差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
29行目:
29行目:
− +
38行目:
38行目:
− ただし、前述したように本来「破滅の王」は知性も意思も持たず、またその本質は「死」という概念にして現象である。全てのものが遅かれ早かれいずれは滅びる以上、無限に存在する並行世界、その全てに「破滅の王」が遍在している。つまるところ「破滅の王」が危険なのは、「次元の門が開かれ、そこから一気に死の現象が溢れ出した場合」である(死と滅びの現象そのものが世界に現出するのだから、滅びるのは当然である)。ちなみに、別ゲームでは同様の存在に対して「空に対して剣を振っても空気や空間は切れても空という概念は切れない」と説明されている。ペルフェクティオもまさしくその通りであり、対処法も「実体に縛りつけて滅する」である。+
− ペルフェクティオの場合は、フェリオの人格というイレギュラーな要素を取り込んだために、形を持たない「死の現象」に「自我」という枠が与えられたため、結果として只管に全ての破滅を求める存在になったのである(その観点では、ある意味「破滅の王」本体よりタチが悪い)。あらゆる世界に同時に存在し続ける死と言う概念である、という性質上、門を介さない限り顕在化することはなく、自発的に他の世界に干渉するような事態は少ないと思われる。+
109行目:
109行目:
− +
160行目:
160行目:
+
編集の要約なし
こんな無茶苦茶な設定になった理由は、スパロボDの登場作品に「[[マクロス7]]」があり、その敵対勢力である[[プロトデビルン]](より正確にいうと、「宇宙全ての[[スピリチア]]を吸い尽くす」[[ゲペルニッチ]])を超える脅威を表現するため、という理由が強い。
こんな無茶苦茶な設定になった理由は、スパロボDの登場作品に「[[マクロス7]]」があり、その敵対勢力である[[プロトデビルン]](より正確にいうと、「宇宙全ての[[スピリチア]]を吸い尽くす」[[ゲペルニッチ]])を超える脅威を表現するため、という理由が強い。
このペルフェクティオよりも危険かつ強大な存在は、スパロボシリーズ全体を見ても絶無に近いレベルで例がない(唯一、辛うじて比肩するのが[[シュウイチロウ・ユキムラ|シュウイチロウ]]&[[アゾエーブ]]。その他の大半は「地球の危機」レベル、最悪でも「全銀河の危機」止まり)。本気で「破滅の王」を相手取るなら、正真正銘の「神」か「悪魔」でもなければ不可能であろう(それ以外で対抗できるとすれば、[[イデ]]か[[真聖ラーゼフォン]]ぐらい。)。
このペルフェクティオよりも危険かつ強大な存在は、スパロボシリーズ全体を見ても絶無に近いレベルで例がない(唯一、辛うじて比肩するのが[[シュウイチロウ・ユキムラ|シュウイチロウ]]&[[アゾエーブ]]。その他の大半は「地球の危機」レベル、最悪でも「全銀河の危機」止まり)。本気で「破滅の王」を相手取るなら、正真正銘の「神」か「悪魔」でもなければ不可能であろう(それ以外で対抗できるとすれば、[[イデ]]か[[真聖ラーゼフォン]]ぐらい。)。
類似する存在であるケイサル・エフェスやル=コボルは初めから作中世界に存在していたのに対し「破滅の王」は次元の狭間から作中世界に現出しようとしていた。ただし、自力で世界の枠を超えることが出来ず、ファブラ・フォレースやクロスゲートなどの「次元の門」を通じなければ現れることが出来ない。そのため、'''滅ぼすのは不可能だが、方法を問わなければ対処することは容易い'''という極端な特徴を持っている(Dにおける「メガゾーン23」の世界では地球そのものに対して攻撃を加えることで現出を阻止し、本編では前述の通りファートゥム撃破後にファブラ・フォレースを破壊して追い返している)。
類似する存在であるケイサル・エフェスやル=コボルは初めから作中世界に存在していたのに対し「破滅の王」は次元の狭間から作中世界に現出しようとしていた。ただし、自力で世界の枠を超えることが出来ず、ファブラ・フォレースやクロスゲートなどの「次元の門」を通じなければ現れることが出来ない。そのため、'''滅ぼすのは不可能だが、方法を問わなければ対処することは容易い'''という極端な特徴を持っている(Dにおける「メガゾーン23」の世界では地球そのものに対して攻撃を加えることで現出を阻止し、本編では前述の通りファートゥム撃破後にファブラ・フォレースを破壊して追い返している)。
フェリオの意識を介して「破滅の王」が語ったところによれば、「無限に広がり続ける宇宙を、無限に原初の闇に戻し続けるもの」であるらしい。言ってみれば「破滅の王」とはエントロピーがどうのこうのというよりは、「死滅」という'''「現象」そのもの'''であり、ペルフェクティオは偶然発生したスパロボ世界における端末、と言える。
フェリオの意識を介して「破滅の王」が語ったところによれば、「無限に広がり続ける宇宙を、無限に原初の闇に戻し続けるもの」であるらしい。言ってみれば「破滅の王」とはエントロピーがどうのこうのというよりは、「死滅」という'''「現象」そのもの'''であり、ペルフェクティオは偶然発生したスパロボ世界における端末、と言える。
ただし、前述したように本来「破滅の王」は知性も意思も持たず、またその本質は「死」という概念にして現象である。全てのものが遅かれ早かれいずれは滅びる以上、無限に存在する並行世界、その全てに「破滅の王」が遍在している。つまるところ「破滅の王」が危険なのは、「次元の門が開かれ、そこから一気に死の現象が溢れ出した場合」である(死と滅びの現象そのものが世界に現出するのだから、滅びるのは当然である)。別ゲームでは同様の存在に対して「空に対して剣を振っても空気や空間は切れても空という概念は切れない」と説明されているが、ペルフェクティオもまさしくその通りであり、対処法も「実体に縛りつけて滅する」である。
ペルフェクティオの場合は、フェリオの人格というイレギュラーな要素を取り込んだために、形を持たない「死の現象」に「自我」という枠が与えられたため、結果として只管に全ての破滅を求める存在になったのである(その観点では、ある意味「破滅の王」本体よりタチが悪い)。あらゆる世界に同時に存在し続ける「死」と言う概念である、という性質上、門を介さない限り「破滅のエネルギー」として顕在化することはなく、自発的に他の世界に干渉するような事態は基本的にないと思われる。
メリオルエッセ達はこのペルフェクティオを指して「破滅の王」と呼んでいたために混乱しがちだが、彼らはあくまでフェリオの知識を元にした人造人間である=認識そのものは元となったフェリオのレベルが限界であるため、彼らにとって自らを作り出した「破滅の王」とは、あくまでもペルフェクティオという器を示すことになる。
メリオルエッセ達はこのペルフェクティオを指して「破滅の王」と呼んでいたために混乱しがちだが、彼らはあくまでフェリオの知識を元にした人造人間である=認識そのものは元となったフェリオのレベルが限界であるため、彼らにとって自らを作り出した「破滅の王」とは、あくまでもペルフェクティオという器を示すことになる。
== [[BGM|パイロットBGM]] ==
== [[BGM|パイロットBGM]] ==
;「Despair」
;「Despair」
:専用曲。ジョッシュの通常曲のアップテンポアレンジであり、ユーザーからも非常に人気が高い。ちなみに曲名を知らなくてもユーザー間なら「'''完璧親父の曲'''」と言えば通じる。意味は「絶望」。やや意訳ではあるが「希望」を意味するジョッシュのBGM「Desire」と対極をなす曲名である。そして、'''「Trombe!」よりも優先度が高い'''。
:専用曲。意味は「絶望」。やや意訳ではあるが「希望」を意味するジョッシュのBGM「Desire」と対極をなす曲名であり、そのアップテンポアレンジ。ユーザーからも非常に人気が高い。ちなみに曲名を知らなくてもユーザー間なら「'''完璧親父の曲'''」と言えば通じる。ちなみに'''「Trombe!」よりも優先度が高い'''(前例は[[レオナルド・メディチ・ブンドル|この人]])。
;「Destinies (Ver.OGII)」
;「Destinies (Ver.OGII)」
:3度目のイベント後にこれが流れ始める。Dのタイトルミュージックだが、スローペースアレンジなのでちょっと聞いただけだと「?」となる。
:3度目のイベント後にこれが流れ始める。Dのタイトルミュージックだが、スローペースアレンジなのでちょっと聞いただけだと「?」となる。
*演じた関俊彦氏はかつてバンプレストオリジナルキャラの[[アーウィン・ドースティン]]を演じていた。
*演じた関俊彦氏はかつてバンプレストオリジナルキャラの[[アーウィン・ドースティン]]を演じていた。
**しかし、セリフ回しが[[木原マサキ]]を彷彿とさせるためか「冥王」のあだ名もついてしまった。
**しかし、セリフ回しが[[木原マサキ]]を彷彿とさせるためか「冥王」のあだ名もついてしまった。
***ちなみに、笑みのグラフィックはMXのマサキのものと表情・アングルがほとんど同じ(見下すようにしてニヤリと笑っている)。
**また、[[PROJECT X ZONE]]では主人公の一人である天斎小五郎を演じている。
**また、[[PROJECT X ZONE]]では主人公の一人である天斎小五郎を演じている。
<!-- !話題まとめ -->
<!-- !話題まとめ -->