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| == 作品の評価 == | | == 作品の評価 == |
| プラモデルやCDなどの売り上げは好調で、一部楽曲はNHKの「紅白歌合戦」で歌われるなど、高い人気を獲得している。 | | プラモデルやCDなどの売り上げは好調で、一部楽曲はNHKの「紅白歌合戦」で歌われるなど、高い人気を獲得している。 |
− | 一方、作品終盤に関しては肝心のストーリーや設定考証の甘さ、登場人物のキャラクター性の初期からの著しい変遷などは視聴者からは賛否が非常に大きく分かれており、評価の安定しない作品となってしまった。特に2期終盤は迷走を極めた展開やキャラクターの動向の是非を巡り大きな物議を醸すこととなった。 しかし、結果的にこの展開が一部キャラクターの突出した人気などの副次的効果を及ぼしている。(詳細後述)
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| + | 第1期の評価は概ね好評な一方、第2期における怒濤のストーリー展開、特に終盤の描写(作品の設定考証の甘さ、登場人物のキャラクター性の初期からの著しい変遷、動向など)に関しては視聴者からの賛否が非常に大きく分かれており、物議を醸したがゆえに全体的な評価は安定しない作品となった。しかし、本編終了後に一部キャラクターが突出した人気を持つなどの副次的効果を及ぼすこととなった(余談を参照)。 |
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| == ストーリー == | | == ストーリー == |
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| ある日、火星の民間警備会社CGSは火星独立運動を主導する少女クーデリア・藍那・バーンスタインを地球へ送り届けるという依頼を受ける。クーデリアをよく思わぬギャラルホルンはCGSに対して攻撃を開始。CGSの非正規少年兵で構成された参番組は正規兵である大人たちに切り捨てられてしまう。この状況を打破すべく、リーダーであるオルガ・イツカは三日月・オーガスにCGS基地の動力炉として使われていた厄祭戦時代のMS[[ガンダム・バルバトス]]を起動させ、ギャラルホルンを退ける。 | | ある日、火星の民間警備会社CGSは火星独立運動を主導する少女クーデリア・藍那・バーンスタインを地球へ送り届けるという依頼を受ける。クーデリアをよく思わぬギャラルホルンはCGSに対して攻撃を開始。CGSの非正規少年兵で構成された参番組は正規兵である大人たちに切り捨てられてしまう。この状況を打破すべく、リーダーであるオルガ・イツカは三日月・オーガスにCGS基地の動力炉として使われていた厄祭戦時代のMS[[ガンダム・バルバトス]]を起動させ、ギャラルホルンを退ける。 |
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− | この後、のうのうと戻ってきた大人たちを粛清した参番組はオルガ主導の下、CGSの名を「鉄華団」に改めて、クーデリアの護衛を続行。地球への航海を始める。
| + | この後、のうのうと戻ってきた大人たちを粛清した参番組はオルガ主導の下、CGSの名を「鉄華団」に改めてクーデリアの護衛を続行。地球への航海を始める。 |
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| == 登場人物 == | | == 登場人物 == |
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| === 主要人物 === | | === 主要人物 === |
| ;三日月・オーガス | | ;三日月・オーガス |
− | :本作の主人公。寡黙な少年兵。オルガの幼なじみでもある。 | + | :本作の主人公。寡黙な少年兵。オルガの幼馴染でもある。 |
| ;オルガ・イツカ | | ;オルガ・イツカ |
| :本作のもう1人の主人公。CGS参番組のリーダーを経て、鉄華団の団長になる。 | | :本作のもう1人の主人公。CGS参番組のリーダーを経て、鉄華団の団長になる。 |
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| :鉄華団のサブリーダー。 | | :鉄華団のサブリーダー。 |
| ;昭弘・アルトランド | | ;昭弘・アルトランド |
− | :ヒューマンデブリのリーダー。 | + | :ヒューマンデブリ組のリーダー。 |
| ;ノルバ・シノ | | ;ノルバ・シノ |
| :流星号と名付けた機体のパイロット。 | | :流星号と名付けた機体のパイロット。 |
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| *本作の主人公のひとりであるオルガ・イツカは2010年代のガンダムシリーズのキャラクターとしては[[アムロ・レイ]]や[[シャア・アズナブル]]に比類する凄まじい人気(NHKの『全ガンダム大投票』では作品単位で1位、複数作総合で1位のシャア・2位のアムロに次ぐ3位)を誇り、サンライズ代表の宮河氏がその人気の高さに言及するなどシリーズに大きな影響を与えている。 | | *本作の主人公のひとりであるオルガ・イツカは2010年代のガンダムシリーズのキャラクターとしては[[アムロ・レイ]]や[[シャア・アズナブル]]に比類する凄まじい人気(NHKの『全ガンダム大投票』では作品単位で1位、複数作総合で1位のシャア・2位のアムロに次ぐ3位)を誇り、サンライズ代表の宮河氏がその人気の高さに言及するなどシリーズに大きな影響を与えている。 |
| **ただし、その人気に関しては原作終盤の展開におけるオルガの顛末や台詞がインターネット上で弄られるなどいわゆる「ネタ」的な要因も見受けられ、またネット投票では本来のファン層への嫌がらせとして1位にならなさそうなキャラクターに組織票(ツールによる自動投票など明らかに不正な方法も含む)を注ぎ込む動きも以前からあった(『ポケットモンスター』のコイル等)ことから、オルガもそういった流れに巻き込まれたものと見られる。もっとも、オルガの場合それを踏まえても本来の人気は決して低かったとは言えないことは注釈しておく。 | | **ただし、その人気に関しては原作終盤の展開におけるオルガの顛末や台詞がインターネット上で弄られるなどいわゆる「ネタ」的な要因も見受けられ、またネット投票では本来のファン層への嫌がらせとして1位にならなさそうなキャラクターに組織票(ツールによる自動投票など明らかに不正な方法も含む)を注ぎ込む動きも以前からあった(『ポケットモンスター』のコイル等)ことから、オルガもそういった流れに巻き込まれたものと見られる。もっとも、オルガの場合それを踏まえても本来の人気は決して低かったとは言えないことは注釈しておく。 |
| + | ***同じように、ネット上にて「ネタ」的な要因で話題となったガンダムキャラクターとして『[[機動戦士ガンダムAGE]]』のイワーク・ブライアがいる。 |
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| == 脚注 == | | == 脚注 == |