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867 バイト追加 、 2023年9月21日 (木) 23:43
→‎メモ: テトラクテュス(Tetractys)追記
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== メモ ==
 
== メモ ==
 
*上記のようにイングラムの人格はイベントのみの登場だが、没データとしてシヴァーやバルシェムへの戦闘台詞が存在する。これは本来、イングラムの人格は特殊技能の演出として用意されていたためであるが、実装した場合、主人公がクォヴレーというキャラクターである意味がほとんどなくなるため、差し替えられたものと思われる。
 
*上記のようにイングラムの人格はイベントのみの登場だが、没データとしてシヴァーやバルシェムへの戦闘台詞が存在する。これは本来、イングラムの人格は特殊技能の演出として用意されていたためであるが、実装した場合、主人公がクォヴレーというキャラクターである意味がほとんどなくなるため、差し替えられたものと思われる。
*ディス・レヴ及びディーン・レヴの制御コードとして設定され、ルアフやシヴァー、後にユーゼスも使用した言葉「テトラクテュス・グラマトン」だが、これの原語は「テトラグラマトン」と言い、旧約聖書にヘブライ語で記された、唯一神を示す神聖四文字の呼称。クォヴレー以外は全員「神の力」を使う際に口にしているのが何とも興味深い。
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*ディス・レヴ及びディーン・レヴの制御コードとして設定され、ルアフやシヴァー、後にユーゼスも使用した言葉「'''テトラクテュス・グラマトン'''」だが、ピタゴラスが考案した万物と宇宙を象徴する概念「'''テトラクテュス'''」(Tetractys)と、旧約聖書の唯一神の御名を示す聖四文字「'''テトラグラマトン'''」(Tetragrammaton)を組み合わせた造語だと思われる。
**この単語はディス・アストラナガンの力を引き出すためのキーコードでもあるらしく、そのような場面では必ず挙げられる。
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**この単語はディス・アストラナガンの力を引き出すためのキーコードでもあるらしく、そのような場面では必ず挙げられる。また、クォヴレー以外は全員「神の力」を使う際に口にしているのが何とも興味深い。
**テトラグラマトンはユダヤ教における唯一神の御名で、[[ヘブライ語]]四文字で '''יהוה'''(アルファベット表記では'''YHWH'''または'''JHVH''')と表記されるが、その発音は西暦70年以降に失われてしまった。現在は「存在する」という意味の動詞から派生したとされる「ヤーウェ」または「ヤハウェ」という発音がほぼ普遍的に受け入れられている<ref>[https://ja.wikipedia.org/wiki/テトラグラマトン Wikipedia - テトラグラマトン]</ref>。
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**ピタゴラスはあらゆる事象には数が内在し、宇宙のすべては数の法則に従うという思想を確立し、宇宙の全ては数から成り立つと考えた。彼は1~4すべての数字を足すと出来上がる「10」を完全な数であると考え、10個の点を正三角形の形に配置した図形「テトラクテュス」を、ピタゴラス教団の紋章とした。テトラクテュスは初期のカバラなど神秘主義に影響を与えたとも考えられている<ref>[https://ja.wikipedia.org/wiki/テトラグラマトン Wikipedia - ピタゴラス]</ref><ref>[https://en.wikipedia.org/wiki/Tetractys Wikipedia - Tetractys](英語)</ref>。
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**テトラグラマトン(聖四文字)はユダヤ教における唯一神の御名である[[ヘブライ語]]の四文字 '''יהוה'''(アルファベット表記では'''YHWH'''または'''JHVH''')を意味する。その発音は西暦70年以降に失われてしまったが、現在は「存在する」という意味の動詞から派生したとされる「ヤーウェ」または「ヤハウェ」という発音がほぼ普遍的に受け入れられている<ref>[https://ja.wikipedia.org/wiki/テトラグラマトン Wikipedia - テトラグラマトン]</ref>。
 
<!-- *テトラグラマトンは現在日本語のインターネット上にはあまり良い情報源がない。まずテトラグラマトンは"YHWH"の他に"EHYH"も存在し、こちらは女性版のテトラグラマトンであるとされている。つまりテトラグラマトンの方が"YHWH"よりも広い概念である("EHYH"が念頭に置かれることはほぼ無いのでテトラグラマトンを"YHWH"と読み替えることにあまり問題はないが)。 -->
 
<!-- *テトラグラマトンは現在日本語のインターネット上にはあまり良い情報源がない。まずテトラグラマトンは"YHWH"の他に"EHYH"も存在し、こちらは女性版のテトラグラマトンであるとされている。つまりテトラグラマトンの方が"YHWH"よりも広い概念である("EHYH"が念頭に置かれることはほぼ無いのでテトラグラマトンを"YHWH"と読み替えることにあまり問題はないが)。 -->
 
**中世以降においてテトラグラマトンの意味を知らない著述家たちによって様々な解釈が与えられた。あるものはこれを強力な悪魔の名前だとし、またある者は悪魔を従えるために用いる神の名前だとした(まるでエロイムエッサイムだ)。神秘主義者たちはカバラにおいてテトラグラマトンを非常に重視し、自然のあらゆる力を含んでいると考えた。また"YHWH"は神が母なるイブを失ったことを示していると解釈し、宇宙の平和達成はイブの回復が必要であるとした。これは『第3次α』におけるナシム・ガンエデンの再登場という形で表現されたのかもしれない。こうした後の世の解釈こそがバルマー系のパイロットの使用するテトラグラマトンであろう。
 
**中世以降においてテトラグラマトンの意味を知らない著述家たちによって様々な解釈が与えられた。あるものはこれを強力な悪魔の名前だとし、またある者は悪魔を従えるために用いる神の名前だとした(まるでエロイムエッサイムだ)。神秘主義者たちはカバラにおいてテトラグラマトンを非常に重視し、自然のあらゆる力を含んでいると考えた。また"YHWH"は神が母なるイブを失ったことを示していると解釈し、宇宙の平和達成はイブの回復が必要であるとした。これは『第3次α』におけるナシム・ガンエデンの再登場という形で表現されたのかもしれない。こうした後の世の解釈こそがバルマー系のパイロットの使用するテトラグラマトンであろう。
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