シャッフルバトラー
『スーパーロボット大戦OG外伝』に収録されているオマケゲーム。トレーディングカードゲームの仕組みを採用しており、「デッキを組む」→「敵とバトルする」→「勝利して得られるボーナスでカードを入手」…というプロセスを繰り返して遊ぶ。
『OG外伝』本編との関連性はなく、また本作独自のストーリーもないため、カードを全種類集めることと他のプレイヤー(COM含む)と対戦することが主な楽しみ方となる。似たようなシステムを採用した作品として『スーパーロボット大戦リンクバトラー』、及び「スーパーロボット対戦」が、また本物のトレーディングカードゲームとして『スーパーロボット大戦 スクランブルギャザー』がそれぞれ存在するが、本作は『OG外伝』の付属要素ということで全てOG関連のカードとなっている点が特徴的。
プレイモード[編集 | ソースを編集]
VS BATTLE[編集 | ソースを編集]
COMや他のプレイヤーと戦うモードで、基本的に一回勝負。3枚デッキ、5枚デッキ、10枚デッキの3種のレギュレーションがある。
TOURNAMENT[編集 | ソースを編集]
COMを相手に計5回戦からなるトーナメント戦に出場する。トーナメントで一定回数優勝すると、ここでしか入手できないコマンドカードが入手できる。
VS MAP[編集 | ソースを編集]
マップ上にユニットカードを出撃させて戦う、本編と似た感覚で遊べるモード。イベントカードやハプニングカードといった特殊な要素が盛り込まれている。
CARD MENU[編集 | ソースを編集]
バトルを行う準備や、所持カードの閲覧などが行える。
- デッキの作成
- 対戦戦績の確認
- カードパックの新規購入
- 所持カードの閲覧
- データセーブ
バトルの概要[編集 | ソースを編集]
基本[編集 | ソースを編集]
- デッキを組む
- カードにはユニットカードとコマンドカードがあるので、それぞれを10枚ずつ組み込んだデッキを作成する。デッキはいくつかストックしておけるが、対戦時にどれか1つを選んで試合開始。
- 互いにデッキを見せ合う
- 互いに相手のデッキの内容を確認。そのうち実際にバトルで使用できる枚数には制限があるので、相手のデッキを踏まえた上で使うカードを決定する(3枚or5枚or10枚)。
- 先攻・後攻を決める
- ユニットパラメータのうち「SPD」の数字に、6面ダイス1個をふって出た数字を加える。この数字が大きかった方が先行となり、この関係はそのユニット同士の戦闘が終了するまでは変わらない。
- 戦闘
- 以下の行動のいずれかを選択。先攻が入力→行動終了→後攻が入力…の順で交互に行動する。
- アタック
- 普通に攻撃する。尚、本作のユニットの攻撃能力は「○面ダイス× x + y」のような形で表現されており、ダイスをふって出た目の合計+固定値がその都度の攻撃力となる。尚、互いの能力によっては「クリティカルヒット」「必殺攻撃発動」「攻撃が外れる」といったことも有り得る。
- サブユニットカード
- 控えのユニットが持っている能力を発動させる。この能力はユニットカードに必ず1種類設定されており、使用時に控えユニットの中からランダムで1体が選ばれ発動する。一度能力を使ったユニットは、基本的にそのバトルでは以後その能力を再使用することはできない。また、既に破壊されたユニットは能力を使えない。
- コマンドカード
- コマンドカードはユニットカードと別枠でデッキに組み込む補助系のカードで、様々な効果が得られる、いわば本編の精神コマンド的な存在。1枚を選んで使用する。使用済カードは原則的にそのバトルでは再使用できない。
- エスケープ
- 戦闘をそこで強制的に終了させる。SPDの大小関係によって成功確率が決まり、逃げられない場合もある。その場合も行動は終了したことになる。
- BM
- ユニットの行動力。初期値は全ユニット共通で100だが、ユニット毎に1回の行動で消費するBM量が決まっており、残りBMが行動に必要なBM量に満たなければ以後は行動できない。例えばB.M30のユニットは3回で行動不能になるが、B.M10のユニットは10回行動できる。尚、一度戦闘から離れれば再び100まで回復する。
- 戦闘終了
- 以下の条件を満たすと戦闘終了となる。戦闘終了後はメインユニットを再度選び直し、上記の先行・後攻決定からのフローを再び繰り返し。
- どちらか(或いは両方)のHPが0になった
- エスケープに成功した
- 双方共にBM不足で行動不能になった
- バトル終了
- どちらかのプレイヤーのユニットが全てHP0となったら試合終了。勝者は一定のクリアポイントを得ることができる。
VS BATTLE[編集 | ソースを編集]
- 戦闘開始前に、デッキのサイズを3枚・5枚・10枚の中から選択できる。
TOURNAMENT[編集 | ソースを編集]
- デッキサイズは5枚で固定。
- 5戦することになるが、ユニットカードのHPは次の試合に持ち越し。敵COMも2回戦以降に出会う場合はある程度消耗した状態である。
- 優勝した場合、試合勝利により得られるものとは別にクリアポイントが授与され、また特殊なコマンドカードを賞品として入手できる。
VS MAP[編集 | ソースを編集]
上記の2つと比べて大きくルールが異なる。
- デッキサイズは10枚で固定。ただし、1ターンで行動可能なユニットカードの枚数は3枚・5枚・10枚からの選択となる。
- 最大4人でプレイ可能なので、人数選択の必要あり。
- マップにユニットカードを配置し、本編同様に1体ずつ移動させて戦いを行なう。他勢力のユニットと隣接すると、上記のような戦闘プロセスが開始。
- リーダーユニットを選択する必要があり、リーダーユニットが撃墜されると無条件で敗北。
- サブユニットカードは隣接した味方の効果しか得ることができない。
- このモードのみ登場するカードとして、プラス効果を得られる「イベントカード(リーダーユニットのみ使用可能)」、マイナス効果が発生する「ハプニングカード(ランダムでドロー)」がある。
カードの入手[編集 | ソースを編集]
バトルをこなすことで得られるクリアポイントを使い、カードを購入することが出来る。購入対象となるのはユニットカードとコマンドカードであり、若干入手方法が異なる。
- カードパック購入
- 1パックに10枚封入されたカードパックを500ポイントで購入可能。内訳はユニットカード8~10枚とコマンドカード0枚~2枚。コマンドカードはこの方法でしか入手できないが、コマンドカードは全種類が揃うまで絶対にダブらない(ユニットカードはダブることがある)。
- カード交換
- ユニットカードについては、ダブったカードと所定のポイントを支払うことで、まだ未入手のカードをランダムで1枚入手できる。ただし、ユニットカードにはランク(=カードの強さ。出にくさとは異なる)が5段階(S・A・B・C・D)で設定されており、高いランクのカードほど必要な支払いが高額である。
OG外伝本編との関連[編集 | ソースを編集]
本作は、基本的に本編とは関係がない。
『OG外伝』本編をクリアしていないとシャッフルバトラーに登場しないカードはあるが、シャッフルバトラーのプレイ状況は本編に何ら影響しない。
カード一覧[編集 | ソースを編集]
- ユニットカード一覧:全280枚
- コマンドカード一覧:全144枚
- イベントカード一覧:全37枚
- ハプニングカード一覧:全42枚
データ[編集 | ソースを編集]
メモ[編集 | ソースを編集]
- 本作においては、必殺攻撃発動時に本編で使われている戦闘アニメが挿入される。ベルゲルミル(ウルズ)の戦闘シーンは『OG外伝』オプションのムービー参照では確認できず、現時点ではこの必殺攻撃使用時しか見ることはできない。
商品情報[編集 | ソースを編集]
ゲーム本体[編集 | ソースを編集]