アサギ・トシカズ

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概要

チームラビッツの最年長メンバーでありブルーワンのパイロット。グランツェーレ都市学園でパイロット訓練を受けていたところ、MJP司令官シモンにより緊急招集され最新鋭艦・ゴディニオンに配属された。

パイロットとしての適性と能力は高く、日常でも戦場でも周囲の状況に気を配ることができる。パイロット適正が特化型に発達しているチームラビッツの中では「総合力が高い」と評される程の優秀なパイロットだが、その反面プレッシャーに対して非常に弱く、なかなか実力を発揮することができない。プレッシャーによって頻繁に胃を痛めているため胃薬は欠かせず、趣味は盆栽、私室には観葉植物やアロマグッズを置くなど常にリラックスを心掛けている。

最年長であっため自分がリーダーであったと自負していたがその座をイズルに奪われ、また物語序盤にそのプレッシャーの弱さから数々のミスや醜態を晒してしまい、本来の実力を発揮出来ない期間が長く続いた。オペレーション・サンダーボルトに於いてイズルから代理リーダーを任された事でその才能が一気に開花し多大な戦績を残すが、地球軍の事実上の敗北に終わり、また自分達が敵の兵士と変わらない扱いなんじゃないかと言う疑念や、イズルの覚醒や新顔アンジュの活躍に劣等感を抱き、自分を思いつめ終盤までハーモニックレベルが上手く上昇しない事が多い。

チームメイトのクギミヤ・ケイに序盤から好意を寄せており、彼女と行動を同調させることが多かったが、ケイはオペレーション・ナイトブロウ以降イズルに恋するようになり、それを知ってしまった為その関係に複雑な感情を抱き胃痛の一因となっている。

チームではフォワードを務める。

登場作品と役柄

単独作品

スーパーロボット大戦X-Ω
初登場作品。2016年11月の期間限定イベント「僕らのヒーロー」で登場する。

人間関係

チームラビッツ

ヒタチ・イズル
チームリーダー。当初は彼がリーダーに選ばれたことに対してわだかまりがあった。ヒーローとして活躍するイズルを見て、アサギは激しい劣等感を覚えるようになる。
クギミヤ・ケイ
チームメイト。物語序盤より彼女に同調するような行動が多く、オペレーション・サンダーボルト後、彼女に好意を寄せてることが判明する。
イリエ・タマキ
チームメイト。一番歳が離れている為妹のように接している。アサギの部屋でゴロゴロしてることが多いが特に欲情はしていない。
スルガ・アタル
チームメイト。お互い皮肉屋である為口論する事が多い。後に背中を預ける関係に。
クロキ・アンジュ
新チームメイト。合流直後からその圧倒的な戦闘力を垣間見て、イズルと同じように劣等感を覚える。

ゴディニオンのクルー

スズカゼ・リン
グランツェーレ都市学園在籍時の教官であり、ゴディニオン艦長となったためそのまま上官となった。
西園寺レイカ
整備士長。製薬会社「西園寺製薬」の跡取り娘で、西園寺製薬の胃薬を愛用しているアサギはその事実を知って驚いている。
山田ペコ
チームラビッツのマネージャー的存在。
マテオ、ディエゴ、アンナ
ブルーワンのピット艦のクルーたち。祖父・父・孫娘の三世代整備士たちで、アサギは特に孫娘のアンナに気に入られている。

MJP司令部

シモン・ガトゥ
MJPの上官。

その他

アサギ・K・トシカズ
漫画「マジェスティックプリンス」のキャラクター。同じ遺伝子の持ち主。「二代目アサギ」と表記されている。スパロボ未登場。TV版アサギに比べかなり落ち着いているが、胃痛持ちであるところは変わらない。

迷台詞

アサギ「まったく、こんなのがバレたらレポートじゃすまないぞ!」
イズル「いや、こんなつもりじゃ……」
アサギ「くだらん! 実にくだらん!」
第5話「小惑星基地潜入作戦」より、イズルがチームドーベルマンのランディから記録メディアを渡され、チームラビッツ全員で鑑賞した際の台詞。
内容を確認しないまま鑑賞会を開いたら中身はアダルトな動画で、ケイは怒ってタマキを引きずって退室、スルガは刺激が強すぎてパニックになり逃亡する。アサギはくだらんと一蹴するのだが……。
アサギ「重大な事に気が付いた」
イズル「重大な事?」
アサギ「この女優さん、スズカゼ教官に似てる」
イズル「言われてみれば少し……」
イズル・アサギ「うわぁ……」
上記の直後、言った側からこれである。それまで熱心に見入っていた両者だが、スズカゼ教官を連想すると微妙な表情になっている。

搭乗機体・関連機体

ブルーワン
専用機。

余談

  • 主人公やチームに何かと突っかかるそのキャラ属性から、スタッフ達に「視聴者に嫌われるキャラになるだろう」と思われていたが、その予想に反し何処か抜けた一面やエースパイロットなのに胃痛持ちという愛らしさから人気が非常に高かった為驚いていた。
  • よく胃を痛めているその様子から、視聴者には胃を絡めたネタで語られている。