差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
編集の要約なし
2行目: 2行目:     
== 概要 ==
 
== 概要 ==
ソニー及びSCEIが初めて発売した携帯ゲーム機で第6世代に当たる。ゲームだけでなく動画鑑賞、テキストファイル閲覧、音楽再生、ワンセグ放送視聴、Wi-Fi接続、ブラウザによるweb閲覧などが可能な多機能機で、海外ではメディアプレーヤーとして人気を誇った。
+
ソニーグループおよびSCEIが初めて発売した携帯ゲーム機で第6世代に相当する。ゲームだけでなく動画鑑賞・テキストファイル閲覧・音楽再生・ワンセグ放送視聴・Wi-Fi接続・ブラウザによるweb閲覧などが可能なマルチメディア機で、海外ではメディアプレーヤーとして人気を博した。
   −
ソフト供給用メディアとして、「UMD(ユニバーサル・メディア・ディスク)」と呼ばれる独自規格の光ディスクを採用しており、携帯機ながらギガバイト単位のデータを扱うことが出来る。容量は片面2層式で1枚あたり1.8GB。演算・描画性能などはPS1を大きく上回りPS2に匹敵するが、メディアの容量だけは劣っている。UMDはゲーム以外にも映像ソフト・音楽ソフトのリリースも行われたが、既に普及していたDVDとの競合や低価格・大容量化するフラッシュメディアとそれに対応したメディアプレーヤーの台頭もあり、デファクト・スタンダード化には至らなかった。画面解像度が480x272(4.3インチ)と2004年発売の携帯ゲーム機としては非常に高く、アスペクト比が16:9となっているため、後年発売される多くのゲームや映像媒体との親和性が高い。液晶はSHARP製ワイドスクリーンASV液晶を採用している。
+
ソフト供給用メディアとして、「UMD(ユニバーサル・メディア・ディスク)」と呼ばれる独自規格の光ディスクを採用しており、携帯機ながらギガバイト単位のデータを扱うことが出来る。容量は片面2層式で1枚あたり1.8GB。演算・描画性能などはPS1を大きく上回りPS2に匹敵するが、メディアの容量だけは劣っている。UMDはゲーム以外にも映像ソフト・音楽ソフトのリリースも行われたが、既に普及していたDVDとの競合や低価格・大容量化するフラッシュメモリ型ストレージメディアとそれに対応したメディアプレーヤーの台頭もあり、デファクト・スタンダード化には至らなかった。画面解像度が480x272(4.3インチ)と2004年発売の携帯ゲーム機としては格段に高く、アスペクト比が16:9となっているため、後年発売される多くのゲームや映像媒体との親和性が高い。液晶はSHARP製ワイドスクリーンASV液晶を採用している。
   −
ゲーム以外の用途に幅広く対応させる目的もあり、データの保存にはこちらもソニー独自規格でデジタルカメラや音楽プレーヤー等でも使用される「メモリースティック Duo/メモリースティック PRO Duo/M2」を別途必要とする。一部のゲームはメモリースティックにデータをインストールすることでディスクメディアの弱点である読み込み速度を向上させる『データインストール機能』に対応しており、スパロボシリーズにおいては『第2次Z破界篇/再世篇』と『魔装機神I&II』がこれに対応している。
+
ゲーム以外の用途に幅広く対応させる目的もあり、データ保存用ストレージにはこちらもソニーの専用規格で同社製のデジタルカメラや音楽プレーヤー等にも使用される「メモリースティック Duo/メモリースティック PRO Duo/M2」を採用。一部のゲームはメモリースティックにデータをインストールすることでディスクメディアの弱点である読み込み速度を向上させる「データインストール機能」に対応しており、スパロボシリーズにおいては『第2次Z破界篇/再世篇』と『魔装機神I&II』がこれに対応している。
    
2014年6月をもって出荷を完了し、後継機である[[プレイステーション・ヴィータ]]へ移行された。また2016年をもってPS Storeでのサービス終了が行われ、更に2021年7月をもって、PS Store内での検索やゲーム内購入も終了した(過去購入商品については、再ダウンロードは可能)。
 
2014年6月をもって出荷を完了し、後継機である[[プレイステーション・ヴィータ]]へ移行された。また2016年をもってPS Storeでのサービス終了が行われ、更に2021年7月をもって、PS Store内での検索やゲーム内購入も終了した(過去購入商品については、再ダウンロードは可能)。
   −
スパロボシリーズではZシリーズ本編が2作発売されたほか、移植やリメイク作品、アーカイブス対応作品が発売されている。
+
スパロボシリーズでは[[Zシリーズ]]本編が2作発売されたほか、移植やリメイク作品、アーカイブス対応作品が発売されている。
    
=== システムソフトウェア ===
 
=== システムソフトウェア ===
19行目: 19行目:  
:ファーストモデル。2004年12月発売。メモリ容量など若干性能が後続機に劣る。
 
:ファーストモデル。2004年12月発売。メモリ容量など若干性能が後続機に劣る。
 
;PSP-2000
 
;PSP-2000
:2007年9月発売。大幅に軽量化し(280g→189g)、小型化したセカンドモデル。メインメモリが'''64MB'''と2倍になった。またD端子接続ケーブルによってTVやモニタへの画面の外部出力が可能。
+
:2007年9月発売。大幅に軽量化し(280g→189g)、小型化したセカンドモデル。メインメモリが64MBと2倍になった。またD端子接続ケーブルによってTVやモニタへの画面の外部出力が可能。
 
;PSP-3000
 
;PSP-3000
 
:2008年10月発売。基本仕様は2000と同一。マイクを内蔵し、液晶画面を高性能化したサードモデル。
 
:2008年10月発売。基本仕様は2000と同一。マイクを内蔵し、液晶画面を高性能化したサードモデル。
25行目: 25行目:  
==== PSP go ====
 
==== PSP go ====
 
;PSP-N1000
 
;PSP-N1000
:2009年11月発売。UMDドライブを廃し、16GBの内蔵メモリを搭載したDL専用機。画面がやや小さくなったことと、UMDが使用できない点以外は3000とほぼ同じ。ゲーム以外を重視する人、DL販売されているゲームのみをする人に合っていると言える。
+
:2009年11月発売。UMDドライブを廃し、16GBの内蔵メモリを搭載したDL専用機。画面がやや小さくなったことと、UMDが使用できない点以外は3000とほぼ同じ。
    
== 次世代型携帯機 ==
 
== 次世代型携帯機 ==
 
;[[プレイステーション・ヴィータ]]((PSV)
 
;[[プレイステーション・ヴィータ]]((PSV)
:2011年12月17日発売。ソニー系ゲームハード及びプレイステーションシリーズとして初めて、ソフト媒体に専用カートリッジ(フラッシュカード)を採用。このため、従来のPSPソフトの使用は物理的にできなくなっている。いちおう内蔵エミュレータによってダウンロード版PSPソフトのプレイはできるが、対応するのは'''「PS Vita互換」のソフトのみ'''となっている。スパロボではDL版『[[魔装機神II]]』が初のPSV互換タイトルとなる。
+
:2011年12月17日発売。ソニー系ゲームハード及びプレイステーションシリーズとして初めて、ソフト媒体に専用カートリッジ(フラッシュカード)を採用。このため、従来のPSPソフトの使用は物理的にできなくなっている。一応、内蔵エミュレータによってダウンロード版PSPソフトのプレイはできるが、対応するのは「PS Vita互換」のソフトのみとなっている。
:なお、従来のUMDソフトを所有するユーザーに対しては、ソフトの所有が確認できればDL版を格安で販売することが発表されているが、対応はソフト発売元の判断に委ねられているため、『魔装機神II』以前のスパロボシリーズに関しては不明。
+
:スパロボではDL版『[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD]]』が初のPSV互換タイトルとなった。
    
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==

案内メニュー