ミンキーモモ

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ミンキーモモ
登場作品 魔法のプリンセス ミンキーモモ
声優 小山茉美
初登場SRW スーパーロボット大戦X-Ω
SRWでの分類 パイロット
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プロフィール
愛称 モモ
性別
出身 フェナリナーサ
髪色 桃色
称号 フェナリナーサ王女
主な搭乗機 グルメポッポ、ミンキナーサ
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ミンキーモモは『魔法のプリンセス ミンキーモモ』の主人公

概要

桃色の髪に星型の髪飾りを付けた少女。どこかの国のどこかの町にあるペットショップの一人娘で、「何とかなるなる」が口癖の、楽天的かつ好奇心旺盛で元気な性格。

実は夢の国「フェナリナーサ」の王女であり、地球から遠ざかりつつあるフェナリナーサを地上へと戻す為に、人々の心に夢と希望を取り戻すべく地上にやってきた。 胸のペンダントからミンキーステッキを引き抜き、魔法の呪文を唱える事で職業プロフェッショナルの技能を持つ18歳の大人の姿に変身することが出来る。この力を使用して変身したモモが事件を解決するのが物語のテンプレートだった。

物語中盤、その身に待ち受ける悲劇的な展開により当時の視聴者に大きな衝撃を与えることとなった。

登場作品と役柄

単独作品

スーパーロボット大戦X-Ω
初登場作品。2020年10月のイベント「夢と希望の魔法少女」期間限定参戦。ミンキナーサのパイロットとして登場。大人への変身時のグラフィックも用意されている。
自身の撃破時に効果を発揮する、いわゆる「死にバフ」を有している。原作前期の最終回で彼女が辿った運命を考えるとある意味シャレにならない。効果自体は「残った味方機に必中効果を与える」という非常に強力なもの。
パイロットパーツに設定された3種の専用Pアビリティは「通常攻撃でタフネス無効」「味方機への強力なパラメータバフ」「味方機の必殺スキルに特殊装甲貫通付与」といずれも有用な効果を持つがPAコストが各6のため装備できるのは1種のみ、加えて運用的に上記死にバフとの二者択一となるのが悩みどころか。

パイロットステータス

精神コマンド

X-Ω
天然幸運
パイロットパーツ装備時
祝福勇気

特殊スキル

X-Ω
アビリティ 効果(ノーマル) 効果(VS) 備考
ハッピーティア 状態異常にならない 攻撃力、CRTダメ90%、CRT率60%、命中率700%、回避率400%アップ、行動力6000アップ。さらに状態異常にならず、敵からの行動ゲージ減少を無効化する
魔法の呪文 アタッカー、ディフェンダー、シュータータイプの味方の攻撃力、装甲、クリティカル率大アップ、クリティカル倍率、攻撃速度アップ 味方に特殊回避を3回付与。その特殊回避を所持している間、行動力1300アップ
プロフェッショナル・レディ 通常攻撃にHP回復、吹き飛ばし、低確率スロウ効果を付与 バトル開始時、耐久値を60000得る
フェナリナーサの王女 自分のタイプと同色コアをバトル開始時に2つ所持 自分が撃破された時、味方の攻撃力30%、回避率300%アップ、行動力2000アップ。さらに必中状態を付与

人間関係

フェナリナーサ王、フェナリナーサ王妃
実の両親。フェナリナーサの運命を娘に託し、送り出した。地上で過ごすモモを常に案じており、宮殿のモニターを通じて見守っている。
パパ、ママ
モモの地上での里親に選ばれた、どこかの町でペットショップを営むおしどり夫婦。
パパは世界中を飛び回る有名な獣医で、ママはパパに代わって留守を預かりペットショップを切り盛りしている。
子供がおらず、ある日突然やってきたモモのことを魔法で無理やり娘だと認識させられているが、実の娘のように深い愛情を抱いている。
ちなみに、子供がいない夫婦を選んだのは「夢の世界の住人は人間の夢の力なくしては地上に存在することができない」という事情があるため。つまり、2人の「子供が欲しい」という夢・望み」がモモたちの存在を地上に留める原動力となっているのである[1]
シンドブックモチャーピピル
モモに仕える3匹のお供。人間の言葉だけでなく動物の言葉も理解し、時にモモの相談相手にもなる。
カジラ
後期シリーズからモモの新しいお供として加わる竜の子供。
特に明確なセリフもストーリーへの絡みもなく、「カジカジ、カジラ・・・」と呟きながら周囲のものを手あたりかじりまくるだけのギャグメーカー的存在だったが、実は重要なカギを握る存在だったことが最終回で明らかにされる。
スルメッチ
第31話で敵対した悪人。国際陰謀団なる犯罪組織を率い、ホレホレ島を基地にしようと目論んだがモモ達に成敗された。
『X-Ω』では名前のみ登場。ミンキナーサのユニットシナリオでは再度ホレホレ島に侵攻するが本人は雲隠れし、再度モモに撃退される。イベントシナリオはその後の話らしく、追ってきたモモに支部を壊滅された。

他作品との人間関係

葦プロダクション作品

マリンナーサのミンキーモモ
91年版の主人公で、海底に沈んだ夢の国マリンナーサのプリンセス。
82年度版のモモとは遠戚関係に当たる(公式曰く「王同士が『いとこはとこいとはとこ』」の関係)。
ミンキーモモの名前と使命を受け継ぎ、彼女もまた地上へと赴くことになる。
ピエール・ボナパルト
特装機兵ドルバック』のOVA「エンドレス・サマー」にて、魔法で大人になっていた際に彼からナンパを受けた。
レミー島田
声優がモモと同じ小山氏であり、30話の次回予告で声優ネタを披露した。
また、同じく『ドルバック』のOVAにてグッドサンダーチーム(とブンドル)と共演。
『X-Ω』でも共演し、同作を反映してかグッドサンダーチームと面識がある設定になっている。

ガンダムシリーズ

ハマーン・カーン
髪型と髪色のおかげで「邪悪なミンキーモモ」という渾名を付けられるなど散々ネタにされる人。『X-Ω』のイベント「夢と希望の魔法少女」で共演。
ミネバ・ラオ・ザビ
『X-Ω』のイベント「夢と希望の魔法少女」で共演。
アレンビー・ビアズリー
『X-Ω』のイベント「夢と希望の魔法少女」で共演。
ファイティングスーツ着用時に魔法少女の変身シーンを思わせる演出が施されているのが共演の接点だと思われる。
また、モモの変身シーンは新体操のリボン演技をモチーフとした演出になっているが、アレンビーも新体操のリボンをモチーフにした武装を持つという点で共通点がある。

その他

ゴジラ
1983年に発行された同人誌『ゴジラ対ミンキーモモ』で対決。なお、この同人誌には岡田斗司夫氏や庵野秀明氏らが寄稿している。

名(迷)台詞

「ミンキーモモ、デビュー!」
第1話初登場時。ペットショップへと空から光に乗って滑り降りてきた。
「ピピルマピピルマプリリンパ!パパレホパパレホドリミンパ!」
「アダルトタッチで〇〇になれ!」
変身の呪文。後に「アダルトタッチで~」の部分は放送開始からしばらくの後に付け足された部分で、放送開始直後は前半部分のみだった。
「ついに出た! 南海の孤島に眠る伝説の巨大メカ・ミンキナーサ! そして今明かされるフェナリナーサの王妃の過去! 」
「モチャー! ピピル! シンドブック! 発進だ! 合身GO! 」
「次回、『戦国魔神』…じゃなかった。『魔法のプリンセス ミンキーモモ』「蘇った伝説」」
そこらのロボットモノには負けないぞ! 何やらワクワクドキドキで、シーユー・アゲイン…なんちゃって」
「いいんですか、こんな事言っちゃってぇ?」
第30話次回予告。見ての通りゴーショーグンのパロディと声優ネタに溢れた悪ノリ全開の台詞。ちょっと小山氏の素が入っている気がしないでもない。
「モモは今日、普通の女の子なのだ、ウン」
前期最終(46)話「夢のフェナリナーサ」より。
夢の力の衰退と変身ペンダントの破損によって魔法の力を失ったモモは、極普通の女の子として生きざるを得なくなった現実を前に、自分に言い聞かせるかのように独白する。
朝起きて着替え、ご飯を食べて学校に行き、みんなと一緒に遊ぶ。そんな変哲のない、平凡な1日。しかしそれは、その後彼女を待ち受ける悲劇の前触れでしかなかった……。
「見える……あたしには見えるわ。フェナリナーサの降りてくる日が……」
同上。
学校が終わり公園でみんなと遊んでいたモモは道路の方に転がっていったボールを拾いに行くが、道の角から猛スピードで突っ込んできたトラックに轢かれ、命を落としてしまう。
魔法の力で人の夢を叶えることはできないと既に悟っていた彼女は、故郷の両親と最後の言葉を交わし、自分自身の夢を叶えるためにペットショップの両親の本当の子供として生まれ変わるという道を選ぶ。
月日は流れ、ゆりかごに横たえられた赤ん坊の目には、地上に帰還し人々と喜びと共に手を取り合うフェナリナーサの幻が見えるのだった。
魔法の国からやってきた魔法少女が交通事故にあって死ぬ」という前代未聞の展開で衝撃を呼んだエピソード[2]
「あなたが投げたの!?」
特装機兵ドルバックOVA「エンドレス・サマー」にて、ピエールが空き缶を投げつけたと勘違いして怒る。
この時の顔は本編でも見られなかった邪悪なキレ顔(姿こそ大人になっているが髪形は子供のまま)になっており、ある意味必見。

搭乗機体・関連機体

グルメポッポ
モモたちの移動に使用されるキャンピングカー。牽引車と合体する事で飛行も可能。普段はお供達の住処にもなっている。
エネルギー源は夢の力であるため、人々の夢が失われると最終的に消滅してしまう。
ミンキナーサ
第31話で搭乗した合体ロボット。かつてフェナリナーサ王妃が地上にいた時に使った物。

余談

お供の3匹が犬・猿・鳥なのは「桃」繋がりで桃太郎が由来である。

  1. 逆を言えば、2人にとってはモモの存在こそが自分たちの夢そのものということになる。第1作目では明確に言及されていないが、続編では最終回でこの点が明確に描かれており、究極の選択を迫られた主人公の葛藤というシリアスな展開が描かれている。
  2. この際モモを轢いたトラックはおもちゃ屋のトラックであり、スポンサーから一方的に打ち切りを宣告されたことへの怒りの象徴とよく言われている。