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409 バイト追加 、 2019年12月26日 (木) 00:04
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[アルビオン]]の艦長で、階級は大佐。
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[[アルビオン]]の艦長で、[[軍階級|階級]]は大佐。良識ある紳士であると同時に、軍人としても高い能力を持ち、最前線に立つ故に現状に対する危機意識も高い。
    
[[核ミサイル|核弾頭]]受領の為に立ち寄った[[トリントン基地]]で輸送中の[[ガンダム試作2号機]]を[[アナベル・ガトー]]に強奪され、以降は[[デラーズ・フリート]]の追撃任務に就く。
 
[[核ミサイル|核弾頭]]受領の為に立ち寄った[[トリントン基地]]で輸送中の[[ガンダム試作2号機]]を[[アナベル・ガトー]]に強奪され、以降は[[デラーズ・フリート]]の追撃任務に就く。
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良識ある紳士であると同時に、軍人としても高い能力を持ち、最前線に立つ故に現状に対する危機意識も高い……とされてはいるのだが、作中においてはやる事なすことが大分裏目に出ている。特に、[[コロニー落とし]]を阻止する為にあえて軍に背き、[[ガンダム試作3号機]]を持ち出したにも関わらず、コロニー落としの阻止に失敗してしまった(結果的には、友軍の行動を阻害した点が大きな仇となった)、と言う点は擁護出来ない。
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[[デラーズ紛争]]終結後、後ろ盾であった[[ジョン・コーウェン]]中将が[[ジャミトフ・ハイマン]]らによって失脚し、シナプスも作戦中の命令違反の罪を問われ、極刑が下された。
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[[デラーズ紛争]]終結後、後ろ盾であった[[ジョン・コーウェン]]中将が[[ジャミトフ・ハイマン]]らによって失脚し、シナプスも作戦中の命令違反の罪を問われ、極刑が下された。政争に敗れたと言う面もあるものの、実際に命令違反と任務失敗を繰り返しており、特に軍の最高機密兵器となる試作3号機を強奪するという守秘義務の大いなる逸脱は軍法上では致命的であり、更に命令無視による度重なる無許可戦闘を繰り返したことは『'''艦を私物化している'''』と指摘されても反論は難しいかもしれない。そのため、彼の極刑は妥当な判決と言う面も否定出来ない<ref>小説版ではコウの懲役1年は罪状から見れば軽過ぎると指摘されている反面で、シナプスの判決は罪状通りの厳しいものとなったと記述されており、ある種の妥当性が垣間見れる。ただし同時にこの裁判の判決は当初より決められており、裁判は茶番であるとも明言されているため、コウの罪状もシナプスに着せられているとの推察も可能。</ref>。
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=== キャラクターの総評 ===
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[[地球連邦軍]]における良識的かつ有能な軍人なのだが、『0083』劇中においてはやる事なす事が大分裏目に出てしまっている。特に、[[コロニー落とし]]を阻止する為にあえて軍に背き、[[ガンダム試作3号機]]を持ち出したのにも関わらず、コロニー落としの阻止に失敗してしまった(結果的には、友軍の行動を阻害した点が大きな仇となった)。
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また、「組織内の闘争の巻き添えに遭った」という面があるものの、実際には命令違反と任務失敗を繰り返しており、特に「軍の最高機密兵器となる試作3号機を強奪する」という守秘義務の大いなる逸脱は軍法上では致命的であった。
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更に命令無視による度重なる無許可戦闘を繰り返した件に関しては、'''「艦を私物化している」'''と指摘されても反論は難しいかもしれない。「組織(地球連邦軍)の統制を乱した」という面で評したら、シナプスの極刑は「妥当な判決」という事にもなるのである<ref>[[小説|小説版]]『0083』では「[[コウ・ウラキ|コウ]]の懲役1年は罪状から見れば軽過ぎると指摘されている反面、シナプスの判決は罪状通りの厳しいものとなった」と記述されており、ある種の妥当性が垣間見れる。ただし、同時にこの裁判の判決は当初より決められており、'''裁判は「茶番」であるとも明言されている'''ため、コウの罪状もシナプスに着せられているとの推察も可能である。</ref>。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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;[[第2次スーパーロボット大戦α]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]
 
:[[アルビオン]]の艦長として参戦し、[[ブライト・ノア|ブライト]]の正式参戦後も最後まで使える。
 
:[[アルビオン]]の艦長として参戦し、[[ブライト・ノア|ブライト]]の正式参戦後も最後まで使える。
:担当声優の大塚周夫氏も本作でスパロボ初参加となったが、以降新録することなく2015年1月15日に死去したため本作が最初で最後の参加となった。
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:担当声優の大塚周夫氏も本作でスパロボ初参加となったが、以降新録する事なく2015年1月15日に死去したため本作が最初で最後の参加となった。
 
:戦闘時の[[カットイン]]は右手を斜め下に振り下げるというもので、かなり格好良く作られている。
 
:戦闘時の[[カットイン]]は右手を斜め下に振り下げるというもので、かなり格好良く作られている。
 
:今回は、[[ジオン]]絡みで何かと出番が多い。クリティカル率を上げる[[小隊長能力]]が、攻撃力が控えめの[[アルビオン]]と相性が良く、[[イワン・パサロフ|イワン]]との[[精神コマンド]]の分担も上手くまとまっている為、なかなか優秀。ただし、所持技能の[[援護攻撃]]と[[連携攻撃]]に関しては乗機に強力な単体攻撃が無いため、あまり活用できないのが残念。
 
:今回は、[[ジオン]]絡みで何かと出番が多い。クリティカル率を上げる[[小隊長能力]]が、攻撃力が控えめの[[アルビオン]]と相性が良く、[[イワン・パサロフ|イワン]]との[[精神コマンド]]の分担も上手くまとまっている為、なかなか優秀。ただし、所持技能の[[援護攻撃]]と[[連携攻撃]]に関しては乗機に強力な単体攻撃が無いため、あまり活用できないのが残念。
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== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
 
;「戦争の代償…というにはあまりにも大きな傷だ」
 
;「戦争の代償…というにはあまりにも大きな傷だ」
:第1話より。[[ジオン軍]]による[[コロニー落とし|ブリティッシュ作戦]]によってかつてのシドニーを巻き込んで生じた巨大なクレーターを[[ニナ・パープルトン|ニナ]]に説明し、感慨深げに語った台詞。
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:第1話より。[[ジオン軍]]による「[[コロニー落とし|ブリティッシュ作戦]]」によってかつてのシドニーを巻き込んで生じた巨大なクレーターを[[ニナ・パープルトン|ニナ]]に説明し、感慨深げに語った台詞。
;「バニング君! 本艦は出航間もない寄合乗船だ。厄介な火種は迷惑だぞ!」
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;「バニング君! 本艦は出航間もない寄合乗船だ。厄介な火種は迷惑だぞ!」
:左舷MSカタパルトで揉め事を起こしている元「不死身の第四小隊」の管理に関してのバニングに対する叱責。編成されたばかりで信頼関係の構築もあまりできていないところに、トラブルメーカーを放り込まれたに等しいため、彼らの上官であるバニングに対して厳しい口調である。
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:左舷MSカタパルトで揉め事を起こしている元「不死身の第四小隊」の管理に関しての[[サウス・バニング|バニング]]に対する叱責。
: 小説版では「あの'''ゴロツキ'''共の管理は任せたはずだッ!」とかなり辛辣な言葉となっている。
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:編成されたばかりで信頼関係の構築もあまりできていないところに、トラブルメーカーを放り込まれたに等しいため、彼らの上官であるバニングに対して厳しい口調である。
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:[[小説|小説版]]では「あの'''ゴロツキ'''共の管理は任せたはずだッ!」とかなり辛辣な言葉となっている。
 
;「出ん訳にはいかんだろうッ!」
 
;「出ん訳にはいかんだろうッ!」
:第4話より。左舷MSデッキでのモンシア達の素行の悪さから起こった騒動と一連のやり取りで不機嫌になっていたシナプスに通信士のモーリスが辟易した様子でジャブローからの本日三度目の通信を告げた際の台詞。唐突に大声を出したため、モーリスは驚いて萎縮してしまっており、謝罪した後に通信を繋ぐように指示を出している。その後のジャブローの将軍のやり取りと周囲のクルーが不満を洩らしたため、シナプスは「'''いい加減にしたまえッ!'''」と完全に堪忍袋の緒をぶち切ってしまう。
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:第4話より。左舷MSデッキでの[[ベルナルド・モンシア|モンシア]]達の素行の悪さから起こった騒動と一連のやり取りで不機嫌になっていたシナプスに対して、通信士のモーリスが辟易した様子で[[ジャブロー]]からの本日三度目の通信を告げた際の台詞。
:温厚なシナプスにしては珍しいが、アフリカに来てから一週間も経つのに手がかりすらないため、焦りがあったのだろう。
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:唐突に大声を出したため、モーリスは驚いて萎縮してしまっており、謝罪した後に通信を繋ぐように指示を出している。その後のジャブローの将校とのやり取りと周囲のクルーが不満を洩らしたため、シナプスは'''「いい加減にしたまえッ!」'''と完全に堪忍袋の緒をぶち切ってしまう。
:ちなみに小説版では「'''これは軍艦で、ここはその艦橋だ。艦橋が居留守を使う訳にはいかんだろうッ!'''」となっている。
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:温厚なシナプスにしては珍しいが、[[アフリカ]]に来てから一週間も経つのに手がかりすらないため、焦りがあったのだろう。
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:ちなみに小説版では'''「これは軍艦で、ここはその艦橋だ。艦橋が居留守を使う訳にはいかんだろうッ!」'''となっている。
 
;「…神よ、[[ルセット・オデビー]]に[[祝福]]を…」
 
;「…神よ、[[ルセット・オデビー]]に[[祝福]]を…」
 
:第11話より。[[コウ・ウラキ|コウ]]を庇い、凶弾に倒れたルセットを悼んでの台詞。
 
:第11話より。[[コウ・ウラキ|コウ]]を庇い、凶弾に倒れたルセットを悼んでの台詞。
 
;「むぅぅ…これでは軍閥政治ではないか!」
 
;「むぅぅ…これでは軍閥政治ではないか!」
:第13話より。終盤、[[シーマ・ガラハウ|シーマ]]が連邦側に寝返った直後、[[バスク・オム]]との通信にて。ちなみに、バスク・オムからは「貴様、歯向かうか」と言われるが、一応は命令に従っている。
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:第13話より。終盤、[[シーマ・ガラハウ|シーマ]]が連邦側に寝返った直後、[[バスク・オム]]との通信にて。
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:ちなみに、バスク・オムからは「貴様、歯向かうか」と言われるが、一応は命令に従っている。
    
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
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