24行目: |
24行目: |
| 一人称は「アタシ」。道化師のような姿をしており、男性だが女言葉(オカマ口調)で話す。しかしその本質は好色で弱者を嬲り殺す趣向を持った生粋のサディストであり、外道の集まりと言えるアンチクロスの中でも特に質の悪い人物となっている。 | | 一人称は「アタシ」。道化師のような姿をしており、男性だが女言葉(オカマ口調)で話す。しかしその本質は好色で弱者を嬲り殺す趣向を持った生粋のサディストであり、外道の集まりと言えるアンチクロスの中でも特に質の悪い人物となっている。 |
| | | |
− | 『喜』『怒』『哀』を表す三種類の仮面を持っており、普段は『喜』の仮面を装着しているが、場面ごとに三種類をそれぞれ使い分けることで感情を表している(アニメ版では『哀』の仮面を付ける場面が無い)<ref>PS2版(全年齢版)「機神咆吼」では仮面の目と口が動く描写がある。</ref>。また、仮面の額に二つ目の顔が存在し<ref>アニメ版では状況に応じて様々な表情を見せている。</ref>、仮面を外すと骸骨のように蛆が湧いた素顔を見せる(アニメ版では蛆が無くなっている)。
| + | 『喜』『怒』『哀』を表す三種類の仮面を持っており、普段は『喜』の仮面を装着しているが、場面ごとに三種類をそれぞれ使い分けることで感情を表している<ref>PS2版では仮面が動く描写がある。</ref>。また、仮面の額に二つ目の顔が存在し<ref>状況に応じて色々な表情を見せている。</ref>、仮面を外すと骸骨のような蛆が湧いた素顔を見せる。 |
| | | |
| 実は既に死んでおり、その体も激しく腐敗している。魔導書の力によって不死の力を得ており、全身を細切れにされようが焼き尽されようが瞬く間に再生してしまう。全身を再生する際に一瞬だけ生前の姿に戻りかけるが、完全に再生しようとした瞬間から急激に腐敗が始まり、生前の姿へ再生することは不可能である。 | | 実は既に死んでおり、その体も激しく腐敗している。魔導書の力によって不死の力を得ており、全身を細切れにされようが焼き尽されようが瞬く間に再生してしまう。全身を再生する際に一瞬だけ生前の姿に戻りかけるが、完全に再生しようとした瞬間から急激に腐敗が始まり、生前の姿へ再生することは不可能である。 |
| | | |
− | 基本的には両手の鉤爪で敵を叩き潰す戦法を好んでいるが、死者や怨霊を操る魔術も得意とし、殺せば殺すだけその怨霊を吸収することが出来る。その他にも不意打ちの手段として自らの内臓を触手のように相手に巻きつけたり、骨を射出して突き刺すことが可能になっている。
| + | 基本的には両手の鉤爪で敵を叩き潰す戦法を好んでいるが、死者や怨霊を操る魔術も得意とし、殺せば殺すだけその怨霊を吸収することが出来る。その他にも不意打ちの手段として自らの内臓を触手のように相手に巻きつけたり、骨を射出して突き刺すことが可能。 |
| | | |
| 凄まじいしぶとさを発揮した彼だったが、それ故に原作アルルートならびにアニメ版ではシャイニング・トラペゾヘドロンを最初に受けることになり、この技の初の犠牲者となってしまった。 | | 凄まじいしぶとさを発揮した彼だったが、それ故に原作アルルートならびにアニメ版ではシャイニング・トラペゾヘドロンを最初に受けることになり、この技の初の犠牲者となってしまった。 |
| | | |
− | なお、常に隠し持っている魔導書を消滅させられると不死の能力が失われて死に至るという弱点があり、瑠璃ルートおよびライカルート、漫画版では主にこちらの方法で倒されている。
| + | なお、常に隠し持っている魔導書を消滅させられると不死の能力が失われて死に至るという弱点もあり、瑠璃ルートおよびライカルート、漫画版では主にこちらの方法で倒されている。 |
| | | |
| どのルートでもアンチクロスの中で[[カリグラ]]、[[クラウディウス]]に続いて三番目に退場することになっている。 | | どのルートでもアンチクロスの中で[[カリグラ]]、[[クラウディウス]]に続いて三番目に退場することになっている。 |
154行目: |
154行目: |
| :同上。[[ドクター・ウェスト|ウェスト]]との戦闘前会話。自分達で大導師を裏切り抹殺しておきながら言える台詞ではないし、ウェストは実質上大導師直属のためアンチクロスに尽くす義理は微塵もなく、実際に直接味方することはない。 | | :同上。[[ドクター・ウェスト|ウェスト]]との戦闘前会話。自分達で大導師を裏切り抹殺しておきながら言える台詞ではないし、ウェストは実質上大導師直属のためアンチクロスに尽くす義理は微塵もなく、実際に直接味方することはない。 |
| ;「食べちゃいたいくらいかわいい子ねえ…せっかくだから、きれいな操り人形にしてあ・げ・る! ぶっ殺した後にねえ!」 | | ;「食べちゃいたいくらいかわいい子ねえ…せっかくだから、きれいな操り人形にしてあ・げ・る! ぶっ殺した後にねえ!」 |
− | :同上。ヒーローマンおよびジョーイとの戦闘前会話。目につけられているあたり、ジョーイの災難も絶えまい…(しかし、彼からは「お、お断りします!人形遊びならひとりでやってください!」と断られた)。 | + | :同上。ヒーローマンおよびジョーイとの戦闘前会話。目につけられているあたり、ジョーイの災難も絶えまい…(しかし、彼からは「人形遊びは一人でやってください!」と断られた)。 |
| ;「ハーフっていいわね~ん。混じりあったあなたのその魂、身体ごと半分こにしてあげるっ!」 | | ;「ハーフっていいわね~ん。混じりあったあなたのその魂、身体ごと半分こにしてあげるっ!」 |
| :同上。エイサップとの戦闘前会話。再び彼に目を付け歪んだ欲望を露にするが、拒むだけでなく「手放すつもりはない」と一蹴した。彼はこの時点で既にハーフであるコトも含めた苦悩も乗り越えているため、ネタにするには少々遅すぎたようだ。 | | :同上。エイサップとの戦闘前会話。再び彼に目を付け歪んだ欲望を露にするが、拒むだけでなく「手放すつもりはない」と一蹴した。彼はこの時点で既にハーフであるコトも含めた苦悩も乗り越えているため、ネタにするには少々遅すぎたようだ。 |
162行目: |
162行目: |
| === 戦闘台詞 === | | === 戦闘台詞 === |
| ;「[[ジュドー・アーシタ|憎しみは憎しみを呼ぶ]]、ですって? わかってるわよぅ♪ それがいいの☆」<br/>「いくら正義をかざしたって、後悔を残して死ねば怨念となるのよぉ?」 | | ;「[[ジュドー・アーシタ|憎しみは憎しみを呼ぶ]]、ですって? わかってるわよぅ♪ それがいいの☆」<br/>「いくら正義をかざしたって、後悔を残して死ねば怨念となるのよぉ?」 |
− | :ヒーローマン、[[早瀬浩一|浩一]]、[[龍装劉備ガンダム|劉備]]、[[猛虎装孫権ガンダム|孫権]]といった正義を信条とするキャラに対する[[特殊戦闘台詞]]の数々。1行目の台詞が[[声優ネタ|同じ声]]の[[ジュドー・アーシタ|あの人]]を彷彿させてしまう…。 | + | :ヒーローマン、[[早瀬浩一|浩一]]、[[龍装劉備ガンダム|劉備]]、[[猛虎装孫権ガンダム|孫権]]といった正義を信条とするキャラに対する[[特殊戦闘台詞]]の数々。1行目の台詞が[[声優ネタ|同じ声]]の[[ジュドー・アーシタ|あの人]]を彷彿させてしまう…。2行目の台詞は正義に対して真面目に語っている。 |
− | :2行目の台詞は正義に対して真面目に語っている。
| |
| ;「むさい男は嫌いだけど、あなたは別よん!」<br/>「あぁ~ん、あなたの[[野生化|野性味]]あふれる感じ、嫌いじゃないわぁん!」<br/>「ま、獣みたいね♪ そういうの、好きよぉん☆」 | | ;「むさい男は嫌いだけど、あなたは別よん!」<br/>「あぁ~ん、あなたの[[野生化|野性味]]あふれる感じ、嫌いじゃないわぁん!」<br/>「ま、獣みたいね♪ そういうの、好きよぉん☆」 |
| :[[ジョウ・マヤ|ジョウ]]や[[海動剣|海動]]に対する特殊戦闘台詞の数々。1行目の台詞は「むさい男は嫌い」と真面目に発言しているが、2・3行目の台詞は彼らの野生さに惚れたのか、際どい発言になっている。 | | :[[ジョウ・マヤ|ジョウ]]や[[海動剣|海動]]に対する特殊戦闘台詞の数々。1行目の台詞は「むさい男は嫌い」と真面目に発言しているが、2・3行目の台詞は彼らの野生さに惚れたのか、際どい発言になっている。 |
| ;「あ~ら、小娘が健気に戦場に立つって言うの~?」<br/>「やっぱり、嫌がるトコロを無理矢理ってのが醍醐味だからねぇん!」 | | ;「あ~ら、小娘が健気に戦場に立つって言うの~?」<br/>「やっぱり、嫌がるトコロを無理矢理ってのが醍醐味だからねぇん!」 |
− | :女性キャラ<ref>[[フェイ・イェンHD|フェイ]]と[[孫尚香ガーベラ|孫尚香]]は機械人間だが、一応彼女たちも認識されている。</ref>に対する特殊戦闘台詞の数々。2行目の台詞はPC版(18禁版)『斬魔大聖』(PS2版(全年齢版)『機神咆吼』ではカットされた)の台詞から来ているが、「娘」から「トコロ」(機体の弱点と思われる)になっている。 | + | :女性キャラ<ref>[[フェイ・イェンHD|フェイ]]と[[孫尚香ガーベラ|孫尚香]]は機械人間だが、一応彼女たちも認識されている。</ref>に対する特殊戦闘台詞の数々。2行目の台詞は『斬魔大聖』(全年齢版『機神咆吼』ではカットされた)の台詞から来ているが、「娘」から「トコロ」(機体の弱点と思われる)になっている。 |
| ;「最高傑作だか何だか知らないけど、鬼械神(デウス・マキナ)の前では所詮ガラクタ!」<br/>「背徳者には死が待ってるのよ!」 | | ;「最高傑作だか何だか知らないけど、鬼械神(デウス・マキナ)の前では所詮ガラクタ!」<br/>「背徳者には死が待ってるのよ!」 |
| :[[ドクター・ウェスト|ウェスト]]に対する特殊戦闘台詞の数々。[[白兵戦]]では原作でも遭遇したことはあったが、[[破壊ロボ]]との対戦カードは何気に『UX』が初。 | | :[[ドクター・ウェスト|ウェスト]]に対する特殊戦闘台詞の数々。[[白兵戦]]では原作でも遭遇したことはあったが、[[破壊ロボ]]との対戦カードは何気に『UX』が初。 |
191行目: |
190行目: |
| **それもあってか、アニメ版ドラマCDのVol.2に収録されているおまけドラマ『PLEASE TEACHER! 私立ミスカトニック学園デモベ組』(アニメイト限定)では他の諸々を差し置いてデモベ組のヒロイン(女子高生)と名乗っていた。 | | **それもあってか、アニメ版ドラマCDのVol.2に収録されているおまけドラマ『PLEASE TEACHER! 私立ミスカトニック学園デモベ組』(アニメイト限定)では他の諸々を差し置いてデモベ組のヒロイン(女子高生)と名乗っていた。 |
| *ちなみに、アニメ版ドラマCDのVol.1に収録されているおまけドラマ『THE PNEUMA 博士の異常な言霊 ~または私は如何にして心配するのを止めて物真似をするようになったか~』(アニメイト限定)ではアンチクロスの中で飲み会([[アーカムシティ]]繁華街の居酒屋で飲み放題コース一人2000円のお手頃価格)を提案している<ref>参加していたウェスト曰く「ここの所、激しい戦闘が続いたので、気分転換を兼ねてたまにはみんなでパーッとやろう」とのこと。</ref>。 | | *ちなみに、アニメ版ドラマCDのVol.1に収録されているおまけドラマ『THE PNEUMA 博士の異常な言霊 ~または私は如何にして心配するのを止めて物真似をするようになったか~』(アニメイト限定)ではアンチクロスの中で飲み会([[アーカムシティ]]繁華街の居酒屋で飲み放題コース一人2000円のお手頃価格)を提案している<ref>参加していたウェスト曰く「ここの所、激しい戦闘が続いたので、気分転換を兼ねてたまにはみんなでパーッとやろう」とのこと。</ref>。 |
− | *作品内でも特に蔑称が多いキャラで、原作時点で九郎から「ゾンビ野郎」、「怪奇納豆人間<ref>この時ばかりは、呼ばれた際'''「本気でウザイわ、アンタ」'''と静かにキレていた。</ref>」、続編の『機神飛翔』では「精神的ブラクラ野郎」と呼ばれたり、ウェストから「オカマゾンビ野郎」と散々なあだ名で呼ばれることもある。『UX』ではさらに「怪奇触手人間」、「(触手)オカマ野郎」と増えた。アニメ版ドラマCDのVol.2に収録されている『JOAN OF ARC(?)反逆の白き天使』では[[メタトロン]]([[ライカ・クルセイド|ライカ]])から「オカマの腐乱死体」とも呼ばれる。 | + | *作品内でも特に蔑称が多いキャラで、原作時点で九郎から「ゾンビ野郎」、「怪奇納豆人間<ref>この時ばかりは、呼ばれた際'''「本気でウザイわ、アンタ」'''と静かにキレていた。</ref>」、続編の『機神飛翔』では「精神的ブラクラ野郎」と呼ばれたり、ウェストから「オカマゾンビ野郎」と散々なあだ名で呼ばれることもある。『UX』ではさらに「怪奇触手人間」、「(触手)オカマ野郎」と増えた。アニメ版ドラマCDではメタトロン(ライカ)から「オカマの腐乱死体」とも呼ばれる。 |
| **特にその生態から作品内外で「腐乱死体」と呼ばれることもあり、『UX』でも第42話のユニオンルートにて、[[ベルゼビュート]]と[[マジンカイザーSKL]]を戦闘させると[[真上遼]]が戦闘前会話で「いつかの腐乱死体」と発言する。 | | **特にその生態から作品内外で「腐乱死体」と呼ばれることもあり、『UX』でも第42話のユニオンルートにて、[[ベルゼビュート]]と[[マジンカイザーSKL]]を戦闘させると[[真上遼]]が戦闘前会話で「いつかの腐乱死体」と発言する。 |
| | | |