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5,477 バイト追加 、 2015年4月30日 (木) 22:32
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:プロローグから早速使用可能。NT-Dシステムのターン制限はネオ・ジオンルート第40話「赤い彗星の未来」でなくなり、ここで翠状態に変化、バナージのカットインも変わる。
 
:プロローグから早速使用可能。NT-Dシステムのターン制限はネオ・ジオンルート第40話「赤い彗星の未来」でなくなり、ここで翠状態に変化、バナージのカットインも変わる。
 
:第44話でフルアーマーになる。レーバテイン同様、インターミッションをまたぐと勝手に装着されるのに注意。
 
:第44話でフルアーマーになる。レーバテイン同様、インターミッションをまたぐと勝手に装着されるのに注意。
:運用法は時獄篇と同様のやり方が通用するが、今回はバナージの「ニュータイプ」が現実的なレベルでL9に到達するため使いやすくなっている。
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:運用法は時獄篇と同様のやり方が通用するが、今回はバナージの「ニュータイプ」が現実的なレベルでL9に到達するため使いやすくなっている。ただし、'''デストロイモードが完全覚醒状態に切り替わるとシールド防御がなくなる'''のに注意。
    
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
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:両腕に2基、バックパックに2基、計4基装備されている。バックパックの物はデストロイモード時に展開され、その装備状態と引き抜く様は初代[[ガンダム]]のそれを髣髴とさせる。NT-Dのターン制限撤廃後はモーションが変わり、切り抜けた直後にシールドが飛来、爆風を防ぐ。
 
:両腕に2基、バックパックに2基、計4基装備されている。バックパックの物はデストロイモード時に展開され、その装備状態と引き抜く様は初代[[ガンダム]]のそれを髣髴とさせる。NT-Dのターン制限撤廃後はモーションが変わり、切り抜けた直後にシールドが飛来、爆風を防ぐ。
 
;;ビームトンファー
 
;;ビームトンファー
::両腕のビームサーベルは腕に接続したままビームトンファーとして使う事が出来る。第3次ZではNT-D連続攻撃の〆で使う。
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::両腕のビームサーベルは腕に接続したままビームトンファーとして使う事が出来る。第3次ZではNT-D連続攻撃とシールド・ファンネルの〆で使う。
 
;ハイパーバズーカ
 
;ハイパーバズーカ
 
:実体弾を撃ちだす火器。通常弾頭の他、ベアリング弾を撒き散らす特殊(クラスター)弾頭も撃てる。非使用時は砲身を短縮した状態でバックパック中央部に固定される。
 
:実体弾を撃ちだす火器。通常弾頭の他、ベアリング弾を撒き散らす特殊(クラスター)弾頭も撃てる。非使用時は砲身を短縮した状態でバックパック中央部に固定される。
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:第3次Zでは6発の弾数全体攻撃で、ユニコーンモードでのみ機体の[[カットイン]]が入る。デストロイモードでは2発の連射になる。
 
:第3次Zでは6発の弾数全体攻撃で、ユニコーンモードでのみ機体の[[カットイン]]が入る。デストロイモードでは2発の連射になる。
 
:;ビームマグナム連続射撃
 
:;ビームマグナム連続射撃
::天獄篇で追加された攻撃。文字通りビームマグナムを連射する。デストロイモードになると追加されるが、Prologueでは未搭載。
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::天獄篇で追加された攻撃。文字通りビームマグナムを連射する。デストロイモードになると追加されるが、Prologueでは未搭載。NT-Dのターン制限がある間は単体攻撃、撤廃後は全体攻撃になる。
 
;ビームガトリングガン
 
;ビームガトリングガン
:元は[[クシャトリヤ]]の装備だが、同じ[[アナハイム・エレクトロニクス|アナハイム]]製であるためかユニコーンでも使用可能でありパラオにて1挺装備された。ただし、OVA版の初回使用時はデバイスドライバのインストールが終わるまで使用できなかった。ビームマグナムより威力は劣るが、その分使い勝手さでは勝る。後に[[ガランシェール]]にてシールドの裏側に2挺装備された。第3次Zでは参入後すぐに追加されるが、手持ちでしか使っていない。
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:元は[[クシャトリヤ]]の装備だが、同じ[[アナハイム・エレクトロニクス|アナハイム]]製であるためかユニコーンでも使用可能でありパラオにて1挺装備された。ただし、OVA版の初回使用時はデバイスドライバのインストールが終わるまで使用できなかった。ビームマグナムより威力は劣るが、その分使い勝手さでは勝る。後に[[ガランシェール]]にてシールドの裏側に2挺装備された。第3次Zでは参入後すぐに追加されるが、時獄篇では手持ちでしか使わない。天獄篇でNT-Dのターン制限がなくなった後、デストロイモードで使用するとシールドにマウントした状態で使用する。
    
==== 必殺技 ====
 
==== 必殺技 ====
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;サイコ・フィールド
 
;サイコ・フィールド
 
:ターン制限撤廃後のデストロイモード時に、Iフィールドと入れ代わりに追加。全属性ダメージを2000まで無効化。
 
:ターン制限撤廃後のデストロイモード時に、Iフィールドと入れ代わりに追加。全属性ダメージを2000まで無効化。
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:原作では「神」となった後のこれがサイコシャードと同様の力を持ち、ミサイルを手をかざしただけで爆破させた。
 
;アームド・アーマーDE
 
;アームド・アーマーDE
 
:[[漫画]]『機動戦士ガンダムUC バンデシネ』において装備したシールド用の増加ユニット。推進装置とビームキャノンを内蔵している。シールドブースターとしての機能を持つが、過去の機体にはなかった推力の調整を行う機能が追加されている。また、ビームキャノンはマグナムの補助武装としての意味合いが強い。ただし、ビームガトリングガンとは形状が干渉すること等により同時に装備することが出来ない。
 
:[[漫画]]『機動戦士ガンダムUC バンデシネ』において装備したシールド用の増加ユニット。推進装置とビームキャノンを内蔵している。シールドブースターとしての機能を持つが、過去の機体にはなかった推力の調整を行う機能が追加されている。また、ビームキャノンはマグナムの補助武装としての意味合いが強い。ただし、ビームガトリングガンとは形状が干渉すること等により同時に装備することが出来ない。
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=== [[特殊能力]] ===
 
=== [[特殊能力]] ===
 
;剣装備、盾装備
 
;剣装備、盾装備
:[[切り払い]]、[[シールド防御]]を発動する。
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:[[切り払い]]、[[シールド防御]]を発動する。盾の方はNT-Dのターン制限撤廃と同時にデストロイモードから削除されるので、ダメージに注意。
    
=== 移動タイプ ===
 
=== 移動タイプ ===
 
;[[陸]]
 
;[[陸]]
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:宇宙世紀ガンダムのお約束で空は飛べない。アサルトブースターかフライトユニットが欲しいところ。
    
=== [[サイズ]] ===
 
=== [[サイズ]] ===
 
;M
 
;M
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:天獄篇では巨大な敵が多いので、できるだけ回避に特化してダメージを抑えたい。
    
=== カスタムボーナス ===
 
=== カスタムボーナス ===
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:原作小説版第10巻より。[[シナンジュ]]との最終決戦の最中、[[バンシィ|もう片割れの黒き獅子]]と共闘を行う。'''ガンダム'''となった両機は徐々にシナンジュを追い詰め、[[リディ・マーセナス|リディ]]の差し向けたビームマグナムに合わせてバナージもビームマグナムを合わせ共に最後の一射を放ちその光は融合し巨大なエネルギーの奔流となりシナンジュの両足を吹き飛ばすものの、シナンジュは闇を纏い追いすがる。
 
:原作小説版第10巻より。[[シナンジュ]]との最終決戦の最中、[[バンシィ|もう片割れの黒き獅子]]と共闘を行う。'''ガンダム'''となった両機は徐々にシナンジュを追い詰め、[[リディ・マーセナス|リディ]]の差し向けたビームマグナムに合わせてバナージもビームマグナムを合わせ共に最後の一射を放ちその光は融合し巨大なエネルギーの奔流となりシナンジュの両足を吹き飛ばすものの、シナンジュは闇を纏い追いすがる。
 
:消えていった者達の声に押され、ユニコーンはビームトンファーを突き刺し、バナージは呪詛を吐き惑わす亡霊に同意しかけた本能を振り払い叫ぶ。「'''亡霊は、暗黒に帰れぇっ!'''」その刹那膨れ上がる光の奔流、グリップを溶解させつつ切っ先を伸ばした光は亡霊を吹き飛ばした。
 
:消えていった者達の声に押され、ユニコーンはビームトンファーを突き刺し、バナージは呪詛を吐き惑わす亡霊に同意しかけた本能を振り払い叫ぶ。「'''亡霊は、暗黒に帰れぇっ!'''」その刹那膨れ上がる光の奔流、グリップを溶解させつつ切っ先を伸ばした光は亡霊を吹き飛ばした。
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;可能性という光
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:両版の最終話より。メガラニカを狙うコロニーレーザーから可能性を守るべく、バナージはバンシィ(・ノルン)に乗るリディの助けも借り、宙域全体を覆うサイコ・フィールドを展開する。その刹那、意識に映る時間が逆行する。
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:バナージは過去を見た。消える命の見る走馬灯。それは全体の中で共有され、抱いた感情と共に失われることはない。
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:バナージは未来を見た。シーブック・アノー、トビア・アロナクス、ウッソ・エヴィン……新たなニュータイプたちとともに、F91、X3、V2……ガンダム達が地球を、月を、火星を、木星を駆ける。それでもなお、人は変わらない。やがて、ニュータイプの言葉すらも忘却の彼方に消える。革新は夢でしかないのか? 可能性は可能性でしかないのか? まだ見ぬニュータイプ達と、その戦い……それは過去の繰り返しではない。善く在ろうと願い、理不尽を払いのけようとするその意志のままに、少しずつ未来へと進んでいく。一縷の善意に導かれ、可能性という名の光は時の螺旋を駆け上がっていく。
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:バナージは時の果てを見た。破壊と再生を繰り返して歩み続けた遥かな最果て、暦が黒くくすんだその時代に生きる人々を。地球に生き、月に眠り、それに見送られて太陽系を旅立つコロニーの群れ。銀河の外にある次の世界、そこに通じる虹の彼方へと。そのために必要なのは一つ。絶望するでなく、短絡するでなく、善意の灯した可能性の光を受け継いでいくこと。いまだ明るき太陽の下、時の彼方まで繋がる光の連鎖の輝き―――バナージは、世界を見た。
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;「ユニコーンガンダム」
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:コロニーレーザーの光は去った。守られた可能性を見届け、一度ネェル・アーガマへ帰還すべく、リディの乗るバンシィがユニコーンを連れに行く。しかし、それをバナージは―――否、ユニコーンガンダムは断る。その目を見たリディは愕然となった。ユニコーンのツインアイ・センサー……そこには命ある者の光が宿されていた。信じるという想いに育てられ、使命を果たして存在を必要としなくなった可能性の一角獣。その名を冠するガンダムは、己の肉体たるサイコ・フレームに無数の人の意志という血を通わせ、乗り手にして導き手たるバナージをも一部とした複合生命体となった。過去と現在と未来、全ての意志が混ざり合い融け合い、一つになった巨大な精神。単細胞生物から見た人と同じ、人から見た存在―――それは、可能性という名の、神だった。
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:リディ・マーセナスは怒る。神の意志など知ったことではない。だが、そこにバナージがいる。ミネバ、ミコット、タクヤ、オットー、コンロイ、ナイジェル……帰りを待つ多くの人を振り切って、真理を抱いて宇宙の果てへ飛び出そうとしている。そんな身勝手な存在が、ジオン曰くの「深い洞察力と優しさを持つ」ニュータイプであるものか。「'''そんなんでミネバが抱けるのかよ!? オードリーを盗っちまうぞ、バナージ!'''」
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:ユニコーンガンダムは困惑した。完全な自由、真空を住みかとする形を得たというのに、今更退行しろというのか。しかし、わかっていた。脆く、鈍く、真理に到達しえぬ、そんな肉体の中でしか現れぬ光があるのだと。そして、その光が己のような形ではなく、別の形の到達点に至るだろうことを。それがいつか、この世界に真実の光を灯すことが出来るなら、個に戻るのも問題ではない。それは、肉体を持ち、その温もりを知る存在でなければ至り得ないのだから。
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:精神が解け、意志が個に戻る。可能性の体現たる神から、モビルスーツという機械とそれに乗る人間という存在に戻ったユニコーンとバナージは、メガラニカへ向かう。彼の帰りを待っている、彼女のもとへ。
    
== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
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