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| また、この「エモーショナル・アタック」はかねてより指摘され、しかしVRの実用化を急ぐがために黙殺されていた「[[シャドウ (バーチャロン)|シャドウ]]発生現象」への対策、および無力化を目的としてプラジナー博士が考案し、装備されたとされている。実際、ファイユーヴは普段は電脳虚数空間を彷徨いながらシャドウの発生を監視する役割が与えられているため、「対シャドウ用の切り札」として開発されたと見られている。 | | また、この「エモーショナル・アタック」はかねてより指摘され、しかしVRの実用化を急ぐがために黙殺されていた「[[シャドウ (バーチャロン)|シャドウ]]発生現象」への対策、および無力化を目的としてプラジナー博士が考案し、装備されたとされている。実際、ファイユーヴは普段は電脳虚数空間を彷徨いながらシャドウの発生を監視する役割が与えられているため、「対シャドウ用の切り札」として開発されたと見られている。 |
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− | [[スーパーロボット大戦シリーズ]]にユニットとして登場する[[フェイ・イェン・ザ・ナイト]]と[[フェイ・イェン with VH 「ビビッドハート」]]は、バーチャロンではプレイヤー機体=レプリカである。しかし、上述のようにファイユーヴは姿形を自由に変えられるということから、スパロボにキャラクターとして登場しているこの「フェイ・イェン」は実は「ファイユーヴ」なのではないかという疑惑が一部のファンの間でまことしやかにささやかれている。根拠としては、『[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ]]』におけるフェイ・イェンの声優がバーチャロンのドラマCDでファイユーヴを演じた樋口智恵子氏であり、描かれている性格もその時のファイユーヴを彷彿とさせるものであること。さらに採用BGMも一貫して「The wind is blowing」である点<ref>この曲には樋口氏が「ファイユーヴ」として歌ったボーカルアレンジ版が存在する。初出はドラマCD「電脳戦記バーチャロン Cybernet ehapsodyで、データベース上はフェイ・イェン名義。</ref>等である。また、同作で[[パレッス粒子]]の影響を受けなかったことから、少なくとも「普通の人間が[[フェイ・イェン・ザ・ナイト]]に乗っていた」わけではないことは確定していると言えるだろう。
| + | === フェイ・イェン=ファイユーヴ疑惑 === |
| + | スパロボにユニットとして登場する[[フェイ・イェン・ザ・ナイト]]と[[フェイ・イェン with VH 「ビビッドハート」]]は、バーチャロンではプレイヤー機体=レプリカである。しかし、上述のようにファイユーヴは姿形を自由に変えられるということから、スパロボにキャラクターとして登場しているこの「フェイ・イェン」は実は「ファイユーヴ」なのではないかという疑惑が当初から一部のファンの間で存在していた。根拠としては、『[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ]]』におけるフェイ・イェンの声優がバーチャロンのドラマCDでファイユーヴを演じた樋口智恵子氏であり、描かれている性格もその時のファイユーヴを彷彿とさせるものであること。さらに採用BGMも一貫して「The wind is blowing」である点<ref>この曲には樋口氏が「ファイユーヴ」として歌ったボーカルアレンジ版が存在する。初出はドラマCD「電脳戦記バーチャロン Cybernet ehapsodyで、データベース上はフェイ・イェン名義。</ref>等である。後述するように、節々でファイユーヴを思わせる発言も存在する。また、同作で[[パレッス粒子]]の影響を受けなかったことから、少なくとも「普通の人間がフェイ・イェン・ザ・ナイトに乗っていた」わけではないことは確定していると言えるだろう。 |
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− | また、『第3次スーパーロボット大戦α』と『[[スーパーロボット大戦K]]』ではフェイ・イェンのシナリオ上の扱いや言動が微妙に違うことや、『K』のユニットである[[フェイ・イェン with VH 「ビビッドハート」]]をファイユーヴ本人は気に入ってないという公式設定があることから、『第3次α』に出てるフェイ・イェンはオリジナルかも知れないが、『K』についてはレプリカモデル(プレイヤー機)と考えた方が自然だと考えるファンもいる。しかし『K』のVHは機体性能が明らかに商用型の粋を超えていたり(採算度外視のカスタムを受けた747J、ザ・ハッターに匹敵する性能の上ハイパー化するとこの2機すらぶっちぎる)、ファイユーヴ自身もなんだかんだ言って実空間に実体化、等身大姿になった際にVHのモチーフ基のアンナミラーズ風の服を着ていたこともあるのでのでやっぱり真相は闇の中である。…と思われていたが、2019年に公開された『電脳戦機バーチャロン masterpiece』公式サイト内の「InsideTheGate」にて、「星紀暦(『K』世界)にファイユーヴが救援に来た」と記されたため、少なくとも『K』の方の中身はファイユーヴだと確定した。<ref>[https://virtual-on.sega.jp/masterpiece/insideTheGate/chronicle.html#32 電脳戦機バーチャロン masterpiece 公式サイト / CYBER TROOPERS VIRTUAL-ON masterpiece 1995 - 2001 OFFICIAL SITE] 2020年6月20日閲覧。</ref>
| + | 続く『[[スーパーロボット大戦K]]』でもその正体に所説あったが、2019年に公開された『電脳戦機バーチャロン masterpiece』公式サイト内の「InsideTheGate」にて、「星紀暦(『K』世界)にファイユーヴが救援に来た」と記されたため、少なくとも『K』の方の中身はファイユーヴだと確定<ref>[https://virtual-on.sega.jp/masterpiece/insideTheGate/chronicle.html#32 電脳戦機バーチャロン masterpiece 公式サイト / CYBER TROOPERS VIRTUAL-ON masterpiece 1995 - 2001 OFFICIAL SITE] 2020年6月20日閲覧。</ref>した。 |
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− | なお、『UX』に登場する[[フェイ・イェンHD]]は型式番号がVR-014/HDであり、オリジナルが電脳虚数空間で[[初音ミク]]の魂と融合、変化した姿という設定があるため、オリジナル・フェイ・イェン=ファイユーヴであると見てほぼ間違いないだろう。
| + | また、『UX』に登場する[[フェイ・イェンHD]]は型式番号がVR-014/HDであり、オリジナルが電脳虚数空間で[[初音ミク]]の魂と融合、変化した姿という設定があるため、オリジナル・フェイ・イェン=ファイユーヴであると見てほぼ間違いないだろう。 |
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| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
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| ;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}} | | ;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}} |
| :初登場作品。担当声優の樋口智恵子氏も本作でSRW初参加となる。[[いるだけ参戦]]の典型例で、会話シーン以外に出番は無いが、能力値、小隊長能力、精神コマンドの構成、機体性能……と、全てにおいて非常に優秀。 | | :初登場作品。担当声優の樋口智恵子氏も本作でSRW初参加となる。[[いるだけ参戦]]の典型例で、会話シーン以外に出番は無いが、能力値、小隊長能力、精神コマンドの構成、機体性能……と、全てにおいて非常に優秀。 |
− | :「気がついたらザ・ナイトの格好で出現していた」発言、「チーフの口にしたリリンの名前に反応する」という点からして、オリジナル、つまりファイユーヴである可能性が高い。
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| === 携帯機シリーズ === | | === 携帯機シリーズ === |
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| *ファイユーヴが登場するドラマCD2枚はその素っ頓狂な内容から[[黒歴史]]扱いするプレイヤーもいるが、近年発売、刊行されたテキスト類にも参照先として挙げられる'''立派な公式媒体'''である(熱心なファン曰く「もともとこういう世界観だからw」)。古いものだが、機会があれば探してみるのも一興だろう。 | | *ファイユーヴが登場するドラマCD2枚はその素っ頓狂な内容から[[黒歴史]]扱いするプレイヤーもいるが、近年発売、刊行されたテキスト類にも参照先として挙げられる'''立派な公式媒体'''である(熱心なファン曰く「もともとこういう世界観だからw」)。古いものだが、機会があれば探してみるのも一興だろう。 |
| *初代バーチャロンにおけるフェイ・イェンのデザインは、オーダーに応じたものではなく、担当デザイナーのカトキ氏が自主的にデザインを持ち込んだものである。 | | *初代バーチャロンにおけるフェイ・イェンのデザインは、オーダーに応じたものではなく、担当デザイナーのカトキ氏が自主的にデザインを持ち込んだものである。 |
− | **一説によると、『Gガンダム』で手掛けた[[ノーベルガンダム]]のデザインに対して相当なバッシングが吹き荒れたらしく、その件の不満と腹いせから自主的に持ち込んだのでは・・・と、Gガンダムを知るチャロナーの間でささやかれている、
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| == 脚注 == | | == 脚注 == |