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『[[太陽の使者 鉄人28号]]』の主役ロボット。通称「'''鉄人'''」。[[金田正太郎]]の父親である金田賢太郎博士が開発していたが、金田博士は開発途中の最中、動力である太陽エネルギー転換システムを狙った[[ブランチ]]に殺されてしまう。その後は[[敷島大次郎]]博士が受け継ぎ、完成させた。
 
『[[太陽の使者 鉄人28号]]』の主役ロボット。通称「'''鉄人'''」。[[金田正太郎]]の父親である金田賢太郎博士が開発していたが、金田博士は開発途中の最中、動力である太陽エネルギー転換システムを狙った[[ブランチ]]に殺されてしまう。その後は[[敷島大次郎]]博士が受け継ぎ、完成させた。
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鉄人はロボットに直接搭乗する方式ではなく「Vコン(正式名称・ビジョンコントローラー)」と称されるリモコンによる遠隔操縦で動く事が特徴。しかし、初代アニメ版の主題歌の歌詞の一節'''「良いも悪いもリモコン次第」'''が示すように、悪人にリモコンを奪われて悪用されてしまう事がある。さらに、電波障害により操縦のコントロールが効かなくなったり目視できる範囲でしか操縦出来ないなど、リモコン操縦という方式が最大の弱点ともなっている。
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鉄人はロボットに直接搭乗する方式ではなく「Vコン(正式名称・ビジョンコントローラー)」と称されるリモコンによる遠隔操縦で動く事が特徴。しかし、初代アニメ版『鉄人28号』の主題歌の歌詞の一節'''「良いも悪いもリモコン次第」'''が示すように、悪人にリモコンを奪われて悪用されてしまう事がある。さらに、電波障害により操縦のコントロールが効かなくなったり目視できる範囲でしか操縦出来ない等、リモコン操縦という方式が最大の弱点ともなっている。
    
普段は敷島邸のテニスコート下の格納庫に収納されている。独立連動システムにより、機体の一部が破壊されても持続的な可動が可能。また、起動する際などに「ガオー」と吠えているかのような音が出る。劇中では身長・体重・パワー・スピードの4部門において、世界一のロボットとしてギネスブックにも認定されている。
 
普段は敷島邸のテニスコート下の格納庫に収納されている。独立連動システムにより、機体の一部が破壊されても持続的な可動が可能。また、起動する際などに「ガオー」と吠えているかのような音が出る。劇中では身長・体重・パワー・スピードの4部門において、世界一のロボットとしてギネスブックにも認定されている。
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原作や初代アニメ、FX、2004年版の鉄人とは違い、全体的にスマートなフォルムをしており黒目も見られず、両腕部に「28」のマーキングが施されているのが特徴。劇中の活躍もよりスーパーロボットらしいものとなっている。
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原作や初代アニメ版、『FX』、2004年版の『鉄人28号』とは違い、全体的にスマートなフォルムをしており黒目も見られず、両腕部に「28」のマーキングが施されているのが特徴。劇中の活躍もよりスーパーロボットらしいものとなっている。
    
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
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;ローリングアタック
 
;ローリングアタック
 
:腕を伸ばしてきりもみ状に回転しながら相手に体当たりする技。名前の付いている技の少ない鉄人の中では貴重な名前付きの技だが、本編での使用回数は少ない。
 
:腕を伸ばしてきりもみ状に回転しながら相手に体当たりする技。名前の付いている技の少ない鉄人の中では貴重な名前付きの技だが、本編での使用回数は少ない。
:スパロボの戦闘アニメでは技を食らった敵機のグラフィックが痛々しいものに変わる(形容するならば「ドリルで大穴をあけられた鉄の塊」といった様相になる)。特に[[AT]]や生物系ユニット等に使うと悲惨な光景を連想させてしまう。鉄人の武装では唯一射程が5を超えるため反撃でよく使われる。
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:SRWの戦闘アニメでは技を食らった敵機のグラフィックが痛々しいものに変わる(形容するならば「ドリルで大穴をあけられた鉄の塊」といった様相になる)。特に[[AT]]や生物系ユニット等に使うと悲惨な光景を連想させてしまう。鉄人の武装では唯一射程が5を超えるため反撃でよく使われる。
:[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]では全体攻撃属性だが、消費ENが'''倍以上に増加している'''。
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:[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』では全体攻撃属性だが、消費ENが'''倍以上に増加している'''。
 
;鉄人フルパワー
 
;鉄人フルパワー
:[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]の中盤の追加武装。連続攻撃から投げに繋ぎ、フライングキックを繰り出す。[[トドメ演出]]はOPの最後のシーンを意識した物となっている。
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:[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』の中盤の追加武装。連続攻撃から投げに繋ぎ、フライングキックを繰り出す。[[トドメ演出]]はOPの最後のシーンを意識した物となっている。
 
;太陽エネルギー解放
 
;太陽エネルギー解放
 
:原作最終話で使用。太陽エネルギーを収束させて敵に[[特攻]]する、鉄人最後の手段。これで[[宇宙魔王]]を葬った。
 
:原作最終話で使用。太陽エネルギーを収束させて敵に[[特攻]]する、鉄人最後の手段。これで[[宇宙魔王]]を葬った。
:[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]のイベントで使用。[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]では必殺武器となる。トドメ演出は地平線の向こうから現れる鉄人と正太郎たちのカットインで締めくくられる。
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:[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』のイベントで使用。『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』では必殺武器となる。トドメ演出は地平線の向こうから現れる鉄人と正太郎たちのカットインで締めくくられる。
 
:ちなみに消費ENは怒涛の'''110'''である。一応カスタムボーナスである程度フォローできるものの無駄撃ちは厳禁。
 
:ちなみに消費ENは怒涛の'''110'''である。一応カスタムボーナスである程度フォローできるものの無駄撃ちは厳禁。
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;太陽エネルギー転換装置
 
;太陽エネルギー転換装置
 
:「太陽の使者」の2つ名の通り、[[太陽光エネルギー|太陽光をエネルギーとする]]鉄人の動力装置。太陽光だけで鉄人の巨体を長時間動かすことが出来るほどのエネルギー効率を誇るシステムで、この装置のある施設を奪おうとする敵との戦いが初期のメインテーマとなっていた。
 
:「太陽の使者」の2つ名の通り、[[太陽光エネルギー|太陽光をエネルギーとする]]鉄人の動力装置。太陽光だけで鉄人の巨体を長時間動かすことが出来るほどのエネルギー効率を誇るシステムで、この装置のある施設を奪おうとする敵との戦いが初期のメインテーマとなっていた。
:[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]ではカスタムボーナスの効果でこのシステムが再現されており、昼間及び宇宙のマップ限定で「[[EN回復|EN回復(中)]]」を得ることができる。
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:[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』ではカスタムボーナスの効果でこのシステムが再現されており、昼間および宇宙のマップ限定で「[[EN回復|EN回復(中)]]」を得ることができる。
 
;独立連動システム
 
;独立連動システム
:鉄人の頭部や四肢には独立連動システムが搭載されており「例え四肢の一つが破壊されようとも他の部分は独立した動力になっているため、戦闘力が変わらない」という設定だが、劇中ではあまり活かされない設定となっていた。
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:鉄人の頭部や四肢には独立連動システムが搭載されており「たとえ、四肢の一つが破壊されようとも他の部分は独立した動力になっているため、戦闘力が変わらない」という設定だが、劇中ではあまり活かされない設定となっていた。
:[[部位]]破壊のある『[[スーパーロボット大戦GC]]』『[[スーパーロボット大戦XO]]』なら活躍できたかもしれない。
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:[[部位]]破壊が有る『[[スーパーロボット大戦GC]]』『[[スーパーロボット大戦XO]]』ならば、最も活用できたかもしれない。
    
=== [[特殊能力]] ===
 
=== [[特殊能力]] ===
 
;Vコンシステム
 
;Vコンシステム
:遠隔操縦である鉄人を表現した能力。パイロットに効果がある[[特殊効果]]と[[連続ターゲット補正]]、[[プレースメント補正]]を常時無効化する。これのおかげで[[精神耐性]]を習得せずに済む。システム上は「脱力」の制限も含まれているが、これは実質飾り。
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:遠隔操縦である鉄人を表現した能力。パイロットに効果がある[[特殊効果]]と[[連続ターゲット補正]]、[[プレースメント補正]]を常時無効化する。
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:これのおかげで、鉄人の[[パイロット|操縦者]]である[[金田正太郎|正太郎]]は[[精神耐性]]を習得せずに済む。また、システム上は「脱力」の制限も含まれているが、これは実質的に飾り。
 
;[[修理装置]]
 
;[[修理装置]]
 
:[[Zシリーズ]]ではサポートロボ「[[08]]」が同伴している。つまり、'''鉄人自体に修理装置があるわけではない'''。
 
:[[Zシリーズ]]ではサポートロボ「[[08]]」が同伴している。つまり、'''鉄人自体に修理装置があるわけではない'''。
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=== 移動タイプ ===
 
=== 移動タイプ ===
 
;[[空]]・[[陸]]・[[宇宙]]
 
;[[空]]・[[陸]]・[[宇宙]]
:[[飛行]]可能。[[海]]でも特に問題なく戦う場面もある。ちなみに[[宇宙]]で戦うようになるのは終盤になってから。
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:[[飛行]]可能。[[海]]でも特に問題無く戦う場面もある。ちなみに[[宇宙]]で戦うようになるのは終盤になってから。
    
=== [[サイズ]] ===
 
=== [[サイズ]] ===
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=== カスタムボーナス ===
 
=== カスタムボーナス ===
 
;全ての武器に「[[バリア貫通]]」が付加される
 
;全ての武器に「[[バリア貫通]]」が付加される
:[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]][[斬月]]と同じボーナス。本作では敵が使う殆どの[[バリア]]が無効効果なので、実質効果があるのはバリア・フィールド持ちのボスユニットか、全機エネルギーフィールド持ちの[[アンチスパイラル]]勢となる。
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:[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』。[[斬月]]と同じボーナス。本作では敵が使う殆どの[[バリア]]が無効効果なので、実質効果があるのはバリア・フィールド持ちのボスユニットか、全機エネルギーフィールド持ちの[[アンチスパイラル]]勢となる。
 
:特に後者との戦闘においては[[サイズ差補正無視]]もあれば、常に最大級の攻撃効果を発揮出来るのは大きい。さらに真価を発揮するのならば[[援護攻撃]]も欲しい。
 
:特に後者との戦闘においては[[サイズ差補正無視]]もあれば、常に最大級の攻撃効果を発揮出来るのは大きい。さらに真価を発揮するのならば[[援護攻撃]]も欲しい。
 
;昼間及び宇宙のマップでは、[[EN回復]](中)を得る
 
;昼間及び宇宙のマップでは、[[EN回復]](中)を得る
:[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]。太陽エネルギー転換装置の再現で'''夜間以外'''の戦場で[[EN]]が回復する。
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:[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』。太陽エネルギー転換装置の再現で'''夜間以外'''の戦場で[[EN]]が回復する。
 
:夜間のマップはさほど多くはない(だいたい全シナリオの1/4程度)ため、メインで使うならば早めに取得しておいて損は無いだろう。
 
:夜間のマップはさほど多くはない(だいたい全シナリオの1/4程度)ため、メインで使うならば早めに取得しておいて損は無いだろう。
:なお、このボーナスの存在により、同作では[[機動新世紀ガンダムX|ガンダムX]]や[[無敵超人ザンボット3|ザンボット3]]が参戦していないにも関わらず、昼夜の区別がシステム上存在していたことになる。さらに、この2作品は[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]にて復帰している。
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:なお、このボーナスの存在により、同作では[[機動新世紀ガンダムX|ガンダムX]]や[[無敵超人ザンボット3|ザンボット3]]が参戦していないにも関わらず、昼夜の区別がシステム上存在していたことになる。さらに、この2作品は『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』にて復帰している。
    
== 機体[[BGM]] ==
 
== 機体[[BGM]] ==
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;偽鉄人28号
 
;偽鉄人28号
 
:敵が開発した鉄人そっくりの[[偽物]]ロボット。
 
:敵が開発した鉄人そっくりの[[偽物]]ロボット。
:見た目は完全に鉄人そのもの(Vコンも似せている)であり、正太郎ですら見分けがつかなくなる程だった。しかし、性能面では本物の鉄人よりも大きく劣っている。
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:見た目は完全に鉄人そのもの(Vコンも似せている)であり、正太郎でさえも見分けがつかなくなる程だった。しかし、性能面では本物の鉄人よりも大きく劣っている。
 
;[[ブラックオックス]]
 
;[[ブラックオックス]]
 
:[[不乱拳博士]]が製造したロボット。鉄人との息の合った攻撃は強敵メカを木端微塵にする。
 
:[[不乱拳博士]]が製造したロボット。鉄人との息の合った攻撃は強敵メカを木端微塵にする。
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**なお、鉄人28号は『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]』において([[真マジンガー 衝撃! Z編|真マジンガー版]]準拠の)[[マジンガーZ (真マジンガー)|マジンガーZ]]と夢の共演を果たしている。
 
**なお、鉄人28号は『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]』において([[真マジンガー 衝撃! Z編|真マジンガー版]]準拠の)[[マジンガーZ (真マジンガー)|マジンガーZ]]と夢の共演を果たしている。
 
*鉄人28号は、『[[機動戦士ガンダム]]』TV版最終話および劇場版第3部における[[ア・バオア・クー]]攻防戦の場面(より詳しく言うと、[[ガンダム]]と[[リック・ドム]]との交戦シーン)にて(一瞬ではあるものの)登場している。
 
*鉄人28号は、『[[機動戦士ガンダム]]』TV版最終話および劇場版第3部における[[ア・バオア・クー]]攻防戦の場面(より詳しく言うと、[[ガンダム]]と[[リック・ドム]]との交戦シーン)にて(一瞬ではあるものの)登場している。
**これは当時、『機動戦士ガンダム』の原画スタッフの一人だった板野一郎氏によるお遊びである。
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**これは当時、『機動戦士ガンダム』の原画スタッフの一人だった板野一郎氏によるお遊びである。なお、上記の鉄人28号が登場する場面は流石に版権上マズかったのか、後年発売されたDVD版等では修正されている。
***なお、上記の鉄人28号が登場する場面は流石に版権上マズかったのか、後年発売されたDVD版等では修正されている。
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*'''兵庫県神戸市長田区に所在する若松公園に鉄人28号の実物大のモニュメントが建てられている'''(2009年9月29日に完成)。
*兵庫県神戸市長田区に所在する若松公園に鉄人28号の実物大のモニュメントが建てられている(2009年9月29日に完成)。
      
== 商品情報 ==
 
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