差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
編集の要約なし
26行目: 26行目:  
『[[第4次スーパーロボット大戦S]]』に続いて制作された[[プレイステーション]]向けスパロボ作品で、同プラットフォーム用としては初となる完全新作タイトル。ストーリーは本作のみで完結する(ただし後述するように続編の構想は存在していた)。
 
『[[第4次スーパーロボット大戦S]]』に続いて制作された[[プレイステーション]]向けスパロボ作品で、同プラットフォーム用としては初となる完全新作タイトル。ストーリーは本作のみで完結する(ただし後述するように続編の構想は存在していた)。
   −
最大の特徴として、版権スパロボでは初めて機体グラフィックにリアル頭身を採用した点が挙げられる(バンプレストオリジナルでは『[[スーパーロボット大戦外伝 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]]』が先んじて採用)。当時の版権事情ではこの仕様は快挙と言える事例であったとのこと<ref>[[電撃スパロボ!]] Vol.1』101頁。</ref>。カットイン演出もリアル頭身となっており、後の作品で「リアル頭身カットイン」として採用されることとなる。
+
最大の特徴として、版権スパロボでは初めて機体グラフィックにリアル頭身を採用した点が挙げられる(バンプレストオリジナルでは『[[スーパーロボット大戦外伝 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]]』が先んじて採用)。当時の版権事情ではこの仕様は快挙と言える事例であったとのこと<ref>メディアワークス『[[電撃スパロボ!]] Vol.1』101頁。</ref>。カットイン演出もリアル頭身となっており、後の作品で「リアル頭身カットイン」として採用されることとなる。
    
戦闘シーンでのフルボイス化を初めて実現した作品でもある。ただし、本作では担当[[声優]]が現役でありながら、[[代役]]声優が起用されているキャラクターも多い。
 
戦闘シーンでのフルボイス化を初めて実現した作品でもある。ただし、本作では担当[[声優]]が現役でありながら、[[代役]]声優が起用されているキャラクターも多い。
64行目: 64行目:  
**販売時期によって異なる2種類のパッケージイラストが存在している。初期版は「背景の青空に'''[[νガンダム]]の巨大な横顔がうっすらと浮かび上がっている'''」というインパクト抜群の絵面。後期版は普通の集合絵。
 
**販売時期によって異なる2種類のパッケージイラストが存在している。初期版は「背景の青空に'''[[νガンダム]]の巨大な横顔がうっすらと浮かび上がっている'''」というインパクト抜群の絵面。後期版は普通の集合絵。
 
*発売前には新たな[[特殊技能]]として連続攻撃(後の[[再攻撃]]に近い効果)と[[カウンター]]が登場するとしていたが、発売直前に不採用の告知が行われ所謂「没システム」となった。納期の関係か取扱説明書にはこれらの技能名が記載されたままとなっている。
 
*発売前には新たな[[特殊技能]]として連続攻撃(後の[[再攻撃]]に近い効果)と[[カウンター]]が登場するとしていたが、発売直前に不採用の告知が行われ所謂「没システム」となった。納期の関係か取扱説明書にはこれらの技能名が記載されたままとなっている。
*寺田プロデューサーにとってはかなりトラウマになった作品らしく、2017年3月10日配信の生スパロボチャンネルにて「特に制作が辛かった作品」「東方不敗の設定については1か月ほどずっと反対していた」「[[バトルクラッシャー (バルマー)|バトルクラッシャー]]をゲーム中に登場させることに反対していた」「1話をプレイしただけで昔の事を思い出してしまってやめてしまった」と語っている。
+
*[[スタッフ:寺田貴信|寺田貴信]]プロデューサーにとっては愛着の深い作品とされる<ref name="c6">太田出版『CONTINUE』Vol.6、52頁。</ref>。一方でかなりトラウマになった作品でもあるらしく、2017年3月10日配信の生スパロボチャンネルにて「特に制作が辛かった作品」「東方不敗の設定については1か月ほどずっと反対していた」「[[バトルクラッシャー (バルマー)|バトルクラッシャー]]をゲーム中に登場させることに反対していた」「1話をプレイしただけで昔の事を思い出してしまってやめてしまった」と語っている。
    
== 登場作品 ==
 
== 登場作品 ==
82行目: 82行目:     
他作品における『真ゲッターロボ (原作漫画版)』は機体のみの参戦だが、本作では現時点のSRWシリーズで唯一、原作漫画版の性格に準拠したキャラクターも登場する。
 
他作品における『真ゲッターロボ (原作漫画版)』は機体のみの参戦だが、本作では現時点のSRWシリーズで唯一、原作漫画版の性格に準拠したキャラクターも登場する。
 +
 +
選出については「マイナーすぎる」と指摘されたが<ref>ケイブンシャ『新スーパーロボット大戦を一生楽しむ本』104頁。</ref>、思いも寄らない作品がメインを張る点は後の『[[COMPACT2]]』に受け継がれた<ref name="c6" />。
    
== 世界観 ==
 
== 世界観 ==
267行目: 269行目:  
寺田Pによると前作同様にリアル頭身にするかは未定であったとのこと。また本作が中止になったことで、『[[スーパーロボット大戦A|A]]』に『ドラグナー』を参戦させるよう指示されたことを森住惣一郎氏は明かしている。
 
寺田Pによると前作同様にリアル頭身にするかは未定であったとのこと。また本作が中止になったことで、『[[スーパーロボット大戦A|A]]』に『ドラグナー』を参戦させるよう指示されたことを森住惣一郎氏は明かしている。
   −
参戦作品は漫画原作の『クロスボーン・ガンダム』を除いて全てサンライズ作品となっており、後の『[[サンライズ英雄譚]]』シリーズも思わせる。
+
参戦作品は全てサンライズ作品となっており、後の『[[サンライズ英雄譚]]』シリーズも思わせる。マジンガーシリーズ並びにゲッターロボシリーズが入っていないため、仮に制作されていたら『[[スーパーロボット大戦J|J]]』より前に[[御三家]]が無くなっていたことになる。
その為、マジンガーシリーズ並びにゲッターロボシリーズが入っていないため、仮に制作されていたら『[[スーパーロボット大戦J|J]]』より前に[[御三家]]が無くなっていたと思われる。
      
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
10,950

回編集

案内メニュー