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| [[ソレスタルビーイング]]に所属する[[ガンダムマイスター]]。<br />初代[[ロックオン・ストラトス]]であるニール・ディランディの双子の弟である。 | | [[ソレスタルビーイング]]に所属する[[ガンダムマイスター]]。<br />初代[[ロックオン・ストラトス]]であるニール・ディランディの双子の弟である。 |
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− | 兄の援助もあり、AEUの商社に勤めながらも、裏では反連邦組織であるカタロンの構成員『ジーン1(ワン)』として活動していた。
| + | 兄の援助もあり、AEUの商社に勤めながらも、裏では反連邦組織である[[カタロン]]の構成員『ジーン1(ワン)』として活動していた。 |
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− | [[ソレスタルビーイング]]復活の際に[[刹那・F・セイエイ|刹那]]から誘いを受け、ガンダムマイスター『ロックオン・ストラトス』として加入する。これにはCBの情報をカタロンに流出させるという目的もあったが、後に共同戦線を取ったため、結果としては橋渡しになっていた。 | + | [[ソレスタルビーイング]]活動再開の際に[[刹那・F・セイエイ|刹那]]から誘いを受け、ガンダムマイスター『ロックオン・ストラトス』として加入する。これにはCBの情報をカタロンに流出させるという目的もあったが、後に共同戦線を取ったため、結果としては橋渡しになっていた。 |
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| 外見は兄と瓜二つであり、刹那以外のCBメンバーと初対面した際に彼らを驚愕させていた。一方、性格は兄と比べて飄々しながらも達観した所があり、表立って激昂することは少ない。また、喫煙者であり言葉遣いの語尾など細かい相違点もある。 | | 外見は兄と瓜二つであり、刹那以外のCBメンバーと初対面した際に彼らを驚愕させていた。一方、性格は兄と比べて飄々しながらも達観した所があり、表立って激昂することは少ない。また、喫煙者であり言葉遣いの語尾など細かい相違点もある。 |
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| :双子の兄で唯一の肉親。兄の後を引き継ぐ。 | | :双子の兄で唯一の肉親。兄の後を引き継ぐ。 |
| ;[[刹那・F・セイエイ]] | | ;[[刹那・F・セイエイ]] |
− | :自身をCBへと導いた。なお、他のメンバーはライルの事を知らず、刹那だけ知っていたのは、ニールから事前に聞かされていたからという事が高河ゆん作画のコミカライズで描かれている。 | + | :自身を[[ソレスタルビーイング]]へと導いた。なお、他のメンバーはライルの事を知らず、刹那だけ知っていたのは、ニールから事前に聞かされていたからという事が高河ゆん作画のコミカライズで描かれている。 |
| ;[[アレルヤ・ハプティズム]] | | ;[[アレルヤ・ハプティズム]] |
| :初対面時に驚愕していた。その後は特に絡みらしいものは見られず。 | | :初対面時に驚愕していた。その後は特に絡みらしいものは見られず。 |
| ;[[ティエリア・アーデ]] | | ;[[ティエリア・アーデ]] |
− | :瓜二つの外見に驚愕しつつも、直後にニールとは別人として嫌悪感を露わにしたがその後の関係はそれほど険悪ではない。 | + | :瓜二つの外見に驚愕しつつも、直後にニールとは別人として嫌悪感を露わにしたが、その後の関係はそれほど険悪ではない。 |
| ;[[フェルト・グレイス]] | | ;[[フェルト・グレイス]] |
− | :兄の事が好きだったトレミーのオペレーター。割り切れない彼女に自分と兄の違いを分からせるために唇を強引に奪う。当然ビンタをされて軽蔑されるが自身のコンプレックスであるニールと比較されることはライルにとっては屈辱以外の何物でもなかった。 | + | :兄の事が好きだった[[プトレマイオス2|トレミー]]のオペレーター。割り切れない彼女に自分と兄の違いを分からせるために唇を強引に奪う。 |
| + | :当然ビンタをされて軽蔑されるが、自身のコンプレックスであるニールと比較されることは、ライルにとっては屈辱以外の何物でもなかった。 |
| ;[[アリー・アル・サーシェス]] | | ;[[アリー・アル・サーシェス]] |
| :両親、そして兄と妹の敵であるが当初サーシェスが仇と聞いても「過ぎたことだから」と言って冷静に受け止めていたが、第2次Z再世篇では最初から絶対に許せない敵として怒りを露にしている。最終決戦において引導を渡す。 | | :両親、そして兄と妹の敵であるが当初サーシェスが仇と聞いても「過ぎたことだから」と言って冷静に受け止めていたが、第2次Z再世篇では最初から絶対に許せない敵として怒りを露にしている。最終決戦において引導を渡す。 |
| ;[[アニュー・リターナー]] | | ;[[アニュー・リターナー]] |
− | :[[プトレマイオス2]]の操舵手。心を通わせ恋人同士になる。誰も愛する事が出来ないと感じていたライルにとって、彼女の存在そのものが生きている意味だったが……。第2次Z再世篇では彼女を救える展開が用意されている。 | + | :トレミーの操舵手。心を通わせ恋人同士になる。誰も愛する事が出来ないと感じていたライルにとって、彼女の存在そのものが生きている意味だったが……。第2次Z再世篇では彼女を救える展開が用意されている。 |
| ;[[リヴァイヴ・リバイバル]] | | ;[[リヴァイヴ・リバイバル]] |
− | :アニューと同位体の[[イノベイド]]。彼女の死にも関わっているので、ライルにとってはもう一人の仇敵ともいえる人物。最終決戦にておいて、彼を討ち果たす。 | + | :アニューと同位体の[[イノベイド]]。彼女の死にも関わっているので、ライルにとってはもう一人の仇敵といえる人物。最終決戦にておいて、彼を討ち果たす。 |
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| == 他作品との人間関係 == | | == 他作品との人間関係 == |
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| :再世篇とUXでのスナイパー仲間。再世篇では当初は兄の名前を受け継いだ自身を認めることが出来ず敵視していたが、後に和解。ライルとアニューが恋愛関係になったと知った際は「先に狙い撃たれた…!」とショックを受けていた。一方で、ライルはミシェルと[[クラン・クラン|クラン]]の微妙な関係を気にしており、再世篇では最後まで現状維持を選んだミシェルに「クランとの仲を早く進展させろ」という旨の発言をEDで送っている。 | | :再世篇とUXでのスナイパー仲間。再世篇では当初は兄の名前を受け継いだ自身を認めることが出来ず敵視していたが、後に和解。ライルとアニューが恋愛関係になったと知った際は「先に狙い撃たれた…!」とショックを受けていた。一方で、ライルはミシェルと[[クラン・クラン|クラン]]の微妙な関係を気にしており、再世篇では最後まで現状維持を選んだミシェルに「クランとの仲を早く進展させろ」という旨の発言をEDで送っている。 |
| ;[[青山圭一郎]]、[[デュオ・マックスウェル]] | | ;[[青山圭一郎]]、[[デュオ・マックスウェル]] |
− | :破界篇において兄と話が多かった人物達で、貧乏クジ同盟。青山とは何かと兄と同様会話する場面が多い。ちなみに青山とは[[声優ネタ|中の人]]が同じであり監督と創通制作も同じである。 | + | :破界篇において兄と話が多かった人物達で、[[貧乏クジ同盟]]仲間。青山とは何かと兄と同様会話する場面が多い。ちなみに、青山とは[[声優ネタ|中の人]]が同じであり、監督と創通制作も同じである。 |
| ;[[ゲイン・ビジョウ]] | | ;[[ゲイン・ビジョウ]] |
| :再世篇でのスナイパー仲間。 | | :再世篇でのスナイパー仲間。 |
| ;[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]] | | ;[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]] |
− | :再世篇序盤に彼に[[ロロ・ランペルージ|ロロ]]を篭絡するために狙撃を依頼され、彼の肩口を射抜く。そのまま目的を達成するために行動し続ける彼を見て「タフな奴」と評する。スタミナの無さをネタにされることの多いゼロ(ルルーシュ)にとっては例外的な評価である。 | + | :再世篇序盤に彼に[[ロロ・ランペルージ|ロロ]]を篭絡するために狙撃を依頼され、彼の肩口を射抜く。そのまま目的を達成するために行動し続ける彼を見て「タフな奴」と評する。スタミナの無さをネタにされることの多いゼロ([[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]])にとっては例外的な評価である。 |
| ;[[紅月カレン]] | | ;[[紅月カレン]] |
− | :再世篇序盤にフェルトの気持ちを逆撫でする態度を取った際に彼女から怒りを向けられる。しかし後にライルがアニューを失ったことを聞いた際は悲痛な表情で彼の悲しみを察していた。 | + | :再世篇序盤にフェルトの気持ちを逆撫でする態度を取った際に彼女から怒りを向けられる。しかし、後にライルがアニューを失ったことを聞いた際は、悲痛な表情で彼の悲しみを察していた。 |
| ;[[シン・アスカ]] | | ;[[シン・アスカ]] |
| :再世篇序盤にフェルトの気持ちを逆撫でする態度を取った際にカレン同様に彼からも怒りを向けられる。 | | :再世篇序盤にフェルトの気持ちを逆撫でする態度を取った際にカレン同様に彼からも怒りを向けられる。 |
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| :中の人が同じ。UXでは[[特殊戦闘台詞]]で彼から警戒される。 | | :中の人が同じ。UXでは[[特殊戦闘台詞]]で彼から警戒される。 |
| ;[[スクラッグ兵士]] | | ;[[スクラッグ兵士]] |
− | :UXアメリカルート15話で'''生身でスクラッグ兵士を始末した'''。ルナマリアに狙撃の腕を褒められ、「これで飯を食っている」と返しているので、弱点のクリスタルを狙い撃ったものと思われる。 | + | :UXアメリカルート15話で'''生身でスクラッグ兵士を始末した'''。[[ルナマリア・ホーク|ルナマリア]]に[[狙撃]]の腕を褒められ、「これで飯を食っている」と返しているので、弱点のクリスタルを狙い撃ったものと思われる。 |
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| == 名台詞 == | | == 名台詞 == |
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| :兄である先代『[[ロックオン・ストラトス]]』ことニール。彼に好意を抱き、ライルに兄の面影を重ね合わせる[[フェルト・グレイス|フェルト]]。そんな彼女に対して、ライルは自分とニールとの違いをわからせる為に無理矢理唇を奪い、その後ビンタされてしまう。彼女が去った後、ハロに「フラレタ!フラレタ!」と言われた際にライルはこの台詞を言う。兄にコンプレックスを持っているライルにとって、ニールと比較されることは屈辱以外の何物でもなかった。 | | :兄である先代『[[ロックオン・ストラトス]]』ことニール。彼に好意を抱き、ライルに兄の面影を重ね合わせる[[フェルト・グレイス|フェルト]]。そんな彼女に対して、ライルは自分とニールとの違いをわからせる為に無理矢理唇を奪い、その後ビンタされてしまう。彼女が去った後、ハロに「フラレタ!フラレタ!」と言われた際にライルはこの台詞を言う。兄にコンプレックスを持っているライルにとって、ニールと比較されることは屈辱以外の何物でもなかった。 |
| ;ライル「…なぁ、ハロ。兄さんは戦うときに何か言ってたか?」<br />ハロ「狙イ撃ツゼ! 狙イ撃ツゼ!」<br />ライル「オーライ。ケルディムガンダム、ロックオン・ストラトス、狙い撃つぜぇ!」 | | ;ライル「…なぁ、ハロ。兄さんは戦うときに何か言ってたか?」<br />ハロ「狙イ撃ツゼ! 狙イ撃ツゼ!」<br />ライル「オーライ。ケルディムガンダム、ロックオン・ストラトス、狙い撃つぜぇ!」 |
− | :[[ハロ]]からの情報を基に、兄と同じ口癖を使用。なお、'''「狙い撃つ『ぜ』」の部分のイントネーションが微妙に異なっており、ライルの場合は上がる'''。 | + | :[[ハロ]]からの情報を基に、兄と同じ口癖を使用。なお、'''「狙い撃つ『ぜぇ』!」の語尾の部分のイントネーションが微妙に異なっており、ライルの場合は上がる'''。 |
| ;「これが…こいつがっ!人間のやることか!」<br />「許さねぇ…許さねぇぞ、アロウズ! 逃げんなよ…逃げんなよォ、アロウズゥゥッ!」. | | ;「これが…こいつがっ!人間のやることか!」<br />「許さねぇ…許さねぇぞ、アロウズ! 逃げんなよ…逃げんなよォ、アロウズゥゥッ!」. |
− | :[[カタロン]]の基地跡で、無抵抗の人間までも殺戮し続けるオートマトンを目の当たりにして。 | + | :[[カタロン]]の基地跡で、無抵抗の人間までも殺戮し続ける[[アロウズ]]の無人兵器オートマトンを目の当たりにして。 |
| ;「すべて過ぎたことだ、昔を悔やんでも仕方ねえ。…そうさ、俺達は過去じゃなく、未来のために戦うんだ」 | | ;「すべて過ぎたことだ、昔を悔やんでも仕方ねえ。…そうさ、俺達は過去じゃなく、未来のために戦うんだ」 |
| :[[刹那・F・セイエイ|刹那]]の過去を聞いた後で。ニールに比べると割り切り方は早いように見えるが、小説版にてライルは家族への愛着を持てず苦悩していた事を考えると、'''割り切ったのではなく、刹那が家族の仇と聞いても何とも思わなかっただけ'''だったのかもしれない。 | | :[[刹那・F・セイエイ|刹那]]の過去を聞いた後で。ニールに比べると割り切り方は早いように見えるが、小説版にてライルは家族への愛着を持てず苦悩していた事を考えると、'''割り切ったのではなく、刹那が家族の仇と聞いても何とも思わなかっただけ'''だったのかもしれない。 |
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| :メメントモリ攻略戦にて。この瞬間、ライルは成り行きで手に入れた『ロックオン・ストラトス』のコードネームを受け継ぐ決意を固めた。 | | :メメントモリ攻略戦にて。この瞬間、ライルは成り行きで手に入れた『ロックオン・ストラトス』のコードネームを受け継ぐ決意を固めた。 |
| ;「アニュー…愛してるぜ?」 | | ;「アニュー…愛してるぜ?」 |
− | :恋人となった後,出撃時に[[アニュー・リターナー|アニュー]]に言った一言。彼は[[狙撃]]だけでなく「早撃ち」も旨かった。 | + | :恋人となった後,出撃時に[[アニュー・リターナー|アニュー]]に言った一言。彼は[[狙撃]]だけでなく「早撃ち」も上手かった。 |
| ;「撃てよ…狙い撃てよ。俺は何のためにここにいる…? 何のために、カタロンに…ソレスタルビーイングに…?」<br />「'''うわぁぁぁぁっ!!'''」<br />「何て情けねぇ男だ、ライル・ディランディ! 俺の覚悟はこんなもんか…?'''こんなぁぁぁっ!!'''」 | | ;「撃てよ…狙い撃てよ。俺は何のためにここにいる…? 何のために、カタロンに…ソレスタルビーイングに…?」<br />「'''うわぁぁぁぁっ!!'''」<br />「何て情けねぇ男だ、ライル・ディランディ! 俺の覚悟はこんなもんか…?'''こんなぁぁぁっ!!'''」 |
| :イノベイターに目覚めたアニューは、[[リヴァイヴ・リバイバル|リヴァイヴ]]と共に[[プトレマイオス2]]から離脱、ライルはアニューらが乗る離脱艇に照準を向け狙い撃とうとする。しかし、『ロックオン・ストラトス』としてではない自分を受け入れてくれたアニューへの思い出がそれを許さなかった。結局、離脱艇を逃してしまったライルは、非情になりきれない己への怒りをコックピットにぶつけることしかできなかった。 | | :イノベイターに目覚めたアニューは、[[リヴァイヴ・リバイバル|リヴァイヴ]]と共に[[プトレマイオス2]]から離脱、ライルはアニューらが乗る離脱艇に照準を向け狙い撃とうとする。しかし、『ロックオン・ストラトス』としてではない自分を受け入れてくれたアニューへの思い出がそれを許さなかった。結局、離脱艇を逃してしまったライルは、非情になりきれない己への怒りをコックピットにぶつけることしかできなかった。 |
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| :[[ガッデス (00)|ガッデス]]を駆り敵として対峙したアニューに対して、ライルはこの言葉と共に[[トランザム]]を発動させ、力づくでアニューへの説得を試みる。しかし… | | :[[ガッデス (00)|ガッデス]]を駆り敵として対峙したアニューに対して、ライルはこの言葉と共に[[トランザム]]を発動させ、力づくでアニューへの説得を試みる。しかし… |
| ;「あいつは戻ろうとしていた! イノベイターではなく、人間として…俺たちの元に!!貴様のせいでぇぇぇっ!! 貴様の…うう…あぁ…アニュー…'''うわぁぁぁぁぁっ!!'''」 | | ;「あいつは戻ろうとしていた! イノベイターではなく、人間として…俺たちの元に!!貴様のせいでぇぇぇっ!! 貴様の…うう…あぁ…アニュー…'''うわぁぁぁぁぁっ!!'''」 |
− | :[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]の介入によりアニューは自らの意志に関係なくライルを殺そうとするが、彼を守ろうとした刹那の攻撃で彼女は命を散らす。量子空間でアニューと最期の会話を交わしたライルは、帰還後ブリッジで一方的に刹那を責めていく。ライルの拳と行き場をなくした悲しみを、ただ一身に受け止める刹那の耳に響くものは愛する者を失った男の慟哭、そして…。<br />なお、スペシャルエディション版では、刹那を責めるシーンがカットされている。また、第2次Z再世篇では条件によりアニューは生存する事ができるので、満たすとこの台詞は発生しない。 | + | :[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]の介入によりアニューは自らの意志に関係なくライルを殺そうとするが、彼を守ろうとした刹那の攻撃で彼女は命を散らす。量子空間でアニューと最期の会話を交わしたライルは、帰還後ブリッジで一方的に刹那を責めていく。ライルの拳と行き場をなくした悲しみを、ただ一身に受け止める刹那の耳に響くものは愛する者を失った男の慟哭、そして…。<br />なお、スペシャルエディション版では、ライルが刹那を責めるシーンがカットされている。また、第2次Z再世篇では条件によりアニューは生存する事ができるので、満たすとこの台詞は発生しない。 |
| ;「兄さん……」 | | ;「兄さん……」 |
| :アニューを殺さざるを得なかった刹那。その背中越しからライルは銃を向け狙い撃とうとするが、「もしもの時は~」と言っていた刹那の心情や、同じ[[ガンダムマイスター]]だった兄が望まないだろうという思いから、彼は銃口を下げる。 | | :アニューを殺さざるを得なかった刹那。その背中越しからライルは銃を向け狙い撃とうとするが、「もしもの時は~」と言っていた刹那の心情や、同じ[[ガンダムマイスター]]だった兄が望まないだろうという思いから、彼は銃口を下げる。 |
| ;「アニュー、俺はやるぜ…ケルディム、ロックオン・ストラトス!狙い撃つ!!」 | | ;「アニュー、俺はやるぜ…ケルディム、ロックオン・ストラトス!狙い撃つ!!」 |
− | :アロウズとの最終決戦時における出撃台詞。 | + | :[[アロウズ]]との最終決戦時における出撃台詞。 |
| ;「'''ぶっ潰す!'''」<br />「兄さんのことは責められないな…'''こいつだけは許せねぇ!'''」 | | ;「'''ぶっ潰す!'''」<br />「兄さんのことは責められないな…'''こいつだけは許せねぇ!'''」 |
| :家族の…そして兄の仇である[[アリー・アル・サーシェス|サーシェス]]への激哮。死んだ家族のために泣く事ができず、家族を愛していないのではないかと内心コンプレックスを抱えていたライルにとって、それは確かに自分は家族を愛していたという証にもなった。 | | :家族の…そして兄の仇である[[アリー・アル・サーシェス|サーシェス]]への激哮。死んだ家族のために泣く事ができず、家族を愛していないのではないかと内心コンプレックスを抱えていたライルにとって、それは確かに自分は家族を愛していたという証にもなった。 |
| ;「父さん、母さん、エイミー、兄さん…。俺はカタロンから離れて、ガンダムマイスターとして生きる」<br />「ロックオン・ストラトスとして、この世界と向き合う。たとえ、世界から疎まれようと、その罰が下されるまで戦い続ける…」<br />「そっちへ行くのは、もう少し先だ。その時まで、待っててくれよな。アニュー」 | | ;「父さん、母さん、エイミー、兄さん…。俺はカタロンから離れて、ガンダムマイスターとして生きる」<br />「ロックオン・ストラトスとして、この世界と向き合う。たとえ、世界から疎まれようと、その罰が下されるまで戦い続ける…」<br />「そっちへ行くのは、もう少し先だ。その時まで、待っててくれよな。アニュー」 |
− | :2ndエピローグより。ライルはディランディ家の墓前にて、戦争根絶のために一生を捧げることを誓う。[[ソレスタルビーイング]]の[[ガンダムマイスター]]「ロックオン・ストラトス」として…。ちなみに、ディランディ家の墓には、戦争の犠牲になったライルの両親と妹の墓に加え、[[ロックオン・ストラトス|兄]]と[[アニュー・リターナー|愛する女性]]の墓も新たに建てられている。 | + | :2ndエピローグより。ライルはディランディ家の墓前にて、戦争根絶のために一生を捧げることを誓う。[[ソレスタルビーイング]]の[[ガンダムマイスター]]「ロックオン・ストラトス」として…。 |
| + | :ちなみに、ディランディ家の墓には、戦争の犠牲になったライルの両親と妹の墓に加え、[[ロックオン・ストラトス|兄]]と[[アニュー・リターナー|愛する女性]]の墓も新たに建てられている。 |
| + | |
| === 劇場版 === | | === 劇場版 === |
| ;「悪いなぁー 休暇は終わりだそうだ」 | | ;「悪いなぁー 休暇は終わりだそうだ」 |
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| ;「ロックオン・ストラトス! 乱れ撃つぜぇ!!」 | | ;「ロックオン・ストラトス! 乱れ撃つぜぇ!!」 |
| :ELSとの最終決戦時の台詞。ライルの得意とする乱戦下での早撃ちが披露される。 | | :ELSとの最終決戦時の台詞。ライルの得意とする乱戦下での早撃ちが披露される。 |
− | :ちなみに、この「乱れ撃つぜぇ!」という台詞は、元々ライルの決め台詞として脚本家の黒田洋介氏が考案していたものであるが、2ndの時には諸事情によりお蔵入りしていた。劇場版にて、ようやく陽の目を見ることとなる。 | + | :ちなみに、この'''「乱れ撃つぜぇ!」という台詞は、元々ライルの決め台詞として脚本家の黒田洋介氏が考案していたもの'''であるが、2ndの時には諸事情によりお蔵入りしていた。劇場版にて、ようやく陽の目を見ることとなる。 |
| ;「アニューとだって分かり合えたんだ!お前達とだって!」 | | ;「アニューとだって分かり合えたんだ!お前達とだって!」 |
| :ELSとの戦いの中での叫び、戦いの中で尚攻撃を仕掛けてくるELSに彼はかつて[[アニュー・リターナー|愛した女性]]を思い出し、すべてのことを刹那に託した。 | | :ELSとの戦いの中での叫び、戦いの中で尚攻撃を仕掛けてくるELSに彼はかつて[[アニュー・リターナー|愛した女性]]を思い出し、すべてのことを刹那に託した。 |
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| :「白き牙」でアニューの救出フラグが成立するとこの台詞に変わる。 | | :「白き牙」でアニューの救出フラグが成立するとこの台詞に変わる。 |
| ;「悪いな。キャッシュに変えられなくてよ」 | | ;「悪いな。キャッシュに変えられなくてよ」 |
− | :そしてその喜び様を「100万Gの笑顔」と評したクロウへの冗談。 | + | :そしてその喜び様を「100万Gの笑顔」と評した[[クロウ・ブルースト|クロウ]]への冗談。 |
| ;「……戦うぜ」<br />「俺は戦う。カタロンでも、ソレスタルビーイングでも、ZEXISでもなく、俺の意思で。アニューの心を操ろうとしたイノベイターとな」<br />(やるぜ、兄さん……この世界のために俺も狙い撃つさ) | | ;「……戦うぜ」<br />「俺は戦う。カタロンでも、ソレスタルビーイングでも、ZEXISでもなく、俺の意思で。アニューの心を操ろうとしたイノベイターとな」<br />(やるぜ、兄さん……この世界のために俺も狙い撃つさ) |
| :「明日へのあがき」で刹那に対して。原作ではこの後立ち去る刹那を撃とうとして出来なかったが、こちらでは自分なりの「理由」を見つけ出し、世界の歪みを「狙い撃つ」ために戦うことを決める。 | | :「明日へのあがき」で刹那に対して。原作ではこの後立ち去る刹那を撃とうとして出来なかったが、こちらでは自分なりの「理由」を見つけ出し、世界の歪みを「狙い撃つ」ために戦うことを決める。 |
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| :「トライアングラー」でのクロウとのやり取り。ビール片手に[[ランカ・リー]]のライブを楽しむクロウに対し、痛烈な切り返しで現実に引き戻した。 | | :「トライアングラー」でのクロウとのやり取り。ビール片手に[[ランカ・リー]]のライブを楽しむクロウに対し、痛烈な切り返しで現実に引き戻した。 |
| ;「あばよ、戦争屋。もうあんたの戦いも潮時だったんだよ」<br />「もうすぐあんたみたいな人間には居場所のない世の中になるんだからな」 | | ;「あばよ、戦争屋。もうあんたの戦いも潮時だったんだよ」<br />「もうすぐあんたみたいな人間には居場所のない世の中になるんだからな」 |
− | :再世篇終盤でサーシェスに引導を渡した後のマップ会話にて。家族の仇たる戦争屋を仲間と共に葬り、GNスナイパーライフルの銃口が次なる標的を狙う。 | + | :再世篇終盤で[[アリー・アル・サーシェス|サーシェス]]に引導を渡した後のマップ会話にて。家族の仇たる戦争屋を仲間と共に葬り、GNスナイパーライフルの銃口が次なる標的を狙う。 |
| ;「弾が当たれば、人間だろうとイノベイターだろうと死ぬんだよ」<br />「お前らが、どれだけ自分の事を特別だと思っていようとな……」 | | ;「弾が当たれば、人間だろうとイノベイターだろうと死ぬんだよ」<br />「お前らが、どれだけ自分の事を特別だと思っていようとな……」 |
− | :再世篇終盤でリヴァイヴの最期を見届けて。戦場の真理を現した至言であるが、実は[[メリッサ・マオ|同じようなことを言った人]]が[[スーパーロボット大戦W|もっと前]]にいたりする。 | + | :再世篇終盤で[[リヴァイヴ・リバイバル|リヴァイヴ]]の最期を見届けて。戦場の真理を現した至言であるが、実は[[メリッサ・マオ|同じようなことを言った人]]が[[スーパーロボット大戦W|もっと前]]にいたりする。 |
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| === 携帯機シリーズ === | | === 携帯機シリーズ === |
| ;「お前さんたちの前じゃ、刹那もうかつなことは言えないだろうぜ」 | | ;「お前さんたちの前じゃ、刹那もうかつなことは言えないだろうぜ」 |
− | :UX序盤、[[八稜郭]]にて「最近メカみたいな人間が多い」という話を聞き、その話に興味を引かれる[[孫権ガンダム|孫権]]と[[孫尚香ガーベラ|孫尚香]]に対して。刹那はというと、意味深に沈黙するのみであった…。 | + | :UX序盤、[[八稜郭]]にて「最近メカみたいな人間が多い」という話を聞き、その話に興味を引かれる[[猛虎装孫権ガンダム|孫権]]と[[孫尚香ガーベラ|孫尚香]]に対して。刹那はというと、意味深に沈黙するのみであった…。 |
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| == 搭乗機体 == | | == 搭乗機体 == |
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| == 余談 == | | == 余談 == |
− | 初代ロックオンである兄・ニールと区別をつけるためか、ファンからはニールは『ロックオン』と呼称、ライルの場合は本名のままで呼称されることが多く、声優である三木眞一郎氏が第四回声優アワードで助演男優賞を授賞した際にも「'''ロックオンとライルの二役を演じた'''」と称されたことがある。また、角川スニーカー文庫版では地の文でニールの呼び方が終始『ロックオン』として呼ばれているのに対し、ライルはその時々の本人のスタンスで『ライル』および『ロックオン』と分けて呼称されている。 | + | *初代ロックオンである兄・ニールと区別をつけるためか、ファンからはニールは『ロックオン』と呼称、ライルの場合は本名のままで呼称されることが多く、声優である三木眞一郎氏が第四回声優アワードで助演男優賞を授賞した際にも「'''ロックオンとライルの二役を演じた'''」と称されたことがある。 |
| + | **また、角川スニーカー文庫版では地の文でニールの呼び方が終始『ロックオン』として呼ばれているのに対し、ライルはその時々の本人のスタンスで『ライル』および『ロックオン』と分けて呼称されている。 |
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| == 商品情報 == | | == 商品情報 == |