差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
12,105 バイト追加 、 2012年10月11日 (木) 21:56
ページの作成:「== ガウルン(九龍)(Gaurun) == *登場作品:フルメタル・パニックシリーズ **フルメタル・パニック! **[[フルメタル・...」
== ガウルン(九龍)(Gaurun) ==
*登場作品:[[フルメタル・パニックシリーズ]]
**[[フルメタル・パニック!]]
**[[フルメタル・パニック! The Second Raid]]
*声優:田中正彦
*種族:地球人(日本人)
*性別:男
<!-- *年齢:不詳 -->
<!-- *身長:---cm -->
<!-- *体重:---kg -->
<!-- *血液型:不明 -->
*所属:[[アマルガム]]
*階級:幹部クラス、コードネーム「ミスタ・Fe(アイアン)」

9つの国籍を持つとされるテロリスト。中国語で'''九龍'''と書くが、祖国は[[日本]]。これまでに30人以上の要人を暗殺し、航空機の爆破も最低2回は行っているが、西側の対テロ組織にはほとんど知られていない。[[AS]]の操縦技能にも優れ、複数存在するコダールの搭乗兵の中で、最もその性能を引き出していた人物でもある。カリーニン曰く「知能の高い野獣」。実は膵臓癌を患っている身であり、その事もあってか生に対する執着が希薄である。そのため、死ぬ事をほとんど恐れていない。病を患う前は逆に「自分の命は[[地球]]より重い」と嘯いていた事も。

色々とアクが強く、その強烈なキャラクター故に、一部ファンの間でも人気が高いキャラクターである。作者自身もお気に入りのキャラと称し、退場させた事を後々後悔したそうである。

== 登場作品と役柄 ==
スパロボでもかなりの強敵として扱われ、その強さは多くの版権キャラの中でも屈指のもの。更にテロリストの狡猾さを表現する為か、分岐やイベントで自軍戦力が分散・孤立している時に登場することが多く、一層厄介さを際立たせている。また、彼が登場するステージは宗介(アーバレスト)の撃墜が敗北条件になっている場合が殆どな上、基本的に宗介ばかりを執拗に攻撃するためアーバレストを早期改造しておかないと初見のプレイヤーは苦労するであろう。

;[[スーパーロボット大戦J]]
:初登場作品。全体的にステータスが高く、特に[[防御]]値は全パイロット中でもトップクラス。搭乗機[[ヴェノム]]の性能も高く、[[ラムダ・ドライバ]]や[[ECS]]など[[特殊能力]]に恵まれており、かなりの強敵。本作では[[プラン1056 コダール]]に乗った彼とは、イベントや[[ツメスパロボ]]でのみ戦闘する。
;[[スーパーロボット大戦W]]
:1部序盤から登場。今回は分岐次第で[[プラン1056 コダール]]と通常戦闘可能。ヴェノムは[[プラン1058 コダールi]]に名称変更された。今回もパイロット・乗機とも優れたパラメータを誇り、更に多くのシナリオで[[精神コマンド]]を無制限に毎ターン使うJに続いて強敵である。2部では高確率である版権キャラをボコボコにする。原作とは異なり、最期はボロボロの身体を引き摺って宗介との一騎打ちに臨み、彼の手にかかって最期を遂げる。比較的難易度が易しいWにおいては危険な存在。

== 人間関係 ==
;[[レナード・テスタロッサ]]
:幹部。本人曰く「いけ好かないガキだが、面白い」との事。
;[[ゲイツ (フルメタル・パニック!)|ゲイツ]]
:幹部。本人曰く「イカレ野郎」との事。
;[[ザイード]]
:部下。アニメ版オリジナルエピソード『故郷に舞う風』に登場。
;[[夏玉芳]]、[[夏玉蘭]]
:養女。
;[[相良宗介]]
:昔からの因縁の相手。彼を「カシム」と呼び、執着し、彼とは幾度となく激しい死闘を繰り広げる。なんだかんだ言って彼のことを気に入っている様子。

== 他作品との人間関係 ==

=== [[ガンダムシリーズ]] ===

;[[ジェラード・ガルシア]]
:[[W]]では序盤に彼に雇われる。
;[[リリーナ・ドーリアン]]
:[[W]]ではかなめ共々彼女も拉致しようとする。だが、それを[[ヒイロ・ユイ|例の男]]が許す訳も無く…。
;[[張五飛]]
:[[W]]ではハイジャック戦で共闘。
;[[トロワ・バートン]]
:[[W]]ではハイジャック戦で共闘。後にダナンで彼を銃撃し重症を負わせる。ガウルン自身は仕留めたと思っており、一緒に撃たれたゲイルは死亡したというのに、彼は命に別状はなかった。ストーリーの都合とはいえトロワ恐るべしである。
;[[ヒイロ・ユイ]]
:[[W]]ではハイジャック戦で対決。お互いの素性を知っていた。彼を「プリベンターの告死天使」と称する。
;[[カガリ・ユラ・アスハ]]
:[[W]]にて[[スカイグラスパー]]で自身に挑む彼女を「自殺願望の塊」と称して嘲笑した。確かに[[スカイグラスパー]]で[[ラムダ・ドライバ]]を発動させた[[プラン1058 コダールi]]に挑むなど、無謀極まりない。

=== リアル系 ===

;[[タカスギ・サブロウタ]]
:[[W]]ではガウルンの移送の際「知能を持った野獣」として扱うように言われていたが、その凄まじい暴れっぷりに、「野獣と言うより悪魔」と評した。

=== スーパー系 ===

;[[Dr.ヘル]]
:[[J]]では彼に招聘され、手を組む。
;[[あしゅら男爵]]
:[[J]]では何度も共闘。異形な彼のことを化け物と陰口を叩いている場面も。
;[[塞臥]]
:[[J]]で共闘する。
;[[兜甲児 (OVA)]]、[[弓さやか]]
:[[J]]にてかなめ共々彼らを拉致する。その縁もあり、ちょっとした因縁ができる。
;[[獅子王凱]]
:[[W]]では彼の事を皮肉交じりに「キング」と呼ぶ。彼からは[[ラムダ・ドライバ]]の力を「[[Gストーン]]」と同等とされ、危険視される。
;[[天海護]]
:[[W]]では彼を「緑色の子供」と呼ぶ。同ステージで登場する[[ヒイロ・ユイ|彼]]の中の人とは特に関係ない。
;[[ユミ・フランソワ]]、[[ナターシャ・パブロチワ]]、[[ダービット・クリューゲル]]
:[[W]]では戦いにまだ馴染みきっていない彼らにその圧倒的な強さを見せつけ、一気に彼らを不安な心境に落としこんだ。
;[[モロトフ]]
:[[W]]の第2部で大抵ガウルンに突っ込んではボコボコにされてしまう哀れな人。ガウルンにとって彼は「カシムとのデートを邪魔する無粋な奴」である。

=== [[バンプレストオリジナル]] ===

;[[カズマ・アーディガン]]
:彼に「'''まさに外道!'''」と言われる。でも、そう言われて嬉しそうだった。

== 名台詞 ==
;「愛してるぜぇ~、カぁシムぅ~」
:ガウルンを象徴する台詞といえばやっぱりこれである。
;「やれやれ。あんた五月蝿いな……」
:かなめを拉致するのを[[神楽坂恵里]]先生が咎めた際に彼女を射殺しようとした寸前の台詞。この後に[[相良宗介|宗介]]が彼の気を引いて阻止する。
;「う~ん、どっちかって言うと、コイツの嫌がる顔が見たいだけだった。何だかんだで付き合い長いしねぇ」
:TSRのおまけ[[ドラマCD]]での迷言。突如として[[陣代高校]]に現国教師として襲来し、無茶苦茶な問題を宗介に出題しまくった際、かなめに「ガウルンさんって'''ホモ'''なんですか?」と問われて、ぶっちゃけた台詞。果たして本音なのかどうなのか…。この[[ドラマCD]]での宗介とのやり取りはとにかく爆笑もので、色々と必聴である。

== スパロボシリーズの名台詞 ==
;「クククッ、やれるのか? やってみろよ、カブト・コウジくーん。ハハハハッ!」
:Jの[[地獄城]]での戦いで甲児に対して。
;「はぁ? バカかお前。俺がやりたいからに決まってんだろうが。ハハハッ! あいにくと俺もあんまり時間が残っちゃいないんでねぇ。さぁ楽しもうぜぇ、カシムのお友達くんよぉっ!」
:統夜に「あんたはいったいなんなんだよ! [[オルファン]]が浮上した。[[異星人]]たちも攻めてきてる。なんでこんな状況で、あんたはこんなことをやってる!」と言われた際に返した台詞。後先短いガウルンにとって未来は必要なものではなく、大事な事は目の前の戦い、そして宗介との戦いだけだった。
;「結構な褒め言葉をありがとうよ」
:Wの第2部にて[[ザイード]]が宗介の昔の知り合いであることを知りながら彼をけしかけ、その事をカズマに「まさに外道!」と言われて。
;「これはお笑いだ! このお嬢ちゃんは自殺願望の塊だ!」
:Wの第2部にて、無謀にも[[スカイグラスパー]]で意気揚々と自身に挑むカガリに対して。
;「最初で最後の意気投合がまさかこんな事になるとはな! 来な! カシム!」
:Wの第2部にて、[[月|月面]]で[[ゲイツ(フルメタル・パニック!)|ゲイツ]]を倒した後に隠れているガウルンに気付いていた宗介が[[ノイ・ヴェルター]]の面々を先に帰還させた後、彼の前に現れ、ボロボロの自身の身体を引き摺ってまで宗介に[[アーム・スレイブ|AS]]同士の一騎打ちを所望するガウルン。宗介もこれを了承した際の台詞。やはり最期は因縁の宿敵である彼の手にかかって死ぬ事を望んだのだろう…。
;「楽しかったぜ、カシム…」
:Wでの最期の台詞。宿敵の手にかかって死ぬ事ができて、本望だったのだろう。人間味が出てきた宗介の姿を嘆き、嫌悪し、嘲笑しながら自爆して果てた原作とはかなり異なり、正統派の好敵手らしい、「敵ながら天晴れ」とも言うべき見事な散り様である。どこか彼らしかぬ安らかさを感じられる台詞である。この展開には、多くのファンも驚き、普段の意地悪さとは異なり、潔くどこか安らかさすらある彼のその最期の姿を、「綺麗なガウルン」と称するファンもいる。

== 余談 ==
*『[[スーパーロボット大戦64]]』に登場する[[リッシュ・グリスウェル]]や『[[機動戦士ガンダム00]]』に登場する[[アリー・アル・サーシェス]]はガウルンと色々と類似点が多いキャラクターである。リッシュとはそれぞれの初出演媒体作品の発売時期がほぼ同じであるなど、偶然の一致がすごい。リッシュはガウルンといくつもの共通点を持ちながらもガウルンと違って善人ということもあり、一部のファンから「綺麗なガウルン」と称されている。

*『[[フルメタル・パニックシリーズ]]』も手掛けたアニメ制作会社によるアニメ作品『らき☆すた』のとあるエピソードに、彼と宗介のカップリングの(架空の)女性向け同人誌が登場し、それを読んだ登場人物の一人がおもいっきり赤面する場面がある。尚、その回の脚本を担当したのは他ならぬフルメタの原作者である賀東氏本人である。

*フルメタの原作者である賀東氏はスパロボファンとしても知られるが、実際にJやWをプレイした際はガウルンのあまりの極悪な強さに「俺には接待してくれ」と嘆いたらしい。
<!-- == 商品情報 == -->
<!-- == 話題まとめ == -->

== 資料リンク ==
<!-- *[[一覧:ガウルン]] -->

== リンク ==
[[category:登場人物か行]]
[[category:フルメタル・パニックシリーズ]]
{{DEFAULTSORT:かうるん}}
2,641

回編集

案内メニュー