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1,004 バイト除去 、 2015年5月23日 (土) 17:58
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=== 境遇 ===
 
=== 境遇 ===
彼は自身について「過去に大罪を犯し、死ねない身体となった」人間であると発言しており、この状態を「無限獄」と評している。更に彼の語る内容から、[[次元力]]を自在に行使することが可能であると考えられている。「[[太極]]」に到れば、無限獄に囚われた自身の運命を解放することが出来るとのことで、そのために必要な12の鍵「[[スフィア]]」を求めて[[平行世界]]間の転移を繰り返す中で、Zシリーズの世界にも転移する結果となったことを告白している。つまる所彼の目的は、極論すれば「死という終わりを迎える事」、もっと言えば「'''自身の存在の完全な消滅'''」であるのだが、それに至るために「死なない存在」という自身の不滅を最大に利用しているのは皮肉としか言いようがない。
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彼は自身について「過去に大罪を犯し、死ねない身体となった」人間であると発言しており、この状態を「無限獄」と評している。「[[太極]]」に到れば、無限獄に囚われた自身の運命を解放することが出来るとのことで、そのために必要な12の鍵「[[スフィア]]」を求めて[[平行世界]]間の転移を繰り返す中で、Zシリーズの世界にも転移する結果となったことを告白している。つまる所彼の目的は、極論すれば「死という終わりを迎える事」、もっと言えば「'''自身の存在の完全な消滅'''」であるのだが、それに至るために「死なない存在」という自身の不滅を最大に利用しているのは皮肉としか言いようがない。
    
=== 行動 ===
 
=== 行動 ===
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=== 人物 ===
 
=== 人物 ===
過去などが不明であるため、人物像に関しては推測に頼らざるを得ない部分が多い。スフィア・リアクターに対する対応は全て「必要だからやっている」に過ぎず、彼個人の感情による行動は実の所少ない。
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人物像に関しては推測に頼らざるを得ない部分が多い。スフィア・リアクターに対する対応は全て「必要だからやっている」に過ぎず、彼個人の感情による行動は実の所少ない。
    
各エピソードにおける動向やモノローグ・台詞から読むに、自身の現状と解放の手段に関しては、実のところ開き直っているらしい。また、理性的とも感情的とも、冷酷とも温厚とも取れる多面性の強い人格に関しては、放浪者となってからの経験(仲間の平行存在と戦うなど)で諦観や絶望に見舞われ、性格自体が大幅に変わってしまったらしい。「俺の未来、お前の未来」や「俺達の行き先」での挙動からすると、素のアサキムは意外にも、義理堅く好奇心の強い性格だったようだ。
 
各エピソードにおける動向やモノローグ・台詞から読むに、自身の現状と解放の手段に関しては、実のところ開き直っているらしい。また、理性的とも感情的とも、冷酷とも温厚とも取れる多面性の強い人格に関しては、放浪者となってからの経験(仲間の平行存在と戦うなど)で諦観や絶望に見舞われ、性格自体が大幅に変わってしまったらしい。「俺の未来、お前の未来」や「俺達の行き先」での挙動からすると、素のアサキムは意外にも、義理堅く好奇心の強い性格だったようだ。
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これについて桂は「自分の世界を展開されてわけがわからなかった」、ロジャーは「詩的過ぎて理解の外にある」などと評しており、太極に近い面子以外はアサキムの会話に全くついていけていない。特に戦闘台詞でこの傾向が顕著で、そのためかユーザー間では「'''厨二病'''」なる代名詞がついている。
 
これについて桂は「自分の世界を展開されてわけがわからなかった」、ロジャーは「詩的過ぎて理解の外にある」などと評しており、太極に近い面子以外はアサキムの会話に全くついていけていない。特に戦闘台詞でこの傾向が顕著で、そのためかユーザー間では「'''厨二病'''」なる代名詞がついている。
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=== 過去 ===
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=== 正体 ===
現在の所、アサキムの身に何が起きて現在のような状況になったのかは全くわかっていない。当人も何度かそれについて語ってはいるものの、噛み砕くと「かつて何らかの大罪を犯したがために太極の怒りに触れ、滅びることの出来ない存在になった」というだけである。
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その正体は、乗り手を失った並行世界の至高神ソル・シュロウガがそれを補い、孤独を癒すため、本来のパイロットを模して自ら構築した存在の虚像であり、'''大罪にまつわる過去などは最初から存在しなかった'''。
 
その正体は、乗り手を失った並行世界の至高神ソル・シュロウガがそれを補い、孤独を癒すため、本来のパイロットを模して自ら構築した存在の虚像であり、'''大罪にまつわる過去などは最初から存在しなかった'''。
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:[[特殊戦闘台詞]]。結構前から繋がりはあった為、彼の性癖については既知の様子。なお後半の台詞は被弾時のもの。
 
:[[特殊戦闘台詞]]。結構前から繋がりはあった為、彼の性癖については既知の様子。なお後半の台詞は被弾時のもの。
 
;「ジ・エーデル… 天の獄が君を待っている」
 
;「ジ・エーデル… 天の獄が君を待っている」
:こちらも台詞パターンの一つ。Zの時点ではなんでもない普通の台詞だったが、第3次Z後編のタイトルは「'''天獄篇'''」である。
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:こちらも台詞パターンの一つ。
 
;「その力が成長すれば、いずれ君たちは……」<BR/>「悠久の時を彷徨えば、善悪の基準は反転する……!」
 
;「その力が成長すれば、いずれ君たちは……」<BR/>「悠久の時を彷徨えば、善悪の基準は反転する……!」
 
:ゲッターロボ、及びゴッドシグマとの戦闘台詞。ゲッター線もトリニティエネルギーも、立ち位置や使う者の違いで善悪が入れ替わる、ということを作中で証明したエネルギーである。
 
:ゲッターロボ、及びゴッドシグマとの戦闘台詞。ゲッター線もトリニティエネルギーも、立ち位置や使う者の違いで善悪が入れ替わる、ということを作中で証明したエネルギーである。
 
;「桂木桂……君の運命は数奇だね。僕と似ているかもしれない」<BR/>「あの力が僕にも干渉している……?」
 
;「桂木桂……君の運命は数奇だね。僕と似ているかもしれない」<BR/>「あの力が僕にも干渉している……?」
 
:対桂。真の特異点と呪われし無限の放浪者、その共通項とは……。
 
:対桂。真の特異点と呪われし無限の放浪者、その共通項とは……。
;「大罪は購えない。この僕のようにね」
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:対∀ガンダム。黒歴史の幕を引く滅びの蝶、その大罪とは?
   
;「獅子の涙滴は、新たな扉を開く……」
 
;「獅子の涙滴は、新たな扉を開く……」
 
:対ランド。過去を思い涙する「傷だらけの獅子」ガンレオン。彼が見ているものは……。
 
:対ランド。過去を思い涙する「傷だらけの獅子」ガンレオン。彼が見ているものは……。
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==== 両ルート共通 ====
 
==== 両ルート共通 ====
 
;(そして、僕が僕であるために…僕に似た者を全て抹消し、太極へと至る)
 
;(そして、僕が僕であるために…僕に似た者を全て抹消し、太極へと至る)
:終盤、いずこか知れぬ場所でのモノローグ。本作屈指の謎キャラであるアサキムの、さらに謎の発言。並行世界の同一存在を消し去る、というのが現在の有力説。
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:終盤、いずこか知れぬ場所でのモノローグ。
 
;「僕は呪われし者……。過去に大罪を犯し、無限獄へ堕落した」<br />「そして、魂と翼を闇黒に染め、因果の鎖に囚われてしまったのさ」<br />「僕は探さなければならない。『鍵』と……かつての僕に近しい存在を」<br />「[[ビッグ・ヴィヌス|全てをやり直す者]]よ、君の力を見せてくれ。そうすれば、見つかるかも知れない。僕が失った因子を持つ者が……」
 
;「僕は呪われし者……。過去に大罪を犯し、無限獄へ堕落した」<br />「そして、魂と翼を闇黒に染め、因果の鎖に囚われてしまったのさ」<br />「僕は探さなければならない。『鍵』と……かつての僕に近しい存在を」<br />「[[ビッグ・ヴィヌス|全てをやり直す者]]よ、君の力を見せてくれ。そうすれば、見つかるかも知れない。僕が失った因子を持つ者が……」
 
:「終末の光」or「星に願いを」のエンドデモで、パラダイムシティの地下迷宮最深部でエンジェルと邂逅して。黒く染まった「翼」はシュロウガのことと見て間違いないだろう。彼が探しているのはスフィアの他、「かつての自分に近しい存在が持つ、今の自分にない因子」らしい。ちなみにここでも「因果の鎖」が言及されているが、イングラム達に関わるものと同一かは不明。
 
:「終末の光」or「星に願いを」のエンドデモで、パラダイムシティの地下迷宮最深部でエンジェルと邂逅して。黒く染まった「翼」はシュロウガのことと見て間違いないだろう。彼が探しているのはスフィアの他、「かつての自分に近しい存在が持つ、今の自分にない因子」らしい。ちなみにここでも「因果の鎖」が言及されているが、イングラム達に関わるものと同一かは不明。
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;(幾多の世界を彷徨えば、よくある出来事……僕もそうだったよ)
 
;(幾多の世界を彷徨えば、よくある出来事……僕もそうだったよ)
 
:「カウント・ダウン」におけるモノローグ。並行世界のチームメイトと戦うセツコを見て、かつての自分を重ねる。呪われし放浪者たる彼もまた、いずこかの世界で並行世界の仲間と戦ったとでもいうのだろうか。
 
:「カウント・ダウン」におけるモノローグ。並行世界のチームメイトと戦うセツコを見て、かつての自分を重ねる。呪われし放浪者たる彼もまた、いずこかの世界で並行世界の仲間と戦ったとでもいうのだろうか。
;「……僕の負けだな、セツコ」<br />「だが、君の復讐は終わらない……今の僕は死ぬことが出来ないからね」<br />「僕が僕であるために……僕が失ったものを求めて……」<br />「この世界に別れを告げよう……」
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;「……僕の負けだな、セツコ」<br />「だが、君の復讐は終わらない……今の僕は死ぬことが出来ないからね」<br />「僕が僕であるために……僕が失ったものを求めて……この世界に別れを告げよう……」
 
:セツコ編決戦後の台詞。シュロウガの爆炎の中に姿を消し、彼は再び平行世界の放浪者となる……。
 
:セツコ編決戦後の台詞。シュロウガの爆炎の中に姿を消し、彼は再び平行世界の放浪者となる……。
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:同ステージクリア時。ZONEに突入しようとするクロウを制止し、先んじて次元力の流れの中に飛び込む。
 
:同ステージクリア時。ZONEに突入しようとするクロウを制止し、先んじて次元力の流れの中に飛び込む。
 
;「……スフィアを狩る前に君には罰を与えないといけない」
 
;「……スフィアを狩る前に君には罰を与えないといけない」
:アイムの前に現れた際、「再びその魂を[[サイデリアル|御使い]]に捧げるのがお望みですか!」と問われて。超然とした表情が一瞬で消え、静かに怒りを表す。
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:アイムの前に現れた際、「再びその魂を彼らに捧げるのがお望みですか!」と問われて。超然とした表情が一瞬で消え、静かに怒りを表す。
 
;「アイム・ライアード…… 僕がなぜZONEに入ったか、わかるかい?」<br />「あのオリジン・ローの奔流の中で僕は[[太極]]の力の流れを感じた」<br />「迂闊だったね、偽りの黒羊。おかげで僕は、僕の得た力の使い方を知ることが出来たよ」<br />「教えてあげるよ。君がもっとも恐れるべきスフィアの力を、僕は既に手に入れていたんだよ」<br />「知りたがる山羊! その力が君の嘘を暴く!」
 
;「アイム・ライアード…… 僕がなぜZONEに入ったか、わかるかい?」<br />「あのオリジン・ローの奔流の中で僕は[[太極]]の力の流れを感じた」<br />「迂闊だったね、偽りの黒羊。おかげで僕は、僕の得た力の使い方を知ることが出来たよ」<br />「教えてあげるよ。君がもっとも恐れるべきスフィアの力を、僕は既に手に入れていたんだよ」<br />「知りたがる山羊! その力が君の嘘を暴く!」
 
:余裕を崩さないアイムに向けて。ZONEに突入したアサキムは、その内部を流れるオリジン・ローに触れ、その中で太極の力を見たことで「知りたがる山羊」を制することに成功した。しかしよく考えると、セツコとランド・メールにも同じ現象が起きている可能性は、復帰後の好調ぶりを考えると高い。
 
:余裕を崩さないアイムに向けて。ZONEに突入したアサキムは、その内部を流れるオリジン・ローに触れ、その中で太極の力を見たことで「知りたがる山羊」を制することに成功した。しかしよく考えると、セツコとランド・メールにも同じ現象が起きている可能性は、復帰後の好調ぶりを考えると高い。
352行目: 348行目:  
;「僕が……代替品……?」
 
;「僕が……代替品……?」
 
:アドヴェントから真相を聞かされて。己が人間どころか生命ですらなく、シュロウガが生み出した代替品……真のパイロットを模したイメージでしかないこと、さらには不死なのもシュロウガ、大罪を負ったのもシュロウガであり、自分はそれを操る道具に過ぎなかったという事実を知り、彼の精神は崩れ去る……。
 
:アドヴェントから真相を聞かされて。己が人間どころか生命ですらなく、シュロウガが生み出した代替品……真のパイロットを模したイメージでしかないこと、さらには不死なのもシュロウガ、大罪を負ったのもシュロウガであり、自分はそれを操る道具に過ぎなかったという事実を知り、彼の精神は崩れ去る……。
;「ありがとう。これで僕は、新たな風に乗れる……」<BR/>「そう……風が呼んでる……いつか聞いた……あの声が……」
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;「ありがとう。これで僕は、新たな風に乗れる……そう……風が呼んでる……いつか聞いた……あの声が……」
 
:去り際。超時空修復で世界が再構成される中、ようやく無限獄の呪縛から解放された青年は、終端の多元世界からその姿を消した。いつか聞いた、あの風の声に導かれるままに。が、シュロウガの前身が何なのかは結局明かされず、謎の真相はOGシリーズに託された。
 
:去り際。超時空修復で世界が再構成される中、ようやく無限獄の呪縛から解放された青年は、終端の多元世界からその姿を消した。いつか聞いた、あの風の声に導かれるままに。が、シュロウガの前身が何なのかは結局明かされず、謎の真相はOGシリーズに託された。
 
:ヘビーユーザーなら言うまでもないが、「熱風!疾風!サイバスター」の歌詞ネタである。
 
:ヘビーユーザーなら言うまでもないが、「熱風!疾風!サイバスター」の歌詞ネタである。
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