差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
編集の要約なし
29行目: 29行目:  
また、小説版では上記の兄に対するコンプレックスの他に、何に対しても愛着や執着を持てなかった上に、家族の死に対して悲しむ事は出来ても涙を流す事が出来なかったという過去が語られ、誰も愛する事が出来ないのではない欠陥人間ではないかという心の闇を抱えていた。
 
また、小説版では上記の兄に対するコンプレックスの他に、何に対しても愛着や執着を持てなかった上に、家族の死に対して悲しむ事は出来ても涙を流す事が出来なかったという過去が語られ、誰も愛する事が出来ないのではない欠陥人間ではないかという心の闇を抱えていた。
   −
劇中ではモビルスーツの適正こそ高いものの、経験が不足しているためか兄のような戦果を得られず、苛立つ場面も見られた。一方で、ニール同様に射撃を学んでいた時期があり、生身での射撃の実力は作中で飛びぬけている。兄の後を継いだために狙撃機に乗る事になったが、本当に得意としているのは早撃ちであり、あのサーシェス相手に、先に向こうが銃を構えている状態でありながら'''早撃ちで完全勝利した'''(マガジンZ版では'''銃を構えさせる間も与えず射殺した''')と説明すればどれ程のものかが分かると思われる。
+
劇中ではモビルスーツの適正こそ高いものの、経験が不足しているためか兄のような戦果を得られず、苛立つ場面も見られた。一方で、ニール同様に射撃を学んでいた時期があり、生身での射撃の実力は作中で飛びぬけている。兄の後を継いだために狙撃機に乗る事になったが、本当に得意としているのは早撃ちであり、あの仇敵[[アリー・アル・サーシェス|サーシェス]]相手に、先に向こうが銃を構えている状態でありながら'''早撃ちで完全勝利した'''(マガジンZ版では'''銃を構えさせる間も与えず射殺した''')と説明すればどれ程のものかが分かると思われる。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
37行目: 37行目:  
:[[ロックオン・ストラトス|ニール]]のセリフで存在が示唆されるのみ。
 
:[[ロックオン・ストラトス|ニール]]のセリフで存在が示唆されるのみ。
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]
:初登場作品。能力値はニールには劣るものの、それでも十分に使っていける。特殊技能はやはりヒット&アウェイを最優先だろう。また原作通り当初は若干軽薄さが目立っており特にスナイパーとしてニールを尊敬していたミシェルから一方的に敵視されていたが最終的には和解。原作と違いフェルトとの確執についてはさすがにキスまではしなかったのでビンタはされていない(しかし自分の部屋に来ないかと誘っておりある意味原作よりもアレな事をしている。当然、シンやカレンから顰蹙を買った)。また今作では条件を満たせばアニューを助けることができるのでその点では救われている。尚、冷静に受け止めていた原作とは違い兄の仇であるサーシェスに対しては当初から怒りを露わにしている。
+
:初登場作品。能力値はニールには劣るものの、それでも十分に使っていける。特殊技能はやはり[[ヒット&アウェイ]]を最優先だろう。また原作通り当初は若干軽薄さが目立っており特にスナイパーとしてニールを尊敬していた[[ミハエル・ブラン|ミシェル]]から一方的に敵視されていたが最終的には和解。原作と違い[[フェルト・グレイス|フェルト]]との確執についてはさすがにキスまではしなかったのでビンタはされていない(しかし自分の部屋に来ないかと誘っておりある意味原作よりもアレな事をしている。当然、[[シン・アスカ|シン]]や[[紅月カレン|カレン]]から顰蹙を買った)。
 +
:また今作では条件を満たせば[[アニュー・リターナー|アニュー]]を助けることができるのでその点では救われている。尚、冷静に受け止めていた原作とは違い兄の仇である[[アリー・アル・サーシェス|サーシェス]]に対しては当初から怒りを露わにしている。
    
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
49行目: 50行目:     
=== [[精神コマンド]] ===
 
=== [[精神コマンド]] ===
砲台型の構成。集中は相方のハロが持っている。再世篇ではほぼ[[ロックオン・ストラトス|兄]]と同じ内容だが、[[てかげん]]が[[愛]]になっていることで兄とは似て非なる別人であることが伺える。<br/>最後に覚える愛は[[アニュー・リターナー|彼女]]に捧げるものか。最愛の人を救えたかどうかで「愛」の重みが全く異なるのが印象的である。
+
砲台型の構成。集中は相方の[[ハロ]]が持っている。再世篇ではほぼ[[ロックオン・ストラトス|兄]]と同じ内容だが、[[てかげん]]が[[愛]]になっていることで兄とは似て非なる別人であることが伺える。<br/>最後に覚える愛は[[アニュー・リターナー|彼女]]に捧げるものか。最愛の人を救えたかどうかで「愛」の重みが全く異なるのが印象的である。
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]
 
:[[狙撃]]、[[必中]]、[[不屈]]、[[直撃]]、[[熱血]]、[[愛]]
 
:[[狙撃]]、[[必中]]、[[不屈]]、[[直撃]]、[[熱血]]、[[愛]]
62行目: 63行目:  
=== [[エースボーナス|固有エースボーナス]] ===
 
=== [[エースボーナス|固有エースボーナス]] ===
 
;命中率+30%、クリティカル率+30%
 
;命中率+30%、クリティカル率+30%
:要するに[[極]]の弱体化版。兄のエースボーナスは「クリティカル率+40%」だったので、見様によっては兄の上位互換と見ることも十分可能な内容である。防御に関してはケルディムにシールドビットがあるのである程度は問題ない。
+
:要するに[[極]]の弱体化版。兄のエースボーナスは「クリティカル率+40%」だったので、見様によっては兄の上位互換と見ることも十分可能な内容である。防御に関しては[[ケルディムガンダム|ケルディム]]にシールドビットがあるのである程度は問題ない。
    
== [[BGM|パイロットBGM]] ==
 
== [[BGM|パイロットBGM]] ==
82行目: 83行目:  
:両親、そして兄と妹の敵であるが当初サーシェスが仇と聞いても「過ぎたことだから」と言って冷静に受け止めていたが、第2次Z再世篇では最初から絶対に許せない敵として怒りを露にしている。最終決戦において引導を渡す。
 
:両親、そして兄と妹の敵であるが当初サーシェスが仇と聞いても「過ぎたことだから」と言って冷静に受け止めていたが、第2次Z再世篇では最初から絶対に許せない敵として怒りを露にしている。最終決戦において引導を渡す。
 
;[[アニュー・リターナー]]
 
;[[アニュー・リターナー]]
:トレミーのオペレーター。心を通わせ恋人同士になる。誰も愛する事が出来ないと感じていたライルにとって、彼女の存在そのものが生きている意味だったが……。第2次Z再世篇では彼女を救える展開が用意されている。
+
:[[プトレマイオス2]]の操舵手。心を通わせ恋人同士になる。誰も愛する事が出来ないと感じていたライルにとって、彼女の存在そのものが生きている意味だったが……。第2次Z再世篇では彼女を救える展開が用意されている。
 +
;[[リヴァイヴ・リバイバル]]
 +
:アニューと同位体の[[イノベイド]]。彼女の死にも関わっているので、ライルにとってはもう一人の仇敵ともいえる人物。最終決戦にておいて、彼を討ち果たす。
    
== 他作品との人間関係 ==
 
== 他作品との人間関係 ==
 
;[[クロウ・ブルースト]]
 
;[[クロウ・ブルースト]]
:破界篇で兄と親友のような関係だった男。再世篇では刹那同様、自分の存在を兄から聞かされていたためか他のZEXISメンバーと違って大して驚かず、最初からニールと必要以上に比較せず別人として接したため、すぐに打ち解け、苦労人仲間に引きずり込まれた。
+
:破界篇で兄と親友のような関係だった男。再世篇では刹那同様、自分の存在を兄から聞かされていたためか他の[[ZEXIS]]メンバーと違って大して驚かず、最初からニールと必要以上に比較せず別人として接したため、すぐに打ち解け、苦労人仲間に引きずり込まれた。
 
;[[ミハエル・ブラン]]
 
;[[ミハエル・ブラン]]
:再世篇とUXでのスナイパー仲間。再世篇では当初は兄の名前を受け継いだ自身を認めることが出来ず敵視していたが、後に和解。ライルとアニューが恋愛関係になったと知った際は「先に狙い撃たれた…!」とショックを受けていた。一方で、ライルはミシェルとクランの微妙な関係を気にしており、再世篇では最後まで現状維持を選んだミシェルに「クランとの仲を早く進展させろ」という旨の発言をEDで送っている。
+
:再世篇とUXでのスナイパー仲間。再世篇では当初は兄の名前を受け継いだ自身を認めることが出来ず敵視していたが、後に和解。ライルとアニューが恋愛関係になったと知った際は「先に狙い撃たれた…!」とショックを受けていた。一方で、ライルはミシェルと[[クラン・クラン|クラン]]の微妙な関係を気にしており、再世篇では最後まで現状維持を選んだミシェルに「クランとの仲を早く進展させろ」という旨の発言をEDで送っている。
 
;[[青山圭一郎]]、[[デュオ・マックスウェル]]
 
;[[青山圭一郎]]、[[デュオ・マックスウェル]]
 
:破界篇において兄と話が多かった人物達で、貧乏クジ同盟。青山とは何かと兄と同様会話する場面が多い。ちなみに青山とは[[声優ネタ|中の人]]が同じであり監督と創通制作も同じである。
 
:破界篇において兄と話が多かった人物達で、貧乏クジ同盟。青山とは何かと兄と同様会話する場面が多い。ちなみに青山とは[[声優ネタ|中の人]]が同じであり監督と創通制作も同じである。
108行目: 111行目:  
:UXでのスナイパー仲間。蒼穹作戦のクライマックス、なおも食い下がる[[イドゥン]]との決着の場面にて、ミシェルや[[矢島英明|矢島]]と共に彼女を後押しする。
 
:UXでのスナイパー仲間。蒼穹作戦のクライマックス、なおも食い下がる[[イドゥン]]との決着の場面にて、ミシェルや[[矢島英明|矢島]]と共に彼女を後押しする。
 
;[[コットウ・ヒン]]
 
;[[コットウ・ヒン]]
:中の人が同じ。UXでは特殊戦闘台詞で彼から警戒される。
+
:中の人が同じ。UXでは[[特殊戦闘台詞]]で彼から警戒される。
 
;[[スクラッグ兵士]]
 
;[[スクラッグ兵士]]
 
:UXアメリカルート15話で'''生身でスクラッグ兵士を始末した'''。ルナマリアに狙撃の腕を褒められ、「これで飯を食っている」と返しているので、弱点のクリスタルを狙い撃ったものと思われる。
 
:UXアメリカルート15話で'''生身でスクラッグ兵士を始末した'''。ルナマリアに狙撃の腕を褒められ、「これで飯を食っている」と返しているので、弱点のクリスタルを狙い撃ったものと思われる。
119行目: 122行目:  
:以上の台詞は全て兄と思われた際に発した台詞である。
 
:以上の台詞は全て兄と思われた際に発した台詞である。
 
;「気付かせてやったんだ。比較されちゃたまらんだろ…!」
 
;「気付かせてやったんだ。比較されちゃたまらんだろ…!」
:兄である先代ロックオンことニール。彼に好意を抱き、ライルに兄の面影を重ね合わせるフェルト。そんな彼女に対して、ライルは自分とニールとの違いをわからせる為に無理矢理唇を奪い、その後ビンタされてしまう。彼女が去った後、ハロに「フラレタ!フラレタ!」と言われた際にライルはこの台詞を言う。兄にコンプレックスを持っているライルにとって、ニールと比較されることは屈辱以外の何物でもなかった。
+
:兄である先代『[[ロックオン・ストラトス]]』ことニール。彼に好意を抱き、ライルに兄の面影を重ね合わせる[[フェルト・グレイス|フェルト]]。そんな彼女に対して、ライルは自分とニールとの違いをわからせる為に無理矢理唇を奪い、その後ビンタされてしまう。彼女が去った後、ハロに「フラレタ!フラレタ!」と言われた際にライルはこの台詞を言う。兄にコンプレックスを持っているライルにとって、ニールと比較されることは屈辱以外の何物でもなかった。
 
;ライル「…なぁ、ハロ。兄さんは戦うときに何か言ってたか?」<br />ハロ「狙イ撃ツゼ! 狙イ撃ツゼ!」<br />ライル「オーライ。ケルディムガンダム、ロックオン・ストラトス、狙い撃つぜぇ!」
 
;ライル「…なぁ、ハロ。兄さんは戦うときに何か言ってたか?」<br />ハロ「狙イ撃ツゼ! 狙イ撃ツゼ!」<br />ライル「オーライ。ケルディムガンダム、ロックオン・ストラトス、狙い撃つぜぇ!」
:ハロからの情報を基に、兄と同じ口癖を使用。なお、「ぜ」の部分のイントネーションが微妙に異なっており、ライルの場合は上がる。
+
:[[ハロ]]からの情報を基に、兄と同じ口癖を使用。なお、'''「狙い撃つ『ぜ』」の部分のイントネーションが微妙に異なっており、ライルの場合は上がる'''。
 
;「これが…こいつがっ!人間のやることか!」<br />「許さねぇ…許さねぇぞ、アロウズ! 逃げんなよ…逃げんなよォ、アロウズゥゥッ!」.
 
;「これが…こいつがっ!人間のやることか!」<br />「許さねぇ…許さねぇぞ、アロウズ! 逃げんなよ…逃げんなよォ、アロウズゥゥッ!」.
:カタロンの基地跡で、無抵抗の人間までも殺戮し続けるオートマトンを目の当たりにして。
+
:[[カタロン]]の基地跡で、無抵抗の人間までも殺戮し続けるオートマトンを目の当たりにして。
 
;「すべて過ぎたことだ、昔を悔やんでも仕方ねえ。…そうさ、俺達は過去じゃなく、未来のために戦うんだ」
 
;「すべて過ぎたことだ、昔を悔やんでも仕方ねえ。…そうさ、俺達は過去じゃなく、未来のために戦うんだ」
:刹那の過去を聞いた後で。ニールに比べると割り切り方は早いように見えるが、小説版にてライルは家族への愛着を持てず苦悩していた事を考えると、'''割り切ったのではなく、刹那が家族の仇と聞いても何とも思わなかっただけ'''だったのかもしれない。
+
:[[刹那・F・セイエイ|刹那]]の過去を聞いた後で。ニールに比べると割り切り方は早いように見えるが、小説版にてライルは家族への愛着を持てず苦悩していた事を考えると、'''割り切ったのではなく、刹那が家族の仇と聞いても何とも思わなかっただけ'''だったのかもしれない。
 
;「ロックオン・ストラトス、'''その名の通り、狙い撃つぜ!!'''」
 
;「ロックオン・ストラトス、'''その名の通り、狙い撃つぜ!!'''」
 
:メメントモリ攻略戦にて。この瞬間、ライルは成り行きで手に入れた『ロックオン・ストラトス』のコードネームを受け継ぐ決意を固めた。
 
:メメントモリ攻略戦にて。この瞬間、ライルは成り行きで手に入れた『ロックオン・ストラトス』のコードネームを受け継ぐ決意を固めた。
 
;「アニュー…愛してるぜ?」
 
;「アニュー…愛してるぜ?」
:恋人となった後,出撃時に[[アニュー・リターナー|アニュー]]に言った一言。彼は狙撃だけでなく早撃ちも旨かった。
+
:恋人となった後,出撃時に[[アニュー・リターナー|アニュー]]に言った一言。彼は[[狙撃]]だけでなく「早撃ち」も旨かった。
 
;「撃てよ…狙い撃てよ。俺は何のためにここにいる…? 何のために、カタロンに…ソレスタルビーイングに…?」<br />「'''うわぁぁぁぁっ!!'''」<br />「何て情けねぇ男だ、ライル・ディランディ! 俺の覚悟はこんなもんか…?'''こんなぁぁぁっ!!'''」
 
;「撃てよ…狙い撃てよ。俺は何のためにここにいる…? 何のために、カタロンに…ソレスタルビーイングに…?」<br />「'''うわぁぁぁぁっ!!'''」<br />「何て情けねぇ男だ、ライル・ディランディ! 俺の覚悟はこんなもんか…?'''こんなぁぁぁっ!!'''」
:イノベイターに目覚めたアニューは、リヴァイブと共に[[プトレマイオス2]]から離脱、ライルはアニューらが乗る離脱艇に照準を向け狙い撃とうとする。しかし、『ロックオン・ストラトス』としてではない自分を受け入れてくれたアニューへの思い出がそれを許さなかった。結局、離脱艇を逃してしまったライルは、非情になりきれない己への怒りをコックピットにぶつけることしかできなかった。
+
:イノベイターに目覚めたアニューは、[[リヴァイヴ・リバイバル|リヴァイヴ]]と共に[[プトレマイオス2]]から離脱、ライルはアニューらが乗る離脱艇に照準を向け狙い撃とうとする。しかし、『ロックオン・ストラトス』としてではない自分を受け入れてくれたアニューへの思い出がそれを許さなかった。結局、離脱艇を逃してしまったライルは、非情になりきれない己への怒りをコックピットにぶつけることしかできなかった。
 
;「かっこつけんなよ、ガキが」
 
;「かっこつけんなよ、ガキが」
 
:次に出撃する時はトリガーを引きアニューを狙い撃つ、と強がるライル。そのやせ我慢に対し、「もしもの時は俺が引く。その時は恨めばいい」と諌める刹那に向けた台詞。
 
:次に出撃する時はトリガーを引きアニューを狙い撃つ、と強がるライル。そのやせ我慢に対し、「もしもの時は俺が引く。その時は恨めばいい」と諌める刹那に向けた台詞。
 
;「お前をもう一度俺の女にする。嫌とは言わせねぇ! 欲しいもんは奪う、例えお前が…イノベイターだとしても! アニュー、戻ってこい…アニュー!!」
 
;「お前をもう一度俺の女にする。嫌とは言わせねぇ! 欲しいもんは奪う、例えお前が…イノベイターだとしても! アニュー、戻ってこい…アニュー!!」
:[[ガッデス (00)|ガッデス]]を駆り敵として対峙したアニューに対して、ライルはこの言葉と共にトランザムを発動させ、力づくでアニューへの説得を試みる。しかし…
+
:[[ガッデス (00)|ガッデス]]を駆り敵として対峙したアニューに対して、ライルはこの言葉と共に[[トランザム]]を発動させ、力づくでアニューへの説得を試みる。しかし…
 
;「あいつは戻ろうとしていた! イノベイターではなく、人間として…俺たちの元に!!貴様のせいでぇぇぇっ!! 貴様の…うう…あぁ…アニュー…'''うわぁぁぁぁぁっ!!'''」
 
;「あいつは戻ろうとしていた! イノベイターではなく、人間として…俺たちの元に!!貴様のせいでぇぇぇっ!! 貴様の…うう…あぁ…アニュー…'''うわぁぁぁぁぁっ!!'''」
:リボンズの介入によりアニューは自らの意志に関係なくライルを殺そうとするが、彼を守ろうとした刹那の攻撃で彼女は命を散らす。量子空間でアニューと最期の会話を交わしたライルは、帰還後ブリッジで一方的に刹那を責めていく。ライルの拳と行き場をなくした悲しみを、ただ一身に受け止める刹那の耳に響くものは愛する者を失った男の慟哭、そして…。<br />なお、第2次Z再世篇では条件によりアニューは生存する事ができるので、満たすとこの台詞は発生しない。
+
:[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]の介入によりアニューは自らの意志に関係なくライルを殺そうとするが、彼を守ろうとした刹那の攻撃で彼女は命を散らす。量子空間でアニューと最期の会話を交わしたライルは、帰還後ブリッジで一方的に刹那を責めていく。ライルの拳と行き場をなくした悲しみを、ただ一身に受け止める刹那の耳に響くものは愛する者を失った男の慟哭、そして…。<br />なお、スペシャルエディション版では、刹那を責めるシーンがカットされている。また、第2次Z再世篇では条件によりアニューは生存する事ができるので、満たすとこの台詞は発生しない。
 
;「兄さん……」
 
;「兄さん……」
:アニューを殺さざるを得なかった刹那。その背中越しからライルは銃を向け狙い撃とうとするが、「もしもの時は~」と言っていた刹那の心情や、同じガンダムマイスターだった兄が望まないだろうという思いから、彼は銃口を下げる。
+
:アニューを殺さざるを得なかった刹那。その背中越しからライルは銃を向け狙い撃とうとするが、「もしもの時は~」と言っていた刹那の心情や、同じ[[ガンダムマイスター]]だった兄が望まないだろうという思いから、彼は銃口を下げる。
 
;「アニュー、俺はやるぜ…ケルディム、ロックオン・ストラトス!狙い撃つ!!」
 
;「アニュー、俺はやるぜ…ケルディム、ロックオン・ストラトス!狙い撃つ!!」
 
:アロウズとの最終決戦時における出撃台詞。
 
:アロウズとの最終決戦時における出撃台詞。
 
;「'''ぶっ潰す!'''」<br />「兄さんのことは責められないな…'''こいつだけは許せねぇ!'''」
 
;「'''ぶっ潰す!'''」<br />「兄さんのことは責められないな…'''こいつだけは許せねぇ!'''」
:家族の…そして兄の仇であるサーシェスへの激哮。死んだ家族のために泣く事ができず、家族を愛していないのではないかと内心コンプレックスを抱えていたライルにとって、それは確かに自分は家族を愛していたという証にもなった。
+
:家族の…そして兄の仇である[[アリー・アル・サーシェス|サーシェス]]への激哮。死んだ家族のために泣く事ができず、家族を愛していないのではないかと内心コンプレックスを抱えていたライルにとって、それは確かに自分は家族を愛していたという証にもなった。
 
+
;「父さん、母さん、エイミー、兄さん…。俺はカタロンから離れて、ガンダムマイスターとして生きる」<br />「ロックオン・ストラトスとして、この世界と向き合う。たとえ、世界から疎まれようと、その罰が下されるまで戦い続ける…」<br />「そっちへ行くのは、もう少し先だ。その時まで、待っててくれよな。アニュー」
 +
:2ndエピローグより。ライルはディランディ家の墓前にて、戦争根絶のために一生を捧げることを誓う。[[ソレスタルビーイング]]の[[ガンダムマイスター]]「ロックオン・ストラトス」として…。ちなみに、ディランディ家の墓には、戦争の犠牲になったライルの両親と妹の墓に加え、[[ロックオン・ストラトス|兄]]と[[アニュー・リターナー|愛する女性]]の墓も新たに建てられている。
 
=== 劇場版 ===
 
=== 劇場版 ===
 
;「悪いなぁー 休暇は終わりだそうだ」
 
;「悪いなぁー 休暇は終わりだそうだ」
:窮地に陥っていたアレルヤとマリーを助けた際の台詞。
+
:窮地に陥っていた[[アレルヤ・ハプティズム|アレルヤ]]と[[ソーマ・ピーリス|マリー]]を助けた際の台詞。
 
;「鈍いんだよ…イノベイターのくせに…」
 
;「鈍いんだよ…イノベイターのくせに…」
:マリナのことを何も言わない刹那に対して。しかし彼が気を遣わなくても刹那とマリナは通じ合っている為気持ちを解っていると言えなくもない。
+
:[[マリナ・イスマイール|マリナ]]のことを何も言わない[[刹那・F・セイエイ|刹那]]に対して。しかし彼が気を遣わなくても刹那とマリナは通じ合っている為気持ちを解っていると言えなくもない。
 
;「諦めるかよ…クソったれがぁーっ!」
 
;「諦めるかよ…クソったれがぁーっ!」
:
+
:[[ELS]]と戦闘時した際の台詞。ELSの大群に苦戦しながらもなお、ライルは諦めない。
;「ロックオン・ストラトス!乱れ撃つぜぇ!!」
+
;「ロックオン・ストラトス! 乱れ撃つぜぇ!!」
:ガンダムサバーニャに乗り換え、ELSと戦闘した際の台詞。
+
:ELSとの最終決戦時の台詞。ライルの得意とする乱戦下での早撃ちが披露される。
 +
:ちなみに、この「乱れ撃つぜぇ!」という台詞は、元々ライルの決め台詞として脚本家の黒田洋介氏が考案していたものであるが、2ndの時には諸事情によりお蔵入りしていた。劇場版にて、ようやく陽の目を見ることとなる。
 
;「アニューとだって分かり合えたんだ!お前達とだって!」
 
;「アニューとだって分かり合えたんだ!お前達とだって!」
:ELSとの戦いの中での叫び、戦いの中で尚攻撃を仕掛けてくるELSに彼はかつて愛した女性を思い出し、すべてのことを刹那に託した。
+
:ELSとの戦いの中での叫び、戦いの中で尚攻撃を仕掛けてくるELSに彼はかつて[[アニュー・リターナー|愛した女性]]を思い出し、すべてのことを刹那に託した。
    
=== 書籍 ===
 
=== 書籍 ===
161行目: 166行目:  
:田口央斗版(講談社・刊)で、CB号に突入した際の独白。強固な意志に溢れている。直後、眼前に現れたのは…
 
:田口央斗版(講談社・刊)で、CB号に突入した際の独白。強固な意志に溢れている。直後、眼前に現れたのは…
 
;「'''貴様!!狙い撃つ!!!'''」
 
;「'''貴様!!狙い撃つ!!!'''」
:上記の直後、現れたのは家族の仇であるサーシェスだった。彼からアニューのことをダシにした挑発をされ、激昂する。ちなみに雑誌掲載時では「狙い撃つ!」の所が「ぶっ潰す!」になっていた。
+
:上記の直後、現れたのは家族の仇である[[アリー・アル・サーシェス|サーシェス]]だった。彼から[[アニュー・リターナー|アニュー]]のことをダシにした挑発をされ、激昂する。ちなみに雑誌掲載時では「狙い撃つ!」の所が「ぶっ潰す!」になっていた。
 
;「'''俺は兄さんを責められねェな!世界の変革より私怨とはね!'''」<br />「…でも…お前と出会ったおかげで戦う意味を…大切なことを…見つけられたよ。アニュー…」
 
;「'''俺は兄さんを責められねェな!世界の変革より私怨とはね!'''」<br />「…でも…お前と出会ったおかげで戦う意味を…大切なことを…見つけられたよ。アニュー…」
 
:田口版でサーシェスを討った際の台詞。私怨を優先させた兄のことは言えないと自嘲するも、その心は復讐ではなく未来にむけて戦う決意に満ちていた。なお原作とは異なりサーシェスを'''銃を構えさせる間も与えず即射殺している'''。
 
:田口版でサーシェスを討った際の台詞。私怨を優先させた兄のことは言えないと自嘲するも、その心は復讐ではなく未来にむけて戦う決意に満ちていた。なお原作とは異なりサーシェスを'''銃を構えさせる間も与えず即射殺している'''。
206行目: 211行目:  
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
;「お前さんたちの前じゃ、刹那もうかつなことは言えないだろうぜ」
 
;「お前さんたちの前じゃ、刹那もうかつなことは言えないだろうぜ」
:UX序盤、[[八稜郭]]にて「最近メカみたいな人間が多い」という話を聞き、その話に興味を引かれる孫権と孫尚香に対して。刹那はというと、意味深に沈黙するのみであった…。
+
:UX序盤、[[八稜郭]]にて「最近メカみたいな人間が多い」という話を聞き、その話に興味を引かれる[[孫権ガンダム|孫権]]と[[孫尚香ガーベラ|孫尚香]]に対して。刹那はというと、意味深に沈黙するのみであった…。
    
== 搭乗機体 ==
 
== 搭乗機体 ==
3,644

回編集

案内メニュー