アーキッド・オルター
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アーキッド・オルター | |
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外国語表記 | Archid Alter[1] |
登場作品 | ナイツ&マジック |
声優 |
菅原慎介 東内マリ子(幼少期) |
デザイン |
黒銀(原案) 桂憲一郎(アニメ版) |
初登場SRW | スーパーロボット大戦30 |
プロフィール | |
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愛称 | キッド |
種族 | 徒人 |
性別 | 男 |
所属 | フレメヴィーラ王国 |
所属部隊 | 銀鳳騎士団 |
役職 | 団長補佐 |
アーキッド・オルターは『ナイツ&マジック』の登場人物。
概要[編集 | ソースを編集]
エルネスティ・エチェバルリアの幼馴染の一人。通称は「キッド」。
アデルトルート・オルターの双子の兄で、8歳時にエルと出会い、以後は妹と共に彼のかけがえのない友人となる。ライヒアラ騎操士学園に通いながらエルから魔法を学び、優秀な技能を身につけ、幻晶騎士の騎操士としても成長していく。
父親はフレメヴィーラ王国の貴族だが、母親は庶民出の妾なため、父とは別宅で母・妹と生活している。銀鳳騎士団の結成後は団長補佐としてエルの側に立つ。
大西域戦争でのクシェペルカ王国救援時は、第一王女のエレオノーラ・ミランダ・クシェペルカを助け、彼女の騎士を名乗り、仲を深める。ジャロウデク軍との最終決戦では、クシェペルカ軍本陣に特攻を図る飛竜戦艦に飛び移り、操縦をしていたドロテオ・マルドネスを討ってエレオノーラの危機を救った。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦30
- 初登場作品。担当声優の菅原慎介氏は今作でSRW初出演。ツェンドルグに搭乗し、アディとメインパイロットを交代できる。
- エルが大方の予想通り原作を超えた大暴走に走るため、彼の気苦労もまた原作以上となっている。
- エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「命中アップ」。
- パイロット交代可能機の宿命でエースボーナス取得が遅れがちになるので、どちらか一人を集中的に使い撃墜数を稼ごう。
パイロットステータス[編集 | ソースを編集]
精神コマンド[編集 | ソースを編集]
- 30
- 根性、努力、不屈、必中、気合、勇気
- 特機乗りのようなラインナップかつ、同乗するアディが閃きや集中、加速を習得するため綺麗に役割分担できる。一方でアディは祝福や期待といった需要の高い補助系精神も習得するため、基本的には彼女には支援を行わせ、戦闘面はキッドが担当する事が多いだろう。
- 最後の習得精神は妹が幼なじみに愛を捧げたように、こちらはエレノオーラに騎士としての忠誠と勇気を誓ったものと思われる。唯一の難点として、二人して熱血などのダメージ上昇系精神を覚えられないため、熱血を内包する勇気で補うことになるがSP消費が嵩む。
- 加入時点で努力を使えるためレベル上げが容易で、他の精神を使う必要が無いなら雑魚相手でもガンガン努力を使わせてPP稼ぎをさせるのも悪くない。
特殊スキル[編集 | ソースを編集]
エースボーナス[編集 | ソースを編集]
- 出撃時、気力+15、自身とアディのSPに最大値の15%が足される。
- 『30』で採用。アディと類似したボーナスだが、気力上昇値が高く初期SP値の増加が低い。アディの気力は変動しない。
- 出撃時の配置がサブでも適用されるため、どちらを主体で使うにしても二人ともエースにしたい。撃墜数稼ぎが目的でなければ、取得後は気力上昇値のより高いキッドの方がメインになりやすいだろう。
人間関係[編集 | ソースを編集]
家族[編集 | ソースを編集]
- アデルトルート・オルター
- 仲が良い双子の妹。
- ヨアキム・セラーティ
- 父親。フレメヴィーラ王国の侯爵。
- イルマタル・オルター
- 母親。ヨアキムの妾。
- ステファニア・セラーティ
- 異母姉。ライヒアラ騎操士学園の生徒会長。
- バルトサール・セラーティ
- 異母兄。ステファニアの弟。原作での彼との決闘はアニメではカットされた。
ライヒアラ騎操士学園[編集 | ソースを編集]
- エルネスティ・エチェバルリア
- 幼馴染であり、魔法の師でもある。
- エドガー・C・ブランシュ、ディートリヒ・クーニッツ、ヘルヴィ・オーバーリ
- 騎操士学科の先輩達。
- バトソン・テルモネン、ダーヴィド・ヘプケン
- 同期と先輩。
フレメヴィーラ王国[編集 | ソースを編集]
- エムリス・イェイエル・フレメヴィーラ
- クシェペルカ王国救援時にキッドを補佐役にする。
クシェペルカ王国[編集 | ソースを編集]
- エレオノーラ・ミランダ・クシェペルカ
- 彼女を救出し、意気消沈していた彼女を説得したことを機に、彼女と仲を深める。
ジャロウデク王国[編集 | ソースを編集]
- ドロテオ・マルドネス
- エレオノーラの命を狙った彼を討つ。
他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]
- 獅堂光、龍咲海、鳳凰寺風
- 『30』ではセフィーロに召喚された彼女たちと異世界で知り合っている。初めて会った際は、互いに敵を警戒していたためかすれ違いで戦闘にまで発展したが、後に誤解が解け協力関係を築いている。
- 枢木スザク
- 『30』では、キッドが原作とは異なり既に一度エレオノーラ救出に失敗しており、救出を目標に意気込む際、かつての自分の辿った悲劇を思い出しでもしたのか、キッドを応援してくれる。
名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「今まで黙ってたけどさ、生徒会長と俺達、父親が同じヨアキム・セラーティって言う侯爵でさ」
「ただ、うちの母親の方は貴族の出じゃなくて、俺とアディは、いわゆるその…」
エル「非嫡出子、ということですね。事情は了解しました。それで、今後の方針は?」 - 第1話。ステファニアの訪問後、エルに家庭の事情を明かすも、闇討ちするか?と言われ驚くことに。
- 「なあ、もしかしてよ。あいつ、幻晶騎士を奪って、殴り込みに行ったんじゃねえか?」
- 第2話。陸皇亀から退避中にエルの行動を予想するが、図らずもそれは当たっていた。
- 「これ、街中でぶっ放していいもんじゃないだろう」
- 第4話。エル製の幻晶甲冑の武装、クロスボウ(スコルピウス)の予想外の威力に肝を冷やす。
- 「そういう先輩は一人で大丈夫なのかよ!?」
「テレスターレを盗まれて、俺達だって怒ってるんだよ!」
アディ「あれはみんなで造った物なんだから、それを泥棒するなんて、絶対に許せない!」 - 第5話。ケルヒルトを追うエドガーの元へ、アディと共に幻晶甲冑で駆けつける。
- 「おお、こうして見るとやっぱでけえな」
「陸皇亀と戦った時のエルも、こんな気分だったのかもな」 - 同話より。幻晶甲冑で走りながら、敵の賊が乗るカルダトアを下から見上げて。
- 「あれだけ好き放題やってたのにな~」
- 第7話。エル達と無事に中等部を卒業できたことに安堵する。色々やってたよね…。
- 「女王陛下に拝謁か~」
「へへっ、美人だといいなー」
アディ「キッド、馬鹿なこと言ってんじゃないの!」 - 第8話。自分達の相手が女皇殻獣ということで軽口を叩く。
- 「大丈夫だ。お姫様には頼りになる味方が一杯いる」
「ここを出て、ジャロウデクの奴らをやっつけようぜ!」 - 第10話。エレオノーラ王女救出作戦で王女を見つけ、一緒に逃げようと話しかける。
- 「俺はアーキッド・オルター。俺があなたの騎士になって、あなたを守ろう」
「あなたのために剣を取り、騎士の務めを果たそう」
「王女殿下、あなたの騎士として、私に最初の任をお与え下さい」 - 同話より。逃げることを渋るエレオノーラに対し、王女の騎士となると宣言する。
- 「駄目だこいつら…」
- 同話より。エレオノーラ王女を元気付けるために頓珍漢な提案をするエルやアディに呆れてしまう。
- 「部屋に籠もりっきりだから、暗い考えになるんじゃね?」
「もう囚われのお姫様じゃないんだ。パァーッと行こうぜ?エレオノーラ様!」 - 同話より。部屋に籠もるエレオノーラを気分転換にと、外へ連れ出す。
- エレオノーラ「騎士様は、どうして私のような者に、親切にして下さるのですか?」
「おいおい、そういう私なんかみたいな言い方、もうやめようぜ?」
「エレオノーラ様だからに決まってんだろ。誰かれかまわずこんなことしねーよ!」 - 同話より。エレオノーラに真摯に接し、返答を聞いた彼女が頬を染める。
- 「まったく、空を飛ぶ幻晶騎士なんて反則だぜ」
- 第11話。縦横無尽に空を駆け回り活躍するエルのイカルガへの感想。
- 「俺も改めて騎士として誓う」
「エレオノーラ様、あなたを最後まで守り抜く!」 - 同話より。クシェペルカの女王となることを決意したエレオノーラを改めて支えると告げる。
- 「何言ってんだバトソン!こっからが頑張り時じゃねーか!」
「武者震いが止まんねえ、やってやるぜ!」
アディ「て言うけどさ?あたし達は動力代わりだから動けないんだけどね?」
「大事なのは気持ちだろ!?」 - 第12話。乗機が完成した対空衝角艦ジルバヴェールの魔力源代わりとなった際に。
- 「くそっ、何か手はねえのかよ!?…いけねえ、ろくでもないこと思いついちまった」
「親方!船をあいつに寄せてくれ!」
ダーヴィド「何をするつもりだ!?」
「あいつを、殴って止める!!」 - 最終話。特攻をかけようとする飛竜戦艦が、イカルガの妨害を受けてなお抵抗する姿を見て、その時の飛竜戦艦をコントロールしている戦艦頭部の騎士像への直接攻撃を提案する。
- バトソン「死ぬなよキッド!」
「死ぬかよぉぉぉーっ!!」 - 同話より。その後、飛竜戦艦に飛び移る際の絶叫。彼は別に転生していないにも関わらず、この人を思い出す台詞で死亡フラグのように思えた台詞だったが…。
- 「こりゃちっと格好つけすぎたか。だけど、エレオノーラ様が無事なら、まあいいか」
エル「キッド!ツェンドリンブルを降りて、こちらへ!」
「おせえぞ、エル!」 - 同話より。飛竜戦艦をコントロールしていたドロテオ・マルドネスを撃破した後。一度は死を覚悟したものの、キッド当人は何とかエルに救助され無事だった。
- 「俺とエルのツェンドリンブル…ごめんな」
- 同話より。脱出後、飛竜戦艦の道連れとなって愛機ツェンドリンブルが散りゆく姿を見てのつぶやき。
- アディ「他に言うことがあったんじゃないの?」
「いや、十分だ。今度会うときは、俺ももっと立派になってないとな」 - 同話より。エレオノーラとの別れを済ませて。成長してからの再会を誓う。
迷台詞[編集 | ソースを編集]
- 「よっ!久しぶり!…で、ござりまするな」
- 第10話。救出したエレオノーラを元気付けるべく部屋を訪ねて。その口調は一体…。
搭乗機体[編集 | ソースを編集]
- ツェンドルグ
- エルが開発した人馬型の復座機。
- ツェンドリンブル / ツェンドリンブル・アーロ
- ツェンドルグを1人乗りに改修した量産機。Web版設定資料集ではキッドの機体に後者のネームが割り振られている(本編では使われていないので没設定とみるべきであろう)。
脚注[編集 | ソースを編集]
- ↑ 『30』Steam英語版。