第2次ネオ・ジオン抗争でその身に受けた心の傷が原因で重度の鬱状態となっていたハサウェイは、療養も兼ねて植物監査官候補として地球へ降下し暮らしていた。そこで出会ったケリア・デースという女性と恋人になり、地球の自然環境もありトラウマは徐々に回復へ向かっていく。その一方、ニュータイプとして秘められた素養から、アクシズ・ショックの際に「地球を守りたい」というただ一つの願いから連邦もジオンも関係ない形でアクシズの落下を止めようとし、その命を散らせて言った兵士達の魂の声を聴いていたハサウェイは、それを機に個人と組織の人の問題を学び、そしてネオ・ジオンの総帥としてアクシズを地球に落とそうとしたシャア・アズナブルの経歴を学ばせるに至った。皮肉にも、アムロが自らの命を賭して[[νガンダム]]で引き起こした「奇跡」であったアクシズ・ショックそのものが、クェスを奪った存在でしかなかったシャアの「人類を産んだ地球を滅亡させてはならない。保全すべきだ」という思想を知る切っ掛けとなり、共感する様になったのである。 | 第2次ネオ・ジオン抗争でその身に受けた心の傷が原因で重度の鬱状態となっていたハサウェイは、療養も兼ねて植物監査官候補として地球へ降下し暮らしていた。そこで出会ったケリア・デースという女性と恋人になり、地球の自然環境もありトラウマは徐々に回復へ向かっていく。その一方、ニュータイプとして秘められた素養から、アクシズ・ショックの際に「地球を守りたい」というただ一つの願いから連邦もジオンも関係ない形でアクシズの落下を止めようとし、その命を散らせて言った兵士達の魂の声を聴いていたハサウェイは、それを機に個人と組織の人の問題を学び、そしてネオ・ジオンの総帥としてアクシズを地球に落とそうとしたシャア・アズナブルの経歴を学ばせるに至った。皮肉にも、アムロが自らの命を賭して[[νガンダム]]で引き起こした「奇跡」であったアクシズ・ショックそのものが、クェスを奪った存在でしかなかったシャアの「人類を産んだ地球を滅亡させてはならない。保全すべきだ」という思想を知る切っ掛けとなり、共感する様になったのである。 |