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− 最後は乗艦のファ・ガンタに戻って指揮を執っていたところを、味方を巻き込むことも厭わないゼハートの命令で背後から発射されたディグマゼノン砲の光に飲み込まれ、彼への恨み言を叫びながら戦死した。+
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− 小説版では「暴力的ではあるが粗暴ではない」と評され、兵士たちのことを思う良将でもあり、アニメ版以上に高潔な人物として描写されている。また、息子をコロニーの事故で喪った過去を持つという設定となっている。
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− *ザナルドを演じた江川央生氏は、『[[機動戦士ガンダム00]]』にて[[アロウズ]]の准将である[[アーサー・グッドマン]]を演じている。この二人は声が同じという点以外にも、「肥満体の中年男性」、「高圧的で非道な性格」、「組織トップに近い地位にいる(ザナルドは側近、グッドマンはNo.2)」、「最後は軍艦に乗艦していた所へビーム攻撃を受けて戦死する」など、多くの共通項が見られる。
− **なんの偶然か、ザナルドの上司にあたるヴェイガンの指導者「[[フェザール・イゼルカント]]」を演じたのは、グッドマンの上司であるアロウズの司令官「[[ホーマー・カタギリ]]」を演じた大友龍三郎氏である。ちなみにイゼルカントもホーマーも共に最終回で亡くなっている。
編集の要約なし
**[[機動戦士ガンダムAGE]]
**[[機動戦士ガンダムAGE]]
*[[声優]]:江川央生
*[[声優]]:江川央生
*種族:人間([[火星]]出身)
*種族:地球人([[火星]]出身)
*性別:男
*性別:男
*[[年齢]]:49歳
*[[年齢]]:49歳
[[ヴェイガン]]の中でもタカ派的な思想を持ち、手緩い指令を下すイゼルカントに対して、内心苛立つこともある。若くしてイゼルカントに重用されている[[ゼハート・ガレット|ゼハート]]とは折り合いが悪く、彼の監視役として[[フラム・ナラ|フラム]]を差し向ける。ゼハートとの[[ディーヴァ]]挟撃作戦では自ら出撃し、ゼハートの手柄を奪う形で[[ガンダムAGE-3]]ごと[[キオ・アスノ|キオ]]を捕獲し、キオの監視をイゼルカントに進言する一方で、鹵獲したAGE-3のデータを基に[[ガンダムレギルス]]の開発を進める。
[[ヴェイガン]]の中でもタカ派的な思想を持ち、手緩い指令を下すイゼルカントに対して、内心苛立つこともある。若くしてイゼルカントに重用されている[[ゼハート・ガレット|ゼハート]]とは折り合いが悪く、彼の監視役として[[フラム・ナラ|フラム]]を差し向ける。ゼハートとの[[ディーヴァ]]挟撃作戦では自ら出撃し、ゼハートの手柄を奪う形で[[ガンダムAGE-3]]ごと[[キオ・アスノ|キオ]]を捕獲し、キオの監視をイゼルカントに進言する一方で、鹵獲したAGE-3のデータを基に[[ガンダムレギルス]]の開発を進める。
その後、プロジェクト・エデンの全権を任されたゼハートに反発し、ゼハートをイゼルカントの後継者として認めないことを告げ、ついに謀反を起こす。ラ・グラミス攻防戦では大破して漂っていた[[ディーン・アノン]]のジルスベインをゴミ扱いして撃墜するが、それに激怒したキオのFXバーストモードの攻撃を受けてザムドラーグを撃墜され、からくも脱出する。
その後、プロジェクト・エデンの全権を任されたゼハートに反発し、ゼハートをイゼルカントの後継者として認めないことを告げ、ついに謀反を起こす。ラ・グラミス攻防戦では大破して漂っていた[[ディーン・アノン]]のジルスベインをゴミ扱いして撃墜するが、それに激怒したキオのFXバーストモードの攻撃を受けてザムドラーグを撃墜され、辛くも脱出する。最後は乗艦のファ・ガンタに戻って指揮を執っていたところを、味方を巻き込むことも厭わないゼハートの命令で背後から発射されたディグマゼノン砲の光に飲み込まれ、彼への恨み言を叫びながら戦死した。
[[小説|小説版]]では「暴力的ではあるが粗暴ではない」と評され、兵士たちのことを思う良将でもあり、アニメ版以上に高潔な人物として描写されている。また、息子をコロニーの事故で喪った過去を持つという設定となっている。
== 登場作品と役柄 ==
== 登場作品と役柄 ==
=== 携帯機シリーズ ===
=== 携帯機シリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦BX]]
;[[スーパーロボット大戦BX]]
:初登場作品。プロローグから登場し、第5話で[[ザムドラーグ]]に乗って登場して以降、度々自軍部隊と交戦する。本作ではランカの歌を利用して[[バジュラ]]をヴェイガンの生物兵器として利用するなどアニメ版同様(キオ篇以降の)ヴェイガンの人物の中でも最も敵役らしい面を見せるが、ヴェイガンの民の事を真剣に案じていたり同盟組織である[[木連]]にも同情を寄せると共に理解を示すなど、キャラクター設定はアニメ版をベースとしながら随所に小説版を彷彿させる面も覗かせている。
:初登場作品。プロローグから登場し、第5話で[[ザムドラーグ]]に乗って登場して以降、度々自軍部隊と交戦する。本作では[[ランカ・リー|ランカ]]の歌を利用して[[バジュラ]]をヴェイガンの生物兵器として利用するなどアニメ版同様(キオ篇以降の)ヴェイガンの人物の中でも最も敵役らしい面を見せるが、ヴェイガンの民の事を真剣に案じていたり同盟組織である[[木連]]にも同情を寄せると共に理解を示すなど、キャラクター設定はアニメ版をベースとしながら随所に小説版を彷彿させる面も覗かせている。
== パイロットステータス設定の傾向 ==
== パイロットステータス設定の傾向 ==
:第31話。ゼハートの部隊をあまり信用していないことが伺える。
:第31話。ゼハートの部隊をあまり信用していないことが伺える。
;「違う。ここはヴェイガン「そのもの」だ」
;「違う。ここはヴェイガン「そのもの」だ」
:第37話。捕虜のキオを首都コロニーセカンドムーンに連行した際、キオが物々しい警備と異様なコロニー外見から「ここがヴェイガンの基地・・・」と呟いた事に反応して。ヴェイガンは軍政一体の軍事国家という点を端的にあらわしている。
:第37話。捕虜のキオを首都コロニーセカンドムーンに連行した際、キオが物々しい警備と異様なコロニー外見から「ここがヴェイガンの基地……」と呟いた事に反応して。ヴェイガンは軍政一体の軍事国家という点を端的にあらわしている。
;「うぬぼれるなよ!私は貴様をイゼルカント様の代わりなどと認めておらん!ディグマゼノン砲ももう撃てんのだ。我々は戦況に合わせて独断専行する!」
;「うぬぼれるなよ!私は貴様をイゼルカント様の代わりなどと認めておらん!ディグマゼノン砲ももう撃てんのだ。我々は戦況に合わせて独断専行する!」
:第47話。ザナルド配下のMS隊が[[ガンダムAGE-FX]]もろともゼハート、フラムに対して砲撃を仕掛けた件を開き直り、さらにゼハートに対して従わないことを公言する始末。だが、ディグマゼノン砲は再チャージの手段を残しており・・・。
:第47話。ザナルド配下のMS隊が[[ガンダムAGE-FX]]もろともゼハート、フラムに対して砲撃を仕掛けた件を開き直り、さらにゼハートに対して従わないことを公言する始末。だが、ディグマゼノン砲は再チャージの手段を残しており……
;「戦えぬモビルスーツなどゴミも同然・・・それを排除しただけだ。むしろ貴様を倒す役に立ったのだから、ゴミとしても本望だろう」
;「戦えぬモビルスーツなどゴミも同然……それを排除しただけだ。むしろ貴様を倒す役に立ったのだから、ゴミとしても本望だろう」
:第47話。ガンダムを仕留める為自ら出陣。戦闘不能の[[ジルスベイン]]ごとAGE-FXを葬り去ろうとして、なぜ味方を撃ったと怒るキオに反論。挑発もかねてるのだろうが、もはや悪役ここに極まれりといった物言いである。が、この一言はキオの逆鱗に触れてしまうことに・・・。
:第47話。ガンダムを仕留める為自ら出陣。戦闘不能の[[ジルスベイン]]ごとAGE-FXを葬り去ろうとして、なぜ味方を撃ったと怒るキオに反論。挑発もかねてるのだろうが、もはや悪役ここに極まれりといった物言いである。が、この一言はキオの逆鱗に触れてしまうことに。
;「ゼハート!?貴様アアア!!」
;「ゼハート!?貴様アアア!!」
:ディグマゼノン砲に飲み込まれながらの最期の台詞。既にゼハートに対して言葉と行動で叛意を現していた為、彼に粛清される形でヴェイガンの暴将はこの世から退場した。
:ディグマゼノン砲に飲み込まれながらの最期の台詞。既にゼハートに対して言葉と行動で叛意を現していた為、彼に粛清される形でヴェイガンの暴将はこの世から退場した。
=== 小説版 ===
=== 小説版 ===
;(どうもな……ガレットの兄弟は兄も弟も、ガンダム捕獲に幾度となく失敗している連中だ。こんな得体の知れない[[Xラウンダー]]とやらいう輩を重用するイゼルカント様の考え、理解できぬ……)
;(どうもな……ガレットの兄弟は兄も弟も、ガンダム捕獲に幾度となく失敗している連中だ。こんな得体の知れない[[Xラウンダー]]とやらいう輩を重用するイゼルカント様の考え、理解できぬ……)
;ファ・ガンタ
;ファ・ガンタ
:ザナルドの座乗艦である新型戦闘艦。
:ザナルドの座乗艦である新型戦闘艦。
<!-- == 余談 == -->
== 余談 ==
== 資料リンク ==
== 資料リンク ==