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、 2012年11月9日 (金) 00:22
== Iフィールド(I Field) ==
『[[宇宙世紀]][[ガンダムシリーズ]]』の技術の根幹となる理論。
[[ミノフスキー粒子]]が充満している中で発生する電磁フィールド。この技術の応用により核融合炉の縮小化、メガ粒子の圧縮、[[ミノフスキークラフト]]、[[バリア]]フィールドなどに用いられる。
主に[[バリア]]フィールドの別名で呼ばれている。Iフィールドを発生させると機体表面に電磁波の障壁となり、メガ粒子ビームを防御する。『[[∀ガンダム]]』では「Iフィールドドライブ(I.F.B.D.)」と呼ばれる駆動システムにも使われている。また、∀の場合はビームだけでなく実弾にも効力があるため、実態は宇宙世紀200年代以降にマン・マシーン(モビルスーツの大幅発展形)の標準装備とされている「Iフィールドバリア」に近いと考えられる。ただ、これはあくまで実弾を防ぐ事ができるだけで、[[MS]]に作用する様な力場を持っている訳ではない。このため、∀のものは更に進んだ別の技術であると言える。
=== シリーズでの効果 ===
[[射撃]]ビームのみ効果がある。スパロボでは[[オールレンジ攻撃]]系の[[ビーム兵器]]は実弾扱いとなり、Iフィールドを無力化する。『[[機動戦士ガンダムSEED]]シリーズ』の世界における、実弾を防ぐ装甲「[[PS装甲|フェイズシフト装甲]]」の登場で矛盾を抱えた設定となったが、2008年に発売された『[[スーパーロボット大戦Z]]』ではビーム属性と[[バリア貫通]]の設定となった。
α以降から[[νガンダム]]とその派生機、[[クロスボーン・ガンダムX3]]はダメージ軽減効果の高い固有のIフィールドを装備している。
また[[強化パーツ]]で追加効果を発生することが可能。
== 登場作品での効果 ==
=== [[第2次スーパーロボット大戦G]] ===
<pre> ビーム兵器を完全防御。</pre>
SFC版[[第3次]]と[[第4次]]の効果の折衷であるが、本作では第四次以降でビーム兵器扱いされている武装がビーム兵器でない場合(主に武装名が「○○メガ粒子砲」の場合)があるので注意。
=== SFC版[[第3次]]・SFC版[[EX]] ===
<pre> 「ビーム」と名の付くものを無効化。</pre>
[[ゲッター1|ゲッタービーム]]や[[マジンガーZ|光子力ビーム]]、[[コン・バトラーV|Vレーザー]]なども含むが、[[グレイターキン]]などの使うフォトンビーム砲だけは例外的に非ビーム扱い。
=== [[第4次]]・[[第4次S]]・PS版[[第3次]]・PS版[[EX]] ===
<pre> ビーム兵器によるダメージを2000まで無効化。</pre>
敵では、[[ドクーガ]]の3大[[戦艦]]と[[バンドック]]、[[メカギルギルガン]]や[[ネオ・グランゾン]]も装備している。今作はバリア系がビーム専用の3種類しか存在せず、最上級の[[オーラバリア]]は[[オーラバトラー]]専用であるため、その他の機体は実質Iフィールドが最上級バリアである。
=== [[スーパーロボット大戦F]]・[[F完結編]]・[[スーパーロボット大戦64|64]]・[[COMPACT]]・[[COMPACT2]]・[[A]] ===
<pre> ビーム兵器によるダメージを2000軽減。
消費EN10。</pre>
=== [[スーパーロボット大戦α]]・[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC版α]] ===
*Iフィールド
<pre> ビーム兵器によるダメージを2000軽減。
消費EN10。</pre>
*Iフィールド([[νガンダム]]) (DC版では「IフィールドΔ」)
<pre> ビーム兵器によるダメージを2500軽減。
消費EN10。
必要気力110。</pre>
=== [[α外伝]] ===
*Iフィールド
<pre> ビーム兵器によるダメージを750軽減。
消費EN10。</pre>
*Iフィールド([[νガンダム]])
<pre> ビーム兵器によるダメージを950軽減。
消費EN10。
必要気力110。</pre>
=== [[スーパーロボット大戦IMPACT]]・[[MX]] ===
*Iフィールド
<pre> ビーム兵器によるダメージを850軽減。
消費EN5。</pre>
*Iフィールド([[νガンダム]])
<pre> ビーム兵器によるダメージを900軽減。
消費EN5。
必要気力110。</pre>
=== [[第2次スーパーロボット大戦α]] ===
*Iフィールド
<pre> ビーム兵器によるダメージを850軽減。
消費EN10。</pre>
*IフィールドΔ
<pre> ビーム兵器によるダメージを900軽減。
消費EN10。
必要気力110。</pre>
*IフィールドX3
<pre> ビーム兵器によるダメージを900軽減。
消費EN10。
必要気力110。</pre>
=== [[第3次スーパーロボット大戦α]] ===
[[小隊]]を保護する広域バリアとして指定。
*Iフィールド
<pre> ビーム兵器によるダメージを850軽減。
[[小隊]]ではビーム兵器によるダメージを450軽減。
消費EN10。</pre>
*IフィールドΔ
<pre> ビーム兵器によるダメージを1000軽減。
[[小隊]]ではビーム兵器によるダメージを500軽減。
消費EN10。
必要気力110。</pre>
=== [[スーパーロボット大戦R]]・[[D]] ===
<pre> ビーム兵器によるダメージを1000軽減。
消費EN5。</pre>
=== [[スーパーロボット大戦COMPACT3]] ===
<pre> ビーム兵器によるダメージを2000まで無効化。
消費EN10。</pre>
=== [[GC]]・[[XO]] ===
<pre> ビーム兵器によるダメージを1300軽減。
消費EN10。</pre>
=== [[スーパーロボット大戦Z]] ===
*Iフィールド
<pre> ビーム兵器によるダメージを1000軽減。
消費EN10。</pre>
*IフィールドΔ
<pre> ビーム兵器によるダメージを1500軽減。
消費EN10。
必要気力110。</pre>
== 主なユニット ==
;[[ビグ・ザム]]
:[[ガンダムシリーズ]]では初めて搭載。ただし放送当時はIフィールドの設定がなく強力な磁界を張ってビームを曲げたことになっている。この磁界は機体周辺のみであり、至近距離によるビームは効果がない。シリーズによっては[[対ビームコーティング|ビームコート]]になっている。
;[[ガンダム試作3号機]] / [[ノイエ・ジール]]
:両機とも搭載した超大型機体。3号機はウェポンコンテナ「オーキス」に設置。
;[[サイコガンダム]] / [[サイコガンダムMk-II]]
:機体表面に発生させることが可能。至近距離のビームにも対応できる。
;[[クィン・マンサ]]
:両肩のバインダーに内蔵。
;[[Ex-Sガンダム]]
:脚部の脛の「リフレクター・ビット」に内蔵。それを射出して[[ビーム兵器]]を反射させて攻撃を行う。また、胸部にも装備されており、バイタルエリアにビームが着弾する際に発生するようになっている。
;[[α・アジール]]
:ゲームでは搭載されている事が多いが、劇中ではビームで損傷する場面も存在しており、実際には搭載されているかは不明。
;[[νガンダム]] / [[Hi-νガンダム]] / [[量産型νガンダム]]
:複数の「フィン・ファンネル」を立体状に展開して、ビーム粒子によるIフィールドバリアを実現。<br />ゲームでは通常のIフィールドより効果が高いことがあり、「'''IフィールドΔ'''」と表記される場合もある。<br />ちなみに原作や『EVOLVE』だと実はビームだけではなく[[ファンネル]]本体も弾いている。
;[[ラフレシア]]
:こちらも機体表面に発生させることが可能。
;[[クロスボーン・ガンダムX3]]
:両腕の掌から発生させる。持続時間は片腕105秒、冷却期間は片腕120秒。両腕で連続使用を行った場合は合計210秒使えるが、片腕の冷却が終わらないため、その後15秒間は完全に使用不可となる。発生器の小型化も実現している。原作ではビームサーベルをも防げるが、SRWでは無視。参戦しない[[第3次α]]ではビームサーベルにビーム属性が付いた。
;[[V2アサルトガンダム]] / [[V2アサルトバスターガンダム]]
:両肩の追加パーツに内蔵。
;[[コアファイター(V2)]]
:[[α]]及び[[α外伝]]では小型戦闘機群の中で唯一装備している。
;[[∀ガンダム]] / [[ターンX]] / [[スモー]]
:「Iフィールドドライブ(I.F.B.D.)」の効果によりIフィールドと空中浮遊の効果がある。<br />ゲームの表記は「Iフィールド」。
;[[ソレイユ]] / [[アルマイヤー]]
:[[戦艦]]では初の搭載。
;[[ガンダムデスサイズヘル]] / [[ガンダムデスサイズヘルカスタム]]
:[[宇宙世紀]]の機体ではなく、[[プラネイトディフェンサー]]の応用によるものなので本来は違うのだが、UCガンダムのいない[[W]]以外ではIフィールドで表現されている。
{{DEFAULTSORT:Iふいいると}}
[[category:小辞典]]
[[category:特殊能力]]
[[category:バリア]]