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| [[香港|ネオ・ホンコン]]首相で、第13回[[ガンダムファイト]]開催委員長。漢字で書くと「'''黄 潤發'''」。 | | [[香港|ネオ・ホンコン]]首相で、第13回[[ガンダムファイト]]開催委員長。漢字で書くと「'''黄 潤發'''」。 |
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− | 第12回ガンダムファイトにてネオ・ホンコンが優勝している為、[[地球]]圏全体を統治している人物でもあるが、マフィア上がりの首相でもあり、表のみならず裏社会にも通じる危険人物である。
| + | 第12回ガンダムファイトにてネオ・ホンコンが優勝しているため、[[地球]]圏全体を統治している人物でもあるが、マフィア上がりの首相でもあり、表のみならず裏社会にも通じる危険人物である。 |
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| === 人物 === | | === 人物 === |
− | 普段は飄々とした紳士で、丸眼鏡をかけた姿に愛嬌すら感じさせる。物腰も柔らかく、[[ドモン・カッシュ]]との初対面では堂々とした姿を見せるが、裏の顔は冷酷非道を絵に描いた様な悪党であり、時折怒りを見せる時は眼鏡越しから本性を表す形できつい目頭を立てる。また、あくまでも競技である[[ガンダムファイト]]にスポーツマンシップは求めておらず、開会式では「勝利の為ならコックピットの攻撃も構わない」とガンダムファイト国際条約を平然と無視するルールを設けたり、既に失格になったファイターを裏取引を行った上で復帰させる、他国のスタッフを誘拐して特定のガンダムファイターを意図的に暴走させようとまでする等、開催委員長としては越権行為が目立ち、自らの国に所属するファイターである[[東方不敗マスター・アジア]]と対立する事も少なくなかった。チョコレートを好む甘党であり、ファイト観戦中はグラスにポッキーの如き菓子を入れて食していた。 | + | 普段は飄々とした紳士で、丸眼鏡をかけた姿に愛嬌すら感じさせる。物腰も柔らかく、[[ドモン・カッシュ]]との初対面では堂々とした姿を見せるが、裏の顔は冷酷非道を絵に描いたような悪党であり、怒りを見せるときは眼鏡越しから本性を表す形できつい目頭を立てる。あくまでも競技である[[ガンダムファイト]]にスポーツマンシップは求めておらず、開会式では「勝利の為ならコックピットの攻撃も構わない」とガンダムファイト国際条約を平然と無視するルールを設けたり、既に失格になったファイターを裏取引を行った上で復帰させたり、他国のスタッフを誘拐して特定のガンダムファイターを意図的に暴走させようとしたりと、開催委員長としては越権行為が目立ち、自らの国に所属するファイターである[[東方不敗マスター・アジア]]と対立することも少なくなかった。チョコレートを好む甘党であり、ファイト観戦中はグラスにポッキーの如き菓子を入れて食していた。 |
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− | 現在においても、既に破格と言える地位を手に入れているのだが、ウォン自身の内に秘めた野心は並外れて強く、自分自身によるネオ・ホンコンのみならず地球圏全体やコロニー国家全ての支配権を永遠の物とする為に、東方不敗が執着している[[デビルガンダム]]に目を付け、秘密裏に回収してデビルガンダムの自己修復能力を再起動させ、完全復活を目論んでいる。一方、デビルガンダムの力を単純に利用しようとしている東方不敗と異なって、ウォンの場合はデビルガンダムの機能を最大限に発揮出来るよう念入りに研究を行っており、その成果としてデビルガンダムの生体コアに相応しいのは「女」である事を確信。東方不敗が[[ガンダムファイター]]として成長した[[ドモン・カッシュ]]を[[キョウジ・カッシュ]]に代わるコアにしようとしていたのに対し、自身は「ガンダムファイター」と「女」の二つの条件を兼ね揃えた唯一の人物であるネオ・スウェーデンのガンダムファイター・[[アレンビー・ビアズリー]]を理想的な生体コアとして目を付けていた<ref>実際には、[[レイン・ミカムラ]]が生体コアに選ばれているが、正規のファイターでは無いとは言え、[[シャイニングガンダム]]や[[ライジングガンダム]]での戦闘経験があった為か、アレンビーに代わる生体コアとして十分な機能を発揮する事になっている。</ref>。
| + | 現在でも既に破格と言える地位を手に入れているが、内に秘めた野心は並外れて強く、自分自身によるネオ・ホンコンのみならず地球圏全体やコロニー国家全ての支配権を永遠のものとするために、東方不敗が執着している[[デビルガンダム]]に目を付け、秘密裏に回収してデビルガンダムの自己修復能力を再起動させ、完全復活を目論んでいる。一方、デビルガンダムの力を単純に利用しようとしている東方不敗と異なって、ウォンの場合はデビルガンダムの機能を最大限に発揮出来るよう念入りに研究を行っており、その成果としてデビルガンダムの生体コアに相応しいのは「女」であることを確信。東方不敗が[[ガンダムファイター]]として成長した[[ドモン・カッシュ]]を[[キョウジ・カッシュ]]に代わるコアにしようとしていたのに対し、自身は「ガンダムファイター」と「女」の二つの条件を兼ね備えた唯一の人物であるネオ・スウェーデンのガンダムファイター・[[アレンビー・ビアズリー]]を理想的な生体コアとして目を付けていた<ref>実際には[[レイン・ミカムラ]]が生体コアに選ばれているが、正規のファイターではないとは言え、[[シャイニングガンダム]]や[[ライジングガンダム]]での戦闘経験があったためか、アレンビーに代わる生体コアとして十分な機能を発揮することになっている。</ref>。 |
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| === 来歴 === | | === 来歴 === |
| ガンダムファイト決勝大会開催以前よりデビルガンダムに目を付けていたウォンは、[[ギアナ高地]]にてドモンの[[シャイニングガンダム]]に破壊されたデビルガンダムを密かに回収。ガンダムファイト決勝大会を利用してデビルガンダムの完全復活を目論む。その一環として、サバイバル・イレブンでドモンに敗北し失格となった[[ミケロ・チャリオット]]と[[ジェントル・チャップマン]]の二人を、[[DG細胞]]に感染させた上で尖兵として特例で決勝大会に参加させている。 | | ガンダムファイト決勝大会開催以前よりデビルガンダムに目を付けていたウォンは、[[ギアナ高地]]にてドモンの[[シャイニングガンダム]]に破壊されたデビルガンダムを密かに回収。ガンダムファイト決勝大会を利用してデビルガンダムの完全復活を目論む。その一環として、サバイバル・イレブンでドモンに敗北し失格となった[[ミケロ・チャリオット]]と[[ジェントル・チャップマン]]の二人を、[[DG細胞]]に感染させた上で尖兵として特例で決勝大会に参加させている。 |
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− | 当初は東方不敗を用心棒の如く「先生」と呼び、ドモンをデビルガンダムの生体コアにすべく共謀していたが、自身は独自にデビルガンダムの研究を行った結果、アレンビーを生体コアにする事を目論む。そして、ドモン達[[シャッフル同盟]]を邪魔者とし、トーナメントで全員をドモンにぶつけ潰し合いを計るが、失敗。しかし、同時に秘密裏に進めていたネオ・スウェーデンのスタッフを誘拐し、外部から強制的にバーサーカーシステムを起動させる装置を開発させており、ドモンとアレンビー、[[アルゴ・ガルスキー]]とアンドリュー・グラハムによるタッグマッチでは、[[ノーベルガンダム]]のバーサーカーシステムを起動する形で暴走させ、他のファイター達の始末を図ったが、これもアンドリューの行動によって失敗に終わった。
| + | 当初は東方不敗を用心棒の如く「先生」と呼び、ドモンをデビルガンダムの生体コアにすべく共謀していたが、自身は独自にデビルガンダムの研究を行った結果、アレンビーを生体コアにすることを目論む。そしてドモンたち[[シャッフル同盟]]を邪魔者とし、トーナメントで全員をドモンにぶつけ潰し合いを計るが失敗。しかし同時に秘密裏に進めていたネオ・スウェーデンのスタッフを誘拐し、外部から強制的にバーサーカーシステムを起動させる装置を開発させており、ドモンとアレンビー、[[アルゴ・ガルスキー]]とアンドリュー・グラハムによるタッグマッチでは、[[ノーベルガンダム]]のバーサーカーシステムを起動する形で暴走させ、ほかのファイター達の始末を図ったが、これもアンドリューの行動によって失敗に終わった。 |
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− | その後、[[ランタオ島]]を舞台とする優勝決定戦にて、価値観が違う東方不敗と遂に亀裂が生じ、島に秘匿していたデビルガンダムを再起動させ、東方不敗もろともシャッフル同盟を葬り去ろうと画策。更には救急隊に偽装させた部下達によって誘拐していたアレンビーをノーベルガンダムに偽装させていた[[ウォルターガンダム]]に搭乗させ、ドモンの[[ゴッドガンダム]]を襲撃させるが、最終的にデビルガンダムはゴッドガンダムの石破天驚拳によって破壊され、自身も[[レイン・ミカムラ]]の搭乗する[[ライジングガンダム]]とウォルターガンダムの戦闘に巻き込まれ、統治権をも失う。そして、自らが研究していたデビルガンダムのデータも[[ウルベ・イシカワ]]に接収され、その為にレインがネオジャパンに回収されたデビルガンダムのコアに組み込まれることになってしまった。
| + | その後[[ランタオ島]]を舞台とする優勝決定戦にて、価値観が違う東方不敗と遂に亀裂が生じ、島に秘匿していたデビルガンダムを再起動させ、東方不敗もろともシャッフル同盟を葬り去ろうと画策。さらには救急隊に偽装させた部下たちによって誘拐していたアレンビーをノーベルガンダムに偽装させていた[[ウォルターガンダム]]に搭乗させ、ドモンの[[ゴッドガンダム]]を襲撃させるが、最終的にデビルガンダムはゴッドガンダムの石破天驚拳によって破壊され、自身も[[レイン・ミカムラ]]の搭乗する[[ライジングガンダム]]とウォルターガンダムの戦闘に巻き込まれ、統治権をも失う。そして自らが研究していたデビルガンダムのデータも[[ウルベ・イシカワ]]に接収され、そのためにレインがネオジャパンに回収されたデビルガンダムのコアに組み込まれることになってしまった。 |
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− | その後、死亡したかと思われていたのだが、重傷を負いながらも辛うじて生存していた。ウルベがレインをデビルガンダムに組み込んだ事で再起動したウォルターガンダムに自ら乗り込み、DG細胞に感染。'''グレート・ウォン'''としてレイン救出へ向かおうとするドモンに襲い掛かり、ゴッドガンダムを輸送するキャリアーを破壊し、単独でデビルガンダムのいる宇宙へと向かう。しかし、本来ガンダムファイターではないウォンではドモンの相手になどならず、最後は[[風雲再起]]の力を借りたドモンにより、「恋路を邪魔した報い」として風雲再起の脚にウォルターガンダムの頭部を蹴り飛ばされ、あっけない最期を迎えた。
| + | その後死亡したかと思われていたが、重傷を負いながらも辛うじて生存していた。ウルベがレインをデビルガンダムに組み込んだことで再起動したウォルターガンダムに自ら乗り込み、DG細胞に感染。'''グレート・ウォン'''としてレイン救出へ向かおうとするドモンに襲い掛かり、ゴッドガンダムを輸送するキャリアーを破壊し、単独でデビルガンダムのいる宇宙へと向かう。しかし本来ガンダムファイターではないウォンではドモンの相手になどならず、最後は[[風雲再起]]の力を借りたドモンにより、「恋路を邪魔した報い」として風雲再起の脚にウォルターガンダムの頭部を蹴り飛ばされ、あっけない最期を迎えた。 |
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| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
− | [[地球]]圏の覇権を握っているネオ・ホンコンの首相という原作の立場上、そのままの登場は難しく、マフィアのボスや行政官など、何らかの形でホンコンのボスという立場になっている。『A』でようやく原作どおりネオ・ホンコン首相として登場した。ファイターでもなく(本来は)黒幕でもないという微妙な立場ではあるが、DG細胞に完全に支配されたウルベと違いあくまで人間レベルでの権力が目当てという小物故に扱いやすいのか、ウルベの代わりにGガンダム関係の大ボスポジションに据えられることもしばしばある。 | + | [[地球]]圏の覇権を握っているネオ・ホンコンの首相という原作の立場上、そのままの登場は難しく、マフィアのボスや行政官など、何らかの形でホンコンのボスという立場になっている。『A』でようやく原作どおりネオ・ホンコン首相として登場した。ファイターでも黒幕でもないという微妙な立場ではあるが、DG細胞に完全に支配されたウルベと違いあくまで人間レベルでの権力が目当てという小物ゆえに扱いやすいのか、ウルベの代わりに『Gガンダム』の大ボスポジションに据えられることもしばしばある。 |
− | 乗機は原作通りの[[ウォルターガンダム]]の他、デビルガンダムを研究した功績のためか[[グランドマスターガンダム]]に乗り込んだり、デビルガンダムのコアにされたりもするが、所詮は政治屋ということか能力値は低い。 | + | |
| + | 乗機は原作通りの[[ウォルターガンダム]]のほか、デビルガンダムを研究した功績のためか[[グランドマスターガンダム]]に乗り込んだり、デビルガンダムのコアにされたりもするが、しょせんは政治屋ということか能力値は低い。 |
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| その他、『[[スーパーロボット大戦MX]]』でも[[没データ]]としてパイロットデータのみ存在している。 | | その他、『[[スーパーロボット大戦MX]]』でも[[没データ]]としてパイロットデータのみ存在している。 |
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| === 携帯機シリーズ === | | === 携帯機シリーズ === |
| ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦A}} | | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦A}} |
− | :今回はきちんとネオ・ホンコンの首相として登場する。そのため立場上は[[地球連邦政府|地球連邦]]側の人間なのだが[[ギガノス帝国]]の[[ドルチェノフ]]と手を組み、更には[[デビルガンダム]]研究の過程で[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]と[[ロザミア・バダム|ロザミア]]も手駒として操る上、同じく彼に利用されてるアレンビーが条件次第では死亡してしまうため、プレイヤーによってはウォンの悪辣さが際立って見える。今回はウルベが登場しないので、ランタオ島編以降も生き延び、レインを[[デビルガンダム]]のコアに据える役所も彼が担っているのだが、実はドルチェノフ共々[[マリーメイア軍]]の第二次[[星の屑作戦]]の為の人柱にされており、死ぬまでその事に気づきはしなかった<ref>もっとも、ウォンとドルチェノフを人柱にした[[デキム・バートン]]も、結局ウォン・ギガノス・マリーメイア軍の同盟を裏で操っていた[[シャドウミラー]]首魁の[[ヴィンデル・マウザー]]に人柱にされてしまうという因果応報の末路を迎えることになった。</ref>。[[ギガノス機動要塞]]ルートでは[[グランドマスターガンダム]]に乗ってくる。 | + | :今回はきちんとネオ・ホンコンの首相として登場する。そのため立場上は[[地球連邦政府|地球連邦]]側の人間なのだが[[ギガノス帝国]]の[[ドルチェノフ]]と手を組み、さらには[[デビルガンダム]]研究の過程で[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]と[[ロザミア・バダム|ロザミア]]も手駒として操るうえ、同じく彼に利用されているアレンビーが条件次第では死亡してしまうため、プレイヤーによっては悪辣さが際立って見える。今回はウルベが登場しないので、ランタオ島編以降も生き延び、レインを[[デビルガンダム]]のコアに据える役所も彼が担っているが、実はドルチェノフ共々[[マリーメイア軍]]の第二次[[星の屑作戦]]のための人柱にされており、死ぬまでそのことに気づかなかった<ref>もっとも、ウォンとドルチェノフを人柱にした[[デキム・バートン]]も、結局ウォン・ギガノス・マリーメイア軍の同盟を裏で操っていた[[シャドウミラー]]首魁の[[ヴィンデル・マウザー]]に人柱にされてしまうという因果応報の末路を迎えることになった。</ref>。[[ギガノス機動要塞]]ルートでは[[グランドマスターガンダム]]に乗ってくる。 |
| :;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦A PORTABLE}} | | :;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦A PORTABLE}} |
− | ::概ねリメイク前と同じだが、他のボス級同様グランドマスターガンダムのHPが跳ね上がっている。 | + | ::おおむねリメイク前と同じだが、ほかのボス級同様グランドマスターガンダムのHPが跳ね上がっている。 |
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| === VXT三部作 === | | === VXT三部作 === |
| ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦T}} | | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦T}} |
| :『A PORTABLE』以来の声付き参戦。原作終了後設定であるが、[[カギ爪の男]]に生命を救われ、彼の下で行動している。だが第33話にてあっさりと戦死。乗機は[[グランドマスターガンダム]]。 | | :『A PORTABLE』以来の声付き参戦。原作終了後設定であるが、[[カギ爪の男]]に生命を救われ、彼の下で行動している。だが第33話にてあっさりと戦死。乗機は[[グランドマスターガンダム]]。 |
− | :決着ステージでは[[アレン・ブレディ|アレン]]や[[ジェリル・クチビ|ジェリル]]も登場するのだが、もしかしたら今回登場しない[[フェイ・チェンカ|3人セットの残り一人]]を[[声優ネタ|意識している]]のかもしれない。 | + | :決着ステージでは[[アレン・ブレディ]]や[[ジェリル・クチビ]]も登場するのだが、もしかしたら今回登場しない3人セットの残り一人である[[フェイ・チェンカ]]を[[声優ネタ|意識している]]のかもしれない。 |
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| === 単独作品 === | | === 単独作品 === |
| ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦64}} | | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦64}} |
− | :[[地球]]が[[ムゲ・ゾルバドス帝国]]に侵略されている関係上、行政官として帝国から[[香港]]を預かっているという立場。その権限で強化人間やバーサーカーシステムの研究を行っており、フォウやアレンビーを手駒として操る。最後は自ら[[デビルガンダム]]のコアになる(アレンビーの[[説得]]に成功した場合)が所詮は政治屋、大した能力ではない。その後[[デビルアクシズ|ネオ・ジオンが回収した後]]もコアになっていたが、[[シャア・アズナブル]]と[[カーンズ]]の会話によると、これは回収してからそのままということである。 | + | :[[地球]]が[[ムゲ・ゾルバドス帝国]]に侵略されている関係上、行政官として帝国から[[香港]]を預かっているという立場。その権限で強化人間やバーサーカーシステムの研究を行っており、フォウやアレンビーを手駒として操る。最後は自ら[[デビルガンダム]]のコアになる(アレンビーの[[説得]]に成功した場合)が大した能力ではない。その後[[デビルアクシズ|ネオ・ジオンが回収した後]]もコアになっていたが、[[シャア・アズナブル]]と[[カーンズ]]の会話によると、これは回収してからそのままということである。 |
| ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}} | | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}} |
| :2020年11月のイベント「病める時も健やかなる時も」から登場。シナリオNPC。 | | :2020年11月のイベント「病める時も健やかなる時も」から登場。シナリオNPC。 |
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| ;[[スーパーロボット大戦T|T]] | | ;[[スーパーロボット大戦T|T]] |
| :'''[[底力]]L8、[[サイズ差補正無視]]L2、[[強運]]''' | | :'''[[底力]]L8、[[サイズ差補正無視]]L2、[[強運]]''' |
− | :原作でウォルターガンダムの攻撃を受けても辛くも生き残ったためか強運を所持しているが、敵専用キャラが持っていても意味がない。高レベルの底力はグランドマスターガンダムのHPが低めなのとSRポイント獲得条件の兼ね合いで一撃で倒してしまえば問題はないが、失敗した場合は恐ろしい程しぶとくなる。 | + | :原作でウォルターガンダムの攻撃を受けても辛くも生き残ったためか強運を所持しているが、敵専用キャラが持っていても意味がない。高レベルの底力はグランドマスターガンダムのHPが低めなのとSRポイント獲得条件の兼ね合いで一撃で倒してしまえば問題はないが、失敗した場合は恐ろしいほどしぶとくなる。 |
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| === [[エースボーナス]] === | | === [[エースボーナス]] === |
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| :協力者。ウォンは「東方先生」と呼ぶが、当時のムックによれば用心棒のことを先生と呼ぶのと同じ意味で<ref>徳間書店『ロマンアルバム エクストラ 機動武闘伝Gガンダム テクニカルマニュアルVOL.2 最終奥義』20頁。</ref>、敬意はない。 | | :協力者。ウォンは「東方先生」と呼ぶが、当時のムックによれば用心棒のことを先生と呼ぶのと同じ意味で<ref>徳間書店『ロマンアルバム エクストラ 機動武闘伝Gガンダム テクニカルマニュアルVOL.2 最終奥義』20頁。</ref>、敬意はない。 |
| ;[[ドモン・カッシュ]] | | ;[[ドモン・カッシュ]] |
− | :邪魔者として狙う。最期は恋路を邪魔したことにより、馬([[風雲再起]])に蹴られて地獄に落とされてしまった。 | + | :邪魔者として狙う。最期は彼の恋路を邪魔したことにより、馬([[風雲再起]])に蹴られて地獄に落とされてしまった。 |
| ;[[アレンビー・ビアズリー]] | | ;[[アレンビー・ビアズリー]] |
| :ベルイマン博士に作らせたバーサーカーシステムと[[DG細胞]]を使い手駒として操る。しかし暴走した彼女によって死にかける羽目に。 | | :ベルイマン博士に作らせたバーサーカーシステムと[[DG細胞]]を使い手駒として操る。しかし暴走した彼女によって死にかける羽目に。 |
| ;[[ミケロ・チャリオット]]、[[ジェントル・チャップマン]] | | ;[[ミケロ・チャリオット]]、[[ジェントル・チャップマン]] |
| :失格になった彼らを特別権限で出場。手駒として操る。 | | :失格になった彼らを特別権限で出場。手駒として操る。 |
− | ;ベルイマン博士 | + | ;ベルイマン博士(SRW未登場) |
− | :SRW未登場。アレンビーのバーサーカーシステム利用のために誘拐する。命までは奪わなかったのか、後に釈放したか助け出された模様。 | + | :アレンビーのバーサーカーシステム利用のために誘拐する。命までは奪わなかったのか、後に釈放したか助け出された模様。 |
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| == 他作品との人間関係 == | | == 他作品との人間関係 == |
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| :『[[スーパーロボット大戦A|A]]』では、自分の手駒である[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]や[[ロザミア・バダム|ロザミア]]と心を通わせた[[ニュータイプ]]ということから、彼を危険視しマークしていた。 | | :『[[スーパーロボット大戦A|A]]』では、自分の手駒である[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]や[[ロザミア・バダム|ロザミア]]と心を通わせた[[ニュータイプ]]ということから、彼を危険視しマークしていた。 |
| ;[[フォウ・ムラサメ]]、[[ロザミア・バダム]] | | ;[[フォウ・ムラサメ]]、[[ロザミア・バダム]] |
− | :『A』ではアレンビー同様彼女達も手駒にして操る。 | + | :『A』ではアレンビー同様彼女たちも手駒にして操る。 |
| ;[[ジャミトフ・ハイマン]] | | ;[[ジャミトフ・ハイマン]] |
| :『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』ではマフィアのボスとして宇宙に逃れるジャミトフらティターンズを支援した。 | | :『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』ではマフィアのボスとして宇宙に逃れるジャミトフらティターンズを支援した。 |
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| :『A』では[[デビルガンダム]]を追う彼らに協力する。 | | :『A』では[[デビルガンダム]]を追う彼らに協力する。 |
| ;[[アル=イー=クイス]] | | ;[[アル=イー=クイス]] |
− | :『[[スーパーロボット大戦64|64]]』においてウォンが野望を抱いたのには、彼女達の影響もあった。 | + | :『[[スーパーロボット大戦64|64]]』においてウォンが野望を抱いたのには、彼女たちの影響もあった。 |
| ;[[ヴィンデル・マウザー]] | | ;[[ヴィンデル・マウザー]] |
| :『A』では彼等[[シャドウミラー]]と手を組むが、シャドウミラーを完全に信用していたドルチェノフと異なり、ウォンはシャドウミラーに対して警戒感を持っていた様子がある。最終的にはドルチェノフやデキム共々捨て駒にされてしまった。 | | :『A』では彼等[[シャドウミラー]]と手を組むが、シャドウミラーを完全に信用していたドルチェノフと異なり、ウォンはシャドウミラーに対して警戒感を持っていた様子がある。最終的にはドルチェノフやデキム共々捨て駒にされてしまった。 |
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| :もはや人を実験材料としか思っていないような口ぶりに、カミーユは「お前のような奴がいるから、人類はいらないと言い出す奴が出てくる」と怒りをぶちまけた。 | | :もはや人を実験材料としか思っていないような口ぶりに、カミーユは「お前のような奴がいるから、人類はいらないと言い出す奴が出てくる」と怒りをぶちまけた。 |
| ;「こ、こいつ、おかしくなっている…! 思想が歪んでいるぞ!」 | | ;「こ、こいつ、おかしくなっている…! 思想が歪んでいるぞ!」 |
− | :『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|AP]]』第19話「勝利者たちの挽歌」or「魂の扉」より。前述の原作台詞の『AP』におけるテキストがこちら。明らかに回りくどくなっている。「狂っている」と云う表現に問題があったのだろうか<ref>『AP』ではこの他にも、第25話の[[ヴィンデル・マウザー|ヴィンデル]]のGBA版での「狂っていたかッ!」という台詞が「気でもふれたかッ!」に書き換えられている。</ref>。 | + | :『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|AP]]』第19話「勝利者たちの挽歌」or「魂の扉」より。前述の原作台詞の『AP』におけるテキストがこちら。明らかに回りくどくなっている。「狂っている」という表現に問題があったのだろうか<ref>『AP』ではこの他にも、第25話の[[ヴィンデル・マウザー|ヴィンデル]]のGBA版での「狂っていたかッ!」という台詞が「気でもふれたかッ!」に書き換えられている。</ref>。 |
| ;「良心? フフ…聞いたことが無い言葉ですなあ」 | | ;「良心? フフ…聞いたことが無い言葉ですなあ」 |
| :『[[スーパーロボット大戦A|A]]』第20話「星明りの小夜曲」or「スターライト・セレナーデ」より。原作通りレインをデビルガンダムの生贄にしようとして、[[アオイ・ワカバ]]から「レインさんを離しなさい! 貴方に人間としての良心が一欠けらでも残っているならば!」と断じられた時の台詞。まさしくウォンを表すに相応しい発言であり、ここまで開き直られると逆に清々しい。 | | :『[[スーパーロボット大戦A|A]]』第20話「星明りの小夜曲」or「スターライト・セレナーデ」より。原作通りレインをデビルガンダムの生贄にしようとして、[[アオイ・ワカバ]]から「レインさんを離しなさい! 貴方に人間としての良心が一欠けらでも残っているならば!」と断じられた時の台詞。まさしくウォンを表すに相応しい発言であり、ここまで開き直られると逆に清々しい。 |
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| == 余談 == | | == 余談 == |
− | *名前の由来は武芸者'''ウォン'''・ウェイフォン(黄飛鴻)と映画俳優のチョウ・'''ユンファ'''(周潤發)から。 | + | *名前の由来は武芸者'''ウォン'''・フェイフォン(黄飛鴻)と映画俳優のチョウ・'''ユンファ'''(周潤發)から<ref name="由来">徳間書店『ロマンアルバム エクストラ 機動武闘伝Gガンダム テクニカルマニュアルVOL.2 最終奥義』130頁。</ref>。 |
− | **映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ』で「黄飛鴻」役だったジェット・リーが、映画『スウォーズマン 女神伝説の章』の主人公「令狐冲」役。 | + | **チョコレートが好物という設定はチョウ・ユンファの主演映画『ゴッド・ギャンブラー』から<ref name="由来" />。 |
− | **香港ドラマ『笑傲江湖』(1984)の主人公「令狐冲」役はチョウ・ユンファ。
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| *『コミックボンボン』に連載された[[漫画|漫画版]]では、レインに倒され落下したウォルターガンダムが官邸に直撃し、そのまま死亡する。 | | *『コミックボンボン』に連載された[[漫画|漫画版]]では、レインに倒され落下したウォルターガンダムが官邸に直撃し、そのまま死亡する。 |
− | **また『ガンダムエース』に連載された『超級!』では、アニメ同様に風雲再起に蹴られて死亡するのだが、その前にゴッドフィンガーで頭部を潰されてから蹴られる連続技に変更されている。 | + | *『ガンダムエース』に連載された『超級!』では、アニメ同様に風雲再起に蹴られて死亡するが、その前にゴッドフィンガーで頭部を潰されてから蹴られる連続技に変更されている。 |
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| == 脚注 == | | == 脚注 == |