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49 バイト追加 、 2019年12月25日 (水) 00:51
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実は連合軍側は、最初からオーブが要求を飲むとは考えておらず、マスドライバーやモルゲンレーテの技術を取り込む以外に、国を包囲していた連合軍を裏から操っていたブルーコスモスの盟主である[[ムルタ・アズラエル]]が、傘下の企業で開発させた新型の[[カラミティガンダム|後期型]][[フォビドゥンガンダム|GAT-X]][[レイダーガンダム|シリーズ]]の実戦テストを行いたいが為に、わざと無茶苦茶な要求を行い、拒否させて侵攻の名目を作るという思惑があった。また、アズラエルはオーブの裏方的存在であった五大氏族の一つでアスハ家と対立してもいたサハク家と裏で繋がりを持っており、次期当主である[[ロンド・ギナ・サハク|ロンド]][[ロンド・ミナ・サハク|姉弟]]は、オーブの技術提供とマスドライバーの存在するビクトリア基地奪還に直接協力するのを条件に、「オーブへの不介入」の協定も行っている。その為、本来ならば連合軍がオーブに侵攻するのは、戦力を無駄に浪費するだけで意味の無い行動に等しかったのだが、ロンド姉弟に提供された技術により、オーブの技術やマスドライバーの独占を目論むようになったアズラエルは、ロンド姉弟が連合側として参戦している第三次ビクトリア攻防戦に平行する形で、協定を反故。今回の軍事侵攻に乗り出すに至ったのである。つまり、'''本編でこの戦いが巻き起こる直接的な原因を招いたのは、アズラエルに協力してしまったロンド姉弟達にあった'''のである。
 
実は連合軍側は、最初からオーブが要求を飲むとは考えておらず、マスドライバーやモルゲンレーテの技術を取り込む以外に、国を包囲していた連合軍を裏から操っていたブルーコスモスの盟主である[[ムルタ・アズラエル]]が、傘下の企業で開発させた新型の[[カラミティガンダム|後期型]][[フォビドゥンガンダム|GAT-X]][[レイダーガンダム|シリーズ]]の実戦テストを行いたいが為に、わざと無茶苦茶な要求を行い、拒否させて侵攻の名目を作るという思惑があった。また、アズラエルはオーブの裏方的存在であった五大氏族の一つでアスハ家と対立してもいたサハク家と裏で繋がりを持っており、次期当主である[[ロンド・ギナ・サハク|ロンド]][[ロンド・ミナ・サハク|姉弟]]は、オーブの技術提供とマスドライバーの存在するビクトリア基地奪還に直接協力するのを条件に、「オーブへの不介入」の協定も行っている。その為、本来ならば連合軍がオーブに侵攻するのは、戦力を無駄に浪費するだけで意味の無い行動に等しかったのだが、ロンド姉弟に提供された技術により、オーブの技術やマスドライバーの独占を目論むようになったアズラエルは、ロンド姉弟が連合側として参戦している第三次ビクトリア攻防戦に平行する形で、協定を反故。今回の軍事侵攻に乗り出すに至ったのである。つまり、'''本編でこの戦いが巻き起こる直接的な原因を招いたのは、アズラエルに協力してしまったロンド姉弟達にあった'''のである。
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連合軍の3機の後期型GATシリーズと[[ストライクダガー]]の編成部隊による侵攻に対し、[[オーブ軍]]も極秘裏に開発を進めていた量産MS「M1アストレイ」を投入するなどして抵抗。またオペレーション・スピットブレイクの後連合を脱走してオーブに身を寄せていた[[アークエンジェル]]も防衛に加わり、さらに捕虜にされた際に起こした[[ミリアリア・ハウ]]との騒ぎの一件の後、心境に変化が生じた[[ディアッカ・エルスマン]]が鹵獲されていた[[バスターガンダム]]を持ち出しアークエンジェルを援護した。そして[[キラ・ヤマト]]を追ってきていた[[アスラン・ザラ]]の[[ジャスティスガンダム]]も独自の判断でアークエンジェルに加勢し、長引く戦闘で後期GATシリーズのエネルギー切れ、パイロット達の薬切れもあり、何とか一度は連合軍を退ける事に成功した。
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連合軍の3機の後期型GATシリーズと[[ストライクダガー]]の編成部隊による侵攻に対し、[[オーブ軍]]も極秘裏に開発を進めていた量産MS「M1アストレイ」を投入するなどして抵抗。またオペレーション・スピットブレイクの後連合を脱走してオーブに身を寄せていた[[アークエンジェル]]も防衛に加わり、さらに捕虜にされた際に起こした[[ミリアリア・ハウ]]との騒ぎの一件の後、心境に変化が生じた[[ディアッカ・エルスマン]]が鹵獲されていた[[バスターガンダム]]を持ち出しアークエンジェルを援護した。そして[[キラ・ヤマト]]を追ってきていた[[アスラン・ザラ]]の[[ジャスティスガンダム]]も独自の判断でアークエンジェルに加勢し、長引く戦闘で後期型GATシリーズのエネルギー切れ、パイロット達の薬切れもあり、何とか一度は連合軍を退ける事に成功した。
    
一度目の戦闘後、オーブは再三に渡って会談を要請するも、連合側はこれに回答をする事は無く(これもアズラエルの思惑により最初からオーブの要請を拒否している)、パイロットらへの再度の薬物投与を含めた補給後、戦闘が再開する事になる。そして、最終的にはオーブ軍のモビルスーツパイロット達の実戦経験の少なさと連合軍の圧倒的な物量差に押されていき、オーブ首脳陣はもはや勝ち目がないと判断。望みを託したアークエンジェルやクサナギをマスドライバーで宇宙に上げた後、前代表である[[ウズミ・ナラ・アスハ]]を初めとしたオーブの首脳陣はマスドライバーやモルゲンレーテ社と諸共に自爆。[[地球連合軍]]のオーブ占領に終わったが、アズラエルの目論みは完全に失敗する末路となった。
 
一度目の戦闘後、オーブは再三に渡って会談を要請するも、連合側はこれに回答をする事は無く(これもアズラエルの思惑により最初からオーブの要請を拒否している)、パイロットらへの再度の薬物投与を含めた補給後、戦闘が再開する事になる。そして、最終的にはオーブ軍のモビルスーツパイロット達の実戦経験の少なさと連合軍の圧倒的な物量差に押されていき、オーブ首脳陣はもはや勝ち目がないと判断。望みを託したアークエンジェルやクサナギをマスドライバーで宇宙に上げた後、前代表である[[ウズミ・ナラ・アスハ]]を初めとしたオーブの首脳陣はマスドライバーやモルゲンレーテ社と諸共に自爆。[[地球連合軍]]のオーブ占領に終わったが、アズラエルの目論みは完全に失敗する末路となった。
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この戦いは、[[シン・アスカ]]の家族が戦闘に巻き込まれて死亡したことを始め、フリーダムとジャスティスの並外れた性能から、アズラエルが[[ニュートロン・ジャマー]]の影響下でも核エンジンが使用出来る可能性を疑い始める等、色々な面でその後のストーリーに禍根を残すこととなった。
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この戦いは、[[シン・アスカ]]の家族が戦闘に巻き込まれて死亡したことを始め、フリーダムとジャスティスの並外れた性能から、アズラエルが[[ニュートロンジャマーキャンセラー|ニュートロンジャマーの影響下でも核エンジンが使用出来る可能性]]を疑い始める等、色々な面でその後のストーリーに禍根を残すこととなった。
    
== 登場作品 ==
 
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