伝説』は原作以前の時系列からスタートし、選択次第でストーリーが激変するため、そもそも撃墜自体を回避する形でトカマクを仲間に加えることも可能。
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**ゲーム『聖戦士ダンバイン ~聖戦士伝説~』は、原作以前の時系列からスタートし、選択次第でストーリーが激変することもあり、撃墜自体を回避してトカマクを仲間に加えることも可能。なお同作によると、軍人時代は戦車部隊に属していたという。人間性に関しては「利己的ではあるが、悪人というほどではない」と評されている。
== 脚注 ==
== 脚注 ==