ドロテオ・マルドネス

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ドロテオ・マルドネス
外国語表記 Dorotheo Mardonnes[1]
登場作品 ナイツ&マジック
声優 稲田徹
デザイン 黒銀(原案)
桂憲一郎(アニメ版)
初登場SRW スーパーロボット大戦30
SRWでの分類 パイロット
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プロフィール
種族 徒人
性別
所属 ジャロウデク王国
役職 参謀
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ドロテオ・マルドネスは『ナイツ&マジック』の登場人物。

概要[編集 | ソースを編集]

ジャロウデク王国の第二王子、クリストバル・ハスロ・ジャロウデクの参謀。

左目の眼帯が特徴。クリストバルの腹心として行動し、彼への忠誠心が強い。また、優秀な剣の腕を持つグスターボ・マルドネスを自身の養子としている。ジャロウデク王国軍内においてもかなりの実力者であり、捕らえたクシェペルカ王国の第一王女、エレオノーラ・ミランダ・クシェペルカエルネスティ・エチェバルリア達に奪還された際は、オラシオ・コジャーソと共にエル達を追うも失敗。奪還に手を貸したのはフレメヴィーラの者達ではないかと見当を付ける。

後にクリストバルがエルとの戦闘で敗死したとの報告を聞き、鬼神(イカルガ)への憎悪を募らせ、復讐を誓う。そしてオラシオが開発した飛竜戦艦(ヴィーヴィル)の船長となり、幾度もイカルガへと戦いを挑むも決着は付かず、最終決戦では飛竜戦艦の「最大戦闘化形態」すら使用するも敗北。満身創痍の身で騎士像の操縦席に乗り込み、エレオノーラのいるクシェペルカ軍本陣へ特攻を図るも、その意図に気付いたアーキッド・オルターのツェンドリンブルによって討たれ、戦死した。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦30
初登場作品。飛竜戦艦のメインパイロットを務める。戦闘アニメではオラシオとの掛け合いがある。原作における飛竜戦艦の燃費の悪さ対策なのか、EセーブやEN消費減少のエースボーナスを持つ。
最終戦ではアニメ死亡シーンを再現した特殊顔グラが用意されていて戦闘アニメONで撃破するとその顔グラと原作の台詞共に爆散する。

パイロットステータス[編集 | ソースを編集]

精神コマンド[編集 | ソースを編集]

30
根性鉄壁不屈必中期待気迫

特殊スキル[編集 | ソースを編集]

30
底力L6、援護攻撃L4、気力+(ATK)EセーブL2(EセーブEX)、ガードL3
船長職であり、幻晶騎士自体には乗りこまないためか、騎操士技能を所持していない。また、指揮官技能も無し。なお、Ver.1.2からEセーブL2がEXに強化された。

エースボーナス[編集 | ソースを編集]

自軍フェイズ開始時、気力+3。搭乗機体の武器の消費ENが80%になる。
『30』で採用。気力増加は火力増加とガードの発動の補填、EN消費量低下はEN回復とENセーブとの相乗効果によりかなりの影響を発揮する。
これで乗機が幻晶騎士であったのならEN不足による防御スキルの不発をカバーする形になっていただろうが、飛竜戦艦は持っていないため若干勿体ない形ではある。

人間関係[編集 | ソースを編集]

家族[編集 | ソースを編集]

グスターボ・マルドネス
養子の青年。

ジャロウデク王国[編集 | ソースを編集]

クリストバル・ハスロ・ジャロウデク
参謀として彼を補佐する。彼に対しての忠義が非常に強い。
カタリーナ・カミラ・ジャロウデク
第一王女。クリストバルや彼女に報告を行う。
オラシオ・コジャーソ
彼の言動に呆れることもある。アニメでは共に行動する機会が増えており、クリストバルへの報告の際証人になったことも。
ケルヒルト・ヒエタカンナス
アニメではエルによる被害が自軍で噂になった頃、自分達が居場所を探してくるのでそちらで叩けと提言した。漫画版では当初「女狐」と馬鹿に見ていたが、エルの強襲後、彼を助け情報を渡すよう進言を与えた(つまりアニメにおけるオラシオの立ち位置にあたっている)。

クシェペルカ王国[編集 | ソースを編集]

エレオノーラ・ミランダ・クシェペルカ
クシェペルカの第一王女。女王に即位した彼女の命を狙う。

銀鳳騎士団[編集 | ソースを編集]

エルネスティ・エチェバルリア
イカルガに乗る彼を敵視し、倒すことを誓う。加えてクリストバルの死後は、クリストバルの仇としてさらに彼とその乗機イカルガの討伐に心血を燃やす。
アーキッド・オルター
最後は彼に討たれることとなった。

名台詞[編集 | ソースを編集]

「飛空船の存在を知らずば、斯様なものでありましょう」
第9話。クシェペルカ王都強襲時、慌てる敵軍兵の様子を見て嘲るクリストバルへの返答。
「クシェペルカの残党共でありましょう。いずれ立ち消えるものかと…」
同話より。軍内に蔓延る鬼面の死神という噂を気にするクリストバルに対して。
「なんたる失態かぁ!ただちに飛空船で出る!逃がしはせんぞ!」
第10話。エレオノーラ王女が奪還されたと聞き、追撃を決意する。
「コジャーソ卿、卿の作り出したこの船、よもや賊に後れを取ることはあるまいな?」
同話より。オラシオに船の性能を再確認するが、そんなことはありえないと反論される。
「エレオノーラ王女と共に逐電した王族の中には、フェルナンド大公の妃と娘がおりました」
「大公妃の母国はフレメヴィーラでございます」
同話より。王女脱走の手引きをした者達はフレメヴィーラの人間だとクリストバル達に告げる。
「殿下が、鬼神に討たれた…?」
第11話。クリストバル戦死の報告を聞いて大きなショックを受ける。
「見つけたぞ鬼神!この飛竜戦艦の力を持って、殿下の仇討たせてもらう!」
同話より。完成した飛竜戦艦に乗り込み、復讐を誓う。
「こしゃくな鬼神め、殿下の仇!そして我がジャロウデクを阻む最大の障害!」
第12話。飛竜戦艦の性能・武装でエルのイカルガと互角に戦いながら。
「総員、体を固定せよ!艦を回すぞぉ!」
同話より。取り付いたイカルガを排除すべく、艦体を回転させて振り落とした。
「特殊砲弾を使用する!」
同話より。特殊弾によりイカルガの魔導噴流推進器を不調にさせる。
「オラシオ・コジャーソ。古き秘術を伝える研究者の一族に産まれ」
「秘匿されていた純エーテル作用論を持って飛び出した変わり種、か」
同話より。オラシオの身の上に関する独り言。
「かまわぬ!鬼神に勝つためなら捌ききってみせる!」
同話より。新たに竜血炉を組み込み、諸刃の剣かもと脅すオラシオに対し。
「女王自ら出てくるとは愚かなり!」
「鬼神を叩く前に焼き滅ぼしてくれる!」
同話より。エレオノーラが前線に出てきたと知り、ほくそ笑む。
「鬼神の飛空船め、体当たりでも食らわすつもりか」
「アンキュローサよ、叩き落とせぇ!」
最終話。飛竜戦艦に向けて突撃してきた対空衝角艦ジルバヴェールを迎え撃つ。
「最大化戦闘形態とやら、使用する!竜血炉(ブラッドグレイル)起動ぉ!」
同話より。追い詰められた末、オラシオの進言を受けてマキシマイズ使用を決断する。
「飛んで火に入るとはまさにこのこと」
「竜炎撃咆(インシニレイトフレイム)で焼き尽くしてくれる!」
同話より。接近戦を挑んできたイカルガを見て好機と判断する。
「何故だ…!たった1機の幻晶騎士に!」
同話より。イカルガの攻撃で損傷が拡大していく事実を受け入れられず焦る。
「我が命はくれてやろう…!だが、貴様らに勝利は譲らんぞ…!」
「女王さえ亡き者にすれば、新生クシェペルカは画餅に消す!」
同話より。艦橋にまで攻撃の余波が及び、最早辛うじて自身が生きているのみとなり負けを悟るも、自ら騎士像に移って艦を操縦し、エレオノーラの命を狙う。
「もはや炎を吐くだけの魔力も残されておらぬが、この飛竜戦艦そのものを武器とすれば!」
同話より。飛竜戦艦自体を質量兵器として特攻を図る。
「ぐぅぅぅお…!グスターボよ、後事は託す…!」
「ジャロウデクに栄えあれえぇぇぇ…!!」
同話より。最後は突撃してきたキッドのツェンドリンブルに討たれることとなった。『30』では最終戦撃破時にこの場面が顔グラ再現されるという凝った仕様となっている。

スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]

「こちらの世界にも師団級の魔獣がいるとはな」
サイドミッション「闇からの招待状」にて怪獣が現れた際の台詞。原作では師団級魔獣とはフレメヴィーラ王国での分類であり、ジャロウデク王国には師団級魔獣が生息していないのでそのような分類も存在しないと思われる。

搭乗機体[編集 | ソースを編集]

飛空船(レビテートシップ)
ジャロウデク王国の航空戦力となる飛空船。
飛竜戦艦(ヴィーヴィル)
ジャロウデク王国のドラゴン型の飛空戦艦。船長を務める。
ティラントー
文庫版小説で王女追跡時に搭乗。飛空船の船倉で投下の準備をしていたところでイカルガに取り付かれ、外壁ごと吹き飛ばす荒業で対処した。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. 『30』Steam英語版。