カイエン・スズシロ

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カイエン・スズシロ(Cayenn Suzushiro)

旧家スズシロ家の出身でミコノ・スズシロの実兄。堅物な性格であり浮いた場面が少なく、また不器用なためか愛想も少し悪い。

元海兵隊出身で筋肉質な体躯が特徴。エレメント候補生の中ではシュレードに次ぐ実力を持ち、女子生徒からの人気も高い。

エレメント能力は「絶望予知」。名前の通り絶望的な内容の未来予知を見せるというものであるが、任意で発動する事は出来ない上、内容は抽象的、変える事が出来るかも不明という非常に使い勝手が悪いものである。物語上では伏線として多用される事が多い。

高い身体能力と操縦力からパイロットとして重用されており、出撃した回数はアマタに次いで多く、アクエリオンゲパルトのヘッドとして幾度も戦った。しかし、それゆえに噛ませ犬としてやられるシーンも目立った。「とりあえずヘッドはカイエン、ゲパルトで出撃」というのは、『EVOL』における典型的な負けフラグである。

登場作品と役柄

Zシリーズ

第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
初登場作品。原作同様アクエリオンゲパルトのメインパイロットとなる。気力+(壊滅)の効果で他のエレメントより気力が上がりやすいので、変形して一足先にエレメントシステムを発動できる。
絶望予知の効果が強力で、倍々増殖誘導弾が使えるようになってからは特に猛威を振るう。これにより原作と異なりメインを十分張れる。

パイロットステータスの傾向

能力値

格闘以外はどれも高め。エレメントシステムで他のエレメントたちの能力を底上げする際にも重宝する。

精神コマンド

閃き努力狙撃直撃闘志
戦闘向きのラインナップ。序盤から使える努力は非常に役立つ。

特殊スキル

絶望予知底力Lv5、気力+(壊滅)
絶望予知は気力130以上で回避、命中、クリティカル率に15%の補正がかかるという、見切りの上位互換。ABを獲得すれば、パートナーにも補正が及ぶので非常に便利。

人間関係

ミコノ・スズシロ
妹。彼女に対してぶっきらぼうな態度をとっているが、実際は絶望予知により見た「喪服の結婚式」の影響もあり、大切に見守っている。
シュレード・エラン
親友。
アマタ・ソラ
仲間。彼により、男女混成合体を経験する事となる。なお当初、彼からはミコノの彼氏だと勘違いされた。
モロイ・ドレッツァ
同僚。一目置かれていたのか、1話では彼から敬語を使われていた。
サザンカ・ビアンカ
シュレードとの関係をネタにした腐女子的カップリングの妄想をされている。

他作品の人間関係

スーパー系

金田正太郎
時獄篇では彼のまっすぐさを高く買っており、誰かにも見習わせたいとも語っている。

ガンダムシリーズ

シン・アスカ
第3次Z時獄篇において、自身のミコノを守りたいという想いを聞いて、部隊の顔合わせ以来何かと気にかけられる。「兄」「」といった共通点があるからだろうか。
ゼクス・マーキス

リアル系

桂木桂

名台詞&迷台詞

「アクエリオンが、ときめいている!」
アマタとミコノの関係が進展するのと同時に出力を上昇させるアクエリオンEVOLの様子を見て一言。アクエリオンEVOLの特性を的確に表している。
「雪解け合体! GO、アクエリオーン!!」
ユノハ「ああっ!ダメ!見られちゃう!!」
「うおおおおっ!見えた!見えたぞ!!」
第7話での戦闘で、合体する際にエレメント能力が解け、姿を現していくユノハに対して。見ての通り、色々な意味で危ない台詞であるがアクエリオンでは日常茶飯事である。
「トキメキィ~!?」
第12話にて。アンディ3人を男子寮に誘ったが、男子寮に行く途中3人はカイエンとシュレードに見つかった。
「決してやましい目的ではなくて、創立記念日に関係したトキメキイベントで」と言い訳をしたアマタを睨んで言った一言。


搭乗機体

アクエリオンゲパルト
多くの回でヘッドを担当している。
アクエリアM型
1話にてヘッドを担当。