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| *所属:[[ビーター・サービス]] | | *所属:[[ビーター・サービス]] |
| *主なパイロット | | *主なパイロット |
− | **[[シエロ・ビーター]]⇒[[ランド・トラビス]]【メイン】 | + | **???→[[シエロ・ビーター]]⇒[[ランド・トラビス]]【メイン】 |
| **[[ランド・トラビス]]⇒[[メール・ビーター]]【サブ】 | | **[[ランド・トラビス]]⇒[[メール・ビーター]]【サブ】 |
| *メカニックデザイン:Mがんぢー | | *メカニックデザイン:Mがんぢー |
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| しかし、ガンレオンの実体は「傷だらけの獅子のスフィア」と呼ばれる特殊エネルギーを運用するために作られたものであった。 | | しかし、ガンレオンの実体は「傷だらけの獅子のスフィア」と呼ばれる特殊エネルギーを運用するために作られたものであった。 |
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− | 誰がどのような目的で作ったかは不明となっている。アサキム曰く、ガンレオンは元々別世界の物で、先代の『傷だらけの獅子』のスフィア・リアクターの搭乗機だったという。その人物はスフィア・リアクター同士の殺し合い『聖戦』を最後まで否定したらしいが、何らかの事情で命を落とし、ガンレオンは『傷だらけの獅子』のスフィアと共に転移することとなった。そこでシエロ・ビーターに拾われたようだ。シエロが特別に改造したのでなければ、当初から作業用として作られたことになるが、完全な戦闘形態であるマグナモードの由来と目的は全く不明。あるいは、平時に使える武装は全て外付けのものであるため、何かしらの経緯で機体を入手したシエロが修理用に改造した可能性が考えられる。チェイン・デカッターやライアット・ジャレンチはマグナモード時の変形形態が存在するため、元々あった武装を改造した、という説にも信憑性が出る。なお、明言されていないが変形機構そのものはランド・メールも知っていた節がある(シエロが教えた可能性が高い)。
| + | 誰が、いつ、どのような目的で作ったかは不明となっている。アサキム曰く、ガンレオンは元々別世界の物で、先代の『傷だらけの獅子』のスフィア・リアクターの搭乗機だったという。その人物はスフィア・リアクター同士の殺し合い『聖戦』を最後まで否定したらしいが、何らかの事情で命を落とし、ガンレオンは『傷だらけの獅子』のスフィアと共に転移することとなった。そこでシエロ・ビーターに拾われたようだ。 |
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| + | 戦闘形態であるマグナモード(後述)への変形機構を有するが、ライアット・ジャレンチは明らかにこの形態用の武装でありながら形状がレンチであり、スフィア運用以外の開発目的は不明。スパナやギーグ・ガンはシエロによる後付の装備と見られる。 |
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| また、[[スフィア]]そのものは動力源ではないらしく、スフィアと同化したメールを欠いても問題なく戦闘が可能であった。バリア・フィールドを装備して攻撃を無効化すると、メールが「燃料だってタダじゃないんだから」とこぼすことから、どうも「キングゲイナー」「ザブングル」の世界観で購入可能な何からしい。[[オーバーマン]]は光子エネルギーで動き、[[シルエットマシン]]は専用のエンジンで駆動することから、ガンレオンの燃料は下手をするとガソリンである可能性が……。ただし、多元戦争時はスフィアそのものがメールとガンレオンに分割して存在していたことが後に判明しており、この説が完全に正しいとは言えなくなっている(少なくともスフィアを動力にしているのは確定だが、別途に何か燃料を使用しているのも事実)。 | | また、[[スフィア]]そのものは動力源ではないらしく、スフィアと同化したメールを欠いても問題なく戦闘が可能であった。バリア・フィールドを装備して攻撃を無効化すると、メールが「燃料だってタダじゃないんだから」とこぼすことから、どうも「キングゲイナー」「ザブングル」の世界観で購入可能な何からしい。[[オーバーマン]]は光子エネルギーで動き、[[シルエットマシン]]は専用のエンジンで駆動することから、ガンレオンの燃料は下手をするとガソリンである可能性が……。ただし、多元戦争時はスフィアそのものがメールとガンレオンに分割して存在していたことが後に判明しており、この説が完全に正しいとは言えなくなっている(少なくともスフィアを動力にしているのは確定だが、別途に何か燃料を使用しているのも事実)。 |
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| === ガンレオン・マグナモード === | | === ガンレオン・マグナモード === |
− | [[スフィア]]を解放することで出現する本来の姿。セカンド・ステージに達していないと起動できない。 | + | [[スフィア]]を解放することで出現する本来の姿。セカンド・ステージに達していないと起動できない。なお「マグナモード」はメールの命名で、ランドが名づけた「ガンガンモード」が安直過ぎると却下してつけた。 |
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| 両肩のチェイン・デカッターが変形、背部に畳まれている翼が開き、頭部・胸部が展開して獅子頭を象り、両手足が開いて眼球上のクリスタルが露出する。この状態になって初めて、ガンレオンは「傷だらけの獅子」の真の力を引き出すことが可能になる。羽と頭部の展開が目立つが、つま先や手など全身のパーツが展開しており、まさに獅子のようなワイルドな姿になっている(翼を持つ獅子ということでグリフォンにも見える)。ちなみにマスクの奥がどうなっているかは不明であり、獣人の様な眼光と口元が光って見えるだけになっている。 | | 両肩のチェイン・デカッターが変形、背部に畳まれている翼が開き、頭部・胸部が展開して獅子頭を象り、両手足が開いて眼球上のクリスタルが露出する。この状態になって初めて、ガンレオンは「傷だらけの獅子」の真の力を引き出すことが可能になる。羽と頭部の展開が目立つが、つま先や手など全身のパーツが展開しており、まさに獅子のようなワイルドな姿になっている(翼を持つ獅子ということでグリフォンにも見える)。ちなみにマスクの奥がどうなっているかは不明であり、獣人の様な眼光と口元が光って見えるだけになっている。 |
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− | [[スフィア]]に依拠するものかは不明だが自意識を宿している。 | + | [[スフィア]]に依拠するものかは不明だが自意識を宿している。この自意識の正体については最後まで明かされなかったが、ガイオウの戦闘台詞では「御使いの記憶を宿す者」と呼ばれているため、この自我の正体は[[至高神ソル]]の意志の一部ではないかと見られている(スフィア+御使いとなると他に考えられない)。 |
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− | ちなみにマグナモードは完全な戦闘形態(='''破壊するための形態''')であるため、「修理屋」であるランドは地球の危機やアサキムとの遭遇、巨悪との戦いなど、危急の事態に陥らない限りこれを解放することはない。パイロットへの負担が著しいため、シエロはこのモードに機械的な封印を施していた。 | + | ちなみにマグナモードは完全な戦闘形態(='''破壊するための形態''')であるため、「修理屋」であるランドは地球の危機やアサキムとの遭遇、巨悪との戦いなど、危急の事態に陥らない限りこれを解放することはない。パイロットへの負担が著しいため、シエロはこのモードに機械的な封印を施していた。この関係上、ガンレオンは元々から修理用のノーマルモードと戦闘用のマグナモードの二つの形態を持っていたことになる。 |
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| 連獄篇においてはランドのリアクターとしての成長が進み、「傷だらけの獅子」がサード・ステージに入ったこととガンレオン自身の意志によって常時この状態を維持できるようになり、さらに全身を炎のようなオーラが覆っている。ランドはこの機能を大いに気に入っているが、反対にメールには不評。また、ランドが乗っていない時にはノーマルモードに戻る。 | | 連獄篇においてはランドのリアクターとしての成長が進み、「傷だらけの獅子」がサード・ステージに入ったこととガンレオン自身の意志によって常時この状態を維持できるようになり、さらに全身を炎のようなオーラが覆っている。ランドはこの機能を大いに気に入っているが、反対にメールには不評。また、ランドが乗っていない時にはノーマルモードに戻る。 |
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| :「ガンレオン・マグナ」名義のマグナモードで登場。[[ソーラーアクエリオン]]同様グラフィックが書き直され、全体的に頭身が高くなった。ライアット・ジャレンチは待機状態で持っていないため、使用する際は「ザ・ヒート・クラッシャー」の演出のように召喚する。 | | :「ガンレオン・マグナ」名義のマグナモードで登場。[[ソーラーアクエリオン]]同様グラフィックが書き直され、全体的に頭身が高くなった。ライアット・ジャレンチは待機状態で持っていないため、使用する際は「ザ・ヒート・クラッシャー」の演出のように召喚する。 |
| :翼があるので空が飛べるが、ランドの適応がBなので陸を走らせよう。ちなみに修理装置は健在。ジャレンチの燃費が悪すぎるため、ENを最優先で改造しよう。 | | :翼があるので空が飛べるが、ランドの適応がBなので陸を走らせよう。ちなみに修理装置は健在。ジャレンチの燃費が悪すぎるため、ENを最優先で改造しよう。 |
− | :通常状態のガンレオン自体もアイコンだけだが登場している。また、その時はメールが単独で操縦しているが体格が合わないためか相当危なっかしい事になっている。 | + | :通常状態のガンレオンもアイコンだけだが登場している。また、その時はメールが単独で操縦しているが体格が合わないためか相当危なっかしい事になっている。 |
| ;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]] | | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]] |
| :翠の地球ルート10話で参戦。最強武器は中盤で解禁となる。相変わらず装甲と攻撃力に優れたスーパー系で、ランドの底力により非常に堅牢。なお、修理装置は健在なのでいざとなればサポートにも回れる。今回はオリジナルの敵が強すぎるため、下手をすると攻撃に参加できない可能性も。 | | :翠の地球ルート10話で参戦。最強武器は中盤で解禁となる。相変わらず装甲と攻撃力に優れたスーパー系で、ランドの底力により非常に堅牢。なお、修理装置は健在なのでいざとなればサポートにも回れる。今回はオリジナルの敵が強すぎるため、下手をすると攻撃に参加できない可能性も。 |
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| :両肩に装備したチェーンソー型のカッター。スクラップの解体や装甲の切開作業に使用する。両腕に持って突撃し、相手を切り裂く。 | | :両肩に装備したチェーンソー型のカッター。スクラップの解体や装甲の切開作業に使用する。両腕に持って突撃し、相手を切り裂く。 |
| :デカッターは恐らく『でっかいカッター』の略。展開形態が存在するため、恐らく元々在った武器だと思われる。 | | :デカッターは恐らく『でっかいカッター』の略。展開形態が存在するため、恐らく元々在った武器だと思われる。 |
| + | :マグナモードの状態では肩に固定され手持ち武器では使えなくなるが、起動自体は可能。 |
| ;ライアット・ジャレンチ | | ;ライアット・ジャレンチ |
| :手に持っている大型艦用のレンチ。振り回して相手を思いっきり殴り飛ばす。更に空中の相手をジャレンチで掴み、大地を砕くほどの力で叩きつける。ジャレンチとは恐らく『ジャイアント・レンチ』の略。元々は完全な武器で、中央部にはドリル式のパイルバンカーが隠されているのだが、「傷だらけの獅子」のリアクターでないと展開できない。なお先端部の構造を見る限り、レンチとしてのタイプはモンキーレンチと思われる。 | | :手に持っている大型艦用のレンチ。振り回して相手を思いっきり殴り飛ばす。更に空中の相手をジャレンチで掴み、大地を砕くほどの力で叩きつける。ジャレンチとは恐らく『ジャイアント・レンチ』の略。元々は完全な武器で、中央部にはドリル式のパイルバンカーが隠されているのだが、「傷だらけの獅子」のリアクターでないと展開できない。なお先端部の構造を見る限り、レンチとしてのタイプはモンキーレンチと思われる。 |
− | :マグナモードでは後ろに回りこんで召喚すると同時に殴って吹き飛ばし、追撃して先回りし、地形に叩き込んで強引に止めたところで思いっきり叩き潰す。外れ演出が用意されているが、その内容は'''回り込んだと思ったら敵機が消えており、三点リーダーつきで呆然とするガンレオンのカットの後、思い出したように転送されたジャレンチを掴んで帰っていく'''というもの。文章ではニュアンスの全てが伝わらないので、是非とも実見していただきたい。 | + | :亜空間に収納することが出来、マグナモードでは必要に応じて召喚・収納が可能。 |
| + | :マグナモードでは後ろに回りこんで召喚すると同時に殴って吹き飛ばし、追撃して先回りし、地形に叩き込んで強引に止めたところで地面ごと引き上げ、地盤に押し付けた敵機を殴る蹴るで攻撃した後ジャレンチを拾い上げてフルスイング、地盤を粉砕して吹き飛ばすというもの。 |
| + | :外れ演出が用意されているが、その内容は'''回り込んだと思ったら敵機が消えており、三点リーダーつきで呆然とするガンレオンのカットの後、思い出したように転送されたジャレンチを掴んで帰っていく'''というもの。文章ではニュアンスの全てが伝わらないので、是非とも実見していただきたい。 |
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