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| *種族:地球人([[スペースノイド]]) | | *種族:地球人([[スペースノイド]]) |
| *性別:男 | | *性別:男 |
− | *年齢:52歳 | + | *[[年齢]]:52歳 |
| *所属:[[ネオ・ジオン]]残党「[[袖付き]]」 | | *所属:[[ネオ・ジオン]]残党「[[袖付き]]」 |
| *[[軍階級|階級]]:大尉 | | *[[軍階級|階級]]:大尉 |
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| [[一年戦争]]以前から[[ジオン軍]]で戦い続けてきた軍人で、作中では指揮だけではなく飛行中の[[ガルダ級]]に潜入し[[オードリー・バーン|オードリー]]の脱走を支援するなど、歴戦の兵士の実力を示している。その懐の広さから部下からは「キャプテン」と呼ばれて慕われている。 | | [[一年戦争]]以前から[[ジオン軍]]で戦い続けてきた軍人で、作中では指揮だけではなく飛行中の[[ガルダ級]]に潜入し[[オードリー・バーン|オードリー]]の脱走を支援するなど、歴戦の兵士の実力を示している。その懐の広さから部下からは「キャプテン」と呼ばれて慕われている。 |
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− | 一年戦争終戦時はアフリカ戦線に属し、[[地球連邦政府|連邦]]の捕虜となる。その頃、妻子の暮らす[[サイド3]]の都市グローブは、現地の[[地球連邦軍|連邦軍]]がジオンへの膨らんだ憎悪を晴らそうと虐殺の凶行に走ったため、壊滅する。その後の彼は家族を殺された憎しみを胸に収容所時代の部下たちと共に連邦と戦い続ける。
| + | 一年戦争終戦時は[[アフリカ]]戦線に属し、[[地球連邦政府|連邦]]の捕虜となる。その頃、妻子の暮らす[[サイド3]]の都市グローブは、現地の[[地球連邦軍|連邦軍]]がジオンへの膨らんだ憎悪を晴らそうと虐殺の凶行に走ったため、壊滅する。その後の彼は家族を殺された憎しみを胸に収容所時代の部下達と共に連邦と戦い続ける。 |
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− | ジンネマンはその中である少女と出会う。それは[[プルクローン]]の生き残りで、[[第1次ネオ・ジオン抗争]]後の混乱により悲惨な境遇に置かれたプルトゥエルブだった。ズタズタに傷ついた彼女を引き取って養父となり、亡くなった実娘マリィの名を与えるが、愛する者を再び失う恐怖から内心を口にすることなく、あくまで「[[マリーダ・クルス]]」という忠実な部下として扱ってきた。また、[[グリプス戦役]]以後は[[ザビ家]]の最後の生き残りであるオードリーこと[[ミネバ・ラオ・ザビ|ミネバ]]を守るように[[シャア・アズナブル|シャア]]から託され、時には彼女の意向を無視してでもその身を守り続けた。 | + | ジンネマンはその中である少女と出会う。それは[[プルクローン]]の生き残りで、[[第1次ネオ・ジオン抗争]]後の混乱により悲惨な境遇に置かれたプルトゥエルブだった。ズタズタに傷ついた彼女を引き取って養父となり、亡くなった実娘マリィの名を与えるが、愛する者を再び失う恐怖から内心を口にすることなく、あくまで「[[マリーダ・クルス]]」という忠実な部下として扱ってきた。また、[[グリプス戦役]]以後は[[ザビ家]]の最後の生き残りである[[オードリー・バーン|オードリー]]こと[[ミネバ・ラオ・ザビ|ミネバ]]を守るように[[シャア・アズナブル|シャア]]から託され、時には彼女の意向を無視してでもその身を守り続けた。 |
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| 「[[ラプラスの箱]]」を受け取るためにインダストリアル7に赴くが、[[カーディアス・ビスト]]との交渉は失敗。その後は箱を巡る争いに関わることになる。 | | 「[[ラプラスの箱]]」を受け取るためにインダストリアル7に赴くが、[[カーディアス・ビスト]]との交渉は失敗。その後は箱を巡る争いに関わることになる。 |
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| === [[Zシリーズ]] === | | === [[Zシリーズ]] === |
| ;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]] | | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]] |
− | :初登場作品。その復讐心から、[[フル・フロンタル|フロンタル]]の[[アクシズ]]落としにも参加する。そこで人の心の光を目の当たりにしたジンネマンの心境は次作で変化していくのであろうか……。 | + | :初登場作品。また、担当声優の手塚秀彰氏がスパロボに初参加。 |
− | :なお、最後はサイガス率いる連邦軍に襲撃されるものの、バナージに促されて他の艦隊共々撤退したため、ガランシェールは健在である。 | + | :連邦軍への復讐心から、[[フル・フロンタル|フロンタル]]の[[アクシズ]]落としにも参加する。そこで人の心の光を目の当たりにしたジンネマンの心境は次作で変化していくのであろうか……。 |
| + | :なお、最後は[[サイガス・エイロニー|サイガス]]率いる連邦軍に襲撃されるものの、[[バナージ・リンクス|バナージ]]に促されて他の艦隊共々撤退したため、ガランシェールは健在である。 |
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| == パイロットステータス設定の傾向 == | | == パイロットステータス設定の傾向 == |
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| ;「……あぁ、悲しいな……。悲しくなくするために生きているはずなのに……なんでだろうな……」 | | ;「……あぁ、悲しいな……。悲しくなくするために生きているはずなのに……なんでだろうな……」 |
| :OVA版第4巻より。砂漠での[[バナージ・リンクス|バナージ]]との対話の中で。 | | :OVA版第4巻より。砂漠での[[バナージ・リンクス|バナージ]]との対話の中で。 |
− | ;「お前を気にかけたのは箱の鍵だからだ。なびかせておいた方が都合がいいと思っただけだ。こんなのは戦争じゃないと言ったな? 目を開けてよく見てみろ! こんな事が起きるのが戦争だ!」<br />「主義も名誉も尊厳も無い……殺す奴がいて殺される奴がいるだけの事、怨念返しの何が悪い? 俺達の戦争はまだ終わっちゃいないんだ!!」 | + | ;「お前を気にかけたのは箱の鍵だからだ。なびかせておいた方が都合がいいと思っただけだ。こんなのは戦争じゃないと言ったな? 目を開けてよく見てみろ! ''こんな事が起きるのが戦争だ!''」<br />「主義も名誉も尊厳も無い……殺す奴がいて殺される奴がいるだけの事、怨念返しの何が悪い? 俺達の戦争はまだ終わっちゃいないんだ!!」 |
− | :ジオン残党が[[トリントン基地]](第3次Z時獄篇では[[ダカール]])を襲撃した際に[[シャンブロ]]が暴走し[[民間人]]の虐殺を始めたにも関わらず、平然としているジンネマンたちに憤るバナージへ感情をぶつける。ただし、シャンブロを止めるために出撃するバナージをジンネマンたちは止めなかったので、彼らもやはり心の中では良しとしていなかったのだろう。 | + | :ジオン残党が[[トリントン基地]]([[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]では[[ダカール]])を襲撃した際に[[シャンブロ]]が暴走し[[民間人]]の虐殺を始めたにも関わらず、平然としているジンネマン達に憤るバナージへ感情をぶつける。 |
| + | :ジンネマンが過去に体験したことや現実世界の戦争で起きていることを考えると、甚だ重い内容の台詞である。 |
| + | :ただし、シャンブロを止めるために出撃するバナージをジンネマン達は止めなかったので、彼らもやはり心の中では良しとしていなかったのだろう。 |
| ;「そこを開けて降りてこいマリーダ! 一緒に宇宙(そら)へ帰るんだ!! 俺と来い! 俺を一人にするなぁ――――っ!!!」 | | ;「そこを開けて降りてこいマリーダ! 一緒に宇宙(そら)へ帰るんだ!! 俺と来い! 俺を一人にするなぁ――――っ!!!」 |
− | :OVA版第5巻より。[[ガルダ級]]の中で、[[ビスト財団]]により再調整された[[マリーダ・クルス|マリーダ]]を取り戻そうと必死に叫ぶ。錯乱の止まらないマリーダ操る[[バンシィ]]の前で、生身で呼び掛けるジンネマンに、「[[死亡フラグ]]が立ったか!?」とハラハラした視聴者もいると思われる。 | + | :OVA版第5巻より。[[ガルダ級]]の中で、[[ビスト財団]]により再調整された[[マリーダ・クルス|マリーダ]]を取り戻そうと必死に叫ぶ。 |
| + | :錯乱の止まらないマリーダ操る[[バンシィ]]の前で生身で呼び掛けるジンネマンに、「[[死亡フラグ]]が立ったか!?」とハラハラした視聴者もいると思われる。 |
| ;「連邦の船に乗り込んだら、隙を見て乗っ取ってやるつもりでいた……。だが、そんなことはもうどうでもいい……お前さえ……お前さえ生きていてくれれば、それで…………」 | | ;「連邦の船に乗り込んだら、隙を見て乗っ取ってやるつもりでいた……。だが、そんなことはもうどうでもいい……お前さえ……お前さえ生きていてくれれば、それで…………」 |
| :OVA版第6巻より。[[ラプラスの箱]]に関わったことで、奇しくも「[[袖付き]]」と共同戦線をはることになってしまった[[ネェル・アーガマ]]で、治療中のマリーダに付き添うジンネマン。 | | :OVA版第6巻より。[[ラプラスの箱]]に関わったことで、奇しくも「[[袖付き]]」と共同戦線をはることになってしまった[[ネェル・アーガマ]]で、治療中のマリーダに付き添うジンネマン。 |
| :ただし、原作では少し話の展開が異なり、乗っ取りを実行している。 | | :ただし、原作では少し話の展開が異なり、乗っ取りを実行している。 |
| + | ;「脚がありませんな…」 |
| + | :「袖付き」の旗艦[[レウルーラ]]のMSデッキにて[[ネオ・ジオング|建造中の巨大MA]]を見た時の感想。 |
| + | :台詞の元ネタは『[[機動戦士ガンダム]]』第42話にて[[ジオング]]の外見を見た時に漏らした[[シャア・アズナブル|シャア]]の感想「脚は付いていない」からであろう。察しの良い視聴者は、建造中の巨大MAが次巻(OVA版第7巻)に登場する[[伏線]]だと予想していたかもしれない。 |
| ;「確かに、晴らして晴らせる恨みじゃない。でも虚しいっていうのとはちょっと違う。疲れたんでしょう……何もかも諦めて、暗いところでうずくまってる、自分ってやつに……」<br />「シャアも……[[ザビ家]]への復讐より父親が夢見た[[ニュータイプ]]の世界を開くことを望んだ[[シャア・アズナブル]]も、今の私と同じ心境だったんじゃありませんか」 | | ;「確かに、晴らして晴らせる恨みじゃない。でも虚しいっていうのとはちょっと違う。疲れたんでしょう……何もかも諦めて、暗いところでうずくまってる、自分ってやつに……」<br />「シャアも……[[ザビ家]]への復讐より父親が夢見た[[ニュータイプ]]の世界を開くことを望んだ[[シャア・アズナブル]]も、今の私と同じ心境だったんじゃありませんか」 |
| :[[フル・フロンタル|フロンタル]]に内心の変化を見抜かれた際の言葉。この変化を呼び起こしたのは、直前でフロンタルが指摘しているように、バナージの存在なのだろう。 | | :[[フル・フロンタル|フロンタル]]に内心の変化を見抜かれた際の言葉。この変化を呼び起こしたのは、直前でフロンタルが指摘しているように、バナージの存在なのだろう。 |
| ;(一体何物だ、こいつは……) | | ;(一体何物だ、こいつは……) |
| :「シャアが生きているとしたら、もう人ではなくなっているのではないか」と述べたフロンタルを見て。ジンネマンをしてこう思わせるほど、フル・フロンタルという男には人間味が感じられない。この理由は終盤で明らかになる。 | | :「シャアが生きているとしたら、もう人ではなくなっているのではないか」と述べたフロンタルを見て。ジンネマンをしてこう思わせるほど、フル・フロンタルという男には人間味が感じられない。この理由は終盤で明らかになる。 |
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| + | == 搭乗機体 == |
| + | ;[[ガランシェール]] |
| + | :ジンネマンが船長を務める偽装貨物船。武装はあまり施されていないが、[[ギラ・ズール]]や[[クシャトリヤ]]といった新型のMSを[[搭載]]している。 |
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| == 資料リンク == | | == 資料リンク == |