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− 26歳。一年戦争後、軍に残り続けたブライトはミライと結婚し、二児(長男ハサウェイ、長女チェーミン)の父親となる。軍人としては当時のブライトの年齢としては破格と言える中佐に昇進していたのだが、やはりアムロや[[ハヤト・コバヤシ]]同様に連邦政府の上層部からは危険視される事になり、閑職である連絡船“テンプテーション”の船長を勤めていた<ref>漫画『機動戦士Ζガンダム Define』ではティターンズへ抜擢された過去がある事が判明。それを断り、むしろ彼等の方針に異を唱えた結果、上層部の不興を買って二階級降格され、少佐となっていた。</ref>。務めた期間も7年と何気に長い。+
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− 27歳。引き続きアーガマ艦長として行動する事になっているが、多くのパイロットを失い、[[修理]]や[[補給]]もままならない状態となった結果、[[サイド1]]のコロニー「[[シャングリラ]]」へと寄港。そこでアーガマのモビルスーツを狙ったジャンク屋の少年である[[ジュドー・アーシタ]]の一行と出会う事になる。+
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− 31歳。前作で、再会した[[セイラ・マス]]との話でシャアが何かを起こそうとしている事を確信していたブライトは、軍需産業と族議員の打算を利用し、政治的に立ち回った末、外郭独立部隊「[[ロンド・ベル]]」を結成。その指揮官兼旗艦[[ラー・カイラム]]の艦長となっている。+
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− 34歳。コロニー「ロンデニオン」にて、引き続きロンド・ベルの指揮官の任に就いている。[[ビスト財団]]の野望を阻止するため、[[ルオ商会]]に接触。[[ベルトーチカ・イルマ]]から[[ガランシェール]]と[[ジオン公国軍|ジオン残党部隊]]による[[トリントン基地]]襲撃の情報を得て更に非常事態を理由に[[ネェル・アーガマ]]に特命を下し実質的に[[ユニコーンガンダム]]とバナージの逃亡を手引きし、自身の銃殺刑すら覚悟のうえで[[オットー・ミタス]]ら[[ネェル・アーガマ]]のクルーを送り出した。一連の事件の情報を旧知の議員であるジョン・バウアーにリークすることで財団を牽制するも参謀本部からは更迭される。+
− 43歳。この頃には口髭を生やしている。ロンド・ベルの指揮官のままであり大佐のままである。ようやく退役願いを受理されており、退役したら社会勉強の一環としてレストランをやった後に政治に出馬する野望を持っていた。+
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==== [[機動戦士Ζガンダム]] ====
==== [[機動戦士Ζガンダム]] ====
当時26歳。一年戦争後、軍に残り続けたブライトはミライと結婚し、二児(長男ハサウェイ、長女チェーミン)の父親となる。軍人としては当時のブライトの年齢としては破格と言える中佐に昇進していたのだが、やはりアムロや[[ハヤト・コバヤシ]]同様に連邦政府の上層部からは危険視される事になり、閑職である連絡船“テンプテーション”の船長を勤めていた<ref>漫画『機動戦士Ζガンダム Define』ではティターンズへ抜擢された過去がある事が判明。それを断り、むしろ彼等の方針に異を唱えた結果、上層部の不興を買って二階級降格され、少佐となっていた。</ref>。務めた期間も7年と何気に長い。
[[グリプス戦役]]の初期にてコロニー「[[グリーンノア]]」を訪れるが、主人公の[[カミーユ・ビダン]]が[[ガンダムMk-II]]に乗り込んで暴れる姿を目撃。その姿にかつてのアムロと姿を重ねる事になる。その後、コロニー内で平然と戦闘を行った[[ティターンズ]]に対し直訴するが、一般の連邦軍であるのを理由に乗艦の[[バスク・オム]]大佐だけでなく、下士官の[[カクリコン・カクーラー]]中尉にまでティターンズであるのを理由に暴行され、ティターンズが特権階級を利用して如何に傲慢な思想の持ち主達であるのかを痛感する<ref>実際、まともな思考をしたティターンズの兵士もいるのだが、ブライトの立ち位置から見れば「反感を育てるだけの存在」と見なされても仕方がないと言える。</ref>。
[[グリプス戦役]]の初期にてコロニー「[[グリーンノア]]」を訪れるが、主人公の[[カミーユ・ビダン]]が[[ガンダムMk-II]]に乗り込んで暴れる姿を目撃。その姿にかつてのアムロと姿を重ねる事になる。その後、コロニー内で平然と戦闘を行った[[ティターンズ]]に対し直訴するが、一般の連邦軍であるのを理由に乗艦の[[バスク・オム]]大佐だけでなく、下士官の[[カクリコン・カクーラー]]中尉にまでティターンズであるのを理由に暴行され、ティターンズが特権階級を利用して如何に傲慢な思想の持ち主達であるのかを痛感する<ref>実際、まともな思考をしたティターンズの兵士もいるのだが、ブライトの立ち位置から見れば「反感を育てるだけの存在」と見なされても仕方がないと言える。</ref>。
==== [[機動戦士ガンダムΖΖ]] ====
==== [[機動戦士ガンダムΖΖ]] ====
当時27歳。引き続きアーガマ艦長として行動する事になっているが、多くのパイロットを失い、[[修理]]や[[補給]]もままならない状態となった結果、[[サイド1]]のコロニー「[[シャングリラ]]」へと寄港。そこでアーガマのモビルスーツを狙ったジャンク屋の少年である[[ジュドー・アーシタ]]の一行と出会う事になる。
主を失った[[Ζガンダム]]に搭乗してティターンズの生き残りである[[ヤザン・ゲーブル]]や[[マシュマー・セロ]]率いる[[ネオ・ジオン]]の部隊を倒していくジュドーの中に可能性を見出したブライトは、彼やその仲間達を雇う形でエゥーゴの一員に迎え入れ、後に[[ΖΖガンダム]]やガンダムMk-II、[[百式]]、[[メガライダー]]等を戦力とした[[ガンダム・チーム]]を結成し、[[第1次ネオ・ジオン抗争]]を引き起こしたネオ・ジオンを相手に宇宙や地球を舞台に戦っていく。しかし、議会本部のある[[ダカール]]を制圧されていながらネオ・ジオンの指導者である[[ハマーン・カーン]]を楽観視していた連邦軍のホワイト将軍は、彼女の恫喝に屈するも同然(当人達は「和平政策」と称している)でジオン発祥の地である[[サイド3]]を提供してしまい、更に「エゥーゴが[[アナハイム・エレクトロニクス]]と結託して戦争で金もうけをしようとしている」とまで侮蔑された事には、ブライトも本気で怒りを振るわせ、それを聞いたジュドーも怒りに任せてホワイト将軍を殴打している。
主を失った[[Ζガンダム]]に搭乗してティターンズの生き残りである[[ヤザン・ゲーブル]]や[[マシュマー・セロ]]率いる[[ネオ・ジオン]]の部隊を倒していくジュドーの中に可能性を見出したブライトは、彼やその仲間達を雇う形でエゥーゴの一員に迎え入れ、後に[[ΖΖガンダム]]やガンダムMk-II、[[百式]]、[[メガライダー]]等を戦力とした[[ガンダム・チーム]]を結成し、[[第1次ネオ・ジオン抗争]]を引き起こしたネオ・ジオンを相手に宇宙や地球を舞台に戦っていく。
しかし、議会本部のある[[ダカール]]を制圧されていながらネオ・ジオンの指導者である[[ハマーン・カーン]]を楽観視していた連邦軍のホワイト将軍は、彼女の恫喝に屈するも同然(当人達は「和平政策」と称している)でジオン発祥の地である[[サイド3]]を提供してしまい、更に「エゥーゴが[[アナハイム・エレクトロニクス]]と結託して戦争で金もうけをしようとしている」とまで侮蔑された事には、ブライトも本気で怒りを振るわせ、それを聞いたジュドーも怒りに任せてホワイト将軍を殴打している。
停戦する意思の無かったハマーンによってダブリンへの[[コロニー落とし]]が敢行された後、再び宇宙へと上がる事になるのだが、エゥーゴや連邦高官の意向もあって途中で艦を降りる事になり、ジュドー達ガンダム・チームに[[ネェル・アーガマ]]を託す事になる。その後、連邦・エゥーゴの艦隊を率いてネオ・ジオンとの決戦に挑もうとしていたが、[[グレミー・トト]]による反乱という予想外な事態もあって、自分達は戦う事も無く、第1次ネオ・ジオン抗争は終戦を迎えた。
停戦する意思の無かったハマーンによってダブリンへの[[コロニー落とし]]が敢行された後、再び宇宙へと上がる事になるのだが、エゥーゴや連邦高官の意向もあって途中で艦を降りる事になり、ジュドー達ガンダム・チームに[[ネェル・アーガマ]]を託す事になる。その後、連邦・エゥーゴの艦隊を率いてネオ・ジオンとの決戦に挑もうとしていたが、[[グレミー・トト]]による反乱という予想外な事態もあって、自分達は戦う事も無く、第1次ネオ・ジオン抗争は終戦を迎えた。
この頃になると、前作と比較してヤサグレ度が増して、親父臭くなっている描写もちらほら。『ΖΖ』のストーリー初期の明るい雰囲気の煽りを受けた影響で、[[Ζガンダム]]を奪いに来たジュドーに跳び蹴りされたり、[[エマリー・オンス]]に好意を寄せられて不倫疑惑が浮上する等、いまいち締まらないエピソードも多いが、カミーユやカツ達の二の舞にだけはしないと心掛けていたのか、リィナをネオ・ジオンに連れ去られたジュドーに対し真剣に話し合おうとしたりする等、彼等の「大人」として努めようとする面も見せている。そして、最終話で連邦軍人たちの不甲斐なさに憤るジュドーに対し、「'''気に入らないなら、俺を殴って気を済ませろ'''」と言って屈託を受け止めてみせた。その後、ジュドーや[[ルー・ルカ]]との別れのシーンでの様子からも、本作のブライトが「大人」としての役目を果たせた事を伺わせている。
この頃になると、前作と比較してヤサグレ度が増して、親父臭くなっている描写もちらほら。『ΖΖ』のストーリー初期の明るい雰囲気の煽りを受けた影響で、[[Ζガンダム]]を奪いに来たジュドーに跳び蹴りされたり、[[エル・ビアンノ]]に「おじさん」呼ばわりされるのを気にしたり(既に妻子持ちなので当然だが)、[[エマリー・オンス]]に好意を寄せられて不倫疑惑が浮上する等、いまいち締まらないエピソードも多いが、カミーユやカツ達の二の舞にだけはしないと心掛けていたのか、リィナをネオ・ジオンに連れ去られたジュドーに対し真剣に話し合おうとしたりする等、彼等の「大人」として努めようとする面も見せている。そして、最終話で連邦軍人たちの不甲斐なさに憤るジュドーに対し、「'''気に入らないなら、俺を殴って気を済ませろ'''」と言って屈託を受け止めてみせた。その後、ジュドーや[[ルー・ルカ]]との別れのシーンでの様子からも、本作のブライトが「大人」としての役目を果たせた事を伺わせている。
==== [[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]] ====
==== [[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]] ====
当時32歳。前作で、再会した[[セイラ・マス]]との話でシャアが何かを起こそうとしている事を確信していたブライトは、軍需産業と族議員の打算を利用し、政治的に立ち回った末、外郭独立部隊「ロンド・ベル」を結成。その指揮官兼旗艦[[ラー・カイラム]]の艦長となっており、連邦の内部改革を望んでいたアムロも隊員に加えていた。
予想通りに[[ネオ・ジオン]]の総帥として行動を起こしたシャアは、資源衛星である「[[フィフス・ルナ]]」を地球に落とす事になり、その最中でブライトは13歳の少年に成長した息子・ハサウェイと再会し、彼はコロニー「[[ロンデニオン]]」でアムロや[[クェス・パラヤ]]と交流する事になる。しかし、今回の戦意を軽視し、シャアの思惑について全く理解できていなかった連邦政府の高官であるクェスの父・[[アデナウアー・パラヤ]]が、シャアと取引をして[[アクシズ]]を引き渡す事を、会計監査局員となっていたミライの元婚約者である[[カムラン・ブルーム]]から聞かされる。シャアがアクシズを地球に落とそうとしている事を即座に見抜いたブライトは、アデナウアーに抗議して聞き入れられなかったが、独自の行動を取る許可はもらい、極刑を覚悟していたカムランからも博物館行きとなっていた核弾頭を託される事になる形で、ブライト率いるロンド・ベルは、ネオ・ジオンとの決戦に踏み切る。
予想通りに[[ネオ・ジオン]]の総帥として行動を起こしたシャアは、資源衛星である「[[フィフス・ルナ]]」を地球に落とす事になり、その最中でブライトは13歳の少年に成長した息子・ハサウェイと再会し、彼はコロニー「[[ロンデニオン]]」でアムロや[[クェス・パラヤ]]と交流する事になる。しかし、今回の戦意を軽視し、シャアの思惑について全く理解できていなかった連邦政府の高官であるクェスの父・[[アデナウアー・パラヤ]]が、シャアと取引をして[[アクシズ]]を引き渡す事を、会計監査局員となっていたミライの元婚約者である[[カムラン・ブルーム]]から聞かされる。シャアがアクシズを地球に落とそうとしている事を即座に見抜いたブライトは、アデナウアーに抗議して聞き入れられなかったが、独自の行動を取る許可はもらい、極刑を覚悟していたカムランからも博物館行きとなっていた核弾頭を託される事になる形で、ブライト率いるロンド・ベルは、ネオ・ジオンとの決戦に踏み切る。
==== [[機動戦士ガンダムUC]] ====
==== [[機動戦士ガンダムUC]] ====
当時36歳。コロニー「ロンデニオン」にて、引き続きロンド・ベルの指揮官の任に就いている。[[ビスト財団]]の野望を阻止するため、[[ルオ商会]]に接触。[[ベルトーチカ・イルマ]]から[[ガランシェール]]と[[ジオン公国軍|ジオン残党部隊]]による[[トリントン基地]]襲撃の情報を得て更に非常事態を理由に[[ネェル・アーガマ]]に特命を下し実質的に[[ユニコーンガンダム]]とバナージの逃亡を手引きし、自身の銃殺刑すら覚悟のうえで[[オットー・ミタス]]ら[[ネェル・アーガマ]]のクルーを送り出した。一連の事件の情報を旧知の議員であるジョン・バウアーにリークすることで財団を牽制するも参謀本部からは更迭される。
==== [[機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ]] ====
==== [[機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ]] ====
当時45歳。この頃には口髭を生やしている。ロンド・ベルの指揮官のままであり大佐のままである。ようやく退役願いを受理されており、退役したら社会勉強の一環としてレストランをやった後に政治に出馬する野望を持っていた。
しかし、処刑された反政府組織マフティーのトップである「マフティー・ナビーユ・エリン」の正体が[[ハサウェイ・ノア|自らの息子]]であることを知ってしまい、更には処刑の指揮を自ら執ったことにされてしまう。なお、この経緯を知った事に関しては劇中では描写されておらず、ケネス・スレッグとギギ・アンダルシアの二名が新聞記事を読んで「ブライトも知ってしまったのだろう」と仄めかされる程度となっている。
しかし、処刑された反政府組織マフティーのトップである「マフティー・ナビーユ・エリン」の正体が[[ハサウェイ・ノア|自らの息子]]であることを知ってしまい、更には処刑の指揮を自ら執ったことにされてしまう。なお、この経緯を知った事に関しては劇中では描写されておらず、ケネス・スレッグとギギ・アンダルシアの二名が新聞記事を読んで「ブライトも知ってしまったのだろう」と仄めかされる程度となっている。