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765 バイト追加 、 2023年9月18日 (月) 03:51
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== メモ ==
 
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*上記のようにイングラムの人格はイベントのみの登場だが、没データとしてシヴァーやバルシェムへの戦闘台詞が存在する。これは本来、イングラムの人格は特殊技能の演出として用意されていたためであるが、実装した場合、主人公がクォヴレーというキャラクターである意味がほとんどなくなるため、差し替えられたものと思われる。
 
*上記のようにイングラムの人格はイベントのみの登場だが、没データとしてシヴァーやバルシェムへの戦闘台詞が存在する。これは本来、イングラムの人格は特殊技能の演出として用意されていたためであるが、実装した場合、主人公がクォヴレーというキャラクターである意味がほとんどなくなるため、差し替えられたものと思われる。
*ディス・レヴ及びディーン・レヴの制御コードとして設定され、ルアフやシヴァー、後にユーゼスも使用した言葉「テトラクテュス・グラマトン」だが、これの原語は「テトラグラマトン」と言い、旧約聖書にヘブライ語で記された、唯一神ヤハウェを示す神聖四文字の呼称。クォヴレー以外は全員「神の力」を使う際に口にしているのが何とも興味深い。
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*ディス・レヴ及びディーン・レヴの制御コードとして設定され、ルアフやシヴァー、後にユーゼスも使用した言葉「テトラクテュス・グラマトン」だが、これの原語は「テトラグラマトン」と言い、旧約聖書にヘブライ語で記された、唯一神を示す神聖四文字の呼称。クォヴレー以外は全員「神の力」を使う際に口にしているのが何とも興味深い。
 
**この単語はディス・アストラナガンの力を引き出すためのキーコードでもあるらしく、そのような場面では必ず挙げられる。
 
**この単語はディス・アストラナガンの力を引き出すためのキーコードでもあるらしく、そのような場面では必ず挙げられる。
**テトラグラマトンは現在日本語のインターネット上にはあまり良い情報源がない。まずテトラグラマトンは"YHWH"の他に"EHYH"も存在し、こちらは女性版のテトラグラマトンであるとされている。つまりテトラグラマトンの方が"YHWH"よりも広い概念である("EHYH"が念頭に置かれることはほぼ無いのでテトラグラマトンを"YHWH"と読み替えることにあまり問題はないが)。また中世以降においてテトラグラマトンの意味を知らない著述家たちによって様々な解釈が与えられた。あるものはこれを強力な悪魔の名前だとし、またある者は悪魔を従えるために用いる神の名前だとした(まるでエロイムエッサイムだ)。神秘主義者たちはカバラにおいてテトラグラマトンを非常に重視し、自然のあらゆる力を含んでいると考えた。また"YHWH"は神が母なるイブを失ったことを示していると解釈し、宇宙の平和達成はイブの回復が必要であるとした。これは『第3次α』におけるナシム・ガンエデンの再登場という形で表現されたのかもしれない。こうした後の世の解釈こそがバルマー系のパイロットの使用するテトラグラマトンであろう。
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**テトラグラマトンはユダヤ教における唯一神の御名で、[[ヘブライ語]]四文字で '''יהוה'''(アルファベット表記では'''YHWH'''または'''JHVH''')と表記されるが、その発音は西暦70年以降に失われてしまった。現在は「存在する」という意味の動詞から派生したとされる「ヤーウェ」または「ヤハウェ」という発音がほぼ普遍的に受け入れられている<ref>[https://ja.wikipedia.org/wiki/テトラグラマトン Wikipedia - テトラグラマトン]</ref>。
*「アッシャー」を冠する武器を使う際に口にする「数価変換、ゲマトリア修正」という台詞だが、これはモチーフである数秘術に関わってくる。ゲマトリアとはカバラ主義で使われる技法で、簡単に言うと、アルファベットを一文字一文字数に変換し、その総数を計算することで、言葉の持つ真の意味を読み解く方法。これらの武装を使用する時にクォヴレーが何をしているのか、というのは宗教に疎いユーザーの間で疑問視されていたが、要するにエネルギー集束・照準補正、ターゲットの策定や解析などをゲマトリアを用い、全て数字に変換して行っていることになる。冷静に考えると途轍もない神業である。
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<!-- *テトラグラマトンは現在日本語のインターネット上にはあまり良い情報源がない。まずテトラグラマトンは"YHWH"の他に"EHYH"も存在し、こちらは女性版のテトラグラマトンであるとされている。つまりテトラグラマトンの方が"YHWH"よりも広い概念である("EHYH"が念頭に置かれることはほぼ無いのでテトラグラマトンを"YHWH"と読み替えることにあまり問題はないが)。 -->
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**中世以降においてテトラグラマトンの意味を知らない著述家たちによって様々な解釈が与えられた。あるものはこれを強力な悪魔の名前だとし、またある者は悪魔を従えるために用いる神の名前だとした(まるでエロイムエッサイムだ)。神秘主義者たちはカバラにおいてテトラグラマトンを非常に重視し、自然のあらゆる力を含んでいると考えた。また"YHWH"は神が母なるイブを失ったことを示していると解釈し、宇宙の平和達成はイブの回復が必要であるとした。これは『第3次α』におけるナシム・ガンエデンの再登場という形で表現されたのかもしれない。こうした後の世の解釈こそがバルマー系のパイロットの使用するテトラグラマトンであろう。
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*「アッシャー」を冠する武器を使う際に口にする「数価変換、ゲマトリア修正」という台詞だが、これはモチーフである数秘術に関わってくる。数秘術(ゲマトリア)とはユダヤ教の神秘主義で使われる技法で、簡単に言うと、[[ヘブライ語|ヘブライ文字]]<ref>現代の占いではアルファベットも使われる。</ref>を一文字一文字数に変換し、その総数を計算することで、言葉の持つ真の意味を読み解く方法。
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**これらの武装を使用する時にクォヴレーが何をしているのか、というのは宗教に疎いユーザーの間で疑問視されていたが、要するにエネルギー集束・照準補正、ターゲットの策定や解析などをゲマトリアを用い、全て数字に変換して行っていることになる。OSによって行われている可能性もあるが、パイロットが行っているとすれば途轍もない神業である。
    
== 余談 ==
 
== 余談 ==
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