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− | *映画作品。上映情報は下記参照
| + | {{登場作品概要 |
− | *初参戦スパロボ:[[スーパーロボット大戦α]](2000年)
| + | | 読み = |
− | **正式に参戦作品としてクレジットタイトルされたのは『[[第3次スーパーロボット大戦α]]』(2005年)
| + | | 外国語表記 = |
− | | + | | 原作 = ガイナックス<br />庵野秀明 |
| + | | 著者 = |
| + | | 作画 = |
| + | | 挿絵 = |
| + | | 監督 = 庵野秀明(総監督) |
| + | | シリーズ構成 = |
| + | | 脚本 = 庵野秀明<br />薩川昭夫(DEATH、庵野と共同) |
| + | | キャラクターデザイン = 貞本義行 |
| + | | メカニックデザイン = 山下いくと<br />庵野秀明 |
| + | | 音楽 = |
| + | | 制作 = Production I.G<br />ガイナックス |
| + | | 放送局 = |
| + | | 配給元 = |
| + | | 発売元 = |
| + | | 掲載誌 = |
| + | | 出版社 = |
| + | | レーベル = |
| + | | 配信元 = |
| + | | 放送期間 = |
| + | | 公開日 = |
| + | | 発売日 = |
| + | | 発表期間 = 1997年 |
| + | | 刊行期間 = |
| + | | 配信開始日 = |
| + | | 話数 = |
| + | | 巻数 = |
| + | | シリーズ = |
| + | | 前作 = [[新世紀エヴァンゲリオン]] |
| + | | 次作 = |
| + | | 劇場版 = |
| + | | アニメ版 = |
| + | | 漫画版 = |
| + | | 小説版 = |
| + | | 初登場SRW = [[スーパーロボット大戦α]] |
| + | | 初クレジットSRW = [[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ]] |
| + | | 備考 = |
| + | | その他 = |
| + | }} |
| + | 『'''新世紀エヴァンゲリオン 劇場版'''』はProduction I.Gとガイナックスが制作した劇場アニメ。 |
| == 概要 == | | == 概要 == |
− | テレビアニメ『[[新世紀エヴァンゲリオン]]』から派生した劇場用作品。スパロボにおいてエヴァ劇場版といった場合は以下の二作を指す(より厳密に言えば後者のみ)。なお『[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版]]』は一般的にも『新劇場版』『新訳』などの表現が用いられており、本項の劇場版とは区別されている。 | + | テレビアニメ『[[新世紀エヴァンゲリオン]]』から派生した劇場用作品。スパロボにおいてエヴァ劇場版といった場合は以下の二作を指す(より厳密に言えば後者のみ)。なお後に公開された『[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版]]』は一般的にも『新劇場版』『新訳』などの表現が用いられており、本項の劇場版とは区別されている。 |
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| {| class="wikitable" | | {| class="wikitable" |
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| 25話・26話の基本プロットはTV版と同じものから起こされ、ほぼ同じものを示した内容を描き方を大きく変えたものとなっている。しかし、登場キャラクターの殆どが死亡するという壮絶過ぎる展開で、殆ど救われない結末ながらも、現在でも多くのエヴァファンから高評価されている作品であるのも確かで、ファンの多くからは「劇場版の本作こそがエヴァンゲリオンの真の完結編に相応しい」と支持されている。上映当時放送されたオールナイトニッポン特別版において「この結末に満足しているか?」というアンケート集計を行い、リスナーからは実に一万票以上ものアンケート投票が寄せられている。結果は98%以上が肯定という極めて高いものであった。 | | 25話・26話の基本プロットはTV版と同じものから起こされ、ほぼ同じものを示した内容を描き方を大きく変えたものとなっている。しかし、登場キャラクターの殆どが死亡するという壮絶過ぎる展開で、殆ど救われない結末ながらも、現在でも多くのエヴァファンから高評価されている作品であるのも確かで、ファンの多くからは「劇場版の本作こそがエヴァンゲリオンの真の完結編に相応しい」と支持されている。上映当時放送されたオールナイトニッポン特別版において「この結末に満足しているか?」というアンケート集計を行い、リスナーからは実に一万票以上ものアンケート投票が寄せられている。結果は98%以上が肯定という極めて高いものであった。 |
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− | 『Air/まごころを、君に』は、興行成績24.7億円(当時は「配給収入」表記で14.5億円)で、SRWに参戦しているロボットアニメ劇場用作品において史上最高記録をマークしていたが、それを大きく上回る『[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版]]』の参戦に伴い取って代わられる事となった。 | + | 『Air/まごころを、君に』は、興行成績24.7億円(当時は「配給収入」表記で14.5億円)で、SRWに参戦しているロボットアニメ劇場用作品において史上最高記録をマークしていたが、それを大きく上回る『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』の参戦に伴い取って代わられる事となった。 |
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| 内容があまりにも生々しく過激である為に(冒頭の病室でのシンジ、戦略自衛隊によるNERV職員の虐殺など)、地上波では放送されず、WOWOWの衛星放送ぐらいでしかTV放映されていなかった。テレビ東京ローカルで深夜に放送された際には殆どの過激描写がカットないし黒塗りの編集が成されていた。また、2014年に日本テレビにおいて深夜帯で放送された際も同様で、その編集に対する不満がネット上で飛び出していた。過激な描写がある一方で今作品にはレーティングは設定されておらず、現在の映画作品に規定されるレーティングでいうならばR-15+未相当と推測される。 | | 内容があまりにも生々しく過激である為に(冒頭の病室でのシンジ、戦略自衛隊によるNERV職員の虐殺など)、地上波では放送されず、WOWOWの衛星放送ぐらいでしかTV放映されていなかった。テレビ東京ローカルで深夜に放送された際には殆どの過激描写がカットないし黒塗りの編集が成されていた。また、2014年に日本テレビにおいて深夜帯で放送された際も同様で、その編集に対する不満がネット上で飛び出していた。過激な描写がある一方で今作品にはレーティングは設定されておらず、現在の映画作品に規定されるレーティングでいうならばR-15+未相当と推測される。 |
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| :[[第2使徒リリス]]と融合し、巨大化した綾波。スパロボ劇中では判り難いが、原作ではゲンドウの手に移植された[[第1使徒アダム]]も取り込んでいるため、既にアダムとリリスの「禁断の融合」は果たされた形となっている。そして純粋にシンジの願いを叶えるモノへと成り得ていた。 | | :[[第2使徒リリス]]と融合し、巨大化した綾波。スパロボ劇中では判り難いが、原作ではゲンドウの手に移植された[[第1使徒アダム]]も取り込んでいるため、既にアダムとリリスの「禁断の融合」は果たされた形となっている。そして純粋にシンジの願いを叶えるモノへと成り得ていた。 |
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− | その他は基本的に『[[新世紀エヴァンゲリオン]]』の登場人物と同様。当然ながら、『[[新世紀エヴァンゲリオン]]』1話~24話で既に死亡した人物は登場しない。 | + | その他は基本的に『[[新世紀エヴァンゲリオン]]』の登場人物と同様。当然ながら、『新世紀エヴァンゲリオン』第24話までに死亡した人物は登場しない。 |
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| == 登場メカ == | | == 登場メカ == |
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| ;『THE END OF EVANGELION Air/まごころを、君に』挿入歌 | | ;『THE END OF EVANGELION Air/まごころを、君に』挿入歌 |
| : | | : |
− | :;「Komm,susser Tod/甘き死よ,来たれ」 | + | :;「Komm,susser Tod/甘き死よ,来たれ」<ref name="komm">susserの「u」の部分はアルファベットの「u」ではないがここでは代用とした。</ref> |
| ::『第3次α』で採用。 | | ::『第3次α』で採用。 |
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| == 登場作と扱われ方 == | | == 登場作と扱われ方 == |
− | スパロボにおいて量産機は[[αシリーズ]]では[[兜甲児]]に、[[MX]]では[[ケーン・ワカバ]]に、「ウナギ」と言われている。 | + | スパロボにおいて量産機は[[αシリーズ]]では[[兜甲児]]に、『[[MX]]』では[[ケーン・ワカバ]]に、「ウナギ」と言われている。いずれの作品でも最終的には補完計画を「逃避」としてメンバーに阻止すべき物として扱うため、原作が再現されるシナリオでは量産機の扱いはともかくスパロボ登場作品の中でも屈指の熱い展開となる。 |
− | いずれの作品でも最終的には補完計画を「逃避」としてメンバーに阻止すべき物として扱うため、原作が再現されるシナリオでは量産機の扱いはともかくスパロボ登場作品の中でも屈指の熱い展開となる。
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| === [[αシリーズ]] === | | === [[αシリーズ]] === |
| ;[[スーパーロボット大戦α]] | | ;[[スーパーロボット大戦α]] |
− | :作品終盤で丸2話(63話「終わりの始まり」64話「Air」)を割いて『Air』の展開が再現される。特に[[α]]では[[EVA]]が物語の中核に据えられていたこともあり、[[真ゲッターロボ (ロボット)|真ゲッター]]や[[ライディーン]]、[[マジンカイザー]]が駆けつけるなどを交えての豪華な演出がなされた。なお、これ以降量産機はスパロボに登場する度にろくな目にあっていない。 | + | :作品終盤で丸2話(第63話「終わりの始まり」・第64話「Air」)を割いて『Air』の展開が再現される。特に本作では[[EVA]]が物語の中核に据えられていたこともあり、[[真ゲッターロボ (ロボット)|真ゲッター]]や[[ライディーン]]、[[マジンカイザー]]が駆けつけるなどを交えての豪華な演出がなされる。なお、これ以降量産機はスパロボに登場する度にろくな目にあっていない。 |
| ;[[第3次スーパーロボット大戦α]] | | ;[[第3次スーパーロボット大戦α]] |
− | :『まごころを、君に』をほぼ完全な形で再現。DC版αの追加シナリオのエヴァ完結編がPSシリーズのαシリーズで再現されるのは本作のみ。初号機が生命の樹に還元され、[[A.T.フィールド]]が消滅する直前の段階にまで至った。今回の量産機はかなりいい扱い。 | + | :『まごころを、君に』をほぼ完全な形で再現。初号機が生命の樹に還元され、[[A.T.フィールド]]が消滅する直前の段階にまで至った。今回の量産機はかなりいい扱い。 |
− | :なお、補完シーンに使われた楽曲『Komm susser Tod(注:susserの「u」の部分はアルファベットの「u」ではないがここでは代用とした)』が初めてスパロボで採用された。 | + | :なお、補完シーンに使われた楽曲「Komm susser Tod」<ref name="komm" />が初めてスパロボで採用された。 |
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| === Scramble Commanderシリーズ === | | === Scramble Commanderシリーズ === |
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| === 単独作品 === | | === 単独作品 === |
| ;[[スーパーロボット大戦MX]] | | ;[[スーパーロボット大戦MX]] |
− | :[[α]]でも再現が見られた『Air』の他、本作で中核を占める『[[ラーゼフォン (TV)|ラーゼフォン]]』のクライマックスシーンと絡んで『まごころを、君に』のエピソードも再現。巨大綾波が初登場し、[[弐神譲二]]には2体の[[真聖ラーゼフォン]]と共に「羽の生えた神様が3人」と称された。今回は[[ロム・ストール]]の口上が入ったり、[[ドラグナー]]強制出撃とまた豪華な演出がなされた。やはり量産機はろくな目にあってない。 | + | :『α』でも再現が見られた『Air』の他、本作で中核を占める『[[ラーゼフォン (TV)|ラーゼフォン]]』のクライマックスシーンと絡んで『まごころを、君に』のエピソードも再現。巨大綾波が初登場し、[[弐神譲二]]には2体の[[真聖ラーゼフォン]]と共に「羽の生えた神様が3人」と称された。今回は[[ロム・ストール]]の口上が入る、[[ドラグナー]]強制出撃とまた豪華な演出がなされた。やはり量産機はろくな目にあってない。 |
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| == 余談 == | | == 余談 == |
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| == 商品情報 == | | == 商品情報 == |
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| + | == 脚注 == |
| + | <references /> |
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