差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
168行目:
168行目:
+
+
+
+
+
+
→スパロボシリーズの迷言集
;「[[Zマスター|あんな化け物]]はどうとでもなる! 今はナチュラルどもを滅ぼすことが先決だ!」<br />「これは何のための戦争か! 連中を葬り去るまたとない機会だぞ!」
;「[[Zマスター|あんな化け物]]はどうとでもなる! 今はナチュラルどもを滅ぼすことが先決だ!」<br />「これは何のための戦争か! 連中を葬り去るまたとない機会だぞ!」
:『X-Ω』第3章第26話より。本作においても同胞のためだと豪語し、ジェネシスを[[Zマスター]]ではなく連邦艦隊へ撃つ暴挙を行おうとする。案の定、直後にザフト兵たちから'''「あなたにはもう同胞が見えていない」'''と見限られ射殺される結末を迎えてしまった。この回のサブタイトルが「理想の行く末」である事を考えるとパトリックの末路を皮肉っている様にも見えなくもない。
:『X-Ω』第3章第26話より。本作においても同胞のためだと豪語し、ジェネシスを[[Zマスター]]ではなく連邦艦隊へ撃つ暴挙を行おうとする。案の定、直後にザフト兵たちから'''「あなたにはもう同胞が見えていない」'''と見限られ射殺される結末を迎えてしまった。この回のサブタイトルが「理想の行く末」である事を考えるとパトリックの末路を皮肉っている様にも見えなくもない。
== 余談 ==
*作中ではナチュラルを見下しコーディネイター至上主義を訴える過激なタカ派のように描かれ、何かと「全コーディネイターの為」「コーディネイターこそ新人類」と述べているが、実は彼の言うコーディネイターとは'''「プラントに住む者だけ」'''である。と言うのもC.E.の地球圏全体おけるコーディネイターの人口は5億人だが、プラントの占める割合は5000~6000万人と実は圧倒的少数なのである。狂気に飲まれ地球に居る同胞達の事まで考えが及ばなかった …とも考えられるが、実はパトリックら第1世代コーディネイターは、過酷な宇宙環境でプラントを作り上げた世代であり、彼らにとって「プラントは自ら作り上げた故郷」なのである。つまりそこに住まう者たちは苦楽を共にした同胞であり、守るべき民なのである。地球に住む者たちは自分達から奪った富で甘い汁を啜っていた憎むべき敵であり、そこには圧倒的多数を占める地球在住のコーディネイターも含まれているのである。
**確かに地球に住む以上、プラントの恩恵を受けていたのは事実であるが、地球ではプラントとは比較にならないほど激しいコーディネイターへの差別に晒されていた。特に[[ヤキン・ドゥーエ戦役]]時には[[ブルーコスモス]]シンパが幅を利かせたことで、テロや闇討ちリンチなどで命の危険に晒される事もあったのである。にも拘わらず、プラント政府は「コーディネイターの総意を語りながら、地球在住のコーディネイターを助けずに攻撃を仕掛け」「地球在住のコーディネイターの存在を考えずに差別を煽り、高みの見物を決め込んだ」のである。故に地球在住のコーディネイター達からは憎悪を抱かれ、地球連合軍に志願し勇敢に戦ったのである。
**コーディネイターはその成り立ちから富裕層が多い。経済的に豊かな者はその商売を続ければいいが、商売に失敗し破産した者、資材を投げうって子供をコーディネイターになった者など困窮者も存在する。そう言った者達の受け皿となったのがプラント建設なのである。プラント在住のコーディネイターは一種の棄民であり、地球在住のコーディネイターへの嫉妬もあるのかもしれない。
**この事からプラントのコーディネイターと地球のコーディネイターの関係は「宇宙世紀のスペースノイドとアースノイドの関係」に近いと言えるだろう。
**余談の更に余談となるが、パトリックの「プラントに住む者だけ」が同胞と言う考えは、'''プラントに住むナチュラルを含んでいる'''可能性がある<ref>作中でプラント政府によるナチュラル住民の排斥は行われなかった</ref>。プラントに住むナチュラルは殆どが第1世代コーディネイターの親に当たり、自分達を生み出した偉大な存在であり、プラント建設に出資してくれた正に同胞なのである。これはヤキン・ドゥーエ戦役時も徹底され、オーブからのコーディネイターの子・親戚を持つナチュラルの難民・亡命を認め手厚く保護している<ref>キラも親を伴ってのプラントへの移住を考えていた</ref>。仮に彼らを排除しようものならば、彼らの子に当たるコーディネイター達の反発を受けるのは必至であろう。
== 脚注 ==
== 脚注 ==