ブラックシンカリオン
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ブラックシンカリオン | |
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登場作品 | 新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION |
デザイン | 服部恵大 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦X-Ω |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
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分類 | シンカリオン |
全長 | 26.5 m |
重量 | 100 t |
次形態 | ブラックシンカリオン 紅 |
開発者 | ドクター・イザ |
所属 | キトラルザス |
パイロット | セイリュウ |
ブラックシンカリオンは『新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION』の登場メカ。
概要[編集 | ソースを編集]
キトラルザスが有する漆黒の新幹線が変形した黒いシンカリオン。7種の武装を使いこなし、その性能は未知数。
人類側の新幹線と違い鋭角的なフォルムをしており、運転席部分が口のように展開することで連結器が出現する。最初に確認されたのは10年前で、黒い粒子「ルクスヴェテ」を振りまくことで巨大怪物体を出現させていたが、ゲンブが敗北した事で戦うことを決めたセイリュウが出撃し、その姿を現した。
超進化研究所のシンカリオンと互角の戦いを演じていたが、チームシンカリオンとの共闘を経て人類との共存に目覚めたセイリュウと共に人類側に味方するようになった。
各形態[編集 | ソースを編集]
- ドラグーンモード
- 各種武装と中間車両が合体したドラゴン型支援機にブラックシンカリオンの上半身を合体した形態。空を自由に飛び回り、新幹線の速度を超えた攻撃を繰り出す。
- バーサーカーモード
- 各種武装を全身に装備した最終形態。超パワーと超スピードを誇り、圧倒的な戦闘力を発揮する。最終決戦では再びこの形態で空中戦を繰り広げたほか、分離して連携攻撃を行った。
- ブラックシンカリオン 紅
- 味方になった後に発現した形態。シャショットをインターロックし、さらなる超加速をした際に変化した、ブラック本来の姿。
- 後に任意に紅に変化できるようになり、紅登場後も通常の黒い姿で各モードに変形している。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 初登場作品。2019年7月の強敵イベント「灯せ!! 絆の進化理論」期間限定参戦。エネミー専用のボスユニット。
- イベントの時系列ではすでにセイリュウは味方で、ブラックシンカリオン 紅に覚醒しているが、同イベントではセイリュウの過去を写し取ったコピーが現れ、ブラックシンカリオンに乗って敵対する形で登場している。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]
武装[編集 | ソースを編集]
- ダークカイサツソード
- E5、H5の武装に似た装備。主武装の二本の剣。
- 『X-Ω』では通常攻撃に採用。
- ダークドラゴンナックル
- N700Aの武装に似た装備。両腕に装備する巨大なクロー型の武装。
- ダークフミキリガン
- E6の武装に似た装備。水平二連装型のライフル。
- ダークスワローウイング
- 800つばめの武装に似た装備。背中に装備する巨大な翼。
- ダークシャリンドリル
- E7の武装に似た装備。長大なドリル。
- ダークミサイルポッド
- 500こだまの武装に似た装備。
- ダークフミキリシュリケン
- E3の武装に似た装備。十字手裏剣。
- デスグランクロス
- 胸部に装備するビーム砲。
必殺技[編集 | ソースを編集]
- ドラゴンレールアタック
- ドラグーンモードで超高速の突進を行う必殺技。
- ヘルグランクロス
- バーサーカーモードで放つ最強の攻撃。胸部から渦巻く黒いビームを発射する。
関連機体[編集 | ソースを編集]
- ブラックシンカリオン オーガ
- キリンの案を元に建造された新たなブラックシンカリオン。E5はやぶさ MkIIも参考にされており、オーバークロス合体機構も備える。
- ブラックシンカリオン ナンバーズ
- オーガから放たれた黒い粒子から生まれたクローンシンカリオン部隊。劇中唯一の量産型シンカリオンともいえる。
- ダークシンカリオン
- 続編『新幹線変形ロボ シンカリオンZ』(SRW未参戦)に登場した、敵組織が開発した悪のシンカリオン。全体的なフォルムやカラーリング、そして複数の変形モードを実装している点など、コンセプトがブラックシンカリオンに酷似している。
- ファントムシンカリオン
- 第3作『シンカリオン チェンジ ザ ワールド』(SRW未参戦)に登場した悪のシンカリオン。この機体も全体的なフォルムやカラーリングがブラックシンカリオンに酷似している。
- ハーデスシンカリオン
- 『シンカリオン チェンジ ザ ワールド』で、ファントムシンカリオンの後に登場した悪のシンカリオン。新幹線形態の一部が分離して自律メカになるなど、E5はやぶさ MkIIとも共通する機構を持つ。
余談[編集 | ソースを編集]
- 多くのシンカリオンが実在の新幹線をモデルにしている中、ブラックシンカリオンはアニメオリジナルデザインである。
- ただ、『シンカリオン』放映当時営業運転中だった新幹線車両でシンカリオン化されていなかった「東北新幹線E2系」をベースとしたことが劇中で示唆されている。
- 当初は「漆黒の新幹線」をもじって「四っ国の新幹線」などと視聴者にネタにされていた[1]が、後に作中本当に四国に入線したシーンが存在する。なお、四国の予土線では普通列車を0系新幹線そっくりに改装し、車内で鉄道模型を展示している「鉄道ホビートレイン」が運行されており、これを想起した鉄道ファンの視聴者もいた。またこの鉄道ホビートレインもアニメ作中でワンカットだけ登場している。
- 放映当時、「現美新幹線」という本当に黒い新幹線車両が観光列車として上越新幹線で運転されており、劇中でも漆黒の新幹線の正体が判明していない当時、ハヤトが漆黒の新幹線の正体候補として話題に挙げていた。
商品情報[編集 | ソースを編集]
脚注[編集 | ソースを編集]
- ↑ 『シンカリオン』はJRグループ各社が協力を行っているが、アニメでは新幹線車両を保有していないJR四国のみ協力企業に記載されておらず、そのことも踏まえたネタである。なお実際はアニメ版以前の段階からJR四国も協力しており、後述の四国が舞台となった回ではエンドクレジットに記載されている。